またもミラクル8に勝ち越し許す…この勝負弱さは中崎・塹江だけではなくカープ最大の問題点

またもミラクル8に勝ち越し許す…この勝負弱さは中崎・塹江だけではなくカープ最大の問題点

 「中日-広島」(30日、バンテリンドーム) 広島が八回、痛恨の勝ち越し点を献上した。

情報源: 広島 またも八回に崩れる 中崎、塹江で勝ち越し点献上
昨日は土曜日ということもあって昼間は妻と買い物と散歩に出かけた。帰ってきたのは4時半ころ。ちょうど中崎が8回裏のマウンドに上がったところだった。8回で中崎が登板ということはこのゲーム勝っているか、もしくは同点、そして最も強く思ったのは佐々岡監督が勝負に出たというと語弊があるけど、一言でいえば「中崎の最終テスト」に踏み切った、そんな印象を持った。結果、中崎は最終テストに合格できず、佐々岡監督もゲーム後に2軍降格を言い渡した。これまでの佐々岡監督なら、8回を外したり役目をかえながら1軍に残したかもしれんけど、今回の中崎に関しては「信頼感」を強調してきた割には早めの決断だったと思う。ただね、これで中崎は「4敗目」。ちょっと4敗はやりすぎのように思うねぇ。

中崎は一度リリーフから外す方が…

もうね、中崎がどうだとかという話はしてもしょうがないだろう。すでにSNSでカープファン同志の皆様が様々な意見を発しているだろうし、それをしたところで昨日のゲームの負けは変わらないからねぇ。ただ、前にも書いたように中崎に「4敗」ね、今12敗しているなかの3割は中崎が絡んで負けている。これを許した佐々岡監督の責任は重いだろうねぇ。もう、心身ともに中崎は追い詰められている。アタクシは前回のヤクルト戦の投球を見てとてもとても終盤は任せられないと感じた。まぁ佐々岡監督の立場に立ってみれば、開幕前の構想で中崎にかなり期待をしていただけに、中崎を切るのに未練があったのだろう。その気持ちは人を使っている立場のアタクシもよ~くわかる。まぁ佐々岡監督の人間味といえば聞こえはいいけど、監督としてみれば、その気持ち、やさしさはチームに負けをもたらしたし、中崎の傷口も広げてしまった。まぁ結局はその辺が佐々岡監督の「勝負勘」につながっているんだろうと思うんだよな。
中崎も年齢は29歳。これから真っすぐがさらに速くなるとは思えんし、落ちる球もない。コントロール中心のスタイルを今後も続けていくのであれば、リリーフは難しいだろうねぇ。これはかなり前から言っているけど、中崎は先発に転向させた方がいいと思う。リリーフを続けていけば、今回のことはやはりついて回るだろうしな、再びリリーフでこうした場面で投げるとなれば、野手だって「大丈夫か??」となる。スタンドもざわつくのは当然だろう。カープファンは正直だからな(笑)。そういう空気というかね、リリーフを続けていけば必ずそういったものが中崎を再び覆うだろう。そんな環境でいい投球なんてできないもんな。

中継ぎがかわす投球をするようじゃぁダメ

先日のヤクルト戦では中崎が作ったピンチに島内が踏ん張れなかった。昨日のゲームではやはり中崎が連打でピンチを作った。さすがに佐々岡監督も再び島内で行くわけにはいかんかったろうねぇ(笑)。打者が左打者ということで塹江が火消し役として登場した。ところが中日ベンチはここで代打のA.ゴンザレスを起用。これまでも立浪監督は積極的に選手を代えてきてベンチに残っている選手が少なくなってきた。裏を返せば塹江がここで踏ん張れば、勝負をかけてきた中日に対して優位にゲームを進めることができかもしれん。塹江の踏ん張りはこの場面、本当に重要だったように思う。内野は前進守備。ここは何が何でも一番欲しいのは「三振」で2死を取ることだった。2死を取れば内野は定位置で守れる。間を抜かれるリスクが激減するからねぇ。
塹江・坂倉のバッテリーもこの場面は三振を取りに行く配球だったとは思う。ただ、アタクシとは違っていたのは三振を取る球種。アタクシは真っすぐ。高めの真っすぐならインハイでもアウトハイでもこの打者は振ると思っていた。解説の権藤さんもコントロールに間違いなければ真っすぐは当たらないと言っていた。左腕で150㌔投げられる投手はそうはいない。塹江はその持ち味を出せば、このA.ゴンザレスは打ち取れると思っていた。
しかし、カープバッテリーは違っていた。ひざ元にくるスライダーで打ち取ろう。そんな配球だったように思うねぇ。アタクシは初球、3球目に投げた真っすぐを1ボール2ストライクからの5球目ね、これボール球でも高めの真っすぐなら振ると思っていた。それと塹江のスライダーね、みんなワンバウンドしていた。ランナーが3塁にいるわけで、この日の塹江のスライダーはリスクだと感じたねぇ。それでも最後はやはりひざ元へのスライダー。A.ゴンザレスは打ちに行ったけど、先に足にボールが当たってしまった(笑)。アタクシはこの死球ね、これが非常にもったいなかった。そんな風に感じたねぇ。
アタクシは塹江は非常にもったいないというかね、これはカープ中継ぎ陣に全体に言えることなんだけど、変化球が多すぎるのよ。この塹江、島内、黒原もそうだけど、すんごい真っすぐ投げるのにこれを続けない。そう簡単に彼らの真っすぐをはじき返す打者なんていないのよ。この塹江も真っすぐ、真っすぐ、真っすぐで追い込んでいるにもかかわらず、そのあとは4球変化球で死球出してる。本当にもったいない。真っすぐを5,6球続けていれば、チェンジアップでもスライダーでも手が出ない。もっと自分の真っすぐを信じて勝負してほしい。中日の中継ぎ陣は本当に真っすぐで押してくるし、迫力があるよな。中継ぎが変化球で交わす投球をやっているようじゃあ流れも持ってこれない。非常にもったいなさを感じるんだよな。

受け身になるとミスが出るカープの体質の要因は??

この8回裏にカープの弱さというかねぇ??解説の権藤さんは年齢を重ねるごとに暴言も増えているように思うけど(笑)、的を得ている発言もある。カープの中継ぎ陣を指して、この展開でこんなピッチャー(おそらく真っすぐで勝負できない投手という意味)しかいないんじゃ上なんていけないなんてことを言っていた。これはね、アタクシは非常に同意なんだよな。こういう受け身になる、ここは何としてでも守り切らなきゃいかん場面でのひ弱さね、前にも書いたけど、この場面で変化球でかわそうとする投球であったり、大事な場面でミスが出るというのもカープの体質のように思うねぇ。加藤に勝ち越し打を打たれたあと、代打福留の打球は浅めのセンターライナー。大盛が突っ込んで投球態勢に入りながらキャッチしてバックホーム。タイミング的にはらくらくアウトのように見えるも坂倉が捕球できずに生還を許した。これもミスだよな。もちろんゲームも8回になればバッターボックス周辺の土もデコボコしてるんだろう。バウンドが変わって不運だったかもしれん。いやいや、それでもあれはしっかりとってアウトにしなきゃ行かんのよ。アウトにできないから勝てないのよ。負けるのよ。この辺の瀬戸際での踏ん張りね、いわゆる「球際」の弱さ。これは確か昨季も同じようなことを書いた気がするんだけど、この「球際の弱さ」ね、この体質は何とかならんかなぁと思う。
これは3連覇してなおも優勝を経験している選手が数多く残っているにもかかわらずカープはその後Bクラスに沈んでいることにもつながっている。やはりこの3連覇はほぼ無風で、すべてぶっちぎりで優勝している。口が胃袋が出てきそうなくらいの緊張の連続で勝ち取ったものではない。2位以下のチームが調子が出ずにぶちぎったからその経験がほとんどない。だからポストシーズン勝てなかったのよ。短期決戦の弱さもこの修羅場を経験して勝ってきていないからなんだよな。
だから、そういったものを植え付けられるコーチ陣の必要性をアタクシだけでなく、数多くのカープファン同志も訴えてきたわけで、この辺の球際の弱さはそういったところから来ているんじゃないかと思うねぇ。

「家族的なチーム」も負の連鎖を生む

今季から1軍コーチに就任した小窪コーチ。一度カープを出て独立リーグ、ロッテを経験して改めてカープの良さを知ったという。このカープの家族的なチームのムード、これは素晴らしいと言っていた。ただ、それが強みになることもあれば、一度悪い方向に行くと収拾がつかなくなる危うさもあるとも言っていた。まさに今のカープのこの負の連鎖ね、この家族的な選手たちの関係性が「勝負」に影響しているように思う。
中崎は優勝経験もあるし、ブルペンにいい効果をもたらしていることは間違いないだろう。ただ、「その中崎」が打たれたり四球連発すると「あの中崎さんが…」となる。みんながみんな中崎になっちゃう(笑)。誠也がいた時も誠也に回せとみんながつないで頑張っても誠也が凡退すると途端に得点力が下がる。中崎も誠也も人間だし、打率10割、防御率0.00なんて選手はいないわけで、頼っている選手に結果が出ないと自分たちまでシュンとなってしまう。
家族でいえばお父さんが病気で働けなくなると「どうなっちゃうの??」となったり、お母さんが元気がないと家じゅう暗くなっちゃう感じかねぇ??厳しい言い方をすれば、「それでプロなの??」と問いたくなる時がある。おそらく、カープファン同志の皆様にもみんながみんなシュンとなっちゃうカープの姿を見て情けなく感じることがあるだろう。プロ野球は精鋭たちの集まり。味方のピンチでも自分を信じて力を出し切るのがプロ。周りに流されてどうすんのよと。俺は俺という選手がカープにはいないんだよな。
逆に例えば誠也がいたころに何試合か連続でホームランを打ったら、それだけで連勝する力も持っているよな。今回も中崎がしっかり仕事をしていれば、4敗が4勝になっていて今頃首位にいたかもしれん。いやいや、中崎の作ったピンチを島内が、塹江が、しっかり押さえていれば、4敗は2敗になっていたかもしれん。ところが島内にしても、塹江にしても何か中崎の内面にある不安をそのまま引き継いでマウンドに上がってしまって「負の連鎖」を起こしているように思える。中崎は中崎、俺は俺とプロの投手として打者と勝負していない。権藤さんが言う「こんなピッチャー」というのはそういう部分も含まれているように思うねぇ。島内は島内として、塹江は塹江として目の前の打者に自分の力を信じて勝負してほしい。そんな気持ちになったねぇ。

中継ぎ再編を迫られるけど、みんなで乗り切って形を作っていくしかない

中崎の2軍降格が決まった。おそらく新助っ人のターリーが上がってくるだろう。島内も不安があるし、塹江も同じ。佐々岡監督と高橋コーチは中継ぎ陣の再編に待ったなしだろう。ただね、この状況を危機と感じて、8回の役割を「オマエやれ」といってもこの連鎖は断ち切れないだろう。一番いいのはそういった感情がない助っ人選手にやってもらうのがいいだろう。オレが、オレがという投手がやるのが一番いいだろう。ただ、ターリーはまだまだ未知数だし、佐々岡監督もおっかなくてそれはやらんだろう。ならば、みんなでこの鬼門の7,8回を乗り切っていくしかないだろう。
先発は幸いなことにゲームを作っているし先発の防御率はリーグ1位。先発には何とか7回まで投げ切ってもらうことも必要になる。仮にそれがうまくいけば、8回は「一人1イニング」という概念は捨ててね、対戦打者に応じて投手を繰り出していけばいいだろう。例えば先頭打者が当てに来る打者であれば、コントロール重視の投手がいいだろう。粘られて四球を出しやすい島内や塹江は向いていない。残念ながら抹消されたけど松本や森浦といった投手がいいだろう。振り回してくる打者にはパワーピッチャーの方がいい。塹江や島内をぶつける。ただし変化球でかわす投球は絶対ダメ。力には力でということを徹底すれば大けがはしないだろう。それと先発陣から誰かリリーフに入れることもいいだろう。個人的には遠藤が適任のように思う。中継ぎの経験もあるし、以前のように四球で崩れるフォームではない。また2軍で調整しているノムスケなんかも先発ではなく中継ぎで活かすこともできるのではないだろうか??立ち上がりは抜群にいい投手だからな、先頭を四球で出すなんてことは少ないように思うし、当てにくる打者には有効だと思う。
こうして投手陣全体でこの問題に取り組んでいくというかね、誰かに押し付けるのではなく、全体でこの問題を解決していくムードをぜひ佐々岡監督と高橋コーチには作ってほしい。そうすればアタクシは1か月後くらいには新しい形が自然と出来上がっているように思うねぇ。

ここのところは「弱いカープ」を見せられている。開幕前の評論家の評価が低かったのはおそらく今のカープの野球を想像していたからなんだろう。それでも今まだ貯金は4つある。個人的にはよく頑張っていると思うし、カープファン以外のプロ野球ファンもカープは頑張っていると思ってくれているだろう。でも、これが本当の実力とズルズルいってしまうと面白くないよな。まだまだ踏ん張れる。やれる。アタクシはそう思う。こんな中継ぎの危機はカープだけじゃない。どこのチームだって必ずある。それをどう乗り越えるのか??今日もバンテリンで中日戦がある。カープは今季中日の「ミラクル8」の一番の餌食になっている。これを覆さないとこれからも中日にやられっぱなしだろう。今日の中日先発は柳。玉村が踏ん張れば、昨日のような終盤勝負の展開になるだろう。まずは全員でこのミラクル8を止めてね、食い下がってほしいよな。
中崎が降格したけど、そんなの関係ねぇ、やっちゃろうやという気持ちをもう一度思い出して頑張ってほしいよな。

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