意地のかけらも感じられずに3試合連続完封負けで借金15。1安打じゃ何もできないと嘆くベンチにつける薬はあるのだろうか??

意地のかけらも感じられずに3試合連続完封負けで借金15。1安打じゃ何もできないと嘆くベンチにつける薬はあるのだろうか??

 「中日3-0広島」(18日、バンテリンドーム) 広島が今季最少の1安打で11度目の完封負けを喫した。3試合連続完封負けは今季2度目だ。14日・阪神戦の六回に得点して以降、ゼロ行進が続いており、30イニング連続無得点となった。4連敗を喫し、後半戦は1勝4敗で借金も「15」に。無得点が続く攻撃陣。チーム浮上のきっかけがつかめない。

情報源: 広島屈辱 誠也の1安打だけ 30イニング連続無得点 4連敗で借金「15」見えぬ光

昨日はゲームを見られたのが夜の7時を回ったところ。すでにゲームは6回の表だった。15分早い開始を差し引いてもゲーム展開の速さに驚いた。スコアは0-2。「ははぁ~ん、これ全く打ててないな」とピンと来たねぇ。
先発は玉村と松葉。松葉は結構打てている印象があるだけに、、前半を1安打で抑えられていた時点で打線が重症であることが理解できた。なんでも、スタメンは6番に長野、8番に上本と左が並んでいた下位打線に右打者を組み入れた。まぁ2試合連続で完封負けしているから、いじってくるとは思ったけど、組み替えではなく、右打者を入れただけ。そんな印象だったよな。

先発玉村は6回3失点の好投もポロリとこぼれた若さ

昨日の中継はJ Sports2で観戦。地元名古屋の放送局だから解説者も中日OBが大体務める。昨日の解説は吉見さんだった。吉見さんと言えば、このブログを古くからご覧いただいているカープファン同志ならお分かりだと思うけど、アタクシの大好きな投手。淡々とアウトを重ねるカープ打線そっちのけで吉見さんの解説を楽しんだ。その吉見さんがカープ先発の玉村を非常に褒めていたのが印象的だった。ただ、賞賛の嵐だけではなく、玉村の将来や投手としての心構えなんかも熱く語ってくれた。「あくまで私の考えだけど…」と何度もいっていたけど、あれだけの好投手だった吉見さんの金言というかねぇ、非常に参考になった。

さて、その玉村だけどもいい投球をしてくれたと思う。6回を3失点だから先発投手としては合格だよな。ただ、厳しいことを言えば、このゲームで勝ち投手になるためにはもっとやらなきゃいかんこともあったように思うねぇ。
堂上に一発打たれたのはしょうがない。大事なのは3点目を絶対にやらないという投球ができたのかと言えばそれはちょっと違うように思う。別に球がどうだとか投球内容ではなくてメンタル面ね、この辺に若さが出たように思うねぇ。
3点目を失った6回裏を振り返る前に、その前のカープの攻撃ね、伏線はここから来ているように思う。2死から野間の死球をきっかけに好投していた松葉が突如コントロールを乱した。連続四球で2死満塁。ここで打者は誠也。たまらず中日・与田監督はこれまで1安打に抑えていた松葉を諦めた。この辺は与田監督の勝負勘なんだろうねぇ。
代わった田嶋はカウントを悪くしながらも誠也を内野ゴロで仕留めピンチをしのいだ。この状況を見つめていた玉村も落胆の色を隠さなかった。

そして6回裏。このチャンスを逃した「あ~あ」という気持ちをそのまま玉村はマウンドに持ち込んでしまった。そんな気がしたんだよな。それでも玉村は簡単に2死を取った。このまま3者凡退で味方の反撃を待ちたい。焦りもあったかもしれん。そんな焦りを大島が見透かしたかどうかはわからんけど、しぶとく内野安打で出塁。直後に盗塁を決めた。ん~この大島のような存在の選手ね、カープに足りないピースだよな。まぁ捕手の坂倉がこの日は2塁への送球がグダグダだったってのもあるんだけど、2死ランナーなしから一気にチャンスを作れる選手ね、カープにはいないよな。

これで2死2塁。ランナーは大島だからヒットで帰ってこれる。打者はビシエド。外の球を逆らわずにライト線へタイムリー。貧打に喘ぐカープ打線には本当に重い重い3点目だったよな。この辺ね、玉村を追い詰めたというか、スタミナを消耗させたのは中日打線ではなくてカープ打線のように思えてならんのよ。一向に点が入る気配すらない淡々とした攻撃を見せられてね、玉村が抑えなきゃと回を追うごとにプレッシャーを感じていたように思う。6回表にようやくチャンスが訪れて色めき立ったのも無理はないだろうねぇ。2死からの大島の出塁もかなりプレッシャーがかかったように思えるし、そのプレッシャーを玉村は一人で受け止めて投げていたように思う。「見殺し」とはまさにこのことだろうねぇ。

そんな場面を振り返って解説の吉見さんが面白いことを言っていた。あくまでの「私の考え」と言うのを付け加えていたのが印象的だった。吉見さんは現役時代、わかりやすく言えば「点は入らないもの」と味方の攻撃にはあえて興味を示さなかったそうな。あくまでも自分の投球だけに集中できるように味方がチャンスであっても敢えてそこに入ろうとしなかった。点が取れたらそれはそれでいいけど、取れなかった時にメンタルに影響が出る。だからあえて「点は入らないもの」と考えていたそうな。なぁ~るほどねぇと感心したねぇ。もちろん玉村にその境地をまねろとは言わんけど、絶妙のコントロールを誇った吉見さんは心のコントロールもしっかりキープできるように心掛けていたのかと。確かに精神的な部分でコントロールを乱す投手は沢山いるよな。何かすごくいい話が聞けたように思うねぇ。

もう一つ言うと今の玉村のフォームね、吉見さん曰くいずれ肩を壊すのではないかと心配しているとも言っていた。確かに玉村のフォームは独特だよな。投げる前に肩甲骨をクイっとあげてから投じる。このクイっでタイミングをずらし、またまた球持ちがいいから球が球速よりもズンと来る。これが特徴だよな。
ただ、このフォームがいずれ歳を重ねるとできなくなると吉見さんは言っていた。今はまだ玉村が若いので肩甲骨が柔らかく投球が可能だけど歳を重ねると肩甲骨の可動域がどんどん小さくなる。そうなると今のフォームでは肩に相当の負担がかかるような気がするとも言っていた。なるほどねぇと。吉見さんにカープの投手コーチやってもらえないかねぇ(笑)
まぁ色々書いたけど、玉村は良く投げたけどな、本人もあの3点目は悔やまれるだろう。それでも6回を4安打3失点。次を見据えて頑張ってほしいよな。

淡白すぎる打線に起爆剤はないのか??

さて、振り返りたくはないのだけど、打線について書かなきゃいかんよな。この日は誠也の1安打のみ。相手がくれたチャンスも生かせずにただただ9回を終わるのを待つだけ。そんな印象を受けた。活気どころか勝ちたいという気持ちさえも伝わってこない。一体どうなっちまったんだろうねぇ。
若手中心の打線をけん引してきた3番小園と5番坂倉が調子を落としているよな。特に坂倉は前カードの阪神戦で一発を打ってから逆におかしくなったような気がするねぇ。ホームランの影響かもしれんけどバットが下から出ているような印象もある。小園はもともと積極的にファーストストライクから打ってくるのが持ち味なんだけど、それが不発に終わっている。タイミングの取り方だけだと思うけど、この辺にあたりが止まるとカープ打線は苦しいよな。
こういう打線が湿っている時に起爆剤になるのが「一発」なんだろうけど、残念ながらカープ打線を見渡しても局面を変えられる一発を打てる打者が見当たらない。この辺はまさに「戦力不足」「編成ミス」だろうねぇ。ベンチを見ても小粒な選手が多いよな。この辺ね、助っ人も含めてシーズンを戦い抜く戦力がかなり劣っているなぁと感じたねぇ。

打てないなら中日打線のように足と頭を使わなきゃ

まぁ打てないのは相手の中日も同じなのよ。リーグ最下位の得点力。一発の期待はビシエドだけだよな。カープと似たり寄ったりなのよ。その中日打線にカープはこの2試合「寄り切られた」。ポイントはやはり打てないなら打てないなりの工夫があったように思うねぇ。
中日打線はこのカード積極的に盗塁を仕掛けてきている。この盗塁が点につながるケースも何度かあった。与田監督がやりたい野球を体現できているそうな。投手力がいいチームはこういう戦い方でも勝てるのよ。中日がこの位置にいるのは間違いなく「打てないから」。投手陣だってカープは中日に見劣りしない。まぁ似たようなチームなんだよな。
ただ、勝負勘や勝負所での思い切ったプレーが中日には出てきている。その「差」なんだろうねぇ。
カープも投手は踏ん張っているんだから、何とか点を取ろうとバットだけじゃなくてね、足や頭を使わんといかんよな。

1安打じゃ何もできない監督では困るのよ

さて、敗戦後の佐々岡監督の弁を聞いていると困ったもんだなぁと。「1安打じゃなかなか策も…」なんて言ってるようじゃぁダメだよな。策を打つには塁に出る。何としてでも出るという気持ちの入ったイニングが一つでもあったのか?と。どうも佐々岡監督やキレイに野球をやろうとするきらいがある。もっと泥臭く地を這いつくばるようなね、塁を、点ももぎ取ろうという野球をやろうとしていないよな。何度も書くけど、このカードに限って言えば中日ナインの方がそういう気持ちでカープにぶつかってきている。順位云々じゃなくてね、そういう気持ちですでに負けている。そんな印象だよな。
スタメンも中日先発の松葉は左打者の方が被打率が高い。それをわかっていながらも打順の入れ替えではなく選手を入れ替えてきた。松葉だって左打者に打たれているのはよくわかっているはず。ならば左を並べた方がイヤに決まっている。相手の嫌がることを少しでもやっていくのはベンチの仕事だろうに。そこをあえて右打者を入れてきたってのが理解に苦しむんだよな。
さて、これで5連勝して返してきた借金も4連敗で元に戻った感じだよな。先週の今頃は連勝を伸ばそうなんてぇいっていたのが1週間後には連敗を止めように変わっちまっている。ジェットコースターのように上がったり下がったりの繰り返しで気がつきゃ借金はいまだに15。困ったもんだよな。今日の先発は中5日で大瀬良。なんとか連敗を止めて欲しいけど、奮起しなきゃいかんのは打線。大野雄をしっかり打ち崩して連敗を止めて欲しいよな。

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