スポンサーリンク

接戦なら強いんです!!対策を練りに練って敵地甲子園で阪神に連勝!!大瀬良今季初勝利に見る監督の「恩情采配」への賛否

ぼくらのカープ
スポンサーリンク


情報源:デイリースポーツオンライン 広島 新井監督の采配に甲子園が大きくどよめく 好機で大瀬良に代打送らず 続投の七回をピシャリ→今季初勝利「正直代わるのかなと」
「阪神1-3広島」(8日、甲子園球場)

広島・新井監督の采配に甲子園が大きくどよめいた。

同点の六回、2死三塁の勝ち越し機で打順は9番の投手・大瀬良に巡った。ネクストサークルには別の打者が出ていたが、大瀬良がベンチから出てくると甲子園は大きなどよめきに包まれた。

いやいや久しぶりの記事更新。やはり仕事がどうしても忙しくてね、5月に入ってようやく新人アルバイトちゃんたちもモノになってきて少しずつだけど時間が取れるようになってきた。もちろん開幕からカープのゲームはしっかりチェックしているけどな、まぁ言いたいことは沢山あるけど、昨日のゲームで勝率5割に戻したし、アタクシの開幕は今日からということでこれから色々書いていこうかと思うねぇ。

得点リーグ最少 失点もリーグ最少

ここまで30試合を消化で勝率5割。ここまでの印象はやはり「打てない」というのがカープファンの間でも共通の認識だろう。得点はリーグ最少の81。1試合で3点取れていない。しかし先発陣を中心とした投手陣がしっかりとゲームを作ってくれているから大型連敗がない。失点はここまで74とリーグ最少。30試合消化してるから1試合3点取られていない計算になる。むしろカープが3点取れば勝利がグッと近くなる。いや、2点でもいい。僅差の点差を投手陣が守り切る。この甲子園でのスコアは2-0、3-1で首位阪神に連勝。打てないなら打てないなりにでも「戦える」自信をつけた遠征だったように思うねぇ。この戦い方にチームが自信を着ければ大きく脱落ということはないように思う。もちろん投手陣もずっと調子がいいわけではないしな、やはり打線の奮起が夏場以降のポイントになるだろうねぇ。

ケンティが一発!!末包も貴重なタイムリー

昨シーズンの失速の原因もやはり「得点力不足」だった。その辺を解消すべく助っ人陣を入れ替え、昨季2ケタHRの末包にも期待がかかった。新井監督も非常に期待していただろう。しかし期待の末包が開幕前に故障離脱。両助っ人もよせばいいのに同じ日に故障離脱。そこからの戦いはなんか昨季の9月をみているかのような感じだったよな。そんな中、末包がファームで一発を披露し、このゲームから1軍昇格。頭を丸めての今季初ゲームだった。同期入団の中村健もこの遠征から合流。この二人が昨季、やられまくった阪神先発・大竹に対して意地を見せてくれたよな。

まずはケンティ。3回表に豪快な一発。阪神サイドからすると8番打者に一発食らうというのは大きな誤算。中軸に当たりが出ていない中でのこの1点は結構効いたんじゃないだろうねぇ??
4回には2死から5番に入った末包がツーベース。8回にもゲラから貴重な3点目のタイムリー。この辺、昨季に比べると打席に余裕があるというか相手バッテリーの術中に簡単にハマらなくなってきたよな。自信がうかがえる2024年版末包といった印象を持った。

このゲームは「大竹対策」という色が強く出た打線ではあったけど、やはり結果を出したケンティや末包を先発の左右関係なく使ってほしい。元気な選手が打線を引っ張っていくようになれば、もう少し得点力が上がるような気もするけどねぇ。

好投を続ける大瀬良が今季ようやく初勝利!!

昨オフに肘にメスを入れて今季は出遅れが懸念されていた大瀬良だけど、そんな心配をよそに今季は開幕から非常にいい投球を見せているよな。個人的には球に重みというかね、スムースな体重移動で力のある球が投げられているように見えるねぇ。変化球のキレ、特に痛打されがちだったカットボールは近年にないいい変化をしているように思う。この日もはの一発の直後に追いつかれる形にはなったけど、その後はしっかりと阪神打線を抑えて味方の反撃を待った。節目の1000奪三振も記録。終盤に打線が点をもぎ取って今季初勝利。結構時間はかかったけど、まずはホッとしたというのが本音だろうねぇ。防御率も1点台。これを機に白星量産してもらいたいものだよな。

新井監督を筆頭としたベンチもこのゲームには何としてでも大瀬良に勝ちをという気持ちが強かったのだろう。7回表2死3塁で大瀬良の打席。通常なら代打の場面だろう。大瀬良自身も「代打」だと思ったくらいだからねぇ。
しかし新井監督は大瀬良をそのまま打席に立たせた。これにはカープファンはおろか、阪神ファンからも大きな反応があった。結果は三振に終わったわけだけど、このベンチの采配で接戦の流れがカープに傾いていったように思う。まぁ野球に限らずスポーツには必ず「流れ」がある。7回は一見流れを止める采配に見えたけど、実は結果、流れを「変える」采配になった。現に続投させてもらった大瀬良は気合が入っていたし、7回裏の阪神の攻撃を3人でリズムよく片付けた。そして8回の勝ち越しシーンにつながったように思う。ベンチも大瀬良に白星をということから始まった一見「恩情采配」のような起用で流れが阪神に行ってしまうリスクも当然あったけど、最後はカープに流れを持ってきた。そんな結果になったよな。

賛否ある「恩情采配」。時には勢い、時にはしらけムードも

この大瀬良を打席に立たせたシーンは明らかにカープベンチの「大瀬良に白星を」という「感情」が前面に出た采配だった。個人的には前日の阪神・岡田監督の采配が少なからず影響してるのではないか??そんな風に感じている。

7日のゲームはカープが床田、阪神は村上。どちらもエース格だし、先にマウンドを降りたほうが負け。そんな意地も両投手の心にはあったように思う。ゲームは初回に小園の犠飛、5回には中野の失策から得たチャンスを床田がバットでつなぎ秋山のタイムリーで2点目。床田は阪神打線を封じ込めた。村上は6回を終えたところで100球越え。6回裏は先頭打者として打順が回るも追い上げなきゃいかん展開だからな、当然、村上には代打という場面だった。しかし岡田監督は村上をそのまま打席に送った。2失点はしているものの自責は0。エースとして認める村上に対して岡田監督はこんな形で負け投手にはしたくない。むしろ勝たせたいという「恩情」があっての続投だったと思う。非常に岡田監督らしい采配だったなぁと思うねぇ。この起用に村上もグッと来たと思う。7回表のカープの攻撃を3人で片付けたあたりはやはり「気持ち」を感じたしエースの自覚も感じたねぇ。村上自身も5回でマウンドを降りるのと、7回まで投げ切るのとでは気分が全く違うと思うし、この日の投球に「納得感」を得ることもできただろう。こういった「恩情采配」も選手にとっては力や勇気につながることも沢山あるんだよな。

しかしこの「恩情采配」も間違えればチーム分解の恐れもある。最近は見られなくなったけど、記録がかかっている選手には不調でもスタメン起用を続けたり、ある特定の選手を使い続けることによって「贔屓」されているとファンの目に移ってしまうことがよくある。

新井監督も現役時代に浩二さんの「4番打者」として育てるという頑なな起用で大いに悩んだ経験を持っているし、あの当時もカープファンの中で賛否がわかれた。このシーズンは最終的には4番を外されたけど、この経験がのちにタイトルを獲れるほどの打者になったことにつながったのは言うまでもないだろう。監督の「恩情」がすぐにではないけど、後々こうして結果が出るケースも確かにあるんだよな。

この岡田監督の村上に対しての気持ち、新井監督の大瀬良に対する気持ちね、采配でこうやって監督の気持ちを伝えることができるかどうかというのも監督の要素としては大事だと思うねぇ。両投手の今後の活躍にも注目だよな。

「観察力」は曾澤が一枚も二枚も上

昨季カープは阪神にコテンパンにやられた。特に甲子園では夏場から全く勝てなかった。バックにある地元の大声援も非常に強力だったし、大きな圧力だったよな。その甲子園でカープはすでに4勝。阪神戦の勝利はすべて甲子園だし、勝ち越している。この辺は裏方さんであるスコアラー陣の「意地」を感じさせてくれる。なんでも1球団1人体制だったものを阪神だけは今季から複数のスコアラーで情報収集しているそうな。その成果が今のところ実っているといっていいだろう。よかったよな。
そのデータはさることながら今季は曾澤がスタメンマスクのゲームで結構勝率がいいというのもSNSで話題になっている。「打てる捕手」坂倉も頑張っているけど、打撃不振。この辺はリード面でも影響しているように見える。確かに坂倉の打撃は魅力だけど、やはり8番において「捕手」に専念させてあげた方が結果、チームのためになるような気もしている。まぁ今の打撃陣を見れば、坂倉をクリーンアップにというベンチの気持ちもわからなくもないけどな(笑)。

曾澤のリードを見ているとやはり打者を非常に観察しているなぁと感心する。わかりやすかったのが昨日のゲームの8回裏。2点を勝ち越した直後に前日のヒーロー島内がマウンドに。しかしこの島内が先頭打者をストレートの四球をプレゼント。俄然甲子園が盛り上がったよな。続く近本が初球を簡単に打ち上げてくれたものの2死2塁。ここで一発のあるノイジーを迎える。不気味だよな。しかし島内ー曾澤のバッテリーはこのノイジーを3球三振に仕留めとた。非常に見事だった。
初球は島内の速い真っすぐに準備をしているとみるや真ん中にチェンジアップ。これをノイジーが見逃して1ストライク。2球目はインコースの真っすぐ。ボール球に見えたけど、ノイジーがバットを出して追い込んだ。そして3球目。インコースの真っすぐを見せられたノイジーだけど、3球目は変化球、それもボール球で誘ってくると見ていたのだろう。その様子を曾澤がしっかり観察。体を外角に寄せて1球外すかに見えた3球目は島内の剛球が外角いっぱいに決まり見逃し三振。ノイジーはピクリともしなかった。この辺は曾澤のリード、配球ね、さすがだなぁと感心したねぇ。変化球のボール球で誘われて打ち取られるのは助っ人選手としては結構イヤなもの。絶対に引っかからねぇ!!とノイジーも見逃す気マンマンだったと思う。そこに真っすぐをズバッと要求するなんて本当に見事だよな。これで勝負あったといってもいい見事な見逃し三振だった。

この辺はスコアラーからの情報も役に立ったのだろう。敵地甲子園で見事に阪神に勝ち越した。ロースコアの接戦をモノにした。打てなくとも投手が粘って勝ちをもぎ取る。それも立派な戦い方の一つ。非常に大きな勝ち越しだったよな。

さて、今日はゲームが無くて明日から地元で苦手にしている中日と3連戦。前回は地元で3タテ食らっているだけに何とかやり返したいよな。この中日とも投手戦、ロースコアのゲームが多くてやられている。ここを何とかやり返すとちょっと勢いも生まれそうな気がする。結構大事な3連戦になる。ぼちぼち貯金も欲しい。厳しいゲームが続くけど粘りながら白星を重ねてほしいよな。

にほんブログ村、ブログランキング参加中です!ポチっとやってくれるとありがたいです!
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ

コメント

  1. 鯉の新井 より:

    Mage さん、今晩は。お久しぶりです。
    昨日の様ないい試合のあとでこのブログの記事を
    読めて嬉しいですね。

    やはり二軍で頑張った選手が一軍の試合で結果を
    出すと見てるこちらも嬉しくなりますね。
    右打者が不足しているのは明らかですから
    中村健人、二俣は我慢して使ってほしいですよね。
    矢野は守備が素晴らしいのはわかりますがやはり
    ポジションは打てないと本来取れないのでこのあと
    打率が低迷した場合は他の選手にチャンスを与えるべきです。
    それとキャッチャーは會澤だと安心して見てられますね。
    ピッチャーも生活がかかってるのであまり坂倉にこだわらずに
    どこかで決断してあげた方が本人のためになるんじゃないかな。
    ファーストやサードでも守備はうまいし。

    先日、久しぶりにマツダに行きましたが全然打てない試合でしたが
    やはりいいですよ、現地観戦は。Mage さんも時間ができたら
    また観戦に来て応援してくださいね。

タイトルとURLをコピーしました