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森下好投も援護なし。最後は勝ちパターンの中継ぎがズタボロで完敗。中継ぎ陣がガラスのハートじゃ勝てません

Mageちゃんが斬る!
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あぁ3年連続のV逸…。広島が首位ヤクルトに同一カード3連敗を喫して、21年の優勝の可能性がなくなった。今季も課題だった中継ぎ陣が打たれ、得点力不足の打線もヤク… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: あぁ3年連続のV逸…広島中継ぎ陣打たれ首位ヤクルトに3連敗、遠のくCS – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ
昨日もデーゲームと言うことで観戦できなかった。一部同点に追いつきひっくり返せそうな場面も松ちゃんのゲッツーで一気にチャンスが潰れてた。大事な場面でのバント失敗に代打の切り札がゲッツーじゃ、そら、盛り下がるわな。
なんでも昨日の敗戦で優勝の可能性が消滅したそうな。もうこっちは3か月も前からそんなの無理と思っていたからな、ちょっと意外だよな。このゲームで印象的だったのはカープとヤクルトの中継ぎの差ね、特に勝ちパターンや接戦で出てくる中継ぎ陣ね、ここに大きな差を感じたねぇ。今日はその辺を中心に書いてみようかねぇ。

森下、またもや勝てず。止まない雨はないのだ

先発は森下。自信もずっと勝てていない中、チームも連敗中。2年目のエース候補にとっては非常に重たいマウンドだったよな。初回に先制を許したけど、その後は強打のヤクルト打線をヒットを許しながらも2回以降はゼロ行進。よく投げてくれたと思う。まぁ本来なら、この森下の投球を見て打線が、中継ぎ陣が気合入れて頑張ってほしいところだけど、逆に妙なプレッシャーと言うかねぇ??みんながみんな硬くなっているというか、意識しすぎているというかね、この辺はカープの伝統かもしれんねぇ。以前も黒田さんが投げる日やマエケンも若いころ好投しても打線が打てないというのがあったよな。よくこんなんだからカープに嫌気がさしてFAで出ていかれるなんて嘆きの声はあちこちから聞こえてきた。森下もまだ2年目だけど、どうかカープを見放さないで欲しい、そういった感情を持ち始めるカープファン同志も出てくるだろうねぇ。
個人的には「2年目のジンクス」的なものかなぁと。森下は森下でこのなかなか勝てないシーズンを経験することで、成長して行くだろう。ここで潰れてしまう投手ではないと思うからねぇ。止まない雨はない。頑張って切り抜けて欲しいよな。

カープ打線石川の前に凡打の山

さて、ゲームは投手戦。ヤクルトの先発はベテランの石川。今季は先発の時は必ずと言っていいほどゲームを作っている。40歳を超えてもまだまだ進化している。素晴らしいよな。その石川が500試合のメモリアル登板。これにカープは気を使ったのかどうかはわからんけど、凡打の山を築き石川を盛り上げてしまったよな。この辺にもカープ伝統の人の好さというかねぇ、勝負に対しての甘さを感じるねぇ。
この日は4番の誠也が「休養」。その影響もあったかもしれんけど、4番が1日位休んでもね、「俺たちが」という気持ちが感じられない。なんだろうねぇ??焦りと無気力が織り交ざった何とも言えないチームのムードね、これは見ている方もツラいよな。

逆転のチャンスもミスとヤクルトベンチの勝ちに徹した采配で同点どまり

昨日唯一観ることができたシーンね、ここにカープの弱さや問題点、中途半端さ、そしてヤクルト高津監督の勝負に徹した采配、色んなものが凝縮されていたように思う。なぜカープが弱く、ヤクルトが強いのか??教えられる場面だったように思うねぇ。
振り返ってみよう。6回裏だよな。この日3番に入った堂林、まぁ恐らく石川対策ということだろう。堂林、龍馬、坂倉の連打でまずは同点。ここで高津監督はスパっと石川を諦めた。この辺の判断の早さと言うかね、ベテランの500試合登板を白星で飾ってほしいという気持ちが優先していたら、ここまでスパッと代えられないだろう。佐々岡監督なら(笑)この辺ね、メモリアルより勝負に徹している高津監督の勝負師としての顔を見たよな。
さて、カープだ。無死1,2塁。投手は大西に交代。打者は菊池だよな。カープベンチはここで菊池に送りバント。これが失敗でセカンドランナーがサード封殺。もったいないよな。交代した大西にアウトを一つプレゼントするよりも、打って行った方がよかったように思うし、カウントによってはランエンドヒットもいいかなぁと。まぁ次に代打松山が準備していたので、送って松山で勝負という作戦だったのだろうねぇ。
問題はね、菊池のバント失敗でこのシナリオが崩れたわけだから、そのまま松山を打席に立たせたのがね、どうなのかなぁと。もちろん石原をそのまま打席に立たせてもゲッツーのリスクはあるよな。でもカープにとって松山はとっておきの代打。石原のところは安部あたりでゲッツーのリスクを減らしてね、仮に森下までまわれば、満を持してという流れがよかったように思う。まぁ結果論なんで何が正解かはわからないけどな、どうもカープベンチはこうと決めたら融通がきかないというかね、場面場面で柔軟に対応できない感じなんだよな。結果はショートゴロゲッツー。流れをこっちに完全に引き込むことができなかったよな。他の場面は見ていないけど、ここがポイントだったように思うねぇ。

中継ぎ陣の質が勝敗を決めた??

森下、石川の両先発の好投で終盤を迎えた。石川は6回途中で降板。大西がピンチをしのいだ。森下は6回にひっくり返せず7回もマウンドへ。120球を投じた。勝たせてあげたかったよな。
ゲームを決めたのはこの先発の後を継いだ中継ぎ陣の差。そんなゲームだった。まずはカープ。8回のマウンドには本来なら7回の男である島内が登板。いきなり山田に四球を与え、村上にヒットとチャンスを広げられた。まぁ毎度のことだけど、カープの中継ぎ陣はどうしても先頭打者を出す場面が多すぎるよな。右打者が続く場面では森浦にスイッチ。まぁサード林の野選も足を引っ張ったよな。この辺の終盤のバタバタ感ね、何とかならんかなぁと思うんだよな。林はまだ若いし、こうした状況判断と言うのは経験していかなきゃいかん部分もあるし、コーチもしっかり指導しなきゃいかん。佐々岡監督もこの回は森浦で何とかという気持ちもあっただろうけどな、どうしても受け身になってバタついてしまうよな。
9回は「8回の男」ケムナが登板。まぁこの起用は何としてでも勝つという意思表示なんだろうけどね、それをケムナが感じてマウンドに上がったのかどうかが大事。勝ちパターンの投手を投げさせるというのはある意味形を崩してまでということだから、ベンチとケムナの考えが一致していることが大前提。ここがないと大体失敗に終わるんだよな。
結局は青木に一発打たれてリードを広げられたんだけど、たぶん狙い打たれた。映像は見ていないけど、そんな臭いがプンプンしていた。一球速報で振り返ってみると「やはり」といった内容だった。前日の登板もそうだけどどうしてもボール、ボールから入ってしまう。つまり有利なカウントでケムナのペースで投げられていないんだよな。先頭の川端はショートゴロに打ち取ったけど初球から3つ続けてボールだった。。続く山崎もボール先行からフルカウントの末に三振に打ち取った。打ち取ってはいるけど決してケムナペースではないのがわかる。そして青木に初球カーブでストライク。ようやく初球ストライクだった。ケムナは困った時にはこのカーブでカウントを稼ぐことができる。2球目。カーブを続けた。初球とほとんど同じボールだったよな。この辺ね、カウントを取るのに苦しむケムナを見て、カーブを待っていたように思うねぇ。この1点でワンチャン9回裏にという期待もしぼんでしまったよな。

対するヤクルト。こちらは何か継投策に余裕のようなものを感じた。今週は首位攻防戦がある。そのために抑えのマクガフ、清水といった勝ちパターンを温存した。今野、石山、そして3点差ついたということでマグガフでも清水でもなくスアレスをマウンドに送った。そしてこの3投手がベンチの考えをしっかり理解していたような気がするねぇ。マクガフを使わなくてもカープに3連勝。栗林までつながないと勝てないカープとは大違いだよな。

中継ぎ陣の質をもっと高めないと

まぁご覧のように、昨日というよりはカープが負ける時ってのは大体こんな感じ。先発が何とかゲームを作るも打線が点を奪えず、終盤の中継ぎ陣が失点して負ける。もちろんこのゲームでも打線が石川を捕まえておけばどうってことなかったんだろうけど、まぁ連敗しているし、焦りもあったのだろう。投手陣が何とか我慢しなきゃならん。この「我慢」がカープ中継ぎ陣、そして大事なところでミスをする野手ね、この辺はとてもとても接戦や痺れる場面で勝てる絵がどうしても想像できないんだよな。もうゲームの流れに中継ぎ陣は押しつぶされてしまっている。この辺は永川、横山両投手コーチもリリーフ経験者なんだからね、もっといいアドバイスをしてくれんかなぁと思うねぇ。考え方、メンタルの持って行き方とかね、この辺はカープ出身の投手コーチじゃ限界があるのかもしれんねぇ。何せこの両コーチは現役時代は弱いカープの一員だった。この辺を指導できる人はプレーオフや日本シリーズといった修羅場を経験している「生の声」が一番説得力があるような気がする。この辺の指導者も投手も含めてね、外部の血は絶対に必要だよな。あまりにもカープ中継ぎ陣はひ弱すぎるよな。
これで6連勝後3連敗。阪神ファンに嫌味のひとつでも言われそうだよな(笑)。残り16試合。阪神と4試合ヤクルトと2試合ある。それもシーズンの最後はこの両チームとの対戦が続く。どうだろう??カープの目の前で胴上げされる可能性も非常に高くなってきた。まぁ落ちるところまで落ちたらいいよ。来季の為にもね。

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