スポンサーリンク

メヒア陽性で出遅れ。アカデミー出身選手から感じる「プロ意識の低さ」。巨人は桑田コーチを補強でどう変わるのか?九里は開幕投手に向けて意欲満々の調整。

強いカープがみたい!
スポンサーリンク

 広島の九里亜蓮投手(29)が12日、マツダスタジアムに隣接する屋内練習場で自主トレを公開。昨季の契約更改時に自身初の開幕投手を狙うと宣言した右腕は、シーズンの目標を5完投以上に設定した。2年連続で開幕からローテを守り投げ続けることで、投手陣をけん引していく覚悟だ。 充実した表情が印象的だった。九里は低酸素マスクを着用して繰り返したダッシュでも呼吸一つ乱れない。「ランニングもある程度の量を走っているし、ウエートトレ、キャッチボールも少しずつ(強度を)上げている段階」。万全の状態でキャンプに臨めそうだ。

情報源: 広島・九里 鯉投オレが引っ張る「最低5完投」10完投中日・大野雄見て思い強く

関西でも緊急事態宣言が発令されたし、自治体独自で緊急事態宣言を出したりな、まぁ世の中コロナの話題でもちきりだよな。そんな中、我々カープファンにとっては衝撃的なニュースが飛び込んできた。
メヒアがフランスワに続きPCR検査で陽性が判明。こちらも来日が遅れることになりキャンプに間に合いそうにない。困ったもんだよな。
そして引退後ユニフォームを着ることのなかった桑田真澄さんが巨人のコーチに就任した。正直、桑田さんが巨人のユニフォームを再び着るということ自体が前例にないというかね、巨人も変わったなぁと感じたねぇ。
そして昨日の記事今季復活に賭ける大瀬良。カギは対菅野ではなくて、森下、九里との「エース争い」。3人で貯金「15」ならVに大接近!? でも話題になった今季の開幕投手候補である九里の話題が飛び込んできた。今日はこの辺を中心に書こうと思うよ。

スポンサーリンク

カープアカデミー出身者に希薄なプロ意識

まずは2月1日からのキャンプに向けて助っ人陣はそろそろ母国を出発しなきゃいかん時期だよな。コロナの影響で例年に比べてやることが多いし、時間もかかる。今季から加入のクロンはすでに日本に来ているそうで、この辺からもクロンのやる気を感じるよな。
しかしながら、カープに長く在籍しているドミニカのカープアカデミー出身者であるフランスワ、そしてメヒアがそれぞれコロナウィルスに感染してしまった。世界中に蔓延している感染症だから、感染すること自体批判するつもりはない。ないけど、「プロ意識」というフェーズで見ると「プロとしての自覚」が足らなんじゃねぇの??と一言二言言いたくもなる。どうもこのカープアカデミーの選手たちというのは、もちろん国民性というのもあるんだけど、ちょっとだらしないんじゃねぇの?と思うようになってきた。こう思ってしまうこと自体すごく残念なんだよな。
コロナ禍での体調管理、行動自粛ができていれば、1チームから二人も助っ人が感染しているなんてぇことはないだろうしな、フランスワと二人でカラオケボックスでも行ってたか!?と勘繰りたくもなる(笑)。自分の取った行動でチームに大きな影響が出るってことを想像しながら行動しているのか?すごく疑問に感じるんだよな。
言いたくはないけど、ドーピングで追放されたバティスタもそう。まぁプロなんだから、こうした気をつけなきゃいかんことまでアカデミーで教えろとは言わんけどな、この辺の教育ってのもカープ球団は考えなきゃいかんだろうねぇ。

こうして苦言を呈しているけど、アタクシはカープアカデミー自体は否定しないし、存続はしてほしい。間違いなく助っ人補強のひとつのルートとして機能しているしな、ハングリーさを持っている分、育てがいもあるよな。ただ、こうした体調管理ができないとなれば、日本に連れてくるのも二の足を踏んでしまうケースが増えてくるだろう。メヒアにしても、フランスワにしても自分たちの後輩の門戸を狭くするようなことはやっちゃいかんよな。
実際にメヒアは昨季で契約解除されてもおかしくない内容だった。個人的には見切りをつけた方がいいとさえ思っている。それでも球団がもう1年という判断をしたわけだからね、緊張感をもって来日してくると思っていただけに残念だよな。これで出遅れ確定。奮起してほしいもんだよな。

巨人・桑田コーチを「補強」。チーム強化にはコーチの補強は絶対に必要な時代

さて、キャンプまであと3週間を切ったこの時期に巨人は新たなコーチングスタッフを発表した。かつて巨人のエースだった桑田真澄さんがコーチに就任。これに驚いた野球ファンは多かっただろうねぇ。
桑田さんと言えば同じPL学園出身の清原さんが「武闘派」なら桑田さんは対照的な「頭脳派」。野球理論を引退後も非常に勉強されている印象だよな。この桑田さんの話を聞いてみたいという現役選手は沢山いるだろう。かなりいい「補強」をしたと言っていいだろうねぇ。
最近のプロ野球に置いて、このコーチングスタッフの編成は非常に重要だと思う。かつては引退した選手の就職先のひとつといった印象であまり重視されていなかったし、コーチ自体も自己の経験を押し付けるような仕事をしているコーチが多かったように思う。しかし、昨今はこのコーチ陣の指導力でチームや選手が大きく変わる傾向があるよな。カープで言えば、石井琢朗コーチ、河田コーチは間違いなくカープを変えたし、その結果3連覇という偉業を達成できた。
黒田さん、新井さんはコーチではなかったけど、ある意味コーチ的な役割も果たしてきた。特に黒田さんに色々話を聞いて影響を受けた投手は多いだろう。これも立派なコーチングだよな。
中日は今季久々にAクラス入りを果たした。まぁ落合さんの時代から「ドラゴンズ色」は一掃されたけど、今のコーチングスタッフの主要どころはみな「外部の血」だよな。監督経験豊富な伊東ヘッド、パ・リーグで活躍してきた阿波野投手コーチ、赤堀投手コーチも近鉄の守護神だった。村上コーチも近鉄OB。パリーグの血を積極的に入れているよな。この辺も躍進の要因のひとつと言ってだろうねぇ。
そういう意味ではコーチの役割というのは昔に比べれば非常に大きいように思う。まぁカープは昔ながらのコーチ編成からなかなか抜け出せないでいる。黄金時代を継続できなかったのは勝っているんだからこのままでいいという考え方が中心にあったからなんだろう。勝っているうちに次の手をどんどん打って行かなきゃあっという間に落ちる。この2年連続Bクラスというのが何よりも物語っているよな。

桑田コーチはカープの強敵になるのか?

さて、巨人に新たに桑田コーチが加わったわけだけど、2年連続優勝して投手陣をまとめている宮本コーチという存在がありながらも桑田コーチを補強したあたりね、巨人の…というか原監督のもっと強くなりたいという気持ちは伝わってくるよな。宮本コーチだって就任時はタレントコーチに何ができるかと評価は冷たかったけど、時には笑顔で、いい投球をしたら褒めたたえるような態度というのは現代っ子にはあっているように思う。厳しいだけではなく、選手を「プロ」として尊重しているように感じる。非常に上手くやっているよな。そこに桑田コーチが加わってどんな化学反応が起きるのか?敵ながら非常に興味深いよな。
では、この桑田コーチがカープにとって「強敵」になるのだろうか?確かに現役時代の桑田さんはカープをあまり得意にしていなかったように思う。カープ戦にはあまり投げてこなかった印象だし、抑えられた記憶があまりない。槇原さんには相当やられたし、宮本コーチもカープ戦には必ず投げてきたしな、そっちの印象の方が強いんだよな。
ただ、コーチとしてならば少し変わってくるように思う。特にカープは相手の監督に対して「名前負け」する傾向があるけどな、まぁ桑田さんはコーチだからってのもあるし正直よくわからんけど(笑)こっちが勝手に気にしてしまう可能性はあるように思う。まぁ気にする必要なく、勝負に徹してほしいよな。それに若い投手の成長には非常に力を発揮してくるだろう。先発陣が弱いとされる巨人だけど、若手の台頭があればカープは苦戦することが予想されるよな。コーチとはいえ侮っては行かんけど、意識しすぎるのもよくないだろうねぇ。

九里 意欲満々の自主トレで開幕投手を狙う

カープの選手に話を戻そうかねぇ。九里が開幕投手の椅子を虎視眈々と狙い、充実した自主トレを展開しているようだねぇ。昨季、九里は何かをつかんだ。自信やコツ、完投するスタミナなど得るものは大きかったように思う。シーズン通してローテを守り、規定投球回数をクリアしたことは白星以上に非常に大きな経験だっただろうねぇ。それを背景に意欲満々の調整を続けているよな。
九里はこのブログでも何度も書いているけど入団以来、好調の持続が課題だった。裏を返せば悪い時には悪いなりの投球ができなかったということだったと思う。だから先発から中継ぎに配置転換されるケースが非常に多かった。もともと体は丈夫な方だからな、シーズン中の配置転換でも体がパンクしなかった。これも振り返ってみれば、いい経験になったのだろう。
規定投球回数をクリアし、ローテを守れたのはその体の強さもさることながら、課題であった悪い時は悪いなりの投球術を身に着けたということだろう。完投も経験してどの打者にもムキムキに投げんでも抑えられる術も身に着けたのだろう。こういった自信から芽生えた開幕投手宣言。非常に今、九里は充実しているように思う。
入団当初からアタクシは九里を推しメンとして時には称賛し、時にはケチョンケチョンにしたりしてきた。この九里ウオッチャーのアタクシの目から見ても、今季は二けた勝てそうな臭いがプンプンしてくる。背番号もいい番号に変えてもらったしな、かなり期待していいだろうねぇ。初の開幕投手に向かって頑張ってほしいよな。

にほんブログ村、ブログランキング参加中です!ポチっとやってくれるとありがたいです!
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ

にほんブログ村、ブログランキング参加中です!ポチっとやってくれるとありがたいです!
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ

コメント

  1. ただのじ~ より:

    こんばんわ。

    カープアカデミーは、有効に機能しているのでしょうか?
    最近だと、バティスタとフランソワだけが成功例かと思います。

    その他は、昔、チェコが1年くらい活躍したくらいかと思います。
    (カープで活躍できなかったソリアーノがヤンキースでレギュラーになって活躍したのは番外編でしょうか?)

    カープアカデミーの年間予算がいくらか知りませんが、カープアカデミーをやめて、その年間予算で外国人の発掘したほうがいいのでは?

    または、カープアカデミーをやめて、その年間予算で、ソフトバンクみたいな3軍を整備したほうがいいのでは?

    アカデミーの存在意義は、本当にあるのでしょうか?

  2. shinrin より:

    引用:
    行動自粛ができていれば、1チームから二人も助っ人が感染しているなんてぇことはないだろう

    感染すること自体を批判しているようにしか読めません。

    気をつけていれば感染しないはずというのは、乱暴な主張だと思います。医師、看護師ですら多数感染しています。また、感染した人がなぜ、どのように感染したかは、日本では半数以上が不明です。今の日本の街中でコロナに無自覚、無防備な人などなかなかいません。つまり、気を付けていたのに、なぜかかかってしまった人が大勢います。
    にも関わらず、あなたは感染した結果から、フランスワ、メヒアに、自覚が足りない、行動自粛してなかったんじゃないかと疑いを向けていらっしゃる。

    感染者に更なる寛容なお心で接して下さるよう、強く希望します。

    • shinrinさま。
      コロナに関してはおっしゃっていることは正論ですね。しかし色々な立場からみると、色々な意見や考え方もあるかと思いますがここで貴方様とコロナに関して論じるつもりはございません。
      引用された部分だけ見れば、貴方様がおっしゃるような印象を受けるでしょう。しかし、前後の文章を併せて読んでいただければ、「コロナに感染した」メヒヤやフランスワを批判しているわけではないことがご理解いただけるのではないでしょうか引用部分だけを切り取ってのご批判となれば、本意ではありません。
      仮にメヒアがどこか痛めたとしても、アタクシは同じように批判するでしょう。コロナにかかったメヒアではなく、メヒアの今置かれている立場やチームのことを考えれば「プロとしての自覚がないよね」という話をしているのです。
      本文に書いていあるのであえてここで同じことを書くのはどうかと思いますが、フランスワも抑え候補の大事な選手です。ドーピングで追放になったバティスタもカープの長打力を支えていた選手でした。カープにとって大事な選手なのです。戦力なんです。
      そういう立場の選手が理由はどうあれキャンプに間に合わないというのは、どうなの?プロの自覚が足りないよね?そういうオハナシなんです。
      このブログはカープに強くあってほしい。そういうコンセプトで書いていますので、ここで書いている主体は「世間」や「一般論」ではございません。あくまでも「カープ」なのです。そこだけはご理解いただけたらと思います。感染者批判の記事ではございません。ただ、今後はこうした誤解を生まぬように気を付けてまいります。

      コメント、ありがとうございました。

  3. MAX より:

    こんにちは。
    ドミニカ人って気質的にお気楽で野手なら早打ち、正直メヒアはこれを機にクビにしてもらいたいですね。いるだけ選手枠の無駄です。
    アカデミーは打者がドーピングか扇風機ばかりなので、投手を重点的に育成してもらいたいです。

    • MAXさま。
      たしかに昨季のメヒアの打撃というのはひどかったですねぇ。アタクシも、こういう打撃をするのであれば、面倒見るのはやめた方がいいと感じました。もともと強引に引っ張らずにセンター方向中心に打ち返す打者と思っていましたけど、なんかもったいない気もします。
      個人的には助っ人そう取り換えと考えていましたけど、状況が状況だけにこういった結果になったのでしょう。残された意味をメヒアにはもっと噛みしめてほしいですね。
      コメント、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました