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堂林が試合を決める一発で今季初の連勝!!新井監督「彼らの本来の力はまだまだこんなものじゃない。」は魔法の言葉になるかもしれない

強いカープがみたい!
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 「広島4-2巨人」(7日、マツダスタジアム) 六回2死無走者。場面は関係ない。打席に飢えた男は燃えていた。広島・堂林翔太内野手(31)は左腕・大江に初球、内角をえぐられても動じなかった。2球目、直球に空振り。ここで「力が入ってる」とわれに返った。

情報源: カープ堂林 代打男の本領発揮 今季初出場で千金1号 代打の極意?に「自分のスイングに集中できた」

接戦をモノにした昨日の勝利で少々飲みすぎた…ちょっと寝坊しちまってね、今日は書きたいことは沢山あるけど、手短に行きますな(笑)

大瀬良粘って粘って6回2失点で今季初勝利!!

まずは先発の大瀬良。ゲーム序盤はハッキリ言って球が行っていなかったように思うねぇ。スピードガン表示は結構出ていたけど、いとも簡単に巨人の打者に弾き返されているのを見ると球速よりも球の力、キレが悪かったように思う。巨人の投手ビーディにタイムリーを打たれたシーンでは大瀬良と九里の時代は終わったのかなぁ??なんて妻に愚痴ってしまったよ。そのくらい大瀬良の球に力がなかったように見えた。
それが大瀬良に聞こえたのかどうかはわからんが、中盤から球の力が戻ってきた感じがしたねぇ。まぁそれでもランナーを背負いながら粘りのピッチング。終わってみれば6回を2失点7奪三振。最後に仕留めたのは巨人の新助っ人ブリンソン。大きく曲がるスライダーでバットが空を切った。最後の力を振り絞ってといった感じだったよな。

安仁屋さんも言っていたけど、この日の大瀬良は前日の降雨コールドでチームに初白星がついた分、気楽に投げられた側面はあっただろう。ただ、それはチームのエースとして、選手会長としての立場から。まだ「投手・大瀬良」としてはモヤモヤが残っていたように見えた。それがゲーム序盤に丁寧に行きすぎて球数を増やしてしまった要因になったように思う。それがゲームのどこかで吹っ切れた。そんな気がしている。もちろんこれはアタクシの想像で大瀬良自身は別にモヤモヤなんかしてないかもしれんけど、潮目が変わったのは味方が逆転した直後の4回表から。これまでは1人の打者に対して結構球数を要してきた来たけど、この回くらいから大体5球以内で仕留めるようになりリズムが出てきた。
極めつけは5回表の先頭打者・丸に対してカットボールで見逃し三振を取った。アタクシはこの丸の三振で大瀬良のモヤモヤが吹っ切れたのではないか?そんな風に見えたねぇ。これで大瀬良に白星がついた。いろんな意味で吹っ切れただろう。毎年夏場にバテてしまうけど、今季は何とかシーズン通していかにいいパフォーマンスを見せてくれるかがカープの順位に直結してくる。頑張ってほしいよな。

勝ちパターンはターリー⇒松本竜⇒栗林

前日に初勝利をしたとは言え降雨コールド。9回戦って勝ったのが昨日が初めての新井カープだけど、接戦をモノにできたということは評価していいと思う。2点差をターリー⇒松本竜⇒栗林の勝ちパターンリレーで勝ち切れた。早い段階でこの形で勝てたのも個人的には大きいのではないか??そう感じている。
ターリーと松本の順番は対戦打者の左右で変わってくるだろうけど、それでももう1,2枚は必要だよな。それがアドゥワなのか黒原なのか、それとも別の投手なのか??この辺は戦いながらの整備になるだろう。ただ、骨格は確認することができた。これからどんどん肉付けをしていって強力なブルペン時を築けるといいよな。

坂倉のリードはまだまだ勉強。成功と課題

恐らくだけど、今季はこのブログで「捕手・坂倉」の成長も追いかけていくことになるだろうと思っている。別に決めているわけではないけど、近い将来このチームは坂倉のチームになるように思うし、そうなってほしいと思っているからねぇ。この日の坂倉のリードにも成功と課題が見えたように思う。
成功は大瀬良の最後の球。ブリンソンを空振り三振に仕留めた配球。これはよかったなぁと思うねぇ。伏線は4回にこのブリンソンを三振に仕留めた部分にあった。この配球が6回のピンチに生きた格好になった。4回は1球内角を見せてからの外角攻め。まぁ新助っ人を攻める上では教科書的な配球だよな。この中で、2球目、3球目に投じた外低めのスライダーね、ブリンソンは完全にこれを追いかけに来ていた。これが仕留めるヒントになったのだろうけどこの打席の最後はその裏をかく形で曲がりのすくないカットボールで空振りを取った。カットとスライダーの違いは曲がりの大きさと速度。これを上手に使えていたと思うねぇ。その伏線があって6回2死2,3塁のピンチ。フルカウントまで行ったけど、最後はボール球のスライダーを振らせることができた。1塁は空いているとは言え、出せば逆転のランナーになるし、次の打者が丸ということを考えれば、ブリンソンで仕留めたいというのはある。これまでの坂倉だとどうしてもゾーンの中で勝負というリードが目立っていたけど、打者によってはボール球でも十分仕留められる場合がある。この辺は谷繁さんなんかは非常に上手かったと記憶している。この日の大瀬良に対してブリンソンは外のスライダーとカットの見極めに苦労している。ゾーンに入れると前に打たれるし、ここはどうしても三振で仕留めたい。ここで要求したのはボール球のスライダー。ブリンソンは飛びつくように振り出してバットが空を切った。大瀬良と坂倉がガッツポーズ。恐らく二人の思惑が一致して仕留めることができた喜びから出たものだろう。いい配球だったよな。

反省点もある。7回ターリーがピンチを作った。1死後3連打で満塁のピンチ。ここでオコエを迎えた。結果はショートライナーでゲッツーだったけど、たまたま打球は広輔の正面に飛んだからよかったものの少しでもずれていれば同点、逆転を食らっていたかもしれん。
捕手は打者が打てないところ、当たっても飛ばない「弱点」を観察する力も必要だよな。そういう部分を歴代のいい捕手は一瞬でそれを見抜くことができる。この日解説だった達川さんも、現役時代はそういった観察力に非常に長けていたよな。その達川さんが2球目の高めの真っすぐにオコエが空振りした瞬間に「ベルトより上に投げたら(バットに)当たらない」と呟いた。アタクシも同じように見えた。真っすぐ自体は好きな球なのだろう。初球の内よりの152㌔の真っすぐに積極的にバットを出してきたことでもそれはわかった。ただ2球目の真っすぐの空振りはスイングが凄く窮屈に見えた。達川さんはそれを指摘したのだろう。追い込んで1球変化球を見せて、さっきのブリンソンじゃないけど高めの真っすぐならややボール気味でも振ってくるだろうと。
しかし坂倉の要求は3球目はインコースに真っすぐでオコエの足を動かした。これはその後、変化球で仕留めるための種まきだよな。そして4球目は緩い変化球。しかしこれは見極められてしまった。恐らくだけど、ここで坂倉は少し困っただろう。困ったときには長打警戒で低目というのは確かに教科書通りなんだろうけど、初球の真っすぐにオコエは反応している。ならば同じ真っすぐでも高めの方がオコエを打ち取る可能性は高かっただろう。
坂倉が要求したのは初球と同じ高さの真っすぐ。これにオコエは素直に反応してジャストミート。一瞬心臓が止まりそうになったカープファン同志も多かったことだろう。強烈なライナーだった。結果は正面を突いてくれたけど、あの場面は高めの真っすぐならオコエは前に飛ばせなかっただろう。この辺は勉強、反省、課題が残る配球だったように思うねぇ。ボール球の使い方、打者の反応、捕手って大変だけどな、1日1日勉強だ。頑張ってほしいよな。

堂林、勝利を引き寄せる代打ホームランで存在感

昨日も書いたけど1点リードじゃカープの場合、勝っているうちに入らない。中盤以降にジワリと相手を突き放す攻撃ができないとなかなか白星が増えないというのは昨季の佐々岡カープが実証済み。こういう展開で突き放すのに効果的なのが一発だと思うし、その一発を軽視してきたから今があると言っていいだろう。そういう意味では昨日のゲーム、一発が欲しい場面で大瀬良の代打として打席にたった堂林の一発。これは本当に大きかったよな。新井監督から護摩行を引き継いでこれまでも曾澤や大瀬良も継続している。最福寺の住職も弘法大師もさぞ喜んでいることだろう。打った瞬間といった打球だった。同時に堂林らしい一発だったよな。それに新井監督筆頭にベンチが非常に盛り上がったよな。これが「一発の力」なのよ。

堂林もキャンプから好調もポジションの関係でなかなか出られなかったよな。少ないチャンスをモノにしてくれた。新井監督も「カッコよかった」といっていた。やはり絵になる男だよな。スタメンを狙うとすれば恐らく外野の一角だろう。今のところは2番野間というのが新井監督の構想の目玉でもある。ただ、堂林はここを狙いに行く必要はあるだろう。これからもチャンスは少ないけどしっかりものにしていってほしいよな。

「君たちの力はまだこんなものじゃない」は魔法の言葉!?

新井監督になってきちんと勝ち切ったゲームはこれが初めてだろう。前のゲームのウィニングボールはマツダスタジアムで500勝ということもあって、鈴木本部長に渡したらしいから、この日のウィニングボールは新井監督がしっかりと手にしたことだろう。
勝利監督インタビューでも嬉しそうに話していたよな。
その中で「これは??」というコメントがあった。「まだ5試合。彼らの本来の力はまだまだこんなものじゃない。」
記者が打線がかみ合ってきたことについて聞いたところ、こうした答えが返ってきた。
神宮で3連敗した時には「まだ3試合…」と言っていたのがまだ残っているけど、恐らく「まだ3試合…」の後にも「君たちの力はこんなもんじゃない」と新井監督の心には続きのコメントがあったのではないか??そんな気がしている。これはアタクシの勝手な想像だけど、新井監督は秋季キャンプからずっと言い続けているフレーズかもしれん。選手・コーチたちだけではなく、自分にも言い聞かせているような気がしている。本来ならマスコミや評論家の最下位予想に反論もしたくなるだろうに、逆に燃えてきたと言っていたよな。その「燃えてきた」のあとにきっと「俺たちの本来の力はそんなもんじゃない」と心の中で叫んでいたんじゃないか??と。
もし、このフレーズでカープが躍進したとするとアタクシは今年の流行語大賞に選ばれるんじゃないか??(笑)と勝手にワクワクしているよ。
選手を乗せていく、奮え立たせるには本当にいいフレーズだと思うけど、カープファン同志のみなさまはいかがですかな??

さて、これで1試合、勝ち切ることができたし、大瀬良にも白星がついた。かなり平常心で戦うことでできる環境が整ってきたように思う。今日、明日はデーゲームで観戦は難しそうだけど地元で勢いに乗りたいよな。今日の先発は床田。こちらも早く白星が欲しい。頑張ってほしいよな。

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