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今季ワースト7連敗で5位転落。連敗脱出のポイントをあれこれ考えながら悔しさを紛らしてみた。

強いカープがみたい!
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 「広島2-3阪神」(5日、マツダスタジアム) 広島が今季初めて5位に転落した。大瀬良大地投手(31)が5回4安打3失点。連敗ストップを託されたが、7敗目を喫した。チームは後半戦未勝利。1分けを挟んで11連敗した19年6、7月以来となる7連敗を喫し、借金は今季ワーストとなる「6」に膨らんだ。トンネルが長い。

情報源: 大瀬良が勝てない カープ3年ぶり7連敗で5位転落 傷心エース「一生懸命やるしかない」</em

3年ぶりの7連敗だそうで。今季のカープは先発陣が揃っているんで、正直ここまでの連敗は今シーズンやらんだろうと思っていたけどな、完全に投打がかみ合っていないというか、チームになっていないように見えるねぇ。やはりこの連敗中は先発が先制点を早い回で許したり、先制してもひっくり返される。常に追いかける展開ね、これが選手たちにもプレッシャーをかけ続けているように思うねぇ。ベンチも佐々岡監督にしては珍しく、早めに先発に見切りをつけているけど、普段は我慢する佐々岡監督が「我慢できない」くらい先発陣の出来が悪い。連敗を止めるにはとにかく先発投手が我慢してゲームを作ること。先に点をやらないこと。点を取ったら踏ん張ること。連敗ストップのいろはの「い」はここのような気がするねえ。
と、感想を語ったところで記事は終わりにしたいんだけど、連敗中だとやれ、アイツがダメだとか、コイツは使えないとかね、SNSでは爆発していることだろうけど、このブログではどうやったらカープが上向きになれるのか??これを読んで少しでもカープファン同志の皆様の気が紛れ、心が晴れるよう、前を向けるようにしていきたいと思うねぇ(笑)

大瀬良2段モーションに戻してみたら…!?

まずは先発の大瀬良。今回も残念ながら白星とはならなかった。これで7勝7敗。エースで貯金がないとチームの成績も芳しくなくなるよな。大瀬良も森下と同じで今季は連打を食らうシーンが多い。大瀬良自身も試行錯誤の登板を続けているよな。後半戦に入って大瀬良は投球フォームを変えた。2段モーションを封印した。こちらの方が変化球のコントロールがつくなんてのが理由のようだけど、その分、球の力がなくなっていたように思う。そしてこの日の登板は再び2段モーションに戻してきた。
初回に先制されたけど、犠牲フライの1点で片付けた。この辺の立上りは大瀬良の球というよりは気持ちね、この不安定さを突かれたように思うねぇ。しかし2回、3回の投球を見ると変化球で上手に打者を仕留めていたように思う。この辺、2段モーションに戻したことで、真っすぐに勢いと力が「ある程度」あったからなんだと思うねぇ。もちろん、開幕時の大瀬良に比べればまだまだなんだけど、この感触を次につなげてほしいよな。
4回にはロハスJr.に一発打たれた。これは完全に失投。フォークが抜けて真ん中に入ってきた。まぁバットにあたった瞬間に「やられた」という球だったよな。いい投手でも失投はあるし、それを仕留めたロハスJr.を褒めるべきだろう。佐々岡監督は「よくなかった」と5回で降板させた。これも妥当だとは思う。ただ、この登板で大瀬良が2段モーションに戻したことで収穫があったとすれば、次を期待したいねぇ。まぁそれでも本当は一度ファームに行ってリフレッシュさせてあげたいというのはある。次の登板に向けて大瀬良も気持ちの面ね、しんどいだろうけど何とか持ち直してほしいよな。

秋山、「さすが」のツーベース

このゲーム、負けたけど非常に見ごたえがあった。見ごたえがあったということはカープもやられっぱなしではなく、やり返して接戦になった。この辺の反発力ね、評価してあげたいと思う(優しすぎる??)。そのきっかけを作ったのはカープに加入した秋山だよな。ロハスJr.に一発打たれた直後、「今日もダメか…」と感じていたチームメイトやカープファンに喝を入れるような打撃と走塁を見せてくれた。先頭で西のチェンジアップを見事に拾って左中間へヒット。センターが回り込むのを見てスピードを緩めず2塁に突進してツーベース。この勇気のある走塁ね、暴走とは違う。打球と阪神の外野陣の動きを見て初めから行くつもりでいたんだろうねぇ。
前カードのDeNA戦で2死1塁、ランナーは森下。菊地のライトオーバーで1点かと思いきやホームでタッチアウトになった。これには色々な意見が飛び交っただろう。個人的にはDeNAのライト蛯名の好送球だと思ったけど、後で見直すと走者の森下は3塁ベース付近で一度スピードを緩め、河田コーチの回れのサインで再び加速した。この辺の「緩み」がなかったら1点入っていたという意見も見かけた。仮にそうだとしたら、森下は投手だからということを差し引いても「3塁で止まる」と決めつけてしまっていたフシはある。走者で出た以上しっかりやらんといかんよな。それでもカープファンは選手に優しいと過ぎるところがあって、走らせたから打たれたという図式を作ってしまった。ツーアウトだしあそこはホームを狙って当然の場面。そういう一つ一つのプレーに「ハードさ」が今のカープには欠けているような気がする。ハングリーさが感じられない。何か安全に安全にとね、盗塁一つとっても最初のスタートがどうしても切れないのはそういったチームの空気がたぶんあるんだろうなぁと思うねぇ。
話しを戻そう。この打席での秋山の走塁ね、これはこのイニングに限ってものすごくカープの選手たちが奮い立ったように思うねぇ。坂倉も非常に落ち着いて打席に立っていた。これまで西に翻弄されていたカープ打線だけど、やはり左打者が攻略のガキ。タイムリーの前のレフト線へのファールもしっかり球を待って打撃ができていた。すごく集中していたよな。最後は西の足元を抜けるタイムリー。小園も西のチェンジアップを積極的に振っていった。このイニングのカープ打線は非常に気持ちが入りながらも非常に冷静に西に対応できていたように思うねぇ。その原動力は秋山のプレー。ベンチに戻っても感情を表に出しながらしっかり声を出していたのが印象的だった。ほかの選手たちももっともっと気持ちを出してね、アグレッシブにプレーしてほしいよな。

連敗脱出のきっかけになる「サプライズ」が欲しい

このゲームからマクブルームが戻ってきた。本来ならもうひとカード様子を見てというのが基本線だったろうけど、背に腹は代えられない。チームが連敗中ということで4番に戻ってきたよな。このマクブルームが戻ってきたことで坂倉が定位置の5番に戻って早速打点をあげた。これはこれでカープの一つの形が戻ってきた。喜ばしいことだよな。もちろんプロ野球、中軸が打って勝つというのは一番いいんだろうけど、やはり長いシーズン、予期せぬ選手が活躍する「サプライズ」ね、この連敗中のカープに一番欲しいのは案外、これの気がするんだよな。オールスター前の東京ドームでの巨人戦では3戦連続で満塁弾が出た。打ったのは磯村、長野、堂林。今長野は6番でスタメンが多いけど、基本的にはベンチスタートが多い選手ばかり。まさに「サプライズ」だよな。開幕から6連勝した。この立役者は何といっても上本を抜きに語れないだろう。これも「サプライズ」だよな。この連敗中のカープ、もちろんコロナのクラスターが2軍で発生してなかなか身動きが取れないというのはあるんだろうけどね、ベンチも何かをしてくれそうな選手の起用も考えてもいいような気がするねぇ。もちろん連敗中だから余裕はないんだろう。でも完全にベンチも手詰まりというかね、結局はいつものメンバーというが一番無難という発想になってしまうのだろう。そこを思い切ってね、いつもとは違う何かをやってくれそうな起用をやってみるのもいいだろうねぇ。個人的には捕手の石原や末包なんかはやりそうなムードを持っているように思うねぇ。
この日の阪神は大山がコロナ陽性でベンチを外れ、その代役としてロハスJr.が昇格した。そしてそのロハスJr.の一発で勝った。阪神ファンにとっては「サプライズ」だろう。カープもこういう「サプライズ」で何とか連敗脱出のきっかけをつかんでほしいよな。

「打てる捕手」はどこへ行った??

このゲーム、終盤は1点をめぐる攻防で手に汗握った。個人的には連敗は伸びてしまったけど、こういう接戦を演じられるようになってきたから連敗がそろそろ止まる予感はある。これは1点が取れなかったというよりは1点をやらなかった場面もあったからなんだよな。この「あと1点」の場面で両チームとも「捕手」が打者として打席に立って点が取れなかった。
カープは4回に1点差に詰め寄って2死3塁で曾澤。曾澤は初球を打ってライトフライ。もう少しじっくりいけなかったか??というのはあるよな。曾澤はカープでは「打てる捕手」の1番手。しかし今季は打率は.200そこそこ。かつては5番、6番あたりを任されていた打撃がすっかり影をひそめてしまったよな。しかしカープ首脳陣の頭の中にはまだ曾澤は「打てる捕手」なんだろう。そのイメージで野球をやっている感は否めないよな。
実は阪神も同じような感じだった。最終回森浦を攻めて1死満塁のチャンス。阪神から見れば、ここで1点取れればまず間違いなく勝ちだろう。何とか1点をという場面。ここで打席にはスタメンマスクの梅野をそのまま打席に送った。投手が左の森浦ということもあってそのまま打席に送ったのだろうけど、個人的にはここ、満塁だけどスクイズも面白いと思った。しかしそのまま打たせて結果はゲッツー。阪神はチャンスを逃したよな。梅野も「打てる捕手」として阪神に貢献し、FA残留した。しかし今季の打率は曾澤の打率に毛が生えた程度。左でも足のある代打を起用しても面白かったように思うけど、それでも梅野を打席に送ったのは「打てる捕手」のイメージが強いからだろう。

カープは打てる捕手がたくさんいるチーム。なのに、スタメン起用の多い曾澤はすでに「打てる捕手」ではなくなってきている。もちろん打撃以外の貢献度、捕手としてのリードがあるからスタメン起用なのだろう。それに関しては異論はない。ただ、今のカープのチーム編成上、打てる捕手がいる前提で編成されているように思う。だから助っ人野手は1人でいいという判断なんだよな。そういった編成上、スタメンマスクは「打てる捕手」にしないとどうしても得点力が上がらないことになる。現に磯村が調子が良かったときは点がかなり入っていたし、捕手も打ってこそのカープ打線なんだと思う。ならば、今や打てない捕手になってしまった曾澤の起用法も考えてもいいのかなぁと。例えば終盤に出てくる抑え捕手のような役割でも十分力を発揮できると思うしな、今の打線なら坂倉を捕手にして8番にサードで上本や曽根を入れたほうが足も使えて面白いような気がする。やはりカープ打線は「打てる捕手」がいて形になる。何も捕手の選手を2人スタメンで使う必要はないわけで、あくまでもスタメン捕手は「打てる」選手に担わせた方がいいだろう。開幕前は曾澤まだ「打てる捕手」だった。だから坂倉をサードで起用したのだろう??それが機能しないのであれば、坂倉を5番捕手で起用した方が打線に関しては活路を見出せるような気がするねぇ。決して曾澤が使えないとは言っていない。チームは生き物だからな、最初に考えていたイメージは戦いを重ねていくうちに変化してくる。この変化にベンチは対応しなきゃいかんのよ。この連敗を抜けるためには思い切って坂倉を捕手に戻すのも一手のような気がするねぇ。

これで借金が6。残り40試合ちょっとでこれだと、ゲーム差云々は別にしてAクラスは相当厳しいだろう。なんやかんや団子状態とは言え3位に食い込むには勝率5割が基準になる。貯金4,5個が3位のラインとすれば、残りゲーム11くらい勝ち越さないといかん。そうなると残りを27勝15敗くらいかな??2勝1敗ペースが求められる。今のカープにその力は残念ながらないだろう。早い段階でこの連敗をチャラにする連勝をしないと相当Aクラスは苦しいだろうねぇ。

よく、カープファンの間で「あきらめない」って言葉をシーズン終盤で耳にする。今のカープの立ち位置からすれば自力優勝はもうないし、狙うとすれば2位、3位。1週間前は2位も十分考えらえる位置にいたけど、この時期に大型連敗をするというのはやはり力がないということだよな。今季はこのままでいくと「あきらめない」というフレーズさえ口にできない展開になってしまう。何とか早めに連敗を止めて、4連勝でも5連勝でもいいから早い段階で挽回したよな。昨日は接戦でいいゲームができたと思うし、連敗を抜けられる予感がある。今日何とか止めてほしいよな。

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コメント

  1. 鯉の新井 より:

    Mage さん、こんにちは。鯉の新井です。
    連敗中は打線が爆発して早めに勝負をつけないと
    なかなか止まらないものですよね。これだけ暑い中
    昨日の大瀬良はよく投げたと思います。こういう時は
    チーム全体でとにかく1つ勝つ気持ちを選手起用や
    作戦で出して欲しいですよね。栗林はオールスター明けは
    まだ登板がありませんが回跨ぎや同点の場面でも使って
    いかないと3位も見えて来ないですね。
    今日は広島にとって特別な日ですからなんとしてでも
    勝って欲しいですね。

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