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開幕投手・大瀬良は順調な仕上がりも打線に元気がなく4連敗・オープン戦最下位…若手野手から伝わってこないハングリー精神

2022年シーズン
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 「オープン戦、広島1-2西武」(5日、マツダスタジアム) 広島は開幕投手の決まっている大瀬良が4回1失点と好投。順調な仕上がりぶりを見せたが、打線は4安打と西武のルーキー左腕2人に封じ込まれて4連敗となった。

情報源: 広島・佐々岡監督 育成・持丸の支配下の可能性に「そのチャンスは本当に最後まで」

貧打に悩むカープの若手野手陣。誠也が抜けて外野のポジションは全部空いているといっていいだろう。自主トレ・キャンプとこのチャンスにどんな選手が食らいついてくるのか??非常に楽しみにしていた。オープン戦が始まって末包が一発打ったりと期待は膨らんだけど、2戦目からは打線では目立った選手が出てこない。チャンスをモノにしようという「ギラギラ」した選手が見当たらないんだよな。この辺は本当に「期待外れ」。地元に戻っても西武のルーキー投手に捻られる始末。まぁこれがカープの本当の「実力」なのかもしれんねぇ。

開幕投手・大瀬良は6奪三振4回1失点

打線の愚痴は後で書くとしよう。その反面、投手陣に関しては各投手、結果を出してくれたよな。まずは開幕投手が決まっている大瀬良。個人的には開幕投手はオープン戦中盤くらいに決めるのかなぁと思っていたけど、佐々岡監督は2月の中旬には決めていたらしいねぇ??なんでも大瀬良の背番号にちなんで2月14日に言い渡そうとして忘れたらしい。大丈夫かね?監督。(笑)
開幕投手のライバルであった森下や九里も少し拍子抜けしたかもしれんけど、まぁ開幕投手としての実績もあるしな、それと大瀬良、九里、森下の3人の中で開幕カードのDeNAとの相性もあったのだろう。この3人の中では大瀬良が一番DeNA打線を抑えている。そういった相性も影響したかもしれんよな。大瀬良で文句ないだろうねぇ。

その大瀬良も非常にいい投球を見せてくれた。球のキレ、腕の振り、コントロールは抜群だったように思うねぇ。特に右打者に対して外角低めの真っすぐで見逃し三振を奪う内容は素晴らしかったよな。打者が手が出ないということは真っすぐと変化球の腕の振りが全く同じであるから変化球を予測している打者はスバっと真っすぐ来られるともうお手上げなんだよな。コース、高さともに満点のコントロールだった。残念ながら3回までしか観戦できなかったけど、開幕に向けて順調に来ているよな。

育成捕手・持丸にとっては大きな経験

その大瀬良、途中で何度も首を振る場面があった。確か打者は森の時だったように思うけど、追い込んでからなかなかサインが決まらなかった。これ曾澤あたりとのコンビならすんなり決まっていると思うし、「キャッチャー、誰??」とみてみると背番号は3ケタの持丸だった。最後はチェンジアップで三振に仕留めたけど、この辺の配球というのは持丸にとっては勉強になったんじゃないかねぇ??大瀬良ほどの投手になれば、打者を打ち取る配球、組み立てというのはできるからな、その辺を持丸にも「直接指導」したような感じに見えた。なんといっても打者は首位打者も取ったことがある森友哉だからな、持丸もどう配球するか悩ましかっただろう。苦し紛れに出したサインから大瀬良が助け舟を出した。そんなふうにも見えた。このゲーム持丸は最後までマスクをかぶった。これもいい経験だろう。バッティングでも結果を出しているし、支配下登録ゲットまでとにかく突っ走っていってほしいよな。

先発5番手候補に遠藤が急浮上??

玉村、小林、ルーキーの森と佐々岡監督が先発の5,6番手と目論んでいた投手が揃いも揃って結果を出せていない。ここにきてロングリリーフ候補だった遠藤がこのレースに賛成してきた。3回を無失点。内容は残念ながら見ていないので評価は避けるけど、遠藤にとっては大きな一歩だったろうねぇ。
一昨年、先発ローテをシーズン通して経験させてもらったにもかかわらず、昨季は佐々岡監督の期待を大きく裏切った。今季に関しても佐々岡監督の視野から遠藤はかなり外れていただろう。先発候補として名前をあげてもらえなかったよな。
期待していた投手が脱落していくなかで、「棚ぼた」的な印象もあるけど、これも「運」。この「運」をしっかりつかむこともプロで生き残るためには大事な要素だよな。ぜひともこのチャンスをモノにしてほしいもんだよな。

チャンスを生かせない若手野手に喝!!

若手の成長を見守るというのはカープファンの中では一つの醍醐味というかね、他球団のファンとは違う視点や楽しみ方をカープファンは持っているよな。だからこそ、誠也がいなくなって大チャンスのこのキャンプ、大きな期待を持ってみていたカープファン同志は非常に多かった思う。アタクシもその一人なんだけど、どうだろう??非常に拍子抜けしてこのオープン戦を見ている方が大多数だろう。困ったもんだよな。
なんだろう??このチャンスをモノにしてやるというオーラを発している選手を見つけるのに苦労する。むしろ背番号3ケタの選手たちの方が支配下を勝ち取るためにギラギラしている。本来なら、この外野のポジションをゲットするべくコンバートした中村奨や宇草といった選手たちが一番メラメラしてなきゃいかんと思うんだけど、目立っていないよな。
末包、中村健あたりはルーキーだし、まだまだプロのパワーやスピードについてこれないという部分はあるんで仕方ないと思うけど、3,4年目の選手が目立てないというのは本当に残念。何やってんだ!?と尻を蹴り上げたくなる(笑)。特に中村奨はこの日も1番でスタメン。オープン戦では上位を打たせてもらっているよな。これ、首脳陣が一つでも多く打席を与えてくれているわけなのよ。中村奨の打席を数多く見たい。チャンスをくれているんだよな。ところがアタクシはこの与えてくれた打席を中村奨が活かせていないというか、むしろ粗末に扱っている。そんな風にどうしても見えてしまうんだよな。

プロは打てばいいというだけではない。アピールするポイントはいくらでもある

中村奨自身は必死だろう。それはわかっている。結果が欲しい。それもわかる。しかし毎打席「ヒット」が打てるわけではない。打てない中で何をするのか??これって首脳陣もそうだけど、ファンも見ているんだよな。そういう観点から見て残念だったのは1打席目ね、なんか打席を粗末にしているなぁと感じてしまった。
振り返ってみよう。先発はカープがドラフトでくじを外した隅田。いい投手だよな。140キロ後半の角度のある真っすぐを投げ込んでくる。中村奨対する初球は真ん中高めの真っすぐ。これを見送った。2球目もほぼ同じコースの真っすぐ。これを空振りした。タイミングが合っていない。そんな風に見えた。早々に追い込まれてしまった。アタクシは中村奨だけではなく、カープの若手打者みんなに言えることなんだけど、ここからの粘りというかね、不利なカウントから何かをもぎ取ろう。そういう気持ちが感じられないんだよな。ここが非常に残念な部分。あっさりと打ち取られてしまうところに「打席を粗末にしている」ようにどうしても見えてしまう。
以前にも巨人との練習試合かオープン戦で解説していた井端さんの話を取り上げたことがある。2ストライクと追い込まれたら、そこから結果を出すのは本当に難しい。ここは1-2、2-2、フルカウントにもっていかないとなかなか打者有利にはならない。そこまで粘れるかというのが大きなポイントという話だった。追い込まれたらヒットの確率はガクンと落ちる。これはどの打者でも同じなのよ。ここであっさり打ち取られるのか??アウトになってもフルカウントまで持っていけるのか??上位を打たせてもらっている中村奨にはそういう役割もできますよというものを見せるのもアピールの方法の一つだと思うんだよな。
しかしこの打席、3球目の低めのボール球の真っすぐに手を出して力ない打球を打った。3球でアウト。非常にアタクシの目には淡泊に映った。
その後、2番に入った龍馬はさすがという打撃を見せてくれた。真っすぐをしっかりとらえてセンター前へ。一発で仕留めたよな。この辺を見ると若手と主力との力の差も感じ取れた。若手もまだまだ。そんな感じだよな。
若手はどうしても「結果」を求めるし、焦りもあるだろう。でも打てない中でも、早々に追い込まれてもやれることはあるはず。簡単にはやられない。そういう粘りも十分に首脳陣へのアピールになる。これから主力が出てくれば打席も少なくなる。今、与えられた打席を大事にしないでどうすんだ??と。期待している中村奨がそういう打席を重ねている姿をみると残念で仕方ないんだよな。
今日もこのカードが組まれているけど、早いうちに打線も爆発しておきたいよな。オープン戦4連敗で最下位。頑張ってほしいよな。

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