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龍馬のFA動向はどうなる!?絶対に必要な選手だけど新陳代謝が滞れば2,3年後に悪影響も??チーム作りは岡田・阪神が参考になるのでは??

強いカープがみたい!
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情報源: 国内FA権取得カープ西川龍馬 球団と残留交渉「評価してもらった」 海外FA権「そういう話も」早め決断へ

先日SNS上では昨年の「龍馬残留」の記事に振り回されたフォロワーさんの姿が結構見られた。カープOBの中田廉さんや中村恭平さんのやり取りもネット記事に取り上げられていた。まぁそれだけカープファンの視線は西川龍馬の動向に注がれていると言っていいだろう。
日本シリーズは阪神の日本一で終わった。今週からは選手が球団にFAを宣言し交渉が本格化する。龍馬もぼちぼちどうするのか??決めないといかん時期に来ているよな。さて、どうなるだろうねぇ??

カープからは「思った以上にいい条件」

すでにカープと龍馬の間では交渉が行われている。カープ側とすれば今季4番も打った選手。打率もリーグ2位。その選手を易々と手放す手はないだろう。恐らく複数年もちょっと長めのものを提示したんじゃないだろうかねぇ??やはりプロ野球選手と言えども1年でも長くプレーしたいというのはある。秋山もカープに入団したのは3年契約と2000本安打の後押しが決め手言っている。やはり複数年契約は大きな魅力だろうねぇ。
龍馬は昨季に国内FA権を取得。昨季の今頃もこうした交渉は行われていたのだろう。今回「思った以上にいい条件」と言っていたように昨季以上の条件をカープは提示したのだろう。カープの残ってほしい想いと誠意は十分伝わっているだろうねぇ。

腕試ししたい気持ちも当然あるのでは??

龍馬は昨季の交渉ではFA宣言せずに単年で残留した。まぁこの辺は龍馬なりの考えや思い、こだわりがあるだろうし、やはり新井新監督の誕生という部分も非常に大きかっただろう。仮に今季龍馬が今季の成績でカープがリーグ優勝したら龍馬FA移籍はかなり濃厚になっていたと思うねぇ。単年契約というのは翌年に移籍の線を残しておくということだからな、龍馬の中にはそういった青写真がぼんやりあったのかもしれん。中には複数年を結ぶと緊張感が緩むことを懸念する選手もいる。ただ、球団としてはだからと言って毎年FA交渉するのはたまったもんじゃない。龍馬としてはこのオフに何かしらの答えを出すことにはなるだろうねぇ。

マスコミでは龍馬がFA宣言すれば手を上げる球団はかなりあるだろうと予想している。最有力なのはソフトバンク。資金力はもちろん、一緒に自主トレしている近藤の存在もある。カープとしてもソフトバンクとマネーゲームをする気はないだろう。龍馬がFA宣言すればそれはリリースするということになるだろうねぇ。
大阪出身の龍馬にオリックスも興味を示すだろう。もともと欲しい選手と言っているしな。
セ・リーグはどうだろう??左の外野が手薄なヤクルトあたりはハマりそうな気がする。中日だって打線テコ入れとなれば、龍馬はうってつけのようにも思う。巨人の横取りも十分考えられる(笑)。ただ、バットマンとしての腕を試したいとなればパ・リーグの方が脈があるように思うねぇ。環境が変われば新しい自分に出会うこともあるし、打撃向上にもつながるだろう。龍馬ほどの打者なら腕試ししたい気持ちがないというのはうそになる。他球団の評価も聞いてみたいという気持ちも当然あるだろう。結局はそことの戦いというか悩ましい部分だろう。

今季2位はFA残留選手たちの活躍が一つの要因

今季開幕前は最下位予想が大半を占めたカープ。開幕4連敗した時には「やはり…」とうつむいたカープファン同志も多かっただろう。しかしそこから連勝して巻き返し、苦手の交流戦も勝率5割で突破。7月には10連勝もした。9月に入ってAクラス入りを決めて3位DeNAとは最後の最後までもつれたけど0.5差で2位となった。素晴らしいよな。2位になった要因は色々あるのだろうけど、FAとなりながらもカープに残留した選手たちの活躍というのは外せないだろう。中には成績が低迷していた選手もいたけど、新井監督就任で生き返った選手の活躍というのも非常に大きいかなぁと思うねぇ。
広輔は今季6本のホームラン。それも結構勝つにつながる一発を打ってくれた。引っ張る打撃が自分本来の打撃と徹底してきたのが良かったのだろう。野間は単打に徹することで打率がアップ。そして得点圏打率も高くなった。自分の生きる道を見つけたシーズンだったんじゃないだろうかねぇ?
松山も今季は一発は出なかったけど、代打成功率が非常に高かった。堂林もシーズン終盤やポストシーズンでは4番を任された。野村も出番は少なかったけど1軍で非常にいい投球を見せてくれた。菊池はシーズン序盤は1番を打って打線をけん引してくれたのは間違いないだろう。よく「戦力の底上げ」というけど、この辺の選手に関して言えば「戦力の掘り起こし」といった方がいいのかもしれん。この辺は新井監督の人柄と手腕によるものが大きいだろうねぇ。

思ったほど活躍できなかった選手もいる

しかしその逆の選手もいるよな。大瀬良や九里はローテの中心にいながらも2ケタ勝てなかった。大瀬良は6勝止まり。6勝11敗だ。大瀬良の給料なら白黒逆転してくれなきゃ困るし、逆転していれば、もっと阪神を苦しめることができただろう。
九里も8勝8敗と貯金をもたらすことができなかった。この二人の成績がもっと良ければ本当に優勝していたかもしれん。
新井監督の方針により坂倉を正捕手に据えることで曾澤の出番もグッと減った。まぁスタメンマスクはあったけど、かつての「打てる捕手」のイメージは全く感じられないシーズンとなった。もちろん曾澤の存在は坂倉にとっても大きかったと思うし、心強かっただろう。ただ、個人的には打撃面で考えれば磯村ももっと使ってほしかったというのはある。

もちろんそのシーズンの調子というのは大きいと思うけど、こうしたFA残留選手たちも毎年歳をとる。今季も中崎、上本、磯村がFA権を取得も残留宣言。気が付けば30代の選手がかなり多くなってきたようにも思う。これを見ると今季はよかったけど、来季以降起用法にもよるけど、かなりチームの高齢化が進むことにもなることは誰でも予想できる。この辺が新井カープの大きな課題になってくるのは間違いないよな。

若い選手がベテランを押しのけられるか??チャンスを与えることも大事

この問題を解決する最良の方法は若い選手がこうしたベテランを押しのけてレギュラーを取ることだろう。これが一番自然だし、実力社会のプロ野球では絶対に必要だろう。戦力をポジションが被ろうが何だろうがやみくもにFAで補強し続けた巨人の今の姿を見るとこうした自然な流れが絶対にチームには必要というのがよくわかる。その巨人は若手の積極起用に昨季くらいから取り組んでいる。秋広や門脇といったいい選手も出てきたし、山崎伊織も今季10勝をマーク。やはり若い選手は使わんとなかなか伸びないよな。
優勝した阪神。オリックスもそうだけど、かつてはFAとなれば必ず手を上げてきた球団だった。特にオリックスは森友哉をFA補強したけど両チームとも考え方を変えて生え抜き戦力でチームを作ってきた。阪神のメンバーはほとんどが20代だし、オリックスも紅林のような若い選手を抜擢してチームの骨格を作った。それが最高の結果になったよな。
結局は球団もそうだけど、しっかりチームを作れる指導者ね、ここが一番大事なような気がするよな。

これまでも沢山の選手がFAせずに残留してくれたカープ。ファンはホッと胸をなでおろした。FA選手の残留が最大の補強なんて言葉もSNSで何度も見かけた。もちろん引き留めに関して言えば、表には出ない条件というものも交渉事だからあるんだろうと思う。額面通り活躍してくれれば御の字だけど、FA選手というのはそれなりに歳をとっているんで、「伸びしろ」という部分にはあまり期待できない。衰えと共に出番が少なくなってくる選手、故障する選手も割合としては多いんだと思うねぇ。それでもベンチはその選手を使う。故障ならまだしも動けるけど、結果が出ない選手をどうするのか??このブログではよく「名前で野球やっている」なんて言っているけど、こうした選手たちを使い続けてしまう、いわゆる「聖域」を作ってしまうベンチだと、そのチームの未来は暗いだろうねぇ。

新井監督1年目はこうした出番の少なくなった、多少衰えてきたFA選手たちを目覚めさせた。これは新井監督でしかできない芸当だろう。これによってセ・リーグ2位に輝いた。今季はこれで成功だろう。しかし、同じ手が来季も使えるといえばそうではないと考えるカープファン同志も非常に多いんじゃないかねぇ??これは新井監督も全く頭に入っていないわけではないと思うし、実際に調子を落とした秋山をスタメンから外したりした。野間の故障で外野陣にはチャンスが訪れた。最後は骨折してしまったけど、田村も連続ヒットで打撃をアピール。末包も後半はスタメン出場して二けたHRを記録。内野では小園も一皮むけたよな。決してベテラン、FA残留選手に頼りきりではなかった。ただ、来季はこのFA選手と若手の割合をもっと若手よりに変えていかないといかんシーズンになるだろう。負けがこむとどうしても実績のある選手、名前で野球をやる傾向になりがちだけど、この辺を新井監督がどれだけ我慢強く使って行けるかというのもポイントになってくるだろう。結局、若手にはチャンスを上げないといかんのよ。ベテランを押しのけるためにはベンチがしっかり出番を作ってあげないといかん。FA残留選手が多くなればそういった問題というのは絶対に出てくる。

龍馬残留ならシーズン通しての活躍に期待

色々書いてきたけど、アタクシは龍馬には残留して欲しい。シンプルに好きな選手だし、何だろう??素直な好青年が多いカープの中で、少し天邪鬼的なムードを漂わせているのがいいし、打席での期待感もある。ただ、故障が多い選手なので、シーズン通して「本当の龍馬の力」をまだ拝ませてもらっていない。シーズン通して出ればどれだけのヒットを打つのか??これをカープのユニフォーム姿で見たいのよ。龍馬が今季も故障なく出られたら優勝していたかもしれんし、本当にシーズン通しての活躍ね、これが見たい。ただ、龍馬が新しい活躍の場を求めて出るのであれば、「頑張ってきて」と背中を押してあげたいという気持ちもある。複雑なんだよな(笑)。
それはアタクシだけではなくカープファンの考え方も変わってきているのだと思うねぇ。かつてはFA選手を金持ち球団に引っこ抜かれて寂しい想いをした。弱いカープがさらに弱くなる。そういった不安をあの当時はファンが共通して抱えていた感情だったと思うし、その教訓からカープ球団もFA選手の残留交渉にも変化が生まれた。今の状況というのはその賜物だと思う。
若手を積極的に使うカープは他球団よりもFA権が取りやすいし、それも20代で取れる選手が多いよな。鈴木本部長も大変だったと思うよ(笑)。若い選手の見切りも他球団に比べると長い目でみてあげるのも影響していると思う。まぁいい球団だよな。その反面チーム作りという部分ではいろいろ弊害が起きているの事実。それにカープファンが気づき始めている雰囲気がこの龍馬FAでは感じ取ることができる。ある意味、カープファンも大人になったというかねぇ??成熟したファンが多くなってきているんだろうねぇ??
龍馬もそろそろ決断の時だろう。色々考えていると思うけど、悔いのない決断をしてほしいよな。さてどうなるか??楽しみだよな。

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コメント

  1. MAX より:

    こんばんは。
    西川FAでチームは揺れていますが、毎年のように故障離脱していますし、いくら打率が高くても年俸2億超えの3、4年契約は危険だと思いますし、フロントとしても残留した選手が高年俸の時はなかなか働いていないことを考えると内心不安に思うのではないかなあとも感じてしまいます。

    野手に関しては菊池残留はチームに右打の内野が少ないこと、打撃は波が激しい面もありましたが守備面では信頼できたことから嬉しかったですが、田中広輔や會澤は当時から後釜がいたので別に交渉は強気に行っても良かったと思いますし(特に田中広輔に関しては例えるならオリックスのT-岡田のような複数年の代わりに年俸のベースは下げて、出来高を全てクリアしたら1億超えの契約にするべきだったと以前から思っていました)、それでFA宣言されて退団されてもとは思いました。
    退団した丸も巨人では働いた方ですけど途中から打順や起用法もめちゃくちゃになって結局はそれなりの評価になってしまいましたし、かつてハムから巨人に移籍した小笠原ほどじゃなかったような気もします。広島に残留していれば打順は3番をメインに休ませながら使っていたかもしれませんが、当時掲示していた4億円×3〜4年契約を投資回収できていたかは天然芝の球場なので衰えは緩やかだったかもしれませんが確実に回収できたとまでは言い切れないでしょうし、移動の多いチームでもありますから難しかったかもしれません。

    西川を残留させたら結局外野は今年の現状維持が関の山ですし、監督自身も現状維持は後退になると危機感を持っていました。
    野間と秋山の同時起用も難しくなっていますし、外野をそれなりに若手を使わなければ今年や来年は良くてもいつかは確実に破綻すると思います。
    当時から残留が補強と言うファンの意見には懐疑的でしたし、実際そうでした。
    西川が仮に残留しても無条件でやったー西川残留が最大の補強と言うのも…と危機感はあります。

    今年は確かに低迷していたベテランが多少持ち直した部分はあったと思います。
    田中広輔はその最たる例だと思いますし、今年に限れば特に前半はよく活躍したと思います。
    ただ、今年良かったからと年俸を倍になんてしたら結局複数年契約していた時期と同じような微妙以下の成績になりそうな気がしそうで不安が多いです。
    田中広輔の今年の活躍は戦力外もチラつく中で特に前半に必死に頑張った成果もあるかなと思ってます。

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