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薮田919日ぶりの白星!三振取れる真っすぐが戻ってきたね。ところで塹江は休ませてあげてよ。

愛すべき赤ヘル戦士
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 広島の薮田和樹投手(28)が、6回3安打2失点と好投し、18年4月17日のヤクルト戦(呉)以来、919日ぶりに白星を挙げた。

情報源: 【広島】薮田和樹、6回2失点で919日ぶり白星「もう1回、今日以上の投球がしたい」

アタクシのようなパート、アルバイトさんを使って商売しているとね、例えば長年勤めあげてきてくれた人が辞めることになったり、主力として頑張ってくれている人が辞めたり、長期で休むことになると「店が回らない」という不安から、「それは困る」なんてぇ感じで退職を認めなかったり、引き伸ばしたりする経営者や店長をよく見かける。まぁこれはダメだよな。

でも、気持ちはわかる。わかるけどね、辞めたい、先へ進みたい、生活を変えたいという、その人の気持ちや行動は尊重してやらないといかんし、その人の貴重な時間や人生を奪う権利はないからねぇ。「いままで、ありがとう」と気持ちよく送り出してあげなきゃな。

まぁコンビニに関わらず中小企業にお勤めや経営されている人にとってはあるある話だよな。まぁ大手企業でも部署まで落とし込めば、よくある話だろうねぇ。

しかしね、案ずるより産むが易し。その人が去ってもまた新しい人が入ってきたり、残された人が頑張ったり、成長したりして実際は「なんとかなる」もの。それがわかっていればね、気持ちよく送り出してあげられるよな。それを引き延ばしたり、文句の一言二言いってしまえば、その人との関係も終わっちまう。でも、気持ちよく送り出してあげれば、その人とのかかわりあいというもは継続できる。大事なことのように思うねぇ。

カープ先発陣も大瀬良が故障、ジョンソン不調でも中村祐が出てきたり、床田が戻ってきたりでなんとか先発6枚揃っていた。勝ち負けは別にしてだよ(笑)。

そして先週、野村も今季絶望。手術になったそうな。となると先発が1枚足りなくなる。このまま失速して最下位に落ちる可能性もあった。でも、この野村の穴もなんとかなりそうだ。そう、薮田が戻ってきたよな。

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薮田、919日ぶりの白星!

いい意味で期待を裏切ってくれた

ぶっちゃけた話、この日の予告先発に「薮田」という名前を見た時、「薮田か…」とため息をついた同志も多かっただろう。なんせ、アタクシがそうだったからねぇ(笑)

ここ3年位の薮田というのは「どうしちゃったの?」というくらい酷かった。とにかくストライクが入らない。ホームベース手前でワンバンするフォーク、ストライクゾーンから大きく外れる真っすぐ、ボール先行で球を置きに行って痛打。まぁスタミナはそれなりにあるんで、1軍での使い道といったら、敗戦処理かロングりリーグがいいところだった。

今季はブルペンの人材不足ということで6回、7回を任せられる場面もあったけど、お世辞にも「勝ちパターン」の投手とは言えない不安定感があったよな。

そんな調子の薮田だっただけに、このゲームは乱打戦が予想された。ところが初回から薮田はこれまでとの違いを感じた。

非常に「力が抜けている」というかねぇ。印象だけど、フォームがスムースに流れるというかねぇ?自然な流れで投げられていた。リリースの時だけ力を入れている感じ。だからまっすぐにキレを感じたし、カットボールやフォークの落ちも鋭さを感じた。15勝したシーズンをすぐに思い出した。

薮田はとにかくベース上に投げられれば何とかなる投手だと思う。真っすぐに力はあるし、スピードもある。ベース上に投げればそこからはカットやフォークで芯を外せばそう簡単に打たれはしないし、空振りも取れる。

ヒーローインタビューでも言っていたけど三振が8個。これが薮田の本来の姿。本人も同じような投球をもう一度と言っていたように、手ごたえを感じることができたし、これを続けられれば本物と考えているのだろう。何かをつかんだ。そんな感じだよな。

ヒーローインタビューにジーンと来るものがあった

久々のお立ち台。それでも薮田は2017年シーズンにたくさん経験したせいか、落ち着いていたようにも見えた。どこか淡々としながらも、一言一言に上手くいかなかった時を思い出しながらコメントしているように感じた瞬間、ジーンと来た。

つらい苦しい時間だったろう。ヤジも飛んだだろう。アタクシも「薮田!しっかりせい」と何度テレビに怒鳴りつけたことか…(笑)。でもそれがプロの世界。

手のひら返しみたいだけど、活躍すれば拍手喝采もプロの世界。関西の鯉党の声援が心地よかっただろう。こうした復活劇もプロ野球の魅力だよな。

もう1,2度先発のチャンスがあるだろう。ここで自信を取り戻して来季は開幕ローテに名乗りを上げてほしよな。

塹江投入で楽勝が一瞬で接戦に。塹江に7回を託すのは登板数を増やすだけ

ただ、薮田にも課題がなかったわけではない。5回まではヒット1本、四球もなくスイスイと投げていたけど、6回、「四球」を機に崩れた。ランナーを出してからの投球に課題だよな。

6回の2失点の内容は良くなかった。ここで佐々岡監督は薮田に「継投で白星を」と薮田に代打を送った。

7回に登場したのはケムナではなく塹江だった。ここでなぜ塹江が7回だったのか振り返ってみよう。

7回裏の阪神は5番の糸井から。左打者だよな。糸井のあとは右のサンズ、梅野、左の木幡、そして投手の打順だから代打。投手の右左は関係ない。なので打順を見て塹江を先にということではないだろう。

と、なれば最近の不調が7回に降格の理由だろう。塹江はこの起用に何を思っただろうか?

糸井、サンズといった強打者を簡単に打ち取りながらも2死から連打を浴びた。この辺が塹江がピリっとしなくなった部分だろう。それでも夏場はピンチを作りながらも踏ん張れた。

しかし残念なことに最近の塹江に「踏ん張り」が効かなくなってきた。ランナーを貯めて原口にスリーランで一気に一点差。これは佐々岡監督も予測はしていなかっただろう。

ここで一つ疑問がある。それは塹江を7回に降格させた「意味」なんだよな。なぜ、塹江は調子を落としているのか?と言えば今季初めてシーズン通して、それもこれまでの経験のない勝ちゲームのセットアッパーとしてやってきた。当然疲れは出てくるだろうし、ここの所の悪い結果というのはファンの間でもそれが原因だろうとの声が多いよな。

8回の男のはずが、ブルペンの人材不足もあり、勝ちゲームではない展開での登板も多かった。今季カープが引き分けが10試合と突出して多いのはまさに「勝ちきれない」から。なので延長戦で出番があったりとまさに八面六臂の活躍だった。

その疲れで打ち込まれて7回の男に配置転換。ただね、この6,7回を投げる投手というのはシーズン通して一番登板数が多くなるポジション。ここに塹江を配置させればますます登板数が増えてしまわないだろうか?その辺、佐々岡監督はどう考えているのかねぇ?ここは優勝も完全になくなったわけだし、塹江は下に落としてオーバーホールさせてあげた方がいいような気がするけどねぇ。

一瞬の接戦から再び引き離したピレラの一発

原口の一発で1点差。背筋が凍った同志も多かっただろう。なんせ今季のカープはこうして終盤に1点くらいのリードなら必ずと言って程「勝ちきれない」。「またかよ~っ」って感じだよな。

それを再び引き離したのがピレラのスリーランだよな。これが非常に大きかった。

阪神ベンチも勝機ありとエドワーズ、岩貞と投入してきた。カープは阪神の中継ぎ陣をあまり打てていない。これでポポンと締めて、最終回逆転サヨナラのムードに持って来ようという起用だよな。

その阪神ベンチの目論見をピレラの一発で消し去った。痛快だったよな。

シーズン終盤ともなれば、外国人選手も来季の契約に向けて、目の色変えてくる季節。ピレラも来季の契約は微妙だろうねぇ。持ち前の明るさでチームに溶け込んでいるように見えるけど、守備位置が外野手でなかなか出番が限られてしまう。もう少し長打力があれば、いいんだろうけど残留かどうかは微妙だよな。個人的にはファイタータイプで好きな選手だけど、残り試合頑張ってアピールしてほしいよな。

さて、これで阪神に勝ち越した。まぁ天敵の西と秋山が投げなければ、勝ち越しもできるだろう。そう考えればいかに来季、この天敵を攻略するかが対阪神戦の課題だろうねえ。

それ以外にもカープは様々な課題がある。この辺をしっかり来季は対策を考えて、しっかり補強してV奪回してほしいもんだよな。

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