情報源: 広島が猛打で虎圧倒 開幕へ上昇ムード メヒア&堂林が満塁弾
本当に不思議だなぁと思うのは13連敗という大型連敗を喫しながらも一つの勝ちでチームがガラリと変わる。特にカープと言うチームはそれが顕著だよな。
昨日のゲームを見ているととても13連敗していたチームの野球には見えない。大技小技織り交ぜながらの15得点。シーズン中にとっておきたいところだよな。
昨シーズンも大型連敗の後の大型連勝で一気に借金を返済した。そういう力は潜在的に持っているのは確か。ただ、今季に関して言えば試合数が少ない分大型連敗は「脱落」を意味する。今季の大型連敗はこの13連敗で打ち止めにしてほしいもんだよな。
よーいドンでいきなりメヒアのグランドスラム。相変わらず好調だねぇ。メヒアが今いいのは自然にバットが出て、自然にいい角度で打球が上がって、自然にフェンスを越えていく(笑)。
強引に引っ張ってのホームラン狙いだったり、アッパースイングでもない。本当にナチュラルに力まずバットが振れている。
極力ヒッチしないようにバットを寝かせてそのまま振り抜く。力入れんでもあれだけ打球が飛ぶ。メヒア本人が一番驚いているかもな。
ただ、好不調の波が激しい選手だけあって、打てない時期に来た時にどうするのか?ここに注目したいよな。結果欲しさに力みで打撃フォームを崩すことも十分考えられる。120試合、好不調の波を極力抑えれば、ひょっとしてホームランキング、あるかもな。
まぁこの選手を1軍で使わないとう選択肢はないやろ(鶴瓶風に)という感じでね、開幕1軍当確だろう。
堂林もグランドスラム。なんとな~くだけど予感めいたものはあった。堂林の表情を見ているとどうだろう?これまでになく自信を持って打席に入っているように思う。これは個人的な意見なんだけど、ある技術を身に着けたことによるのかなぁと。それは何か?
それは「高めのさばき方」を身に着けたように思う。これが自信となり結果が出始めた。
満塁ホームランも真ん中高めのややインコースよりストレート系を「腕をキレいに畳んで上から叩いた」。これがコンスタントにできるようになった。
これまではあそこはバットに当たらんかった。腕をたたんで打つ意識はこれまであったように思うんだけど、当たらんかった。バットが下から出る感じでね、あれでは高めのボールは絶対に当たらない。それが当たるどころか「打てる」ようになった。
あそこが打てないとなると、外の球が効いてくる。インハイから外のスライダー系を投げられると打者は相当遠く感じる。それを簡単に手を出したり、見逃したりというのが堂林の打ち取られるパターンだった。
でも高めに打てそうなメドがついたおかげで、外の釣り球にも引っかからなくなった。おかげで自分のペースで打席に立っている印象を受ける。これまでは受け身一辺倒だったからねぇ。
まぁ毎年、打撃フォームを試行錯誤しながらってのを見てきているけど、堂林本人が心の中で「なんか違う」ってのを感じながら取り組んで来たように思う。しかし今季の堂林を見ているとそのムードがない。自信をつけている。そんな印象だよな。
まぁメヒア同様シーズン中必ず好不調の波にさらされる。そこをどう乗り切るかで相当出番が増えそうな予感だよな。このまま頑張ってほしいもんよ。
この1発で8-0。まぁ普通で言えばもう楽勝なんだろう。ただカープの場合は一つの綻びで大量点を守れない野球もしてしまう。昨シーズンBクラスに転落した要因の一つだろうねぇ。
CS争いの真っただ中。まぁDeNAにしてみればベストゲームなんだろうけどな、9月18日ハマスタでの試合。天敵今永から序盤で大量7点先取も中盤一気に追いつかれて、最後は延長でサヨナラ負けという試合。思い出した同志も多いだろうねぇ。
カープは特にビジターでは大量点を取っても一気にひっくり返される前科をたくさん持っている。甲子園で9点差をひっくり返された試合もあったよな。
なので、カープの今季の投手陣を見れば、何点あっても足りないくらい不安だよな。そういう意味では2本の満塁弾のあとはつなぎで点を着々と重ねていったってのがね、アタクシの中では一番の高評価だね。
先発九里も大量点に気を抜くことなく6回を投げ切った。立派だよな。先発が大量点をバックに自分のピッチングをすれば、カープの悪癖もなんてことないのよ。
さて、ピレラ、メヒアが1軍当確となれば助っ人投手枠は2。今、今季に限り助っ人枠を5にする案が検討されているけど、仮に5となってもジョンソン、テイラーが決まりとなれば残りの枠をDJとフランスワが争うことになる。その二人が昨日登板したよな。
左右の絡みから言えば、佐々岡監督の頭ではフランスワに出てきて欲しいというのが本音だろうねぇ。
フランスワが1失点、DJは無失点。フランスワは陽川に打たれた長打ね、あれを見ているとまだまだという印象が強い。
確かにひと頃に比べるとフランスワは「空振り」が取れるようになった。球速も出ているように思うけど、まだまだ球に力が伝わっていない印象だよな。150キロ近い真っすぐをあそこまで飛ばされるというのは、やはり球に力がない証拠。
フランスワの真っすぐはキレイな真っすぐなんでね、打ちやすいところに来ればはじき返される。真っすぐの力がまだまだ足りない印象だよな。真っすぐが戻ってくればスライダーやチェンジアップも生きてくる。真っすぐは投手の生命線よ。
DJは得意のナックルカーブでストライクが取れた。これが無失点に抑えられた要因だろうねぇ。これでカウントを稼げないと苦しくなる。
真っすぐはフランスワ同様キレイな真っすぐ。キレがなくタイミングを合わされればはじき返される球質だよな。
いずれにしてもこの二人の争いは決して高くないレベルでってことになると、無理して助っ人を5人にせんでも若手にチャンスを与えた方がいいようにも思える。まぁその若手もギラギラしたのが見当たらない。1軍枠も広がるようだしな、どんどん若い選手が出てきて欲しいもんよ。
今日もマツダで練習試合があるけど、天気が心配だよな。開幕までの貴重な実戦だけに流したくないってのはあるけど、悪天候で強行して選手がケガする方がもっと怖い。幸い明日からは屋根のある球場だからな、無理せんでほしいよな。
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