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物足りなさを感じてしまう「エース?大瀬良」あそこでギアを上げられる投球をしなきゃね。

Mageちゃんが斬る!
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野球情報満載デイリースポーツ/大瀬良 自己最長の4連敗 痛恨の1球「ボール球でも良かった」

情報源: 大瀬良 自己最長の4連敗 痛恨の1球「ボール球でも良かった」/デイリースポーツ online

何日か前の報道でドジャースで頑張っているマエケンが途中交代の監督に指示に10回くらい「No!」と叫んだ。そんなニュースを見てね、あぁやはりマエケンはカープの「エース」だったんだなぁとしみじみ思ったね。いい投手だったよ。

マエケン曰く、ここからギアを上げて抑えよう。そんな気持ちになっていた中での交代だったため悔いが残ると。それまで結構な球数を投げていたってのが交代の原因なんだろうけどな、その心意気ってのはアメリカ人には通用せんのかねぇ?

今はドジャースのエースではないけど、カープでエースを張っていた「意地」というものを垣間見れた。カープファンとしてはそんな「エースの心意気」ってものを感じてね、うれしい気持ちになったよ。

「エース」とそれ以外の違いってのは投球内容や白星だけではない、いろんな側面から「さすが、エース」と思わせるものを見せなきゃいかんと思う。

交流戦からカープは低迷しているけど、大瀬良も西武戦の白星以来勝っていない。チームが苦しい時こそ、マウンドで仁王立ちし、その存在感を示す。アタクシはそれがエースの条件の一つだと思う。

弱い時代を知っている同志としては今の弱いカープというものに免疫を持っているのは確か。もちろん古いファンも負けりゃカリカリする同志もいるしな、アタクシも昨日のメヒアのバント処理には大声をあげてしまって、家庭のムードが一気に悪くなったのを反省しているよ。

その弱かった時代のエースの象徴が黒田さんだったと思う。連敗中、神宮に向かうカープファンの口から「今日は黒田だから勝つだろう?」なんてぇ声があちこちから聞こえた。そしてそんなファンの気持ちに黒田さんはしっかり答えを出してくれた。

黒田の後はルイスという助っ人。この投手も登板日にはグッと勝率が上がった。

この二人が負けると大型連敗というのがあったけど、彼らはチームの苦しい時に連敗の大波をマウンドで食い止める力強い防波堤になってくれた。こういうのもアタクシは「エースの条件」だと思うし、こういう仕事ができなければエースとは呼べない。

黒田さんがカープ復帰後も一人でも多く投げるという意識を持ってくれたのはやはり弱い時代に酷使される中継ぎ陣を少しでも楽にさせてあげたいと常に考えていた経験から来るものだろう。そしてその気持ちが体中からにじみ出ていたよな。名投手よ。エースよ。

かつてのカープのエースと呼ばれる投手はみんなそうだった。北別府さん、大野さん、佐々岡コーチの現役時代、外木場さんとね。

この試合、一番腹がたったのが勝ち越し打を「簡単に」糸井に許した大瀬良の投球ね、あそこは何とか踏ん張ってほしかった。ギアをあげて相手をねじ伏せてほしかった。それができればチームに勇気を与えられたのではないか?妙に悔しかったのよ。

ミスは野球につきもの。でもそれをチームメイトがカバーして傷口をふさぐ。これは強いチームの条件よ。

ジョンソンがエースと呼ばれなくなったのは、判定にカリカリ、味方のミスにカリカリと負けたのは審判のせい、味方のせいというオーラを出すようになったからに外ならん。それさえグッと堪えればもっと勝てるだろうし、味方もエラーは減るよ。

メヒアの守備は織り込み済み。打てそうだから使っているけど、3番に座ってからは湿りがちだよな。打撃優先で物事を考える布陣は必ず、こういうことになる。去年の最下位に沈んだ金本監督の阪神がいい例だよな。

打てないなら打てないなりの野球をしなきゃならんのに、打撃の復活をずっと待っていて黒星を重ねる。緒方監督を筆頭にベンチも本質を見失っている。1,2点しか取れないのなら、それを守る野球にシフトしていかなきゃならん。ただ、打って打って打ちまくって3連覇した成功事例から切り替えられないでいる。正直ドツボにハマっているよな。

そういった流れを食い止めるのが「エース」の役割なのよ。それまではいい投球をしていながらも一つの綻びからあっさりと勝ち越しを許す。若手投手ならいざ知らず、エースの位置づけにいる大瀬良がギアもあげずに勝ち越し点を許すってのは、想像以上にダメージがデカい。その後の打線の淡白さを見ればそのダメージのデカさがよくわかるだろうに。

やはりこの低迷の一か月。エースも一緒になって負けてんじゃぁ、優勝なんてぇ口にしちゃいかん。大瀬良にはもう一つも二つも真のエースになる壁がある。そう感じたゲームだったよな。

さて、これで貯金がなくなった(笑)。このまま落ちるところまで落ちるか?まぁ先発ローテは他球団に比べても問題ないと思う。やはり打線ということになる。

さっきも書いたけど引き出しの少ないカープ首脳陣はあたりが出るのを待つしかない。そんな感じだよな。ボケっとやってるよな。

やはりここは現状のチームの変化に対応していかなきゃならんと思う。

一つはどうせ、1,2点しか取れんのだから、それを守っていく野球をする。一発狙えるメヒアをスタメンにしたり、出塁率の悪い菊池を1番に起用するなんてぇのは今のチーム状態にあっていない。点を確実に取っていく。そしてそれを守れるスタメンを構築することだろうねぇ。どうせ打てねぇんだから、アタクシは反対だけど広輔1番でも五十歩百歩だと思うし、長野が戻れば1番起用でもいいと思う。野間を使いたければそれこそ8番でいいのよ。打てねぇのはわかってんだからな(笑)。

守りの野球をするのならメヒアの守備は怖くて使えん。松山の起用でもいいと思う。まぁそんなかわらんか(笑)。

もう一つは大瀬良が勝ち越しを許した阪神の攻撃。大瀬良から打つのは難しいとみるやセーフティバントで揺さぶる。そのランナーを確実に送る。まぁそこに守備の綻びが出たわけで、そもそもカープというのはこういう野球をするチームだったはず。

それが3連覇のプライドが邪魔しているんだか、ベンチが無能なのかわからんけど、ただ「打つ」だけ。点が入らんもんだから選手たちも「つなぐ」意識よりも「決める」気持ちが優先されて打席に入っているよな。勝つためにはあらゆる手を施していくのも必要。それでも負ければファンは納得する。ファンが怒っているのは「やることやってんのか!?」ってのが根っこにあると思うんだよな。

そういう野球しかできないというのはベンチが変化に対応できていないということ。緒方監督も試合後のコメントでさかんに立て直しと言っているけど、その立て直し方がわからない状態なんだろうねぇ。こういう時に有能なコーチが一人でも二人でもいれば変わってくるんだろうけど。

この連敗地獄はそういった変化に対応しない限り、続くと思う。さぁ どうしますかな?

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