大瀬良、どうした!?エース乱調も中継ぎ陣が繋いで見事な逆転勝ちで4連勝!!チームを盛り上げる守護神・栗林の3者三振締めはチーム上昇予感??

大瀬良、どうした!?エース乱調も中継ぎ陣が繋いで見事な逆転勝ちで4連勝!!チームを盛り上げる守護神・栗林の3者三振締めはチーム上昇予感??

 「巨人-広島」(12日、東京ドーム) 5試合勝ち星から遠ざかっている広島の先発・大瀬良大地投手(31)が今季最短タイの3回で降板。5安打5失点で2被弾するなど、巨人打線に序盤でKOされた。

情報源: 広島・大瀬良が3回5失点でKO 今季最短タイ 遠い8勝目

野球を長く見ているとどんなゲームでも「ポイント」というのはあるよな。そのポイントを両チームがどう対処するかでゲームの流れはガラっと変わる。

プロ野球の場合は大体お決まりのポイントってのがあって、そこをクリアしてからそのゲームのポイントにどう対処していくのか??このゲームに関してはカープがこの「お決まりポイント」をしっかりとクリアした。だから最終的に勝てたんだと思う。ただ一人だけ、このポイントをクリアできない選手がいた。それがエースの大瀬良だよな。

投げ方が全く別人!?心技体のバランスに大きな崩れ??

このゲームで数ある「ポイント」を唯一クリアできなかった大瀬良。ゲームを見て「どうした??」と首をかしげるカープファン同志の方もかなりいたのではないか??

先発投手の最初のポイントといえば「立ちあがり」だよな。どんな投手でも一番難しいのは個の立上りだという話はよく聞くよな。

味方が初回に先制してくれた。2点のリードをもらって大瀬良も平常心に近い形で立ち上がれるだろう。誰もがそう思ったことだろう。

しかし大瀬良の投じる球に力が感じられない。それとコントロールね、先頭の吉川に対して投じた7球はすべて打者のベルトよりも高め。以下の画像はサンスポさんの一球速報のスクショなんだけど、これを見てもわかるようにとにかく球が高めに集まっちゃっているよな。

1死後、丸に対しては高めに行かないようにフォームを崩しながらも低めへの意識が見えた。フォームを崩しているから打者からすると球の出どころなどが見やすかったのだろう。丸は低めの球をうまくライトスタンドに運んだよな。

大瀬良はここでもたくさんのポイントをクリアできなかった。立ち上がり、先頭打者への四球、そして味方が点を取った直後の失点と。ここの所、大瀬良も3回くらいで降板するケースが目立つ。大瀬良自身「またか…」という思いが強くなったような感じだったよな。

3回にはもうフォームがバラバラというかね、開幕戦好投したあの大瀬良の姿は見る影もなかった。コントロールを意識するあまり肘が下がって野手のスローイングのような投げ方になっていた。無理に変化球にキレを出そうとしても腕が横振りだからタテの変化球が決まらない。このまま投げ続けたら故障につながるのではないか??そんなところまでいっていたよう思うねぇ。大瀬良も「おかしい」と思いながら試行錯誤をしていたんだろうけど、それがしっくりこないと焦りや自分への怒りやらと「感情」もそこに加わっていたように見えた。

中田翔の一発も曾澤はインコース要求も投げ切れず逆球を打たれた。同点の展開では先に点をやらないというのもゲームの「ポイント」だけど大瀬良はここでもポイントをクリアできなかったよな。

大瀬良は夏場に少しバテることがあるのは例年のこと。体質もあるとは思うんだけど、今年の夏は異常に暑い。かなりバテが来ていることも予想される。これで2試合連続3回で降板。エースがこれだと先が思いやられるよな。佐々岡監督もどうやら考えているようで、一度、リフレッシュね、勝負の9月に向けて少し休みを取った方がいいかもしれんよな。

先制しながらもエースの乱調で序盤は2-5と3点のビハインド。まぁエースが3回で降板、この点差ならどちらかといえば、これ以降リードがどんどん広がる展開になり勝ち。連勝が止まるか??と思ったカープファン同志も多かっただろうねぇ。

打線は次々と「ポイント」をクリア!!まずは堀田の白星を消す

しかしゲームは中盤から違った動きをしてきた。大瀬良も先発投手としてのポイントをクリアできなかったけど、巨人の先発・堀田も先発投手としての「ポイント」をクリアできなかった。そのポイントは勝ち投手の権利がかかった「5回」だよな。この5回も先発投手、特に若い投手にとっては大きなポイントだろう。そのポイントにカープ打線が上手く乗っかって攻略したよな。

2回以降好投をしていた堀田が明らかにこの回は「変化」があったように見えた。これまで若武者らしくガムシャラに投げていたのがこの5回は影を潜めた。恐らく勝ち投手を意識して「何とかまとめよう」という気持ちが強くなったのだろうねぇ。

それを見透かしたかはわからんけど、先頭の野間がじっくり球を見て四球を選んだ。先頭打者の四球ね、堀田はこの先頭打者のポイントをクリアできなかった。続く菊池が苦しい堀田の球を見極め、粘って10球目をライト前に運んだ。このヒットは堀田にとってはかなり効いただろう。粘られたあげくにヒットを打たれるのは投手にとって結構ダメージ残るらしいからねぇ。

続く秋山がしっかりと犠牲フライ。続く絶好調の龍馬がレフト線へヒット。これで1点差に詰め寄った。たまらず原監督も堀田を諦めた。先発投手の大きなポイントである5回ね、堀田の微妙な心の動きをカープ打線が見事についた形になったよな。

大勢までつなげば…「魔の8回」に逆転!!

カープ、巨人共に絶対守護神がいる。ただ、両チーム成績が伸びないのはその前を投げる投手が安定していないということだろう。カープは8回を森浦が担って少し安定してきたけど、ここのところ打ち込まれてファームで再調整。ターリーが担っている。

巨人も手を変え、品を変えて勝ちパターンを試行錯誤している。8回は平内という若い投手が担っているよな。カープも開幕当初は8回が鬼門だった。巨人もこの8回が鬼門のように見えたねぇ。ここを抑えれば絶対守護神にバトンを渡せる。接戦の展開では大きな「ポイント」だよな。

この巨人にとって大きなポイントである8回にまたもやカープ打線が襲い掛かった。先頭はマクブルーム。助っ人選手だとこういう場面で一発狙いたがるんだけど、マクブルームは冷静だよな。甘い変化球を強振せずにライト前に運んだ。この辺がマクブルームが日本の野球にフィットするところだろうねぇ。ここでマク様はお役御免。代走に曽根が起用された。

本当に強いチームはここで盗塁を成功させるというのが一番なんだろうけど、代走の曽根にはまだその域には達していないだろうし、弱気のベンチもこの場面はスチールは出せないだろう。ただ、それをカバーするような走塁を曽根は見せてくれたよな。

続く龍馬の打球はレフト線上を狙ったのではないかと思うくらい「正確」にレフト線へ落とすヒット。これを見て曽根はギアを上げた。巨人のレフト・ポランコはクッションボールの処理がスローなのが頭に入っていたのだろう、3塁手前でスピードを落とすことなくトップスピードで3塁を蹴った。最後は高校球児に触発されたのかヘッドスライディングで同点のホームを踏んだ。ナイス走塁だったし、龍馬らしいタイムリーだったよな。

続く坂倉はしっかりと進塁打を打って1死3塁。ここで小園だよな。小園は初球を叩いてセンターへの外野フライ。これで3塁ランナーがホームインで逆転に成功した。勝ちパをつぎ込んだ巨人としては非常にダメージの大きな8回になったよな。

小園の「積極性」は表裏一体??

あと1本が出ないと嘆いていたシーズン前半でこの8回の1死3塁の場面でカープは得点できただろうか??シーズン前半のカープなら点が入らず、巨人にサヨナラ食らっていたかもしれん。そこを小園が初球で犠牲フライを打った。小園自身がヒーローインタビューで「積極性が自分の持ち味」と言っていたように球を選ばずにファーストストライクを積極的に打つことで結果が出たよな。小園だから打てた犠飛だったかもしれん。

小園も今季は好不調の波が大きかった。それでも自慢の積極性は忘れずに貫いていたよな。これはこれでいいことなんだろう。打てないなら打てる球を待つのも一つの考え方んだろうけど、それよりも小園を自分の持ち味を捨てずにスランプから脱したわけで、この経験は本当に大きな財産になるだろう。

不調時は初球をあっさり打ち上げたりしてね、カープファンの逆鱗に触れたこともあっただろうし、今後もあるだろう(笑)。チャンスで初球を打ちあげてファールフライなんてのはね、ファンは本当に頭にくるんだよな(笑)。それでも小園が自分のスタイルを貫いてきた。スランプから脱出してきた。だからこその昨日のゲームの犠飛の場面、自信をもってバットを出せたのだろう。今季は苦しんだ小園だけど、その苦しみから得た経験が打たせた決勝犠飛だと思うねぇ。

本当のヒーローはエースの不調をカバーした中継ぎ陣

このゲーム、打線は巨人投手陣の「ポイント」をことごとくつぶして得点した。これは大きな勝因だろうし、いい野球をやったと思う。投手の立上り、5回、そして守護神につなぎたい8回というイニング、これらのポイントに絞って得点をした。点差は1点差がちだけど、巨人サイドからすると「完敗」のイメージの方が強いかもしれん。そういうイメージを植え付けるのに一役買っているのは不調の大瀬良の後を継いだ、4人の中継ぎ陣ね、アタクシはこの4人の無失点リレーが本当の勝因のように思うねぇ。

薮田は2イニング無失点。どうだろう?薮田の投球フォームが少し変わったように思う。力感がなく足を上げてから非常にスムースにリリースまで滑らかに動けているように思う。以前はストライクとボールがハッキリしていたけど、それがなくなってきた。今後にも期待だよな。

久々の塹江、ケムナも3者凡退で巨人打線を退けた。名前負けするケムナは7回1番からでランナー出して丸や中田にまわるとイヤ感じがしたんだけど、しっかり抑えてくれたよな。

そして矢崎課長。いやいや、最近の投球を見ていると部長昇進も近いね。まぁ矢崎のことを「課長」と呼んでいるのはこのブログだけだろうけど、読者の方にはすっかり定着している(笑)。矢崎課長も貫禄がついてきたというかね、コントロールに難があったころはそれを気にしすぎて自滅というパターンが多かったけど、最近はボールスリーになっても慌てたり、力んだりすることがない。この辺、「地位は人を作る」というけど、セットアッパーとして日に日に力をつけている感じがするよな。イヨっ!課長、日本一!!なんておっさんの声が聞こえてきそうだよな。

いい具合に8回に逆転して、この4人の踏ん張りが報われた。しっかり栗林にバトンを渡すことができた。みんないい仕事をしたよな。

逆転勝ちの展開で3者三振締めは最高に盛り上がる締め方

最終回のマウンドに立った栗林。この投手は本当にスゴいよな。名前を出しちゃ悪いけど、この展開で歴代のカープ守護神で3者三振に仕留められそうな投手がいるだろうか??中崎??永川??違うよな。もっとバタバタしているだろう。となると昭和まで遡る。津田さんや大野さんならできるかもしれん。

この展開での守護神は本当にプレッシャーがかかると思う。点差は1点だし、一発の出やすい東京ドームとなれば、四球の一つくらいは出てもおかしくない。それを3者三振で締める栗林ね、本当にすごいと思うねぇ。

この締め方は非常にいい締め方だと思うし、一番はチームに与える影響というかねぇ??絶対守護神の存在は攻撃にも中継ぎ陣にも好影響が出るだろう。

野手はとにかく9回までに粘り強く勝ち越そうという気持ちになるから攻撃に粘りも出てくるだろう。中継ぎ陣も何とか栗林にと集中できる。そして栗林がしっかりと完璧に締めることによって生まれる選手たちの充実感というかね、「あぁ今日も仕事した」という気持ちになる。そして「また明日」と前向きな気持ちも持てるようになる。毎日野球をやるプロ野球選手にとって体力もそうだけど、気持ちの維持ね、これも難しいだろう。だから「勝ち方」「負け方」というのは非常に大事で、この日のように逆転して守護神が完璧に締めるいい勝ちかたは絶対に次へのモチベーションにつながるものなのよ。そういう角度から見ると栗林の3者三振締めは今後、大きな影響が出てくるのではないか??と勝手に期待してるんだよな(笑)

さて、これで4連勝で4位浮上。まぁいつも通りの締め方になってしまうけど、順位は上がれど、3位の阪神と0.5差だろうと借金生活には変わりはない。借金はこれで「2」まで来たけど、ここから5割までが本当に難しい。下手すりゃ1か月かかる時だってあるし、そうなればシーズン終わっちまうよな(笑)。できればこの連勝の勢いで一気に返してしまいたいよな。まぁ意識するとダメダメになるのがカープといえばカープ。佐々岡監督のいうように1試合1試合ね、しっかり勝っていくことが大事。

今日の先発は遠藤と直江。直江も若いから、このゲームの堀田のように立上りや5回といったポイントで攻略できる可能性はある。チャンスはあると思うねぇ。遠藤は前回登板は連続ホームランで沈んだ。とにかく冷静にカリっとならんで投球できるか??リベンジに燃えているだろうけど、力まずに行ってほしいよな。
今日はちょうど夕方に台風が直撃しそうだけど、どうだろう??やるのかねぇ??

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