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森下、プロ初完封で連敗ストップ!!史上二人目の「先発全員三振」は大投手の証か!?

愛すべき赤ヘル戦士
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 「阪神0-6広島」(14日、京セラドーム大阪) 広島のドラフト1位・森下暢仁投手(明大)が圧巻の2安打12奪三振でプロ完封勝利。打ってもプロ初打点となる2点適時打を放ち、投打にわたる活躍でチームの連敗を2で止めた。これで、森下自身は阪神戦は3戦3勝となった。

情報源: 広島 ドラ1森下がプロ初完封!2安打無四球12Kの圧巻投球 適時打でプロ初打点も

アタクシは自分はいったいどんな人間なんだろうか?

いきなり重いテーマで入ったけど、ご安心を。よく自分の性格は?と聞かれるんだけど、一言で言えば「楽天家」だと思う。小さいことは気にしないし、自分に降りかかる災難も「いずれ時間が解決してくれる」と思っている。基本、「なるようにしかならない」と思っている。

ただ、それと同時に物事が最悪の事態を招かなように手を打ったり、サラリーマン時代は根回しはしていた。それをやってダメなら、受け入れて誰のせいにもしない。あとは体の傷や心の傷を時間が解決するまで基本放置。正直、普通の生活をしていて「ストレス」なるものは感じないねぇ。

しかし、カープのこととなると話は別よ(笑)。とにかく小さいことでもかなり気になる。自分の子供は放任しているくせに、カープに関してはその一つ一つの行動や仕草まで非常に気になる(笑)。病気だねぇ(笑)

9連戦の最後を連敗で締めくくる結果をみると、「ひょっとして大型連敗の始まりか!?」と不安になった。もし森下が打たれたりしたら、かなり現実味を帯びてくるぞとね。打線も湿りがちだったしな。

そんな不安をルーキーの森下がプロ初完封で吹き飛ばしてくれた。いやいや、凄い投手が入ってくれたよな。

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聞いたことなかった偉業「先発全員三振」

森下の魅力ってなんだろうか?アタクシはやっぱり真っすぐの「威力」だと思う。

古今東西、いい真っすぐを投げる投手は沢山いる。でも森下の真っすぐってちょっと違うような気がするんだよな。「馬力」を感じる真っすぐか?そうでもないよな。

キレのある真っすぐか?それも少し違う。ホップするような真っすぐか?これまた違う。一言で言って「エグい」真っすぐといった感じかねぇ?クセになるのよ。

長身から投げ下ろす角度、ノビのある真っすぐ。そしてコントロールがいい。バシッとミットに収まる音。この条件がそろって三振となれば、一種の快感すら覚える。

変化球はカットボールが中心だけど、時折混ぜ込むカーブね。このコントロール、キレもいいよな。緩急織り交ぜる投球もできる。この辺は「センス」を感じさせる。

この日はこれまでよりフルカウントになるケースが少なかった分、球数を抑えられたぶん、9回まで球の力の衰えは感じられなかった。本当に「先発投手になるために生まれてきた」ような投手だよな。

中継の実況が「先発全員三振」という言葉を口にした。先発全員安打はよく聞くけど、全員三振はあまり聞かないよな。

これまでもたくさん三振を取る投手はいたけど、スタメンの選手全員から三振ってのは難しいんだってな。なんせ史上二人目の快挙らしい。

一人目は森下の大先輩、元中日の川上憲伸さん。森下とはタイプが違うオラオラ系だけどな、こういう先発投手が育つ土壌というか、伝統があるんだろうねぇ、明治大学は。

ヒーロインタビューでも自分の真っすぐがよかったといっていたように、やはりピッチングの基本は真っすぐ。大事だよな。

困った時に三振が取れる投手。大投手になる予感がプンプンするよな。

芸は身を助ける。投手も積極的に打撃練習を。

試合展開は初回に藤波をせめて3点先制。3回にはゲッツーの間に1点追加。この1点は結構大きかったように思う。

そしてダメ押しの2点タイムリーを打ったのは何を隠そう、先発投手の森下だよな。三塁線を抜ける長打で1塁ランナーまで返した。これが最終的にとどめになったよな。

森下の打撃フォームをみてね、あぁこの選手打撃好きなんだなぁと感じたねぇ。バットをグリップいっぱいに長めに持って、グリップを頭の位置で構える上段の構え。右左は違うけど、メジャーの大谷のような懐の深い、どこ投げても打たれそうなムードを醸し出している。

これ、打撃が好きじゃない投手はこじんまりと構える。構えだけでどれだけ打撃が好きかってのは大体わかるよな。

ただね、いくら打撃が好きだとは言っても、プロの真っすぐってのはそう簡単に打てない。この辺は阪神・藤波が
「かわしに行った」感じがする。

この回は1死から坂倉がヒット。堂林のボテボテのサードゴロで進塁。2死2塁の場面で広輔を申告敬遠。これが案外藤波に余計なプレッシャーをかけたように思う。とにかくコントロールに苦しんでいる投手。ランナーが増えることでコントロールを余計気にすることになるからねぇ。

そして迎えた森下は大きな上段の構え。藤波の心理からすると、その構えをみて「かわしたく」なったんじゃねぇかねぇ?

前にも書いたけど、投手が打者の場合、プロの真っすぐはそうそう打てない。だから森下も合わせやすい変化球を待っていたと思う。

対する藤波は当然真っすぐで攻めるも初球、2球目と大きく外れる。ちょっとプレッシャー感じているのがわかった。

何とかカウントを2-2まで持ってきた。最後まで真っすぐで押せばよかったんだろうけど、ここで投じたのはスライダー。恐らく森下は待っていたのだろう。そのスライダーに合わせるようにバットを出した。

相手守備陣形にも助けられた部分はある。この場面はシングルヒットでも2塁ランナーに生還を許してしまう可能性が高い。当然、三遊間、1,2塁間を狭め、外野は前進守備の陣形を取る。1,3塁線に来たらあきらめという陣形。これによってサード大山も追いつけなかった。

様々な条件が重なったように思える森下のタイムリーだけどな、それもこれも森下が打撃が好きだというオーラから始まったもの。芸は身を助ける。勝てる投手には大事な要素のように思う。

今季は大瀬良も自身がホームランを打って試合を決めたことがあったよな。かつてカープに在籍したマエケンも打撃が好きだった。

投手が打席に立つというセリーグ独特のルールだからねぇ、やはり投手、特に先発投手は打撃練習をしっかりした方がいいだろう。自分が打てば投球にもリズムが出てくるだろう。けっこう大事なことのように思うよな。

常に「走る」というオーラを出し続ける攻撃を

先発が藤波となるとカープ打線というのは色々やってくる。恐らく藤波のクセというものをよく理解しているからだろうねぇ。

特に盗塁を仕掛けてきたよな。アウトにはなったけど広輔の三盗や堂林がノーマークで盗塁をしたよな。強肩の梅野をもってしても投げることすらできなかったのを見るとやはり「クセ」を盗んでいるんだろう。

こういう攻撃はアウトになると「もったいない」と感じがちだけど、常に「動くぞ」「走るぞ」というファイティングポーズをとり続けることに意味があるんだよな。

今季のカープ打線はあまり動きがない。だから、相手投手は打者に集中できる。これが塁に出すと厄介というイメージを持ってくれれば、コースを狙いすぎて四球や失投も増えるだろう。

塁に出れば、何かあると思わせ、制球の乱れや、ミスを誘うこともできるだろう。かつてのカープはそういう野球をやっていたよな。

3連覇は打線のつながりで成し遂げた。今、そのつながりに陰りがあるというか、もうあの頃の打線の勢いは取り戻せないだろう。ならば、こういう揺さぶりを常にかけていく、そういうチームにしていくことも大事なことだろうねぇ。

役者もそろい始めた。大盛やこの日スタメンの羽月。チーム盗塁王の堂林。主軸の誠也だって走れる。広輔もまだまだ捨てたもんじゃないしな、大事なのは塁に出て揺さぶる意識だろうねぇ。

当然、選手は試合に入り込むからな、この辺コーチ陣が口酸っぱくいい続けて意識を「植えこませる」ことだろうねぇ。そうなると現コーチでは難しい。せめて来季は赤松コーチに1塁ベースコーチは任せたいよな。

カード勝ち越しを決められるか!?今季3度目のエース対決

ここの所、カード初戦が取れているよな。非常にいい傾向だと思う。この調子で今日勝って早々に勝ち越しを決めたいよな。

開幕して2か月経っていないけど、大瀬良と西のエース対決は3度目。いずれも大瀬良に軍配が上がっている。投手戦になりそうだよな。

西は藤波のように小細工は通用しない。ひょっとしたら一振りで試合が決まるかもしれん。緊迫したいい試合を期待したい。

大瀬良の2度あることは3度あるか西の3度目の正直、どちらに軍配が上がるか見ものだよな。

堂林が当たっていない。昨日もど真ん中の変化球をボールの上っ面を叩いて内野ゴロ。試練の時だよな。これまでうまくさばいていた内寄りの球に差し込まれている。迷いがあって始動が少し遅いのかもしれない。

この辺、ピレラを使うのも面白いかもしれない。まぁサードは怖いっちゃぁ怖いけどな。いずれにしても借金返済には「大型連勝」が欲しい。ルーキーの初完封勝利で勢いに乗って連勝したいよな。

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