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ロースコアで逃げ切る「うちのスタイル」で鬼門東京ドーム説を吹き飛ばす!!失点の島内に囁かれる「抹消案」について考える

強いカープがみたい!
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情報源:デイリースポーツオンライン 広島がわずか3安打で巨人に競り勝つ 菊池が九回に決勝弾 大瀬良は無失点記録35回1/3まで継続
広島がわずか3安打で競り勝った。

先制は二回。1死から4試合ぶりのスタメンだった二俣が右中間への二塁打で出塁。続く3試合ぶりスタメンの矢野が左翼線への適時打を放ち、1点リードを奪った。

昨日のゲームは全く見ていないけど、速報を追っているだけで手に汗握るいいゲームだったというのは想像できた。ロースコアの接戦。新井監督は「それがウチのスタイル」と言ってのける。これってなかなかできないことだと思うねぇ。こういう言葉が口に出るということ自体、新井監督を筆頭に首脳陣、選手たちがこれまでやってきた自分たちの野球に自信を持っているということだろう。このゲームもまさに自分たちの野球をやり切ったからこそ、鬼門東京ドーム説を吹き飛ばした。まぁ昨日の記事東京ドームが鬼門??はて…??巨人の方がやりづらそうにしていたけど…でも書いたけど、それは巨人ファンの感想でしかない(笑)。カープが自分たちのスタイルを貫けばそれなりに戦える。それを体現したゲームだったんじゃないかねぇ??

3安打はいずれも得点に絡む

引用記事にあるようにカープが打ったヒットはたったの3本。巨人投手陣が与えた四死球は0だから塁に出たのも3人だけということになる。それで2得点。効率がいいじゃねぇか(笑)
巨人はカープの倍以上の8安打。カープ投手陣が与えた四死球が4つ。実にカープの4倍の走者が出たことになる。結果は2-1とカープが勝利。野球に負けて試合に勝つ。昭和のカープを彷彿とさせる野球を展開してくれている。まぁ昔はヒット1本で1-0で勝ったゲームも何度かあったし、ノーヒットで1点取る芸当もよくやっていた。カープの野球はイヤらしいといわれる所以だ。いくらヒットを打たれようが、四球を出そうが点を取られなければ野球は負けない。一つの「戦法」だよな。これをチーム全体が理解しながら戦い始めている。こうなると強いと思うよ。

好守備連発の秘密は選手たちの「ひらめき」

点を取られない野球で必要なのは当然「投手力」。この日の大瀬良も6回1/3を無失点。無失点記録を継続だ。大瀬良のほかにも森下、九里、床田とゲームを作れる先発がそろっている。ブルペン陣もタレントが多彩だ。そして相手に点や先の塁をやらない守備力ね、これも大きい。菊池、矢野の二遊間は見ているだけで酒のつまみになる。SNSでもたくさん取り上げられて話題になっているよな。この二遊間の守備、特にゲッツーを取る芸当というのは本当に素晴らしい。このゲームでも菊池のプレーが話題になっていたけど、この辺は菊池がとっさの判断で動ける体と「ひらめき」があるからなのだろう。
外野プレーでも左中間の打球を上本が必死に捕球。態勢を立て直して送球するには勢いがつき過ぎていたため近くにいた秋山にトス。3塁打を防いだ。これも上本の「ひらめき」だよな。まぁそれだけカープの選手たちは練習するし野球が好きなのだろう。またこうしたプレーを認めてあげる首脳陣が背景にいることも大きいと思う。とかく口うるさいコーチがいる球団もあるだろう。もちろんファームならそれでもいいと思うけど、1軍なら選手たちの創造性も認めてあげることは大事だろう。そういった下地があるからダイナミックなプレーも生まれる。プロは勝ち負けもそうだけど、お客さんを喜ばせるのも大事な仕事。カープの守備ってのを楽しみにされている野球ファンも多いだろうねぇ。これからもどんどん「ひらめき」で我々ファンを喜ばせて欲しいよな。

島内休養説が浮上も新井監督は絶対にやらない??

このゲームで話題になったのは8回裏のピンチに新井監督が直々にマウンドに行き、島内を叱咤激励したシーンだろう。SNSでその映像を見たけど、選手たちがしっかり新井監督の顔を見て、その言葉にうなずくシーンを見ると、この監督の選手たちの信頼というのは絶大なんだなぁと感心する。結果は1塁内野安打で同点を許すも新井監督はそのあとの岡本を封じ、勝ち越しを許さなかった島内を褒めた。
しかし、このピンチを招いたのは他でもない島内。2つの四球とヒットで満塁のピンチを作った。内容を見るときっかけはストレートの四球だし、2死取ってからヒットとストレートの四球。まぁこの内容だと不安を感じるカープファン同志の気持ちもわからないでもない。SNSでは下で少し休ませたら??という声も聞こえ始めた。確かに今は貯金もあるし、夏本番、そして勝負の9月にはまだ時間がある。今のうち休ませてというのも理解できるけど、たぶん新井監督はやらないと思う。それはなぜか??あくまでアタクシ個人の見立てだけど、新井監督が「核」と考えている選手は不調になっても1軍で調子を取り戻させる。おそらく新井監督自身の「経験」からくるものだと思うけど、1軍で苦しみながらさらなる「成長」を何よりも重視しているのだと思う。特に若い選手やチームに欠かせない選手にはそういった対応をしているように思う。

例えば、開幕4番を任された堂林は極度の打撃不振。残念ながらファームでの再調整を命ぜられれ最近また1軍に上がってきた。もちろん開幕当初4番を任せるくらいだから期待はしていたのだろう。ただ、堂林は不振に入ると長い。思いつめてしまうタイプ。新井監督が現役時代に堂林から指導を依頼された経緯もあるし、堂林という選手をよく知っているのだろう。だから時間を与える判断をしたと思う。それと堂林も年齢的にはチームでも上。これからのカープを作る上では言い方は悪いけど次の世代に名前を連ねていないのだろう。むしろ夏場や勝負の9月でしっかり上げてきてもらって力を発揮してもらう方に大きな期待を寄せているのだろう。だから時間を与えられたのだと思う。

同じく不振の坂倉。こちらは絶対にファーム落とさなかった。「捕手」というポジションで考えれば曾澤が元気だし石原も台頭してきた。2週間くらい坂倉がいなくても「捕手」は何とかなる。それでも坂倉を落とさずにゲームに出したのは試合をこなしながら調子を取り戻す「経験」をさせるためだろう。この辺は新井監督自身が打てなくても4番を打たされ続けた「経験」が影響しているように思う。新井監督も苦しくても4番を打ち続けることで成長できた。自分の現役時代よりもはるかに力のある坂倉なら乗り越えてくれると信じていたからなのだろう。その坂倉は前カードのヤクルト戦で調子を取り戻してきたよな。こうして新井監督はチームに核になる選手、そういった構想に入っている選手を簡単に下には落とさずにゲームに出ながら乗り越えさせる方針を取っているように見える。その先にある「成長」に期待して。

島内はカープの中継ぎ陣にとって絶対に欠くことができないピースであることには間違いないだろう。これは栗林も同じ。先発投手なら週に1回しか投げないし、10日抹消なら出番は1回飛ばせば済む。しかし中継ぎはそうはいかない。いわば島内と栗林は絶対に欠かせない存在だし、この二人で負ければある意味「仕方ない」と割り切れる。この二人で負け続ければそれはカープが優勝戦線から離脱するという意味。そう新井監督はすでに腹をくくっているのだろう。だから島内の調子が悪いからと言ってファームに落とすことは故障でもしない限りないだろう。あるとすれば配置転換で回復を待つといった手段をとるだろうねぇ。

島内はここにきて失点しているけど、きっかけがあれば大丈夫だと思う、何か引っかかることがあるんだろうと思うし、それがスッキリすれば大丈夫だろう。新井監督は球は来ているといっているし、それがチェンジアップの軌道だったり、真っすぐの指のかかり具合だったり、本当に微妙なことが影響しているのかもしれん。そういったことを投げながら乗り越えれば島内はさらなる成長をするだろうし、さらに無双化していくのではないだろうか??個人的には栗林と島内が打たれて負ければそれは仕方ないとさえ思っているし、カープナインもその気持ちなんだろう。いろんな意味でカープはすでに勝ち方も身に着けたし、負け方も納得できる負け方を持っているようにも見える、だから打てなくてもそんなにシリアスにならない(笑)。新井監督が胸を張って「うちのスタイル」と言ってのけるんだから、アタクシは大したものだと思うねぇ。

末包が肉離れという診断。こうなると仕方ないよな。戻ってくるのはオールスター後だろう。それまでは今のメンバーでやっていくしかない。レイノルズ退団で助っ人補強も叫ばれるけど、新井監督はそれは望んでいないように思うし、あくまで今のメンバーで成長しながら戦っていく道をたどっていくことだろう。どんな成長を遂げて「勝負の9月」をどう戦っていくのか??楽しみだよな。

さて、今日のゲームは玉村と菅野が先発だ。今季の菅野は近年まれにみる調子と聞く。5勝1敗で防御率は1点台。まぁ簡単に点は取れそうにないだろう。まぁいつものことだからいつも通り粘り強くカープの野球で菅野を突破してほしいよな。カード勝ち越しに向けて大事なゲーム。しっかりもぎ取って貯金10と行きたいところだよな、

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