「阪神7-6広島」(13日、甲子園球場) 広島は痛恨の逆転負けで3連敗。今季2度目の同一カード3連敗を喫し、借金はついに2013年9月9日以来、7年ぶりに10となった。
情報源: 広島・佐々岡監督、痛恨の逆転負け…7年ぶり借金10「一つずつ返していくしか」
薮田と藤波の先発ということで、まぁこのようなゲーム展開になるのはある程度予想できた。幸先よく誠也が久々の一発で先制もやはりこの日は「ブルペンデー」。もともとブルペンの弱いカープ投手陣には3点なんてぇのは守れる点差ではない。
結局ゲーム展開が「接戦」となり、最後はブルペンの差が出た感じだよな。ブルペンデーでブルペンの弱さをさらけ出した。今季接戦で勝てないカープ色がモロに出たゲームだったねぇ。
点を取ったら取られる流れを断ち切らなければ勝てない
先発の薮田。まぁアタクシの薮田評からすれば、こんなものかねぇという感じだねぇ。とにかく点を取ったら取られるという投球の投手。どんな心理が働くのかわからんけどな、普通の先発投手なら3点というのは自分の投球をする上では一番やりやすい点差だと思う。
それを簡単に点を返される。初回を無失点で行けばある意味このゲームはカープのワンサイドになった可能性も高かっただけに、もったいないよな。
もうさ、「踏ん張る」っていう回でも点差でもない。とにかく普通に投げてくれればいいんだけどねぇ。申し訳ないけど、薮田を1軍に置いておくなら、若い投手を抜擢した方がよかったような気がするけどねぇ。
誠也は久々の一発。これで上向き?
誠也に久々に一発が出た。そして久々に4番の仕事をした感じだよな。
これで少しは打撃が上向くのか?まぁ1日置いて明日の打撃には注目したいよな。
もちろん1発というのはいいに越したことはないけど、個人的には最終打席にもヒットが出た。案外こちらの方がいいイメージで次の試合に臨めそうだよな。
逆に心配なのは堂林。3番に座りながらもノーヒット。打席での表情を見ていてもどことなく冴えない感じだよな。打撃に迷いが生じているのかもしれん。
来期も主力でとなれば、この不調も克服していかなきゃいかんよな。とにかくシーズンを完走してある程度の成績をしっかり残して来季につなげてほしいもんだよな。
塹江が被弾。疲労?それとも…
同点で終盤を迎えた。カープにとってはブルペンデーで最後はブルペンの弱さがモロに出た。ここまで八面六臂の活躍を見せてきた塹江が決勝打を打たれた。
ここのところ塹江の失点が目立ってきた。まぁ本当にここまでは良く投げてくれているし、崩壊していた勝利の方程式の立て直しができたのも塹江がいたからこそ。
本来であれば塹江は「リード」している場面で出したい投手。でも他のリリーフ投手が打たれてしまったり、先発が早々にマウンドを降りたとなれば、このゲームのように同点の場面やビハインドの展開でも担ぎ出される。モチベーションの維持も大変だろうねぇ。本当に今季、塹江がいなかったらと想像するとぞっとする。借金10どころの騒ぎじゃないだろうねぇ。
その塹江にやはり疲れが見える。そらそうよ。リードの展開ならまだしも、昨日のゲームのように場面でもマウンドに上がる。本来塹江がこれだけ登板したら連勝していなきゃおかしい。そういう位置づけの投手。でもカープの成績は芳しくない。塹江の登板数と白星は比例していかなきゃいかんのに、反比例している。そら、大変だっての。
この場面で投げる投手が1枚足りない。勝利の方程式だけではなく、接戦で1イニングを託せる投手がいない。この辺がブルペンの弱さ、接戦の弱さを象徴しているよな。
借金10はデッドライン。残り試合の使い方次第では暗黒突入か?
まさかの阪神に3連敗。これで借金が10。この借金10というのはまさに「デッドライン」。残り試合、そしてカープの戦力を考えるとこれを返していくのは、ハッキリ言って無理だと思う。
残念ながら、そのポテンシャルすら感じられない。ひいき目に見てもどう考えても大型連勝をするようなチームではない。残りゲームを勝率5割で行くのも難しいだろう。そのくらい今のカープは「弱い」。
特に投手陣ね。点を取ったら取られるの繰り返し。これでは投打の信頼関係なんて築けないよな。このゲームも味方が点を取った直後に点を取られている。この1イニングだけでもいい。無失点で行ければ乗って行けた。ここなんだよな。
まぁもうトレードとかやっても無駄だろう。どこのチームも投手は苦しい。投手は何人いてもいい。上位にいるチームにはやはり「形」がある。この「形」すら作れないわけで、そんなチームが借金10を返せるわけがない。
もういっそのこと最下位で今季は終わった方がいい。中途半端に4位、5位だとカープ球団は何もしないだろう。最下位ならば球団も何かしら手を打たないとという危機感は持ってくれるだろうねぇ。
せめていいゲームが見たい。来季へ向けての期待感が高まるようなカープが見たい。そう思わせてしまうくらいこの借金10という数字は重たいものだと思う。
もう「巻き返し」なんてぇのは期待していない。これが今のカープの本当の力だろう。
あとは選手がどれだけ踏ん張ってくれるのか?明日からのゲームの視点もこちらに比重を置くようにこのブログもなるだろうねぇ。
それともう「黄金時代」は終わった。来季からのブログのタイトル変更もそろそろ検討に入るとするかねぇ。
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