空しさすら感じるベンチ力の差。動く巨人、動けないカープ。

空しさすら感じるベンチ力の差。動く巨人、動けないカープ。

広島遠藤淳志投手(21)が巨人16回戦(マツダスタジアム)に先発し、5回4安打4四死球3失点で4敗目を喫した。ボール先行の投球で四死球からピンチを招き、ストラ… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 広島7年ぶり首位と20・5差「同じ失敗した」遠藤 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ

幸先よく菅野から先制したものの、その後は菅野の凄みに圧倒され、先発遠藤は1点リードを簡単に吐き出して踏ん張れなかった。まぁさすが首位と最下位争いのチームの対戦らしく、終始ゲームのペースを巨人に握られながらの展開。

それでもチャンスはあったし、もっと大事に点を重ねていけば違った展開になったような気もするんだか…

1番大盛が今のところ一番いいかな?

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初回、いきなり大盛が菅野の真っすぐを叩いてスリーベース。広輔がしっかりと外野フライで1点。非常にいい点の取り方だった。

育成から支配下登録、ファームでは課題の打撃を磨いて1軍昇格後、1軍の座を死守している大盛。野間の1番もあったけどな、今のカープ打線では1番大盛がしっくりくる。

まだまだ体の線の細さはあるけど、あの菅野の真っすぐを振り抜き外野の頭を超える打球が打てるんだからたいしたもんよ。

だいぶ1軍の雰囲気に馴染んできたのだろうねぇ、得意の足を見せる場面も増えてきた。盗塁を仕掛けたり、躊躇せずに次の塁を狙う姿勢も好感が持てる。今、ゲームに出ていて楽しいだろうねぇ。

カープベンチは打線をコロコロ変える。一概に悪いとは言えないけど、やはり打線を固定できると攻撃の形も定まってくるし、定まってくればそこからバリエーションが生まれる。アタクシはバリエーションの作り方はそういう手順の方がいいように思う。先にバリエーションを想定して打順を組んでも肝心の選手同士の意思疎通や、作戦を繰り出すベンチにバリエーションがなければ、打順を組み替えても無駄。選手が自分たちで考えてバリエーションを増やしていくのなら、ある程度上位を固定してあうんの呼吸を作った方がいいと思う。まぁ最下位争いしているチームには難しい問題だけどな。

大盛には1番に定着してそういった旗頭になってもらいたいよな。2,3年後大盛が不動の1番打者に定着しているとなれば、期待が膨らむよな。

遠藤は同じ失敗の繰り返し。勝てる投手になるためには

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ボール2からの投球では苦しくなるのは当たりまえ

先発の遠藤。前回の巨人戦でも味方打線が食らいつくも、岡本に一発を浴びて勝ち越された。その岡本は何とか抑えていたように思えたけど、巨人打線の足を絡めた攻撃に翻弄された。この「足」については後で書くとして、この巨人打線に結構あっさり点を上げてしまうのは、やはりボール先行の投球が大きな原因だろうねぇ。

とにかく初球、2球目とボールが続く。これは絶対にやっちゃぁいかんのよ。3球目に打者はストライクだけを待っていればいい。ボールになれば3-0。投手としては絶対にストライクを投げなきゃいかんからねぇ。

巨人打線もそういう遠藤の特徴を見透かしたように初球は大体振ってこない。チームの方針というか徹底力で遠藤を攻略した感もあるよな。

やはりどんな投手でもカウントが不利な形ならいずれ打たれる。点を取られる。まずはここから改善しないと「勝てる投手」にはなれんだろうねぇ。

若い投手ってのは「打たれる」ことを嫌う傾向にある。だからそんな技術もないのに、きわどいところへ投げようとする。まだ自分の力に疑問を持ち、相手打者がいい打者だときわどいところに投げないと打たれそうな気がしてしまう。

その球を見逃されてボールと判定されるとどんどん追い込まれて行ってしまう。こうして若い投手が潰れていくのをたくさん見てきている。

遠藤は残念ながら、それを繰り返している。とにかく、初球から打者がバットを振ってくるような球ね。多少甘くてもいいも前に打たれなきゃストライクひとつ取れる。きわどいところに投げるのは決め球だけでいいのよ。今の遠藤はピッチングを自ら難しくしているように思う。

ランエンドヒット連発の原采配。陰にはタクローさんの教えも!?

本来なら最下位争いしているチームが首位と当たる時には何が何でも勝とうという姿勢を持たなければ絶対に「力負け」する。

初回こそそういう意気込みが見て取れたけど、遠藤のボール先行の投球で巨人打線に「余裕」を与えたように思う。1点差なんてそのうちひっくり返せるわというね、この辺は遠藤がもっとしっかりしなきゃいかんだろうねぇ。

そして巨人打線は打順が一回りするあたりから、「仕掛け」を実行したように思う。

先頭は8番の若林。まぁコイツに結構やられた感じだよな。お決まりのボール2から四球を出した。本来8番打者は上位打線に比べれば「安パイ」。なのにこういう打者に簡単に出塁を許すところね、ここが甘さなんだろうねぇ。

続く菅野は送りバント。投手前で2塁刺せるかなぁと思ったけど、若林のスタートがよかった。この辺、菅野のバントのうまさを信頼してのスタートだったように思う。

そして1番吉川には珍しくストライク2から死球を与える。まぁスローで見ると当たっていないようにも見えたけどな、佐々岡監督を筆頭にカープベンチは抗議もせんかった。ボヤっとしていたんだろう。困ったもんだよな。

この死球で完全に遠藤は周りを見る余裕が吹っ飛んだ感じだったよな。続く松原にはお決まりのボール2からストライクを取りに行く球を狙われタイムリーで同点。

続く坂本の打席ではランエンドヒットで見事にゴロを打ってゲッツーを逃れて勝ち越しを許した。4回も2死1塁から若林に三塁打を打たれて1点取られた。

全て失点はボール2からの四球や3球目のストライクを狙われてのもの。この辺の巨人ベンチの統一された攻めというのは素晴らしいよな。

そしてこの3,4回はどんどんランナーを動かしてきた。ランエンドヒットで形になったのは坂本のショートゴロだけだったけど、それ以外にも巨人ベンチはどんどんランエンドヒットを仕掛けてきた。この辺はボール先行の遠藤の投球を見越してのもの。これに遠藤もメンタルのスタミナを消耗しただろうねぇ。

この辺の仕掛けは原監督お得意なんだろうけど、ここまで徹底させたり、ゴロを打つ意識というのはひょっとしたら巨人ベンチに座っているタクローさんの影響かもしれんねぇ。そういう部分でも寂しさを感じる1戦だったよな。

本来ならカープがこのくらい積極的に動いて菅野のペースを乱さなきゃいかんと思うんだけどな。

菅野の凄み?カープ打線がヘボ?もったいなかった5回裏無死2.3塁

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ゲームのターニングポイントは5回の攻防にあったように思う。ここから巨人ペースになり、カープ打線が重たくなったよな。

菊池がエラーで出塁。ベンチは遠藤を諦め代打坂倉。見事にツーベースを打ち無死2,3塁。点差は2点なだけに同点に追いつく、打線が上位にまわるだけにひっくり返せる可能性も十分あったように思う。

しかし結果は無得点。菅野の凄みを見たようにも思うけど、カープベンチも策がなかった。そんな気もする。

この場面で大盛。1打席目でヒットを打ったもんだから、大盛自身も「もう一丁」という気になっていただろうけど、むしろこれが裏目に出たようにも思う。

3塁ランナーは菊池。巨人の守備陣形を見れば1点は仕方ないという感じ。はっきり言って転がせば1点入る。1点入ればゲームは動く。まず大盛はこのゲームを動かすことに集中しなければいかん。

そして菅野はピンチになるとギアを上げる。これができる投手。ここで多投するのは真っすぐではなくて左打者にはフォークを連投してくる。右にはスライダー。恐らく大盛の頭の中にはフォークがあっただろう。

しかし巨人バッテリーは裏をかく。真っすぐを続けて追い込んでしまった。この追い込まれる前に大盛は動かしたかったんだろうけどそれをさせてもらえんかった。最後に落とされて三振。後ろの打者に重圧がかかってくる。

続く広輔にはひざ元のスライダーでカウントを取り真っすぐで三振。最後は思いきり力んだ誠也を外野フライに仕留めて切り抜けた。チャンスでありながらも完全に菅野にペースを握られた。菅野の凄みだろうねぇ。

この場面、大盛のところで点が入っていれば、こういう展開にはならなかっただろう。ここで残念なのは何とか点を取るという策をベンチが施せなかった。ここだろうねぇ。大盛にゴロを意識させたり、バントの構えをしてスクイズあるよという仕草もなかった。さぁチャンスだ!打てぇ~!だけ。ベンチの無策が菅野の凄みを引き立てさせ、流れを巨人に完全に持って行かれちまったよな。

1死満塁上位打線に代打を出すも1点も取れず

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菅野が6回を投げ切ってお役御免。むしろカープ打線にとってはありがたい展開になった。投手は前回の対戦で見事に火消しされた鍵谷がマウンド。死四球を絡めて無死1,2塁で代打に出てきたのは野間。

まぁ野間が残念なところというのはこういう場面で自分の足を活かすこともせず「何も生まない」結果が多いというところ。やはり、という感じでこの場面でも内野フライ。引っ張って転がすとかね、まぁこの辺は日頃の教育なんだろうねぇ。

それでもカープベンチは動く。大盛の代打にピレラ。これもなんだろうねぇ?一発狙い?巨人が嫌がるのはランナーをたまった状態でつながれることなんだろうと思う。それを考えたら内野安打も期待できるし、ゲッツーのリスクも低い大盛にピレラはないのかなぁと思う。期待するのは「打つ」こと。できれば一発が望ましいと。結果はエラーで満塁になってよかったけどな。

そして2番広輔にも代打メヒア。まぁこれは大盛も含めて左の高梨ということで右の代打ということなんだろうけど、代打の出し方が少しチグハグのように感じたな。

それでもメヒアのいい打球をウィーラーが好捕。あれでも1点かと思ったけど、ファーストベースを踏んでホームも刺した。凄いプレーだよな。あの辺をみるとはやり優勝するチームってのはあぁいうプレーが出るもんだと感心したよな。

ただね、カープの攻めがあまりにもオーソドックスすぎるというかね、巨人の方が様々な仕掛けを施してくる。正直、巨人のやっている野球の方が面白い。困ったもんだよな。

これで巨人に4連敗。ん~やっている野球の質が違いすぎる。選手個々で比べれば、そんなに差はないと思う。でもチーム力で言えば巨人がかなり上であることを改めて感じたねぇ。

この辺は日頃の監督・コーチの選手との接し方や教育の差。改めて感じたよ。この差はかなり大きいねぇ。

相手が菅野というのを差っ引いても、このゲームはやり方次第で展開は変っていたように思う。なんか空しいゲームだったよな。

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