球春到来!佐々岡監督「一体感」を感じさせるスタート。岡田の変化に中継ぎでブレイクの予感!?

「広島春季キャンプ」(1日、日南) 春季キャンプ初日を迎え、練習前に歓迎セレモニーが天福球場のグラウンドで行われた。選手、首脳陣全員が参加。新入団選手の紹介では、注目のドラフト1位・森下暢仁投手(22)=明大=の名前が読み上げられると、スタンドは大きな拍手に包まれた。
情報源: 広島 佐々岡監督が決意表明「今年は必ずチャンピオンフラッグを」
さぁて、いよいよ球春到来。2020年シーズンのキャンプが始まったよな。
昨季は4連覇の声も大きかった中でのスタートだったけど、今季はBクラス転落からのスタート。監督も交代し新たな気持ちで迎えた選手も多かったろうねぇ。
夜にJ-sportsでキャンプ中継を少しだけど見ることができた。どうだろう?結構のみんなノビノビやっているムードが伝わってきた。
練習量は12球団一なんてぇのはカープの代名詞みたいなもんで、緒方監督、野村監督の時代はピリピリした印象が強かったけど、今季に関しては笑顔溢れるキャンプイン、そんな印象を受けた。
まぁ非常にいい天気というのあったし、キャンプ開始のセレモニーでチビッ子二人の挨拶もその緊張感を和ませてくれたのかもしれん。まぁ でもこのムードを漂わせているのは紛れもなく今季から指揮を執る佐々岡監督の人柄からくるものだろうねぇ。
佐々岡監督は就任以来「一体感」を口にしてきた。それを一番に感じたのは投手、野手合同でのベースランニングね、こういうのは確かに今までなかったように思う。
合同自主トレでそのままキャンプインした選手もいれば、個人で、または他球団の選手やチームメイト数人で自主トレしてきた選手もいる。
チームメイトがそれぞれ自主トレを積んでのキャンプイン。当然、チームメイトの調整具合ってのはチーム内競争の角度から見れば気になるところだし、どんな調整をしてきたのかってのも気になるところだろう。
久々に顔を合わせる選手もいるだろうしな、キャンプの一番最初のメニューで投打関係なく一緒に練習し、汗を流すというは佐々岡監督の掲げる「一体感」を持ってキャンプに臨もうという狙いが垣間見れる。いいアイデアだと思うよ。
昔のキャンプの第一クールでベースランニングなんかすると決まって肉離れとかやらかす選手がいたけどな(笑)、今の選手は偉いよ、きちんと調整してくるし、しっかり走れている。キャンプは調整の場という概念がもうなくなっている。非常にいいことだよな。そういう選手の心構えの変化もこうしたメニューを繰り入れられる一つの要因だろうねぇ。
走りだけをみると大瀬良や森下といった投手陣の走りは軽快そのものだったし、広輔も足の不安を感じさせなかった。小園の尻はまたデカくなった気がするし、走るだけだけどその選手の調整具合が伝わってくる。いよいよ始まる。そう実感させてくれたメニューだったし、よかったよな。
1軍キャンプで選手の「変化」という部分でみると、今季から中継ぎにまわる岡田の印象がちょっと変わったような気がする。
一言で言うと「シュッとした」印象。
秋季キャンプ時から中継ぎ転向を言い渡されて、一念発起したのだろう単身アメリカにわたり自主トレに励んだようだねぇ。
もともとのんびり屋さんのところがある岡田だけど、今季は危機感を感じながら取り組んでいる印象が伝わってくる。
突然崩れるというのが岡田にとってもトラウマのようになっている感じでね、1イニング限定の中継ぎならそういったリスクも少なくなるし、岡田にとっては大きなチャンスを監督からもらったようなものだからな、何とかモノにしてほしいよな。
まず、あの真っすぐをそうそう前に打つのも大変なくらいなんだから、自分に自信を持って投げ込んでくれれば、相当な戦力になるだろうねぇ。
とにかくV奪回にはブルペンの作り直しってのが本当に大事。そこに岡田が入ってくればかなり強力な中継ぎになるだろう。頑張ってほしいよな。
新助っ人・ピレラもサードの練習をしているようだし、ルーキーたちもチームに溶け込めているようだしな、本当にこれから楽しみなことが多いよな。
とにかく故障者を出さずにベストの状態で開幕を迎えられるといいよな。佐々岡監督の「一体感」でさらに強いチームワークでまとまったカープを早く見てみたいよな。開幕、待ち遠しいよ(笑)
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