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森下、新人王へ佐々岡監督がバックアップ宣言。佐々岡監督の起用法は古いのか?それとも…!?

ぼくらのカープ
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 「広島2-5DeNA」(26日、マツダスタジアム) 広島の森下暢仁投手(23)にとっては痛い1敗だ。7回を投げ、自身初の1試合2被弾を含む自己ワーストの11被安打で4失点。勝てば新人王を争う巨人・戸郷と7勝で並んだが、今季3敗目を喫した。残り試合が少なくなってくるだけに、一生に一度の栄誉を獲得するためにも勝ち続けるしかない。

情報源: カープ森下、新人王へやり返せ 初の2桁被安打&2被弾も…指揮官はサポート約束

昨日は月一度の嫁さんとのデートの日だったのでゲームは初回2点先制した場面しかみていない。なのでゲームの寸評は避けておく。

前日は床田の好投で今日は森下。久々の連勝を期待した同志も多かっただろうねぇ。

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森下はDeNA苦手!?セリーグ5球団から白星奪取はお預け??

森下はここまで6勝。何度も書くけどこの投手は先発投手をするために生まれてきたような投手。打たれることがあっても何とか試合をまとめる力というのは本当に大したものだよな。

味方が先制してくれて、森下のペースで投げられそうな流れで来たけどな、直後の宮崎の一発で完全にペースを握れなかった。

どうやらコントロールに苦しんだようだねぇ?真っすぐも変化球もなかなか決まらない。難しいマウンドだっただろうねぇ。

このDeNA戦に勝利すればセリーグ5球団すべてからの白星になるゲームだった。まぁその辺の意識というのはなかっただろうけど、これでDeNA相手に4試合投げて白星なし。少し苦手意識があるのかもしれん。

それにしてもゲーム数の少ない今季の日程でルーキーながらも5球団から白星にリーチをかけるなんてぇのはやはり並みの新人ではない。

本来なら大瀬良やジョンソンが白星を引っ張っていかなければいかん中で本当によくやっていると思うよ。

新人王争いも面白くなってきた

その森下、現在6勝で止まっているけど、巨人戸郷との新人王争いも面白くなってきたよな。この辺、佐々岡監督もバックアップを約束したそうな。そら、右も左も真っ暗闇のカープ。せめて新人王のタイトルという光が欲しい。

恐らくだけど、10勝できれば間違いない。ただ、6勝の森下にあと4勝は結構きつい。戸郷も疲れが見え始めているようで先発を飛ばすなんてぇ話もあるし、10勝というのは結構高いハードルだろうねぇ。

数字を整理すると森下が6勝3敗 防御率は2.63 完投1。戸郷は7勝4敗 防御率2.97 完投はなし。

まぁどうだろう?成績は5分5分といったところだろう。残りゲームの活躍で決まる印象だねぇ。

新人王の決め方は成績の優劣ではない。どうやって決めるかっていうとマスコミの投票によって決まる。となれば、「印象度」、特にシーズン終盤の活躍次第で大きく傾く可能性もある。これからが勝負だろうねぇ。

アタクシはカープファンなので頭の中は森下だらけで、戸郷がどんな顔しているのかもわからん(笑)

森下が有利なのは完封勝利がある。それと二人とも先発投手なので投球イニングも結構重要な要素になってくるかもしれん。現時点では森下が85.2回、戸郷が69.2と大きく引き離している。この先発投手としての印象度は今のところ森下の方があるかなぁと。まぁカープも最下位だしな、判官びいきな眼で見てしまうんだけどな(笑)。

新人王候補の数字からも読み取れる「監督の性格」

この新人王候補の二人の投球イニングなんかを見ると佐々岡、原、両監督の性格やゲームの進め方が読み取れる。

佐々岡監督は先発を引っ張るタイプ。まさに投手出身の監督らしい起用法だよな。今季はそれが結構裏目に出ている。これは先発投手だけではなく中継ぎにも「がんばってくれ」という起用法をとる。そう簡単に代えないよな。

原監督はここは何人使ってでもと攻撃的な継投をやってくる。まぁ持ち駒が豊富だし、シーズン中の補強も中継ぎ中心だった。ゲームの流れを読んだり、呼び込んだりできる監督だよな。そしてのその成功率が結構高い。これが名将と言われる部分なんだろうねぇ。今季はその采配がズバリ的中して首位を独走している。

どちらがいいかと言えばやはり積極的に代えて来る原監督の采配の方が見ている方は面白い。

カープは自前で選手を育てながらチームを作っていく。巨人のように常勝にこだわりはない。今はチームの過渡期。佐々岡監督の我慢の起用はもう少し先に花が咲くだろう。

森下も佐々岡監督がそういうまなざしで見守っている投手であることには間違いない。このゲームも7回まで投げさせた。味方が点をとったら何が起こるかわからん。森下がある程度の球数を投げるまで勝ち投手になる可能性に賭けたのだろう。

この森下の投球というのは勝っても負けても新人王に投票する記者の目には印象に残る。現時点では森下リードとアタクシは見ている。同志の皆さんはいかがですかな?

佐々岡監督の投手起用法は昭和的な臭いがする。考え方が古いのか?それとも…

今季の佐々岡新監督の投手起用に批判が集まっている。まぁカープファン自体が投手出身の監督に慣れていない。それに実際に上手くいっていないわけで批判はごもっともだろう。

それでも中継ぎ陣に関しては島内、ケムナ、そしてセットアッパーに成長した塹江と昨シーズンには見られない投手たちがブルペンを形成している。この経験というのは来季に必ず生きてくるだろう。

先発陣も森下と遠藤ね。遠藤は念願の先発ローテ入り。日々勉強が続くよな。この経験を来季に生かせて10勝できるようになれば、向こう10年ローテを張ってくれる投手になるだろう。来季が非常に重要なシーズンになるように思う。

ある意味佐々岡監督はこうした投手たちを我慢して使っている。今シーズンの結果ではなく来期以降の投手の成長を期してのもだろう。ゲームの勝敗を度外視してまでも引っ張るのが特徴だよな。

この投手起用ってのは昭和の時代はあったように思う。150球、180球完投なんてぇのは結構あったし、ある程度、打ち込まれるまで先発を引っ張ったように思う。

もちろん投手分業の時代はここ2,30年の話で、その前は本当に先発投手次第というのがほとんどだった。

投手分業になっても基本的には先発投手がどれだけ長く投げるのか?ってのは重要な要素だった。

佐々岡監督の投手の引っ張り方ってなんとなくこの時代を思い起こさせる。野球は投手。特に強力な先発陣を築くことが優勝への近道。その信念というか考え方がね、昭和っぽいんだよな。だからと言ってそれが悪いとは思わない。でも受け入れてくれるファンがさほど多くないというのも否定できないよな。

パリーグは強力な先発投手が多い理由の一つは先発を引っ張るからなのではないか?

実はアタクシはこの先発を引っ張るというやり方にはどちらかとういうと賛成派なのだ。それはパリーグの投手を見てみるといいと思う。

パリーグはDH制なので、投手が打席に立つことはない。なので、投手も代打を出されることがないだけに行けるところまで行くという「心構え」がある。

セリーグはゲームの流れの中、チャンスが9番にまわれば好投している投手でも代打が出される場面が多いし、ここの判断が勝敗を左右することも多いよな。でも、この野球では先発投手は育たない土壌であることは間違いないと思う。

セリーグのチームは先発の頭数を揃えるのに四苦八苦しているところが多い。でもようやくそろえた先発も5,6回で降板なら、完投するスタミナや勝負どころの踏ん張り方すら身につかない。そしてブルペンの投手の負担が大きくなる。

巨人がリリーフ投手の補強に走ったのは開幕から先発の頭数がいないといったチーム事情と、先発投手を引っ張らない原監督の野球ね、踏ん張りではなく攻めの継投で乗り切ると腹をくくってのシーズンだったのだろう。それが功を奏したのだろうねぇ。

パリーグの先発投手は本当にゲームを左右するところまで投げる。そこまでたどり着く間に沢山のピンチを経験する。よくいう「踏ん張り」という投手にとって大事な部分が育ちやすい土壌なんだよな。

アタクシが先発を引っ張ることに賛成というのはこういう部分。先発投手は行けるところまで行かせて「白星」「勝ち投手」になることが一番大事。遠藤や森下にはそういう力を身に着けて欲しいという投手出身監督の想いなのだと思う。

まぁ 残念ながらその佐々岡監督の投手起用の答えがあまりよくない。ファンも佐々岡監督への批判というのは黒星が積み重なるたびに大きくなっていくのがわかる。しょうがねぇよな。

そして選手がそういった佐々岡監督の想いに応えられずもがいているのもよくわかる。中にはそれで潰れてしまう投手もいるかもしれん。でもそれも「プロ野球」。グランドで結果を出してなんぼなんで、これは監督との相性もあるけど、そこを理由にしていたら、どこのチーム行ってもダメだろうねぇ。

強いチームにはいろいろな条件があるだろう。強力打線もそうだし、強力なブルペンがいるというのもありだろう。でもどんなチームカラーでも先発投手がゲームを作らななければ、どんな野球も成り立たない。やっぱり野球は投手だと思う。

なので先発陣に対して佐々岡監督は厳しいコメントを残しているよな。でも、その反面この日の森下のように「チャンスがあるなら」先発に白星をつけさせたいという思いやりも垣間見れる。新人王の後押しも宣言した。そこには森下にカープのエースになってほしいという思いが沢山込められているように思う。

1週間何やってたんだ!?というコメントもアタクシは支持する。それだけ、チームの勝利には先発の頑張りというのは欠かせないという考えの表れ。今は結果がでないけど、もしからしたら2年後くらいには「投手王国」になっているかもしれん。なかなか勝てないカープの現状で酒もまずい。せめてそういったカープの近未来を想像しながらじゃないとカープファンはやっていけないからねぇ(笑)

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