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一体何点取れば勝てるか!?野村への批判は当然。でも8回はベンチが何とかリードを死守しないとね。

Mageちゃんが斬る!
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 「広島-ヤクルト」(9日、マツダスタジアム) 広島の先発・野村が大量リードの中で2者連続本塁打を浴び、七回途中で降板した。

情報源: 広島・野村が山田哲&村上の2者連続弾で降板 7点差が3点差に…

上の娘がスポーツクライミングをやっていてね、毎週水曜は娘の送り迎えを用心棒も兼ねて行ってるんだけど、なんやらレベルが上がったようで、ご褒美にもんじゃ焼を食べに行った。ダラダラともんじゃ焼きでビール飲んでいると気がつきゃ21時前。スマホで経過を確認してみると今日は楽勝。そんな感じだった。

ただ、帰り道に野村が4点取られて10-7。まぁ残り2イニングで3点差。普通は勝ちゲームよ。

結果は10-10の引き分け。今季は勝率で順位を争うんで引き分けが多い方が有利。まぁそれは仮に僅差で優勝争いをした時の話で、自力優勝が無くなって前日に最下位脱出をしたようなチームには関係ない話よ。ホント、みっともないゲームをやらかしちまったよな。

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気になる野村の「突然変異」

展開としては野村が3点先制されるも味方打線がビッグイニングで先発山中を攻略し逆転。その後も着実に加点し、ある意味野村は最低でも7回は投げ切らんといかん展開だったよな。

そのゴールが見えてきたところでヤクルトのクリーンナップに連続被弾。3点差まで追い上げられ降板。まぁ本人が一番悔しいんだろうけど、「何やってんだ!?しっかり投げろ!!」とヤジられても仕方ない内容。困ったもんだよな。

1軍に上がって来てからは安定した内容で「今年の野村はやる」と思っていた同志も多かっただろう。アタクシもその一人。

でも、ここ数試合の内容はまさに「ジキルとハイド」のようにイニングごとに全く別人が投げている感じでね、それも一気に大量点を取られるケースが目立つ。こういう内容だとベンチは「代え時」が難しいよな。

この日もハイドが顔を出したのが2回と7回。2回は投手に打たれた。まぁ個人的にはこの場面は見ていないので何とも言えないけど、2死3塁で8番の中村を敬遠した。これがベンチの指示かどうかはわからんけど、仮にベンチの指示なら、野村に何か引っかかるものがあったのかもしれん。8番で切れば3回は9番から。勝負したかった気持ちが強かったのかもしれん。それを引きずった形で山中にフルカウントまで持って行かれた。あそこでひょいと曲げていればよかったんだろうけど、真っすぐを合わせられた感じだねぇ。こういう微妙な心の変化が起こると野村の中でハイドが顔をもたげるのかもしれない。

7回はどうだろう?これで今日の仕事は終わりと踏んでマウンドに上がったのだろうか?突如乱れたよな。まぁ山田の一発の前に四球を与えている。2回の3点も四球がらみ。この四球が野村の中で微妙に球を置きに行くような腕の振りにでもなったかねぇ?よくわからん。

点差が7点差から4点差。ベンチとしては「この回を何とか」という感じだったろう。とにかく中継ぎ陣をかなり使っているからねぇ。それでも野村は続く村上にも被弾。これでは何点取られるかわからん。そういう判断での交代。仕方ないと思うよ。

まぁこの辺、野村の球数とか暑さとか色々あるんだろうけどね、7点差で7回よ?野村は入団からずっとローテ投手としてやっているわけだから、きちんと投げないとな。批判されてしかるべきだろう。次回までに修正してほしいよな。

タナキクが元気になってきた!?二人で7打点!!

ここの所、2ケタ失点を繰り返しているんだけど、打線の方は活発になっているよな。その中で菊池が打率を上げてきたというのは大きいよな。

そして広輔も昨日は2打数1安打で4打点。犠打もこなした。こうなるとカープはやはり点が入る。広輔は一時打率が2割切ったけど、昨日終わった時点で.219。まだまだ打率は低いけど、タナキクは守備の面を考えれば.260打てば上出来。このまま二人とも調子を上げていってほしいよな。

こうなると誠也の負担も減るだろう。松ちゃんも含めて、この辺の三連覇戦士がしっかり働いて4番をサポートしてほしいよな。

塹江は簡単に四球を上げすぎ。簡単に打たれすぎ。

さて8回。点差は3点ある。普通の展開なら「楽勝」でしょ?それを追いつかれたのは、やはり中継ぎ陣が盤石ではない不安から来たのではないかねぇ?

3点差なら、別に塹江でなくてもよかったかもしれん。中継ぎの駒が揃っていればね、助っ人のどちらかが使えて、一岡、今村のどちらかが使えていれば、連投の続く塹江の登板も回避できただろう。でも、現状の中継ぎスタッフを考えると塹江しかいない。ここが3点差あっても気持ち的に「追い詰められている」と感じてしまう部分なのかもしれんねぇ。

その塹江。この日の内容はあまりよくなかった。今季から台頭してきた。大事なポジションをずっと守ってきた。連投もファームでは経験があまりなかっただろう。疲れがあってもおかしくない。

その辺が投球の「淡白さ」に表れていたように思う。8回も先頭の西浦に内野安打、強硬策しかできないヤクルト打線、続く山崎はボテボテの内野ゴロを菊池がファインプレーでアウトを一つ取ってくれた。これは並みのセカンドなら無死1,2塁になっていたケース。この辺はバックが盛り立ててくれたよな。

考え方として1死とれたので2塁ランナーは気にしなくていい。一番嫌なのはランナーを貯めること。なので続く廣岡にはランナーを勧められてもアウトを一つ取ればいい。

しかし塹江がここから非常に淡白というかね、一つアウトを取ったことでホッとしたのかここから「簡単に打たれ」「簡単に四球を与える」。

廣岡には1ストライクからの2球目、ストライクを取りいった球、これは高めだったけどこれを打たれて「簡単に失点」。でもいいのよ。これで1死1塁の形を作った。ゲッツーで終わらせることもできる。しかし続く山田には早々に追い込んでおきながらも四球、続く村上にも1ボールからストライクを取りに行った球を打たれた。塩見にもそう。ストライクが甘いんだよな。みんな高めのストライクを取りに来た球をはじき返された。この辺の粘りというかねぇ、ここが残念だったよな。

ベンチも同点を許さない継投に出るべきだった…けど。

ただね、塹江に全責任を負わせるのもかわいそう。ここはベンチが何としてでも追いつかれない執念を見せて欲しかったというのはある。

8回は塹江に任せた。というのも悪くない。強いチームならね。でも最下位のチーム。ここは選手任せではなくベンチが何としてでもこのゲームは落とさないぞという執念を継投策という「形」で示すべきだったのはないだろうか?

まぁ残念ながら塹江以上のリリーフはカープにはいない。ここがミソ。ならば、フランスワを投入するのも手だろう。

ここまで接戦になると佐々岡監督の頭には「延長戦」というのもあったのかもしれん。もし、そうならその時点で勝てないよな。1点取られて1死1塁、2点差の形でフランスワを送り出していたら結果は変っていたかもしれんし、何しろ9回で決着をつければ延長戦は考えんでいい。

あそこでフランスワを投入して、仮に延長で勝てなかったとすれば、その責任は監督が背負えばいい。でもあそこで塹江を続投させて同点に追いつかれたら、「明日」にも影響が出るし、結果的に白星を逃すことになるよな。

やはりここでの中継ぎの駒ね、ここが足りないのがベンチの継投策を消極的にしてしまっているのだろうねぇ。

もちろん8回というイニングを塹江に任せているわけだから、何とかするのが塹江の仕事かもしれん。でもこの日は球のバラツきや、全体的に高めに来ている。スライダーのコントロールも今一つ。ならば、比較的代えやすいタイミングで手を差し伸べるのもベンチの仕事だよな。

ここにもう1枚、「勝ちパターン」の中継ぎがいればねぇ、まぁこの白星を消してしまったのは、塹江だけではなくベンチの判断も間違いなく影響があっただろうねぇ。

9回のピンチから石山を投入したヤクルト・高津監督は対照的だった。佐々岡監督とは逆に石山を投入して執念を見せた。結果は引き分けに終わったけど、この辺の両監督の温度差は興味深かったよ。今季は投手出身の監督のチームが苦労している。みんな立て直しに必死なんだろうねぇ。

さて、この引き分けは大勝が引き分けになったわけだから、痛いに決まっている。あのまま勝っていれば、波に乗って行けたかもしれん。打線はいい形で点を重ねていっただけに、もったいないよな。

それとこういうゲームをやると投打の信頼関係に響いてくる。同点にされた後の攻撃は明らかにみんな一発狙いの打撃をしていたし、やるせなさを感じさせる打席が多かった。「一体、何点取ればいいんだよ!?」と。これが一番まずい。

逆もある。投手が踏ん張っているのに打ってくれないというのもね。そこをお互い様で助け合っていけば投打の歯車も噛みあうんだろうけどねぇ。どうだろう。今季はずっとこんな調子で終わる気がするよな。

今季のカープは明らかに投手の人材難が低迷の原因。野手陣は腐らずに頑張ってほしいよな。

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