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菊池8年連続GG賞獲得はこだわりの積み重ね。カープの選手の得票数から見る「本当の守備力」

愛すべき赤ヘル戦士
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広島菊池涼介内野手が8年連続8度目のゴールデングラブ賞を受賞した。今季は二塁手ではプロ野球史上初のシーズン無失策を記録。両リーグ最多得票となる283票で、セ・… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 一塁まで3・5秒、広島菊池涼介鉄壁へのこだわり – プロ野球番記者コラム – 野球コラム : 日刊スポーツ

新型コロナウィルスがスゲェことになっているとマスコミは大騒ぎしてるんだけどな、今朝のニュースなんか見ると広島や名古屋の繁華街の人出は減少しているけど、東京は増加しているそうな。地方の方々から見れば「東京何やってんだ!?」って感じなんだろうねぇ。昨日は仕事の合間に母親を病院に連れて行き、午後は子供たちをキッザニアに連れて行った。ららぽーと豊洲にその施設はあるんだけど、すごい人出だった。みんな詰め詰めで列を作り、アタクシは施設には入らず映画を見たけど、キッザニアの中は密そのものだったそうな。でもそれを気にしている人はほとんどおらず、まさに「日常」だった。
なんだろうねぇ?「慣れ」なのかわからんけどな、確かに高齢者の姿は少なかったように思うし、アタクシのような基礎疾患を持っている人はアタクシも今回参加しなかったように密の環境はなるべく避けている。外へ飲みにも行かなくなった。気を付けるべき人は気を付けているといった印象だねぇ。
まぁそれとマスコミ報道と現実の「温度差」を都市部の人は感じ始めているのかもしれない。マスコミは過去最多を更新したというけど、第一波、第二波の頃と比べると確実に周辺の人が感染したという話を聞かなくなった。まぁもともと感染者が多い東京だから感染自体が珍しくなくなったからなのかもしれんけど、確実に東京の人出なんかを見るとどうもマスコミの情報を懐疑的に見ている人が多くなっているのかもしれん。なんせ感染者の半数近くが「外国人」「国籍不明」という情報もある。GO TOキャンペーンは中止になったけど、外国からの入国に関しては全くノータッチだし、その辺は聖域とでもいわんばかりにマスコミも報道していない。感染者が急激に増えたのも外国人を入れてからと主張する専門家もたくさんいるようだけどテレビでは全く報じていない。なんかこの辺の情報の偏りってのに気づいている人が行動を変えているのかもしれんねぇ。
おっと、昨日の記事の更新を休んだ理由を書こうと思ったら話がそれてしまった(笑)。ではカープの話題に行きますかねぇ。

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菊池、誠也がGG賞を獲得!菊池の8年連続受賞は「こだわり」の積み重ね

さて、ベストナインの発表の翌日にゴールデングラブ賞の発表が行われた。我らがカープからはベストナイン同様に菊池と誠也がGG賞を獲得した。菊池は文句なく得票数トップで受賞。誠也も外野部門でトップの得票数。素晴らしいよな。
菊池は8年連続の受賞。ベストナインではヤクルト山田に譲るケースが多いけど、ゴールデングラブに関して言えば、絶対に渡したくない賞だろう。守備率10割を引っさげて文句なしの受賞だよな。
菊池の守備をみるとゴロに関して言えば、ポジション取りの読みと一歩目の速さ、前に出る打球にも躊躇なく突っ込んでくる。この辺は菊池の中で時刻表がある。引用記事にあるように打者は打ってから1塁に駆け込むまでに早い打者で左で3.5秒、右で3.6秒の時間がかかるそうな。その時間内でアウトにするという意識を常に持っているというね、この辺のこだわりというか考え方を改めて聞くとさすがプロだなぁと感じるねぇ。もちろん足の速い打者もいれば遅いのもいる。遅い打者にはそれなりの時間的猶予があるわけで、菊池のプレーを見ていると瞬時にこの打者は3.7秒とか4秒とか体内のストップウォッチが作動するんだろうねぇ。スゲェよな。

グラブにもこだわりがあるそうで、1シーズンで一つのグラブしか使わないなんてぇのは正直驚いた。菊池ほどの選手なら同じタイプや、自身の調子や天気、気候に合わせて使い分けていたりといった「こだわり」がありそうなんてぇ勝手に思っていたけどな、一つの道具で極めるなんてぇタイプだとは思わなかったよ。
クラブのヒモも切れたりすると新品ではなく使い古した感じのものをメーカーにお願いするようだねぇ?こうした小さいことだけど、しっくりいかないことが不安につながる。目いっぱいのプレーをするにはそういった小さな不安でも取り除いておくことに余念がない。これがプロのこだわりなんだなぁと感心したよな。
体も決して大きくないし、バッティングの方は年々下降気味なのは否めないけど、守備に関してはまだまだ12球団を見渡しても肩を並べられそうな選手が見当たらない。球団記録は浩二さんの10回らしいけど、記録を塗り替えるのは時間の問題なんだろうねぇ。ケガだけは十分気をつけて来季も数々のスーパープレーを見せて欲しいよな。

気になるカープの選手の得票数。ここにも来季の課題が透けて見える

まずは今回のGG賞の得票数の一覧をご覧いただこう。ここからも色々も投票した記者さん達がどんな目でカープの選手を見ていたのかよくわかるように思う。

2020年度 三井ゴールデン・グラブ賞 表彰選手

セントラル・リーグ投票権保有者数 311名 有効投票者数 300名
無効投票者数 0名
[投 手] ◎ 菅野 智之 読売ジャイアンツ 107 票 2年ぶり4回目
(有資格者 30名)
大野 雄大 中日ドラゴンズ 82 票
西 勇輝 阪神タイガース 57 票
森下 暢仁 広島東洋カープ 52 票
祖父江 大輔 中日ドラゴンズ 1 票
三嶋 一輝 横浜DeNAベイスターズ 1 票
セ・リーグ投手該当者なし 0 票
[捕 手] ◎ 梅野 隆太郎 阪神タイガース 136 票 3年連続3回目
(有資格者 6名)
木下 拓哉 中日ドラゴンズ 117 票
大城 卓三 読売ジャイアンツ 17 票
會澤 翼 広島東洋カープ 4 票
戸柱 恭孝 横浜DeNAベイスターズ 2 票
セ・リーグ捕手該当者なし 24 票
[一塁手] ◎ D.ビシエド 中日ドラゴンズ 194 票 初受賞
(有資格者 8名)
村上 宗隆 東京ヤクルトスワローズ 35 票
J.ロペス 横浜DeNAベイスターズ 34 票
中島 宏之 読売ジャイアンツ 5 票
堂林 翔太 広島東洋カープ 2 票
セ・リーグ一塁手該当者なし 30 票
[二塁手] ◎ 菊池 涼介 広島東洋カープ 283 票 8年連続8回目
(有資格者 5名)
吉川 尚輝 読売ジャイアンツ 8 票
山田 哲人 東京ヤクルトスワローズ 6 票
阿部 寿樹 中日ドラゴンズ 3 票
セ・リーグ二塁手該当者なし 0 票
[三塁手] ◎ 高橋 周平 中日ドラゴンズ 144 票 2年連続2回目
(有資格者 5名)
岡本 和真 読売ジャイアンツ 112 票
宮﨑 敏郎 横浜DeNAベイスターズ 20 票
大山 悠輔 阪神タイガース 17 票
堂林 翔太 広島東洋カープ 1 票
セ・リーグ三塁手該当者なし 6 票
[遊撃手] ◎ 坂本 勇人 読売ジャイアンツ 245 票 2年連続4回目
(有資格者 8名)
京田 陽太 中日ドラゴンズ 47 票
大和 横浜DeNAベイスターズ 3 票
A.エスコバー 東京ヤクルトスワローズ 2 票
木浪 聖也 阪神タイガース 1 票
田中 広輔 広島東洋カープ 1 票
セ・リーグ遊撃手該当者なし 1 票
[外野手]
◎ 鈴木 誠也 広島東洋カープ 245 票 2年連続4回目
◎ 大島 洋平 中日ドラゴンズ 176 票 3年連続8回目
◎ 青木 宣親 東京ヤクルトスワローズ 132 票 9年ぶり7回目

丸 佳浩 読売ジャイアンツ 119 票
近本 光司 阪神タイガース 99 票
松原 聖弥 読売ジャイアンツ 50 票
梶谷 隆幸 横浜DeNAベイスターズ 40 票
佐野 恵太 横浜DeNAベイスターズ 10 票
山崎 晃大朗 東京ヤクルトスワローズ 8 票
西川 龍馬 広島東洋カープ 7 票
武田 健吾 中日ドラゴンズ 1 票
長野 久義 広島東洋カープ 1 票
セ・リーグ外野手該当者なし 12 票

投手に関してはパスしてまず捕手部門を見てみよう。阪神の梅野が受賞、次点が中日の木下だった。カープは會澤と坂倉でスタメンマスクを分け合った形になり票が割れることは予測できたけど、残念ながら坂倉の得票するはゼロ。もしかしたら資格者に該当しなかったかもしれんねぇ。會澤が4票で4番手だった。GG賞はあまりチームの順位は影響しないように思うし、純粋に會澤の捕手としての評価が出たように思う。捕手はキャッチングはもちろんだけど、ミットは使わんけど盗塁阻止率というのも大きな要素を占めているように思う。今季の盗塁阻止率はトップが木下の.455。今季スタメンに使われだした捕手だけど、この数字が得票数を2位に押し上げた要因のように思う。ちなみに梅野は4位。會澤はセ6球団中6番目の.222。5回走られてようやく1回阻止といったところだろうねぇ。カープの投手陣は総じて牽制球は上手い投手が多いだけに、この盗塁阻止率というのはチーム全体の課題になるように思うねぇ。
1塁手はもっと寂しい。トップは中日のビシエド。この1塁手というのはどうしても打撃優先の選手が多いだけに、該当者なしと答えた数が一番多いポジション。特にチーム失策数の一番多かった阪神の選手は1票も入らなかった。次に失策数の多かったカープからは堂林が2票。ちょっと待て。スタメンファーストは松ちゃんだよな。堂林はゲーム終盤の守備固めでファーストに入るケースが多かった。スタメンの松ちゃんを差し置いて守備固めの堂林に票が入るなんてな、カープ番記者も気を使えっての(笑)。まぁでも、これが現実というか正直な評価なのだろう。アタクシが別の記事で松山がファーストスタメンで出るのであれば来季は厳しいと書いたのはこういうところ。守備に目をつぶっても打撃で答えを出せていないわけで、この守備なら相当打たないとダメだろうねぇ。このファーストのポジションが来季カープはカギになるように思う。

さてサード。まぁこれに関してもトップは高橋周平。中日は3選手が選ばれているのを見ると広いナゴヤドームを本拠地とするチームらしく、佐々岡監督が掲げる「投手を中心とした守りの野球」実践してAクラスに入ったといった印象だよな。カープは堂林が1票。寂しいよな。まぁこのポジションもファースト同様守備よりも打ってくれる選手に与えられるポジションのひとつ。確かに堂林は今季覚醒したけど、来季は今季以上の成績を出さないとカープの浮上は難しいかもしれんねぇ。
そしてショートは今季、小園の成長を見込んで広輔も苦しいかなぁと思われたけど、終わってみれば広輔がレギュラーとしてショートを守った形になった。しかし得票数は1票のみ。寂しいよな。まぁこの辺は恐らく今季の失策数が響いたように思う。ショートいうのは難しいポジションだから失策が必ず伴う。それでもトップの坂本は4つ。広輔はその3倍の12を記録している。また、ショートというポジションは「上手さ」を表現できる選手が有利だろう。広輔はどちらかと言えば堅実な守備、打球を体の正面に入れて守るスタイル。坂本は基本に忠実というよりは魅せるショートだよな。敵ながらため息がでちゃうようなプレーをたくさんするもんな。まぁ広輔もシーズン前半はまだ膝の状態がしっくりいかなかった印象もあるし、来季は菊池との二遊間コンビでぜひとも受賞してもらいたいもんだよな。

外野手に行ってみよう。いつも疑問に思うんだけど、この外野手といういうのは投票する記者さんがどう考えるかってのも票数に関わってくるようにも思う。今季の受賞は誠也と中日の大島、ヤクルトの青木だよな。これ、ポジション別に上手く分かれている。誠也がライト、大島センター、青木がレフトとね。でも昨季は巨人の丸、中日大島と二人のセンターが選ばれた。この辺記者がポジション別に投票しているのか?外野手でポジションにこだわらず上手い順番に投票しているのか?その辺は興味深いよな。
カープで行けば西川龍馬が途中離脱がありながらも7票を獲得。長野は日替わりレフトということで1票だけの得票になった。誠也が外野手で最多得票していただけに、センターの票が伸びなかったのはやはり「故障」というのは大きいなぁと感じるよな。特にセンターラインを担うセンターは大事。来季は誰がセンターで行くのかはわからんけど、龍馬が仮にセンターで行くのであれば、故障なくしっかりシーズンを戦い抜いてほしいよな。恐らくレフトは日替わりになる可能性が高いし、守備の面でも龍馬には頑張ってもらわんとねぇ。

こうしてみるだけもカープだけではなく各球団の課題が見えてくるのが面白いよな。カープはやはり投手力と守備の強化は必要だし長打力も課題。阪神・横浜は守備力強化だろうし、中日は打撃、ヤクルトは投手陣の立て直しだろう。巨人を引きずりおろすチームが出てくるのか?課題克服できるチームがどれだけ出てくるのか?セ・リーグを面白くするうえでは各チーム頑張ってほしいよな。

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