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やっぱり山本由伸はスゴかった…2安打完封負けも打者の向かっていく姿勢には好感 大瀬良はちょっと足、痛かったかな??

強いカープがみたい!
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○…広島は2安打で零敗を喫し、新井監督は「フォークの精度がすごく良かった。投げミスがほとんどなかった」と相手の山本を褒めるしかなかった。2018年から続くオリッ…

情報源: 広島、オリックスに13連敗 新井監督「球界を代表する投手にいい投球されると、なかなか打てるもんじゃない」

交流戦初日。かなりアタクシは気合が入っていた(笑)。いつもは夕方のTVチャンネル権を子供たちに譲る日も多くあり、ゲーム中盤くらいから見るケースが多いんだけど、この日に限っては18時に予約(笑)。赤ヘル選手たちの一挙手一投足を目を皿にしてチェックした。まぁ結果はその気合も空回りといった感じになったけど、明るい兆しというかね、「今季はちょっと違う」という部分も垣間見ることができた。切り替えてまた明日から!!といった感じだねぇ。

右打者苦手な山本由伸に左打者中心のスタメン

ゲーム開始前からSNSはザワついていた。なんでもスタメンが菊池以外はオール左打者という話だ。オリックス先発の山本由伸は左よりも右打者の被打率の方が高いというデータとは逆行したスタメンにカープファン界隈は「なぜ??」という声が飛び交った。
以前なら相手先発が左だと何とかの一つ覚えのように右打者をズラリ並べるのがカープのお家芸だったけど、おおざっぱに言えば左投手には右打者が有利という漠然としたデータがベースだったのは誰だってわかる。しかし今回は明らかに右打者有利というデータあるにもかかわらず、それと逆行したスタメンだった。まぁザワつくのは当然だろうねぇ。

左右よりも打者の調子を重視+マクブルームの状態

当然ゲーム後にスタメンについて新井監督はマスコミに突っ込まれていた。しかし新井監督は明確に「数字ではなく打者の状態」と説明した。もちろん結果は2安打完封負けだけどこのスタメンは「監督の判断」であることで責任を一手に引き受けた格好になった。個人的にはこれはこれでいいと思う。
ここからはアタクシの想像の域を出ないが、一番の要因はマクブルームの状態ね、これが「あまり」ではなく「かなり」悪いのではないかということ。幸いDH制ということもあり、松山を4番に据えてという形をとることができた。後は打順がそれぞれ繰り上がってという流れになったんじゃないかと思うねえ。状態が悪い選手はいい投手と当たるとますます悪くなる傾向はあると思う。山本由伸もフォークピッチャーだし、今まで以上に打撃を崩される予感があったのかもしれない。それと上本もスタメンから外れた。前試合のヒーローだよな。この辺を見るとちょっと語弊があるかもしれんけど、山本由伸から勝つのは難しい。ならば、疲れや状態の悪い選手には休養という考え方も成り立ちそうな気がする。まぁ「捨て試合」というと言い過ぎかもしれんけど、「1敗」をただの負けではなくチームにとってプラスになるなら…??という判断も一部あったかなぁ??という感じがしないでもないんだよな。これが次のゲーム以降どういった形になるか??注目だよな。

松山はやはり代打の方が相手はイヤ

マクルブーム欠場で4番には松山が座った。別にこれは間違えているとは思わない。150㌔以上の真っすぐを投げ込んでくる山本由伸に対して真っすぐにめっぽう強い松山を起用するのは理にかなっていると思う。それと低めの球をすくうのも上手いからな、もう一つの決め球であるフォークへの対応ね、これも十分できる打者。異論はないよな。
ただ、ゲーム展開を考えるとやはり松山は「とっておきの代打」というのが相手にとって一番の脅威になるとは思う。そういったカードをゲーム開始から使ってしまうというのは少々もったいない感じもする。DH制ならではスタメンだけど、結果このゲームは投手を含めると「10人野球」になった。スタメンから誰一人変わることなく変わったのは投手だけ。戦力を使い切る野球ではなかった。まぁこれが松山をスタメンに使ったからという理由だけではないと思うけど、代打をスタメンに出したらどうしてもこういう形で膠着してしまう恐れがセ・リーグのチームの場合は出てくると思う。まぁそれとしつこいけど、スタメン以外の選手を使わなかったという結果からも「このゲームは勝利よりもコンディション重視」だったというのがなんとなく透けて見える。そう考えてしまうアタクシは性格悪いかな(笑)

やっぱり山本由伸はスゴかった

まぁそれにしても山本由伸ね、スゴい投手だよな。真っすぐのスピード、球質は超一級品だろう。そして切れのあるフォークに落差のあるカーブ。このコンビネーションも抜群。それとタイミングが非常に取りづらいというのも特徴だろう。セットボジションはもとより、ノーワインドアップでも足をあまり上げずに投球モーションに入るとクイックモーションのように投げてくる。そんな投法でもすんごい球が来て抜群のコントロールで来るんだから、そりゃ打てねぇよな。それに輪をかけて右打者が1人だけとなれば、気持ち的に楽に投げることができただろう。完敗だよな。

打線はしっかり振れていた

この山本由伸に対して結果は2安打だったけど、カープの打者は気後れすることなくしっかりスイングしていたと思う。特に打者1巡目は「見る」のではなく「振っていって」山本由伸を感じようという姿勢が見られた。この1巡目の対応なら3巡目くらいには捕まえられるのではないか??抑えられながらもそんな期待を持たせる姿勢だったと思うし、この辺はこれまでとの違いを感じたのは間違いない。
印象的だったのは9番に入った中村貴。空振り三振を喫した時に非常に悔しそうな態度を見せた。こういう姿勢ね、あぁ戦ってくれているなぁと。結果が伴わなくてもこうした姿勢を見せてくれるだけでもファンは救われる部分ってあるんだよな。ゲームでは負けたけど、気持ちでは負けていない。こういうのは必ず後々相手にプレッシャーを与えるだろう。2戦目、3戦目が楽しみだよな。

悔やんでも悔やみきれない坂倉痛恨のパスボール

山本由伸ばかりホメてもしょうがない(笑)。我らがカープ・先発の大瀬良。こちらも良く投げたし、エース対決らしいいい投手戦だったよな。こうなると一つのミスが命取りになる。残念ながら最初にミスをしたのはカープでそれが失点につながってしまった。1死2,3塁の場面。まぁ最悪1点は仕方ない。その1点も例えば犠牲フライとか内野ゴロの間にといった取られ方なら割り切れただろう。しかし、この場面で坂倉がパスボール。オリックスに難なく先制点をあげてしまった。そして2塁ランナーが3塁に進んで犠牲フライ。まぁ相手のミスに付け込むオリックスの野球に強さも感じたけど、もったいなかったよな。まぁ坂倉が非常に悔しそうな顔をしていたし、大瀬良も「仕方ない」と割り切って7回を投げ切ってくれた。坂倉は今日以降、バットで何とか汚名挽回したいよな。

大瀬良、本当は足、痛かった??

この坂倉のパスボールの前にちょっとしたアクシデントがあった。この回先頭の頓宮…珍しい苗字だよな。この頓宮の打球が大瀬良の足に直撃した。どうやらスパイクのかかとの部分で大事には至らなかったけど、この影響はアタクシは多分にあったような気がしている。右足は投球の際に軸足になる。ここに違和感があると球威もそうだけど、コントロールにも影響が出るだろう。次の杉本に対してはゲッツー狙いのカットボールでゴロを打たせたけどちょっと球に力がなく、いい打球が三遊間を抜けていった。狙い通りに打たせたけど、狙い通りの結果にならなかったよな。
一番気になったのはその直後、若月の送りバントの処理ね、なんとなくだけど、大瀬良のダッシュが甘かったように感じた。やっぱり、足痛いよね??思わず聞きに行きたくなったよ。
坂倉のパスボールも結果はパスボールだけど、コントロールミスというのもあるよな。この辺も足の痛みや痺れが多少あったのではないか??そんな気もしている。ただ、大瀬良は交流戦開幕投手の役割をしっかり果たしてくれた。ナイスピッチング。勝たせたかったよな。

どんどんプレッシャーをかけていく野球で活路を

点差は2点差なら最後まで分からないかなぁというのはあったけど、8回に中崎が2点を失って勝負あったといった流れになった。カープが交流戦である程度の成績、まぁここでいうある程度の成績ってのはアタクシは5割で十分だと思うけど、そのためにもお互い知らない相手同士、プレッシャーを相手にかけたほうが絶対に有利だと思う。そういう意味ではこの2失点というのはオリックスを完全にノープレッシャーにしてしまった。これではいかんよな。
山本由伸に対しても各打者はしっかりスイングするだけでも後々効いてくるし、スイングすることでタイミングを感じ取ることもできるから1巡目より2巡目、2巡目より3巡目と打てる確率が上がってくるだろう、そういう目的意識は感じられた。収穫だと思う。無駄な失点を防ぐというのも相手にプレッシャーを与えることができる。このチームからはなかなか点をが取れないと感じさせるだけでも相手チームの出方が消極的になったり、ミスをしてくれたりするもの。好守に渡りカープが相手にプレッシャーをかけ続けることはかなり有効だと思う。いい投手に対しても少ない点差で終盤に持ち込めば相手がコケることは沢山あるよな。カープ的に言えば「食らいつく」ということだろう。そういった野球ができるかどうか??これが交流戦の成績に影響してくるだろうねぇ。

怒られるかもしれんけど、アタクシはこのゲームは「捨て試合」だと考えた方がいいと思う。仮に打ち負けてもボコボコにやられても山本由伸に完璧に抑えられても1敗は1敗。この1敗で選手のコンディションを整えられたり、連投が続く中継ぎ陣を休ませたり、何らかのプラスをチームに与えるならアタクシは惜敗の1敗以上の価値があると思う。大事なのはそう思うことでこの敗戦を切り替えられるか??ということ。そういう意味では今日のスタメンやカープナインの気合というか鼻息というかね、しっかりファイティングポーズをとって戦ってくれるか??ここに注目していきたいと思う。今日の先発は九里と田嶋。今日こそは右打者の出番かな??スタメンも楽しみだよな。

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コメント

  1. MAX より:

    正直DH松山はどうなの?と思います。
    松山は代打固定でいいですし1打席の方が活きるような気がします。
    そもそも編成的に右打者が多くないですからね。
    半分捨て試合みたいなお試し感覚で行ったのかもしれませんけど、ファースト堂林ぐらいならやっても良かったのでは?とも思いました。

  2. かずのすけ より:

    mageちゃんさんこんにちは!
    おっしゃるとおりはじめから「捨てゲーム」想定だったような気もしますね
    たしかにマクブルームに関してはバッティングを崩させたいくない首脳陣の思惑を感じ取れますし、ファースト林を試せるいい機会だったですし、バウワー打ちを見せた韮澤に期待した部分もあるでしょうしね
    いずれにしましても、調子が上がらなかったとはいえ野間・デビットソンの2レギュラー抜きで戦っているので、ある程度は若手選手の「経験積み」に費やす気持ちもあるでしょう。
    個人的には大瀬良がいい内容の投球を見せしっかりイニングを食ってくれたのでまあまあよかったんではないかなと思っていますが

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