広島菊池涼介内野手が完封負けを阻止する一打を放った。4点を追う8回1死二塁で、中日柳の変化球を捉え、左翼フェンス直撃の適時二塁打で1点を返した。菊池涼は球団広… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
情報源: 広島菊池涼介「みんなで戦っていくだけ」完封阻止打 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ
昨日は下の坊主の誕生日。6歳になった。2か月早い早産で生まれてきたために、肺がまだ機能しないままこの世に出てきた。6年前のこの日は大変な1日だった。6年経って、今は元気すぎるくらいに成長した。改めて当時携わってくれた医療関係者、そして支えてくれた周辺の方々、そして妻に感謝したい。そんな1日だったよ。
毎年誕生日にはちょうど夏休みだから小旅行をするんだけど、コロナの影響で今回は断念。どこ行きたい?と尋ねると「ボーリング」。
アタクシも30年くらい前はボーリング場に入り浸っていた時期があった。よし、やろうかとなったけどな、最近歳のせいか股関節が硬くなってね、あぐらすらかけない。この日の為に股関節を和らげるストレッチやったりしてケガだけしないように準備してきた。
まぁ結果は散々(笑)。ようやく2ゲーム目中くらいからストライク、スペアを取れるようになったけどな、やはり衰えを感じたよ(笑)。
ジョンソンは今季一番の出来。そして石原とは決別
試合は3回表から観戦。先発はジョンソン。でも捕手は石原ではなく、會澤だった。戦前は石原の昇格が「ジョンソンの為」と思いきや、そうではなかった。んじゃ、なんで石原を上げたのか?疑問が残らないでもない。個人的には石原と組ませて最終通告のシナリオを描いていた。でも、その方法にはあまりいい気持はしなかった。
9連戦終わって、もし石原が再度ファームへとなれば、結局はジョンソンの精神安定剤の為のような気がする。それはそれで1軍枠を一人の投手の為に使うってのはいかがなものかと思う。
このまま1軍に残るのであれば、やはり石原の使い方というものをベンチは真剣に考えるべきだろう。石原の経験は伊達じゃない。試合終盤の起用や、あえて若手と組ませるとかね、この経験をチームの財産として活用する術を首脳陣には見い出して欲しいよな。
で、ジョンソン。個人的には最近では一番いい出来のように思えた。球に力が込められていた。ジョンソンも色々期するものがあったのだろう。6回は「我慢しきれず」自滅した感じはするけど、5回までなら2失点。きっかけにできそうな内容だったと個人的には評価しているよ。
ただ、やはり「勝ててない」ということが色々なところで影を落としている。「もうひと踏ん張りできない」のもその辺の影響だろう。
好調の選手を外し、不調の選手を起用するスタメンの怪
中日の先発は柳。今季初対戦だよな。柳とはあまり対戦している印象は昨年以前にさかのぼってもあまりない。たまに当たってはやられている感じがしないでもない。まぁ要はそれだけあまりカープに対しての印象がない投手だよな。
ただ、先発投手としてはまとまっている投手といった印象。派手さはないけど先発の仕事はきっちりやってくれる感じだよな。
その柳に対してカープベンチが組んだ打線ね。どうも解せない。
まずは絶好調の夏男、長野をスタメンから外してピレラを起用した。この意図が今一つわからない、そんな同志も多いんじゃねぇかねぇ?
まず、長野を「外す」理由がわからない。代打で出てきていいスイングしていたのを見ると故障ではない。柳との相性も考えたけど、昨季は長野がゲームに出てないだけあって、データもクソもないだろう。
柳自体は昨年度から出てきた投手だけに「相性」はないだろうねぇ。
となるとピレラと柳の相性?そんなデータあるわけないよな。長野を外す「理由」が見当たらない。
佐々岡監督が提唱する「積極的休養」も考えられる。でも明日休みだぜ?もう1日頑張ってもらっても誰も文句は言わんだろ?解せないスタメン外しだったよな。
會澤も神宮で一発打ってからヒットが出ていない。好調な坂倉を使うのもいいだろう。それでも坂倉を使わなかったのはジョンソンへの忖度だろう。個人的にはこういう「気の使い方」はチームにとってよろしくないと思うけどな。
そして西川龍馬も前日の記事龍馬の「イライラ」。ノムスケの「イライラ」。で書いたように調子を崩している。1軍に昇格後チームにいい影響を与えている大盛を起用するのも一つの起爆剤になるだろう。
その辺をスタメンで出しておいて、長野や坂倉を出さない。あえて攻撃力を落としての打線の組み方ね、よくわからんよな。
広島マスコミはカープをおだてすぎ。もう少し厳しさがあってもいいのでは?
個人的には西川は少し休養の意味でスタメンを外すか、下位打線でリフレッシュするのもいいだろう。当然カープには必要な選手だし、頑張ってもらわんといかん選手。少し悩んでいるように思う。
そんな西川が聞いたら「絶対怒る」と思ったのは昨日のテレビ放送の実況。恐らく前田さんが解説をしていたので、地元放送局のものを流していたのだろう。視聴者プレゼントの案内もでてたからな。ちなみにうちはJ-sportsで放送を観ていた。
柳から打った少ないヒットのうち、西川が1本打っている。でもその打球は西川のイメージとはかなりかけ離れた、サード後方に落ちる「当たり損ね」のヒット。この時に実況が言ったのが「いかにも西川らしいヒット」と来やがった(笑)。
おい、ちょっと待てよと。これ、西川が聞いたら怒るよと。誰が見ても打ち損じの打球を西川らしいとは何事ぞ!とね。
何だろう、ちょっと気持ち悪いんだよな。いいじゃない、当たり損ねで。西川、これはラッキーでしたでいいんだよ。そして早く西川らしいヒットを見たいですねくらいのことを言わんと。
どうも3連覇したあたりからマスコミのすり寄りみたいな、下心丸出しのまどろっこしい実況や選手を甘やかす言動が目立つよな。もちろん選手はそれに対して驕るところはないだろうし、それで有頂天になる選手はいないだろう。でもそれがカープにとっていいことなのか?本当にカープファンにとって気持ちいい扱いなのかと言えば、疑問が残る。
広島の人って野球を見る目ってのは非常に肥えていると思う。その視聴者相手にあぁいう実況するってのはどうなのかなぁと思う。
東京ドームの巨人戦ね、日テレの実況が鼻につくと思うのはカープファンだけじゃないだろう。でも、あんなレベルの放送を広島でもやってるってことよ。まぁそれが地元だからしょうがない部分もあるけど、少しひどいなぁと思ったね。
このゲームはやる前から「負けていた」!?
話がそれた(笑)。
9連戦の締めくくり。ここまで5勝3敗。ここで勝てば6勝3敗で借金を3つ減らすことができる。この9連戦が上位進出のきっかけになる展開が期待できる結果になるだろう。
負ければ、5勝4敗で借金を一つしか減らせない状況になる。「なかなか減らないねぇ」とリボ払いの返済みてぇな感じになる。上位が遠いねぇと。
なので昨日のゲームの位置づけというのは非常に重要だったように思う。
なのに、一番当たっている選手を下げ、不調の選手を残し、乗っている若手も使わない。
先発はジョンソン。ここまで勝ててない。勝たせるためにも初回から柳を潰すぞという意思表示をベンチがしなきゃいかんだろう?
そういった意気込みというかねぇ、ベンチの「熱」が感じられなかった。厳しい言い方をすれば、もうこのゲームはやる前から負けていた。そんなゲームだったよな。
ジョンソンに援護ないのは「身から出た錆」
このブログを毎回読んでいる方ならお分かりだと思うけど、ジョンソンがなかなか勝てないのをシーズン始まった早い段階からアタクシは予想していた。高校野球戦法で拙攻の繰り返し。ジョンソンは今季なかなか勝てないかもしれない。この記事を書いたのは7月のはじめ。改めてそれがなぜなのかを書いて締めくくるとしよう。
ジョンソンは昨季、二けた勝利を上げた。特に夏場からは安定した内容をみせ勝ち星を積み重ねた。しかし勝負の秋には味方のエラーなども絡み、白星に恵まれなかった。
大事な試合なのに雨が降ればふてくされ、味方のエラーに対して「受け入れられない」態度をとる。来日した当初は非常に謙虚でクレバーな印象があったけど、ここ1,2年は「感情に左右される」投球を続けてきたよな。
今季は開幕からそういう「感情に左右される」投球が続いた。これで一つでも白星がつけば違うんだろうけど、勝てなければ勝てないほどドツボにハマる。そんな気がしていたんだよな。
今回もいい投球を見せながらも、ワイルドピッチや押し出しなど「自滅」でマウンドを降りた。まるで若手投手のような内容だよな。
バックで守っている選手はずっとジョンソンを見てきた。特にタナキクや松山はジョンソンの異変に気付いているだろう。非常に「やりにくい」印象を持っているだろうし、そこから守備での硬さが出てきてしまう。
ジョンソンは今季、マウンドでは非常に孤独感を感じているように思う。石原もいない。常に孤独感から来る不安に苛まれながら投げていることだろうねぇ。この状況が続く限りジョンソンはなかなか勝てないだろうねぇ。
でも、この状況は厳しい言い方をするけど、ジョンソンにとっては「身から出た錆」のように思う。ジョンソンのこれまで「感情任せ」の投球で明らかに野手の心は離れていってしまっている。ならば、ジョンソン自身が変わる必要があるだろうねぇ。
中日との初戦。苦しい投球が続く塹江。これを助けるようなタナキクの鮮やかなゲッツー。これが決まった時の塹江の嬉しそうな顔を覚えている同志も多いだろう。満面の笑顔でタナキクに感謝の意を表していたよな。こういうのって大事なんだと思う。
守っている立場からすれば、投手を助けたっていう充実感を持てるだろう。人間だからな。そういう関係を築ければ、よし、また打球が来たら任せておけ!となる。打たれた時にはマウンドに行って励まそうという気にもなる。俺が打ってやるから頑張れと言ってあげる気にもなるもんよ。
今のジョンソンに、そういう言葉をかけてあげる野手はいないだろう。ジョンソンはバックの守りの一つ一つ「サンキュー」と言えているだろうか?アタクシはそういうところからジョンソンは変えていかんと前に進まないような気がするんだよな。日本語で「アリガト」と言えば、もっといい(笑)。
プロと言えども、過去にどんなにすばらしい実績があろうとも、所詮、人間。感情に左右される部分は大きいよな。ジョンソンもチーム内で年長者だし、今季や昨季に加入したわけでもない。カープに来て長いよな。もう立派な赤ヘル戦士よ。そういう部分でチームを引っ張っていくという意識があっていいと思うし、なきゃいかんと思う。
チームもファンもジョンソンという先発投手を頼りにしているのよ。なのにジョンソンは自分のことしか考えていないように見える。そういうジョンソンは見たくないんだよな。不安になる。
もっともっとジョンソンがチームの一員として認めてもらうにはジョンソンが動かんと。一つ一つ、アウトを決めた野手に感謝の意思表示をし、打ってくれた選手の肩に感謝を気持ちを込めて触れるだけでもいい。エラーした選手には目で「大丈夫、任せておけ」と伝えればいい。それだけでも、チームメイトは「こいつを勝たせたい」となるだろう。
まだまだ自分の力だけで勝とうとしている間は勝てんよ。ではなく、チームメイトと一緒に戦っているという意識を持つこと、そしてその気持ちを持っていることをチームメイトに「発信」すること。マエケンじゃないけど常に「感謝」の気持ちを持ち、その意思表示をすることでみんなの「見方」も変わるし、みんなが「味方」になってくれるはず。そうなればおのずと結果はついてくるように思うけどねぇ。頑張ってほしいからね、よろしく頼むよ、ジョンソン。
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