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またも貧打で20イニング無得点。「得点」よりも「失点」を優先している時点で白星は回ってこないよ

Mageちゃんが斬る!
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 「ヤクルト0-0広島」(12日、神宮球場) 広島は5安打と打線が沈黙し、20イニング連続無得点で今季4度目の引き分けに終わった。

情報源: 広島・佐々岡監督 序盤好機で8番・小園の犠打に「森下の打撃がいい」
[ytmr_bb_scoreboard fsize=”1.2″ width=”900px” tm1=”広島東洋カープ” tm2=”東京ヤクルトスワローズ” scr1=”0/0/0/0/0/0/0/0/0″ scr2=”0/0/0/0/0/0/0/0/0″]
【広島】 森下 塹江 栗林
【ヤクルト】 田口 マクガフ 石山

月曜日に入院していた店長が退院。しかしながら松葉杖の生活がしばらく続くため朝の出勤と病院への送迎がこれからしばらく続く。結構朝がバタバタしていてね、少しの間更新が不定期になる可能性も出てきた。当ブログを楽しみにしてくれている方もそんなにはいないとは思うけど、多少はいらっしゃる。まぁこういう事情ということでご理解いただければと思います。

2日の休みも「打てん打線」には効果なし

昨日のゲーム。2日間の休みもあって選手もリフレッシュしてゲームに臨めるかなぁと思っていた。打線に少しでもいい兆しが見えてくればと淡い期待を抱いての昨日のゲーム。結果は2日間の休みも効果はなく完封ドロー。もどかしいよな。この日は5番にクロン、7番に正髄が入った。まぁヤクルト先発が左腕の田口ということでその対策ということなんだろうけど、この期に及んで相変わらず芸のない右打線ね、この辺を見ているとどうだろう??カープベンチもこの貧打にはお手上げといった感じなんだろうねぇ。
正髄は1打席目で今季初ヒットを打った。よかったよな。ただ、その後2打席は凡退。確かに2,3打席目は少し乱暴な打撃が印象に残った。もちろんしっかり振り切るのが正髄のスタイルなんで小細工は必要ないんだけど、もう少しファールで逃げる技を身に着けると率も上がる。そんな印象を持った正髄の初スタメンだった。

森下は6死球ながらも7回を完封。白星をつけてあげたかった

先発の森下。今季最多の6四球を与えたものの力でヤクルト打線をねじ伏せた感じだよな。ここ最近の登板では真っすぐも力があって一番よかったように思う。こういう投球をした時に白星がつくと乗ってくるんだけどな。2回のチャンスで小園の送りバントで森下のバットに託された場面も期待に応えられなかった。案外、あれで投球の方で「しっかりやらなきゃ」という気持ちが芽生えたかもしれん。まぁあとで書くけど、ベンチはこういう作戦を取ると相手からも「カープさん、苦しいねぇ」と思われてしまう。これってベンチはやっちゃいかんことのように思うねぇ。
まぁ両チームとも調子がイマイチだよな。ヤクルトも貯金を1まで減らしてしまっているし、カープも連敗を脱出したものの打線がどうもいかんので「勝てる気がしない」。この日もヤクルトはマクガフ、石山、カープも塹江と栗林を繰り出したものの勝ちにはつながらなかった。両チームにもどかしさのようなものを感じたよな。ただ、苦しさが表に出ていたのは明らかにカープだったように思う。投手を見殺しにしてしまったよな。

好調小園にバント、一発のある選手に代打。ベンチに余裕が全くない

さてゲームを見られたのは5回から。その前はTwitterで同志のレポートを見ながらといった感じでゲームを追っていた。そのTwitterでまず最初にザワついたのが小園の送りバントで森下勝負。の場面。この策にはカープベンチが何とか得点をという悲痛な思いが思いきり伝わってくる。では、この作戦を支持するのか言えば、アタクシはやはり「NO」だねぇ。それはなぜか。
まずゲームは序盤。こちらは森下。まぁ森下なので先制点を取ればもちろん白星にグッと近づくのは言うまでもないだろう。しかし、相手も調子の出ていないヤクルト。ヤクルトの立場から考えれば、序盤で2,3点取られると「苦しい」のよ。なのでヤクルトが一番やられたくないのが「ランナーを貯めて上位打線」に繋がれることなんだよな。そしてまだ安定していない田口を攻めるにはそう簡単に「アウト」を上げちゃいかんのよ。この一つのアウトで田口が落ち着いてしまうからねぇ。小園は相手が左投手だろうが苦にしないし、足もそこそこあるんでゲッツーの可能性も低いだろう。カウントの浅いうちに引っ張らせる方がよかったように思う。小園は1軍にあがってからは安定した打撃成績を残しているし、ある意味カープ打線の中では当たっている方の部類。その選手にアウトを一つ上げる送りバントの判断ね、まぁ結果論なのでこれ以上は言わないけど、結果を問わずここでの送りバントのサインでヤクルトベンチは「あぁ、カープさんも大変だねぇ。うちは小園に繋がれた方がイヤなのに…」と悟られることになる。相手の方が焦っている。ゲーム序盤からそういったメンタル面でビハンドになるような作戦はね、アタクシはどんなに打線が苦しくてもやっちゃぁいかんと思うけどねぇ。
もちろん森下は打撃もいい。佐々岡監督もそこを見越しての判断というのはよくわかる。よくわかるけど、相手の嫌がることをやる方がアタクシは点につながると思うし、勝負に勝てるように思う。自分の都合しか目に入っていない采配では相手に足元みられちまうよな。

ゲーム終盤で一発のある打者を引っ込めるのも「お人よし」

ゲーム終盤でもそういった足元を見られるような選手起用があった。今日のスタメンで一発が期待できそうな打者は誰だったろう??名前だけなら誠也や西川もアリだけど最近の調子を見ればかなり期待薄だよな。と、なればこの日田口対策の為に5番に入ったクロンと7番の正髄。ここだと思うんだけど、同志の皆様はいかがですかな??
0-0でゲームは終盤に差し掛かった。こういう展開になると「1発」で勝負が決まったり、ゲームが動いたりする。ならばカープベンチはこの「1発の期待」を最後まで残しておく必要があったように思う。これも相手に対して立派なプレッシャーなんだよな。
しかし7番に入った正髄は田口がマウンドを降りたところでお役御免。大盛がセンター、龍馬がレフトに入った。いわゆる「守備固め」なんだろう。この辺も「消極的」な選手起用のように思う。カープ球団は正髄と言いう選手に何を期待して入団させたの??長打力でしょ??そして頑張って1軍に上がって来てね、1発で決まるような展開でそれを引っ込めるなんてぇのはどうかしている。アタクシはそう思うねぇ。
この交代はベンチの弱気も表しているように思う。ここで1点もやれない。取られたら負けだと。なので守備のミスを極力減らすために網を張ったということだろう。「得点」より「失点」を優先した形だよな。「勝つ気あるのか?」と。展開からいくと7回の攻撃の先頭打者が正髄だったので、8,9回にランナーが一人でも出れば9回に打席が回ってくる。仮に正髄が残っていれば一発のある打者がネクストにいるだけで相手は警戒する。もちろんこのゲームで今季初ヒットを打てたくらいの打者を必要以上に怖がる必要はないけど、「一発」「長打」はこの場面で一番食らっちゃいけないわけで、その芽を残しておくってのも十分相手に対してプレッシャーをかけられるように思う。この辺にベンチのお人よしさがにじみ出てくるよな。

9回の攻撃も同じ。一つ間違えればスタンドに運ぶ力のあるクロンに代打を送ったよな。この辺も相手を見ていないというかねぇ、周りが見えていないなぁと思うんだよな。確かにクロンはラッキーな2塁打があったけど、ヒットの期待は薄いのだろう。ベンチもそういう見立てをしてるということだよな。でも、9回で0-0。相手からみれば9回のクロンは最も警戒しなきゃいかん打者だったと思う。くさいところをついて四球となる可能性も他の打席よりは高いように思う。もちろん1発が出れば栗林大明神が控えているわけで、この一発の期待の芽を摘んでしまうってのはどうなのかなぁと。
代打で出てきたのは松ちゃんだけど石山は警戒して四球を与えたよな。多分クロンに対しても一発だけは打たれてはダメという投球をしてきただろう。この辺は相手がどんな攻撃や選手を起用してくるとイヤがるのか??その辺が全く見えていない。これじゃぁ勝負どころの話じゃねぇよな。

森下で勝てなきゃまた長いトンネルが待っている??

今、カープの先発陣の中で一番期待できるのは森下だろうねぇ。まぁ九里にはこの間白星がついたから、変わってくるかもしれんけど、安定感で考えたら現時点では森下だよな。週初めに森下を配置しているのが何よりの証左だろう。その森下で勝てなかった。負けはしなかったけど、この森下が投げる日は勝っておきたい。ここが上手くいっていないから波に乗れないよな。昨季も火曜日登板は九里だった。ここがなかなか勝てずに下位に沈んだよな。あまりいい傾向ではないよな。
今週はヤクルトとは2連戦。その後は調子の上がってきたベイスターズだよな。ちょっと今日勝たないと大型連敗がまたやってくる。そんな気がしないでもない。まぁ勝てない原因は打線なんだろうけど、ベンチにも余裕が全くないように思うし、それが選手に伝わるからさらに硬くなってしまっているように思う。チームが硬直化しているよな。
やはり攻める気持ち、ムードを作っていくのが重要だろう。そういうことを考えたらアタクシは先発の左右よりも、一発の可能性のある打者を起用し、相手が嫌がる戦法を先手先手でとにかく攻めていく。失敗してもいい。やらないよりははるかにいいとうムードをベンチが作り上げて欲しいよな。まぁ佐々岡監督だからねぇ…期待薄だけどな。まずは今日はとにかく勝ってね好調ベイスターズを迎え撃ちたいよな。

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コメント

  1. MAX より:

    そもそも序盤のバントって得点に繋がらないしつまらないんですよ。
    バントと右打ちばかりやって片岡のやらかしをプロが学ばないのはアホだろと思います。

    正随1安打しましたけど、今日出るんですかね?
    正直西川出すよりいいと思うんですけど。
    あと、小園は2番や3番とかでもいいと思います。もちろんバントは無しで。

  2. 透明人間 より:

    こんにちは!
    毎日ストレスたまる試合でイライラしますね!
    この気持ちは、恐らくカープファンみんなが共通の気持ちだと思います
    しかしながら最近の首脳陣の采配が悪いから負けている論は、要素の中には当然あることは私も異論はないのですが、それが一番ではないと思います
    監督がそれを言ってはダメですが、ヤッパリやるのは選手です
    選手がダメなとき、アドバイスしたり作戦を考えたり、入れ替えたりしてより勝てるように導くことはもちろん大事なのですがまずはそこまで選手が頑張れてないような気がします
    もっと選手本人たちが真剣に考えたプレーをしないと、例え首脳陣が変わったとしてもそんなに良くはならないと思います
    三連覇の時も不調な時はありました
    もちろん緒方監督のほうが良かったと言うと人もいるかもしれません
    しかしその時は黒田さん、新井さんがいました
    ここ一番では力を発揮しました
    現実世界の自分の同僚でも考えて見てください
    いくら言ってもできないやつ、出来ない以前に考え方がおかしな人、逆にいろいろも気配りもできて一生懸命自分が何をすべきか解っている人
    でもみんながまとまって同じ方向を向いて一致団結すればいい方向には向いていくと思います
    正直今バラバラのような感じがします
    そうなると何はともあれ、鈴木誠也でしょう
    去年来から、適当なアナウンサーや解説者がニッポンの4番などともてはやすが、カープの4番とも呼べない内容でしょう
    良くミスター赤ヘルといって浩二さんと同じように言う人もいるが、こちらから見ればチャンチャラおかしいというか、何を見て言ってるのかと言いたい
    数字的にも全く違うが、数字以上に浩二さんはここで打ってほしいというときに何度も期待に答えてくれました。何とかしようという気迫が凡打してもあふれていました。あんな気のない見逃し三振などしませんでした
    もちろん調子の悪い選手は他にもいますが、誠也がほんとのチームリーダーとしての頑張りを見せてくれるとおそらくチーム全体の調子もあがってくると思います
    三連覇中の新井さんもそうでした
    数字以上にここ一番での気迫はすごかったです
    私事でなんですが、何年か前の8月2日に生まれて初めて事故で救急車で運ばれ、夜中にやっと家に帰り録画していた試合を見たら、あの巨人相手に敗退ムードの中新井さんの逆転タイムリー後の昇竜拳ガッポーズ
    沈んだ気持ちがいっぺんに元気づけられたことをいまでも思い出します
    あれなんですよリーダーの仕事は!
    チーム全体良くないところは今沢山あると思いますが
    誰かがやらなければ
    それは紛れもない鈴木誠也でしょう

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