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阪神も強いけどカープがビジターで弱すぎ??新井監督の勝負手が裏目に 大事になってくる「ソレ」への戦い方

強いカープがみたい!
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情報源: 広島・新井監督 秘策不発で10差 天敵・大竹攻略へ左打者7人スタメンも秋山、西川また無安打 次回へ「ミーティングを」

先週の森下のヒーローインタビューじゃないけど、「デーゲームが始まったなぁ」といった感じでね、土日が仕事のアタクシもこれからの土日はスマホで経過を追うしかない。まぁ早く切り上げれば終盤から見ることができるんだけど、昨日のゲームは序盤に森下が4点取られ、打線は「淡々と」阪神先発・大竹に打ち取られていく展開に「ま、いいか」と自宅に戻らず買い物に出かけた。なので、昨日のゲームについては語る資格はない。しかしあえてゲームを見ないことで見えてくるものもあるような気がする。阪神に連敗でとうとうゲーム差が10。マジックが一気に3つ減って7。下手すりゃ来週のマツダで阪神の胴上げを見ることになる可能性も大きくなってきた。さて、これからの新井カープはどこへ行くんだろうねぇ??

秋山・龍馬15タコ…

昨日の記事でも書いた完敗で優勝が完全に遠のく9ゲーム差…それでも床田も小園も矢野も成長するためにはいい経験。「ソレ」へ向かって前進あるのみ!!新井監督はこの甲子園の3連戦が勝負所と読んで前カードでマクブルームを昇格、そしてこのカードで秋山を昇格、休みを与えていた龍馬をスタメンで起用した。誤算は菊池が手の故障で守れない状況だったことだろうねぇ。
最大の誤算はこの3連戦前のストーリーを読み間違えてしまった。阪神がこれだけ勝ち続ける、特に8月のロードで大きく貯金を増やしたというのは本当に驚きだったし、大きな誤算だったろうねぇ。しかし新井監督は軌道修正せずにあくまでもこの3連戦に標準を絞ってきたよな。そして満を持して登場した秋山と龍馬は二人で15タコ。これを「誤算」と考えるか「無謀な起用だった」と考えるかは人それぞれだろうけど、このカードで打線が不発という結果になっている要因はまさにここと言っていいだろう。
昨日の阪神先発大竹は前回対戦時で左打者の反応がよかったということで、これまで得点のキーになっていたデビッドソンや堂林、末包がスタメンから外れた。確かに前回対戦時、大竹からヒットを打ったのは全員左打者と記憶していたし、これはこれで納得はしたけど、あまりにも秋山、龍馬の状態が悪すぎたよな。両選手とも途中交代となり、新井監督の狙いは不発に終わった。厳しい結果になったよな。

新井監督も経験を積んで成長が必要

この3連戦も8月のやはり甲子園での3連戦もそうだけど、ぶっちゃけ「監督の差」というのも感じた。経験豊富な阪神岡田監督に対し、コーチ経験もない新井監督。まぁ駆け引きだと思うけど8月の3連戦前、岡田監督が新井監督を坊や扱いしていたのが印象的だった。両方とも阪神戦を前にチームの状態が下降傾向に入ったという「タイミング」も影響していたように思う。8月の時は「新井監督を激励せな」と余裕を見せた岡田監督。2008年のことがあるんでカープに火を着けるんじゃないかと周囲や阪神ファンも慌てていたよな(笑)。
阪神は梅野が故障してからは捕手は坂本一本になったことで8月くらいからスタメンがほぼ固まってきた。この辺はまさに戦いながらチームを作っていく手腕というのを感じる。近本・中野の1,2番は鉄板だけど、3番が不安定だった。そこにルーキー森下を起用し、少し下降気味になるとミエセスを入れて危機感をあおった。4番は不動の大山。5番、6番はサトテルとノイジーを入れ替えながらだけど、不調になったサトテルを容赦なく2軍に落として反骨心をあおった。7番坂本は固定。8番も木浪が固定。少し下降気味になると小幡を起用して競争を煽った。打てなければ外すというのを岡田監督は徹底していたよな。そうやりながらほぼほぼスタメン固定に成功しているし、そこから勝ち始めたというのはある。

片やカープはここに来て打順が非常に不安定というかね、少しいい方は悪いけど、今までどうやってチームを作ってきたんだ??と言われてもおかしくないほどスタメンが迷走しているように思う。固定できたかなぁというのは2番野間と3番小園くらいであとはフラフラといった感じだよな。ここに無理くり秋山と龍馬を入れてさらに迷走しているようにも見える。
もちろん、見方を変えれば調子のいいものや対戦相手に合わせたスタメンというのもあるんだろうけど、これはシーズン序盤から中盤にかけてなら理解できるけど、勝負の9月に入っても「これだ!!」という形で戦えていない。まぁこれがここに来ての阪神との「差」のように思うねぇ。

ちょっと厳しいことを書いたけど、新井監督にとってはこれも勉強だろう。かつて監督と選手の間柄だった岡田監督から、チームはこうやって作るんやでと教えてもらっているような3連戦のような気がする。コーチ経験すらない新井監督にとって一つの勝ちも負けも勉強の1年だろう。本心は悔しくて仕方ないだろうけど、今後の監督人生において今、いい経験をしていると思うねぇ。

ビジターゲームの成績も阪神と10ゲーム差

今季のカープはホームゲームでの強さが今の順位に押し上げているともいえる。現在41勝21敗2分けで貯金を20個作っている。まぁ上位に行くためにはこのホームでの強さは必須だよな。
阪神はどうだろう??実は阪神も39勝19敗3分けで貯金が20個。カープと同じだよな。…ということはビジターでの成績がそのままゲーム差に表れているということになる。阪神はビジターで37勝25敗1分けで貯金12。カープは27勝35敗で借金8。差が20あるから見事に10ゲーム差はついているということになる。

もう少し紐解いてい見るとカープの球場別の成績を見てみよう
東京ドーム 5勝4敗 +1
バンテリンドーム 4勝5敗 -1
甲子園 2勝8敗 -6
神宮 1勝8敗 -7
横浜 7勝5敗 +2

こうやってみると甲子園と神宮で全くと言っていいほど勝ててない。カープはこの後神宮で3連戦があるけど、ひょっとしたら連敗が伸びるかもしれん。と、なると2位も危なくなる可能性はあるよな。

ホームでは阪神並みの強さを誇るも外に出るとコテンパンにやられてくる。甲子園の声援は確かに脅威だけど、神宮は半分は大体カープファン。この辺ね、何が原因かわからんけど、来季は対策しないといかんよな。

苦手克服は永遠の課題

まぁどのチームでもカモと苦手というのはあるんだけど、カープの場合はその数も多いし度合いも深い。新井監督がカープを優勝に導くためにはこうした課題も山積みだろう。
今季は「家族」として選手の成長を見守り、自信を着けさせることに重きを置いた采配が目立ったけど、ファンもいつまでもそういった野球で満足するわけがない。やはり「勝利」「優勝」を新井監督に求め始めるだろう。そのファンの期待に応えるためにもやはり、こうした苦手克服というのは絶対に必要だろう。コーチ陣のテコ入れや情報収集、個別の相手投手の対策はもちろんだけど、やはりどんな相手や環境でもしっかり戦えるチームを作ることが一番重要だろう。しっかりと勝てるチームを作り上げた岡田阪神にね、この3連戦は色々なものを教わっているような気もする。

カープファンが密かに期待しているCSでの下剋上ね、舞台は甲子園球場になるわけで、「ソレ」を実現するには今日の甲子園、火曜日から神宮でね、少しでも苦手ビジターを少しでも克服したいよな。

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コメント

  1. いーちゃん より:

    Mageさんこんにちは。
    今日の記事は、Mageさんが少し厳し目に書いてくれたので、それに乗っかって、一読者の私もチョット斜めから目線でコメントさせてください。
    Mageさんの記事で、ビジターでの結果を数値化されてました。私は、データ化とデータ分析、それに基づいて、トレーニングや練習内容を考えて実践。
    プロだから当然やっていると思うけど、斜めから目線では、金も゙人も必要だから、あんまりやってないんじゃないかな?って感じてます。
    そして、記事にあったように、このままではファンは、満足しないってことです。
    新井監督の人気で観客は増えてきていますが、それだけではだめなんですよ。勝たなくては。そして、強くなくては。
    オーナーも゙それに気づかなくてはいけません。

    斜めから目線ですみません。
    これからもよろしくお願いします。

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