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11安打で1得点の拙攻は今季も相変わらず…監督がヒット1本で点を取るのは無理と考えているうちは変わらんね

2022年シーズン
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 「オープン戦、広島1-4日本ハム」(12日、マツダスタジアム) 広島打線は11安打を放ちながら1得点。9残塁の拙攻に2万人超を集めたスタンドからはため息が漏れた。

情報源: 広島1得点拙攻 2万人超からため息 佐々岡監督「試しながらやっていますし」

今季は広島に行く予定はないので、チケット争奪戦には加わらなかったんだけど、どうやらカープ球団の不手際でかなりのファンに迷惑かけたらしいねぇ??なんでもサーバーがダウンしてつながらなかったという話。まぁ一気に全日程を売り出すからこんなことになるってのは長い行列作ってた時から言われていることだしな、少しずつ進歩はしているんだろうけど、まだまだといった感じだよな。ファンの利便性とかよりもこちらの都合優先というかね、そういう部分にカープ球団の殿様商売的な考えが透けて見える。「カープ戦を見られるんだから少々のことは我慢せぇ」と誰かさんがほくそ笑んでいる顔が目に浮かんでくるよ(笑)これは補強策にも言えること。選手もそうだけど、コーチ陣もそう。昨季はあれだけ得点力不足と言われていたのに、そこの改善を何かやってきたのか??助っ人を入れ替えて、ドラフトで右の外野手取っただけだよな。あとは東出コーチを上にあげてといった人事異動のみで、優秀なコーチやチャンスに強い選手を引っ張ってくるとかね、そういう球団の姿勢をカープファンは待ち望んでいるのに動かない。この辺にも広島にカープがあるだけで満足せぇと言われているように見える。昨日のゲームでチャンスをことごとくつぶすシーンを見て、ふとそんなことをが頭に浮かんだねぇ。

森下は順調!!ギアを入れてねじ伏せる投球は圧巻

まずは明るいニュースから先に(笑)。先発3本柱の一人、森下が先発して6回を2失点でまとめた。3回まで打者一巡を完全に抑えた。味方の失策とスクイズで同点にされた。6回にはスリーベースからタイムリーを打たれたというのはあるけど、立派なクオリティスタートだよな。やはりいい投手というのは点を取られても次の1点をやらないという投球ができる。6回は勝ち越された後、盗塁を決められて2死2塁。ワンヒットで追加点を許す場面を最後はギアをあげて三振に打ち取った。この辺のギアの上げ方はさすがだよな。この日は打線の援護がなく負け投手になったけど、開幕してもこんな調子なら昨季同様白星が伸びないなんてぇことになりかねない。森下が好投すればするほど点が取れない。そんな状況からは早く脱皮してもらいたいもんだよな。

中継ぎ残り1枠の争いも投げた投手はみな「今一つ」

先発争いも残り1席を誰がゲットするか?というのは話題だけど、中継ぎの枠も残り1つなんだそうな。金曜日に投げた一岡、中田廉、コルニエル、菊池保、昨日投げた矢崎課長、藤井、田中法の7人から選ぶという流れだったようだねぇ。まぁ菊池保以外はピンチを作ったり、点を取られたりで皆「今一つ」だよな。
若い藤井や田中法は久しぶりに見たけど、若々しさがなくなった。そんな印象を持ったねぇ。特に藤井はかつての荒々しいエネルギッシュなフォームや真っすぐが影を潜めていた。何か球を置きに行く投げ方になっていてがっかりした。いきなり1発食らってね、残念な1軍マウンドだったよな。出始めのころのあの力強い真っすぐで押す投球の方がアタクシは良かったように思う。もったいないよな。田中法も球の力をいかに強く見せるか??工夫が感じられない、成長を感じられない内容だった。とにかくこの二人はインコースに投げ込めない。本当に1軍の切符が欲しければ相手をのけ反らせて腰引かすくらいの攻撃的な投球をしないと首脳陣の目には留まらないのよ。なんかおっかなびっくり、打たれたらどうしようというのが画面から伝わってきた。もっと打者に対して牙をむくような若い投手が出てこないかねぇ…困ったもんだよな。

トリッキーな野球にからきし弱い

昨日の日ハムは新庄BIG BOSSは采配を振るわず、現役選手の近藤が監督として采配を振るった。まぁそれについてはあぁこぅだはよそ様のやることなんで何も言わんけど、時にはセオリー無視の作戦を繰り出してくる相手にカープは翻弄されてペースを握られた。そんな展開だったよな。
場面は5回。先頭の水野は1ボール2ストライクからセーフティバントを仕掛けてきた。解説の山内さんは解せないといっていたし、何かの間違いなのだろうと言っていた。そうだよな、2ストライクと追い込まれてバントしかけてもファールになったらスリーバント失敗で三振となるわけだから、セオリー無視と言われても仕方ないだろう。これがボールになって並行カウントになった。ところが5球目にもバントを仕掛けてきた。これに内野陣が慌てたよな。曾澤の送球もやや逸れて内野安打になった。これね、おそらく采配を振るっていないけど、新庄BIG BOSSがあえて試したのかもしれん。真相はわからんけどな。水野の足や小技を試したように見えた。追い込まれてからもバントできますよとなれば、バントを決めなきゃいかん場面で出番が回ってくることだってあるよな。水野はこのプレーで首脳陣にいいアピールができただろうねぇ。
1死後ライト前ヒットで1,3塁となった。ゲッツーのリスクはあるけど、点が入りやすいシチュエーションだよな。イニングはまだ5回だし、ペナントならここは強硬策で同点、逆転を狙う場面だろう。ところが日ハムベンチはここで1点を取りにセーフティスクイズを敢行した。あっけにとられたカープ内野陣は簡単に3塁ランナーの生還を許した。このイニングはこれで終わったんだけど、このスクイズで日ハムは流れをつかんだ展開になった。その裏のカープの攻撃は無死2塁で点を取れなかったし、ある意味日ハムとは対照的な攻撃だったよな。セーフティバントとヒットでチャンスを作ってスクイズとキレイなヒットは1本だけで点を取るのとは対照的に長打を含めた2本のヒットでも点が入らないカープ。ここで日ハムに流れがいったよな。終わってみれば日ハムのバント作戦でペースを握られた。カープは伝統的にこういう相手にからきし弱い。困ったもんだよな。

流れを渡さない野球が下手〇ソ。「試す」の意味を理解しているのか??

この5回裏の攻撃ね、やり方によってはカープに流れが再び来るチャンスはあったと思う。小園がツーベースで出た後に中村健、坂倉が連続三振。三振は何も生まないよな。ここでどちらかが右方向に打って3塁に進めれば点になった可能性はあったよな。もちろんオープン戦だからな、このチャンスで中村健がどんな打撃をするのか??試してみたいという気持ちがあったから普通に打たせたのだろう。坂倉は実績があるから、打たせて当然だし強攻にでるのは悪い話ではない。ただね、アタクシはベンチが「何を試す」のかという目的がはっきりしていない…というか今季のカープはどういう野球をやって勝っていくのかという明確な目標みたいなものがあってね、それを実現するために「試す」のは非常に意味があると思っているんだけど、この強攻策はあくまでも中村健がこのチャンスで打てるのかを試したに過ぎないと思っている。本当にそれでいいのか??と。誠也がいなくなりホームラン39本がなくなる。助っ人補強したけどようやく来日したくらいでね、開幕は間に合わないよな??助っ人が出てくるまで今のメンバーでやっていかなきゃいかんわけで、じゃこのメンバーでどういう野球をやって勝っていくのか??それはおそらく佐々岡監督が提唱する守り勝つ野球なんだろう??ならば、少ないチャンスを点に結び付けることをこのオープン戦で「試す」ことをやるべきじゃないのかね??ならばあの場面で中村健が進塁打を打てるのかを試すべきだと思うしな、1死3塁で坂倉なら点が入る確率は大きいだろう。そうやって1点をもぎ取る野球をベンチがやろうとしているのか??その辺は何も感じ取ることができなかった。カープファン同志の皆様はどんなふうに感じてるだろうかねぇ??

佐々岡監督「1本では(走者が)還れない」から見る首脳陣の引き出しの少なさ

まぁ点を取るのが下手なのは今に始まったことじゃない。連覇が止まってからはこういう野球ばかりやっているよな。にもかかわらず、「変えよう」とか「新しい挑戦」といった姿勢が現場もそうだけど、球団の補強なんかを見ると全く感じられない。そう感じているカープファン同志も多いことだろうねぇ。昨日の佐々岡監督の「ヒット1本じゃ 還れない。色々試しながらやっている」とコメント。アタクシはこのコメントがすべてを物語っている。そんな風にとらえている。佐々岡監督を筆頭に「打てば点が入る」としか思っていない。点を「取りに行く」ことを考えられていない。そんなんじゃぁ、投手を中心とした守りの野球なんてできやしない。そう思っている。同じ状況に置かれている対戦相手の日ハムはセオリー無視でスクイズやったり、ツーストライクからセーフティ仕掛けたりね、点をもぎ取りに来ている。その野球にカープは翻弄されていた。本当にこの首脳陣で勝てるのだろうか??強いチームというのはヒット1本で点を取る野球ができるのよ。3連覇時代もそういう野球をやっていたし、昭和の黄金期のカープは実際にそれで勝ってきた。オールドファンから見ると今のカープは本当に効率が悪いというかね、いい選手がいながらも勝てない原因はここにあるように思うんだよな。もっとベンチが俺たちはこういう野球をやるんだというビジョンが選手たちに浸透していない。攻撃面は佐々岡監督はわからんというけど、こういう野球をやりたいというビジョンを野手コーチたちには伝えることはできるだろう。それに向かってコーチ陣は作戦を練ったり、選手に意識を叩き込んだりするもんなんだと思う。ここね、ここが残念ながら佐々岡カープになってから感じ取ることができないんだよな。
河田コーチのやりたい走塁はわかるし、やらせようとしている。でも肝心の選手たちが理解しているのか??積極的な走塁なら失敗もある。失敗を責めるようなら、もうやらんよな。そんなムードにベンチはなってしまっているのではないか??東出コーチがどんな攻撃をしていくのか??ただ打つだけなのか?それなら機動力の心配なんかしなくていいのよ。長打を打てる選手をズラリと並べればいい。極論だけどね。そのくらい「俺たちはこういう野球で戦うんだ」というのが見られない。チーム内がぼんやりしている。昨日のゲームで明るく元気に失敗を恐れない日ハムナインとは対照的だったよな。
監督がヒット1本じゃ点がとれないではなく、1本のヒットを絡めていかに1点を取るのか??カープが戦って行くうえで、こうした考えにベンチが転換していかんと、このフン詰まり打線は改善されないだろうねぇ。困ったもんだよな。

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