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開幕6連勝の余裕??大瀬良VS大野雄のエース対決に試合を預けた佐々岡采配で連勝ストップ

Mageちゃんの「熱視線」
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 「中日3-2広島」(1日、バンテリンドーム) 広島の開幕からの連勝記録が球団タイの「6」で止まった。大瀬良大地投手(30)が2-1で迎えた八回に4安打を集中されて2失点。逆転を許した。それでも大野とのエース対決で8回8安打3失点と試合をつくった。自身初黒星も気持ちを切り替えて、次回登板へ準備を進めていく。

情報源: 大瀬良が力尽きカープ開幕連勝ストップ 1000投球回の節目飾れず「もっともっとしっかりと」

旅行中もカープの動向はスマホでずっと追っていた。リードされていても中盤以降にひっくり返す、「逆転のカープ」が戻ってきた。そんな思いで見ていた。とにかく投手がしっかりしているし、ゲームを壊さない。だから野手もじっくり相手を攻めることができているよな。100点満点の開幕ダッシュといえるだろう。ただ、連勝はいつか止まる。そして止まった後、連敗するクセもこのチームは伝統的にあるからな、今日のゲームがどうなるかでムードもわかってくるだろうねぇ。
そして、昨日のゲームでとうとう連勝が止まったよな。この止まり方ね、アタクシは悪くないと思う。そして好調なチーム状況でありながらも、課題もあったかなぁと思うねぇ。

大瀬良VS大野雄のエース対決は見どころ満載

連勝中のカープ先発はエース大瀬良。そして他チームのことはあまり気にしていないんだけど、立浪新監督を迎えて、ここまで1勝5敗の中日の先発は大野雄。開幕投手同士のエース対決だよな。この両投手の投げ合いが完全にゲームを支配していたよな。
カウント球でも決め球でも効果絶大の大瀬良のカットボールが中日打線を翻弄していた。そして時折力を入れて投げる真っすぐね、150㌔を計測することがしばしばあった。調子の良さを伺えたよな。対する大野雄は気合満々というかね、非常に気持ちの入ったマウンドだった。阿部の一発で1点を先制してから逆転を許すまではこの1点を守るという気持ちが空回りして曾澤に逆転打を打たれたけど、その後は「もう1点もやらん」という気持ちが球に伝わっていた。まぁどちらに「負けたくない」という気持ちが強かったかといえば、大野雄だったろう。

両軍ベンチもエースにゲームを託した??

6連勝だけど、先の阪神との3連戦ではリリーフ陣を結構使ったカープ。移動ゲームということもある。一方の中日も連日の劣勢でリリーフ陣の登板も多くなっている。両軍ともこのゲームは「エースに託そう」。そんな影がチラホラ見えたように思うねぇ。そして今季は延長12回制。ゲーム展開上、延長戦は十分考えられた。エースがいけるところまで行ってほしい。そう考えていただろう。
それを象徴していたのが8回の大瀬良だよな。7回を投げ切って100球を超えていた。これ、昨季までの「常識」ならお役御免といったところだろう。しかし8回にも佐々岡監督は大瀬良をマウンドに送ったよな。逆に中日も大瀬良以上に球数を投げていた大野雄をビハインドの展開ながらも8回を投げ切らせた。もちろん打順のめぐりあわせもあるだろうけど、この辺からも両軍の監督はなるべくならリリーフを使いたくない。このゲームはエースに託した。そんなゲームだったよな。

開幕6連勝の余裕??1点を守りにいかなかった佐々岡采配

このゲームはエースに託した。長々とその辺を書いたのはやはり8回の大瀬良の投球内容ね、球が高め高めに集まっていたのを見ると、本来ならこの1点差を守るためにエースを途中降板させても、いや、8回から勝ちパターンを繰り出してもおかしくなかったはず。そんな展開でも大瀬良に託したのはなぜなのだろうか??もちろんリリーフの負担や延長を考えてということもあるんだろう。でも1点勝っている状況で勝ち切るつもりならアタクシは7回で大瀬良はお役御免というのが「正攻法」なんだろうと思う。佐々岡監督がこの正攻法に入らなかった背景には「開幕6連勝」の余裕というかね、そんなのを感じたんだよな。大瀬良を続投させて負けてしまったわけだけど、結局このゲーム、負けはしたけど大瀬良が一人で投げ切ってくれたわけで、これはこれで大きいよな。残りの2試合は勝ちパターンを連投させられるし、これを連勝できればカード勝ち越しも決められる。大瀬良には申し訳ないけど、投手陣を助ける意味で「エース」の役割を果たしてくれたのは大きいだろう。「エースの大瀬良で負けた」ら、みんなが納得できるしな、切り替えも容易だろう。そういう意味では大瀬良に白星がつけば最高だったけど、戦略上は言葉は悪いけど「負けても痛くない」連勝ストップだったように思うねぇ。あとはそこをチームがベンチが切り替えられるかだろうねぇ。

やはり「1発」の必要性を感じたゲーム展開

まだ開幕してからカード一回りしていないし、各チーム手探りの状態で戦っているのが現状。いい感触を得ているのが逆転野球復活の手ごたえをつかんだカープと、先発不足を若い投手が出てきて形になっている巨人。逆に開幕から7連敗の阪神は真っ暗闇の中、何もつかめていない。早く一つ勝ちたいところだよな。まぁ力のあるチームだから、抑えが固まればすぐに上に上がってくるだろうけどな。
夏場になってくると各チーム立ち位置が見えてくる。その時にこういう展開のゲームをいかにとるか??非常に大事だろうねぇ。そういう観点から見るとカープがこれからも上位で戦う上で必要性を感じたのはやはり「一発」だよな。大野雄から連打は厳しい。逆転してから引き離すうえでソロでもいいから一発浴びせることができれば、大瀬良は8回を投げ切れたのではないか??そんな気がしている。
ここまでカープのホームランは1本だけ。これはセリーグワースト。それもダントツで少ない。ただしチーム打率は唯一3割を超えていて、2塁打、3塁打はトップ。1発不足を補っているように見える。しかし、野球には「展開」というのがあるし、この「展開」をこっちに持ってくるためには「一発」の効果は絶大。そう考えるとやはりこの「一発不足」が後々カープを苦しめることになるかもしれんよな。まぁもちろん、一発のない打線でもこうして勝っているわけだから今のところは文句はないけど、今後優勝争い、CS争い、そして打線が下降している状態のときにこの「一発不足」が足を引っ張ることになるかもしれん。このゲームでも1点リードのまま8回まで行ったけど、途中でガツンと一発がソロでもいいからあると、完全に流れをこっちに持って行けただろう。まぁ無いものねだりしても仕方ないけどな、ある程度の「一発」の力が欲しいよな。というのをつくづく感じたねぇ。

曽根がこの日も盗塁成功!!これが曽根の生きる道

逆転を許して最終回の攻撃。マウンドには中日の守護神R.マルチネスがマウンドに上がった。何か表情が暗かったというかね、元気がないなぁという印象だった。そのマルチネスから曾澤がヒットで出た。そして代走に曽根が告げられた。阪神戦の初戦でサヨナラ勝ちを演出したのも曽根の果敢な盗塁がきっかけだった。この時もアタクシは書いたけど、曽根が今後1軍でやっていくのであれば、こういった場面での出場に限られるだろう。当然曽根に求められるのは「盗塁」だよな。1点をもぎ取る野球に不可欠な存在にいかになれるか??曽根もそれは十分承知だろう。いきなり盗塁を決めたよな。素晴らしかったよな。
同じような存在だった上本が今、開幕からスタメンで出場している。曽根も刺激になっているだろう。そして上本がスタメンで出ているがゆえに巡ってきた今の「ポジション」。これを絶対に手放してはいかんよな。何がなんでもゲーム終盤での「代走・曽根」は絶対に譲らない。そんな気持ちで頑張ってほしいよな。

これでとうとう開幕から続いていた連勝が止まった。巨人も順調に白星を重ねて首位に並んだ。DeNAもカープに3連敗を喫した後に4連勝。どうも今季のセリーグは連勝、連敗が多いのかなぁとも感じている。連勝が止まったカープもBクラス常連時は連勝すればそれと同等かそれ以上の連敗をすることでなかなか貯金が増えない展開が多かった。連勝が止まったことで今日のゲームをどう戦うのか??大きなポイントだよな。先発は森下と今季初先発の笠原。カープはこの笠原を昨季までは打てていない印象だよな。まずは森下がしっかり試合を作って、打線は粘り強く笠原を攻略していきたいよな。連勝ストップ後どう戦うか??お手並み拝見だよな。

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コメント

  1. MAX より:

    こんにちは。
    継投はまだしもスタメンにいた7番打者の存在意義はなんなのでしょうか?
    良い流れを切った元凶だと思います。
    バンテリンドームが広いからと言うならそれこそ若手に守らせて経験させるべきですし中途半端だと思います。

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