九里、自覚と刺激で覚醒!?4連勝8勝目。佐々岡監督のやりたい野球はこんな野球なんだろう。

九里、自覚と刺激で覚醒!?4連勝8勝目。佐々岡監督のやりたい野球はこんな野球なんだろう。

 広島の九里亜蓮投手(29)が7回2/3を投げ、3安打無失点で8勝目をマークした。

情報源: 【広島】九里亜蓮、自身4連勝で8勝目をマーク「森下に負けないように頑張ってます」

昨夜は今、話題の映画「鬼滅の刃 無限列車編」を家族で見に行った。11月に誕生日を迎える娘にお祝いにどこかへ連れて行ってあげるといったところ、この映画を見たいと。普段はなかなか映画館へ足を運ばないアタクシも「それなら」と承知した。

なんでもテレビシリーズの続きということなので予習の為にテレビシリーズを全部見て鑑賞に臨んだ。

まぁテレビを見ていても内容も面白いし映像もキレイ。古き良き日本人の心、そしてその光と影を上手に描いていてとてもいい作品だと思った。

映画もよかった。内容は書かないけど、特に映画の後半、男性は特に涙してしまうのではないだろうか?物凄く当たり前だけど大事なことを改めて教えてくれたような気がするねぇ。

隣に座っていたお兄ちゃんが号泣していた。アタクシはホロリした程度だったけど、隣から聞こえてくる嗚咽につられそうになったよ(笑)

ただ、子供たちはコミックスで内容を知ってるんで、隣に座った下の坊主が次から次へとネタバレしてくる(笑)。内容を知っているだけあって子供たちはあっけからんとしていた。アタクシと妻は内容を知らないので物凄く感動した。なんだろう?この温度差は?と夫婦で苦笑いだったよ。

九里も後輩の活躍が刺激か?4連勝で8勝目

昨日は帰宅したの9時半ごろ。ロースコアの展開でとっくにゲームは終わっていたので、ゲームの細かい内容は今回はかけない。あくまで数字とスコアの印象で書くしかない。お許しください。

さて、九里が8回途中まで無失点に抑える好投。これで4連勝で8勝目。一皮むけた印象が投げるたびに強くなってきているよな。

内容を見てみると7回2/3で被安打が3、四死球4。三振が10。想像するにランナーを出しながらも三振で切り抜けた感じかねぇ?得意のガッツポーズも見られたのかな?

ここ数試合は非常に安定しているよな。防御率の3.04まで下げてきた。2点台も見えてきたよな。

ここに来て九里が自信をつけてきたように思う。まぁそのきっかけはDeNA戦での完封ね。この件に関して言えば何度もこのブログで触れてきた。

それ以外にも何か理由があるのだろうか?

ヒーローインタビューでも言っていたけど、新人王レースをどうやら独走しそうな森下の活躍が刺激になっているのだろうねぇ。

まぁ九里と森下はタイプは違うけどな、やはりルーキーには負けていられないという気持ちもあるのだろう。それともしかしたら森下の投球が何かの参考になっているのかもしれない。

それと先発陣では気が付けば最年長になった。ジョンソンがいなくなり、野村も離脱。同期の大瀬良もいない。そういった「環境」も一役買っているのかもしれんよな。

地位は人を作るというけど、今季は週の頭を任せられることが多く、九里もシーズン中盤まではなかなか勝てずにチームが波に乗れなかったこともあった。責任を感じていただろう。

そして自分より実績や年齢が上の先発陣がどんどんいなくなり、九里が最年長になった。やらなきゃいかん。そしてルーキー森下も崩れかけていた先発陣の柱として頑張っている。そういった責任感と後輩の頑張りに刺激を受けた。そして完封を演じ自信をつけてきた。非常に波にのっている感じだよな。

日程を見てみると登板チャンスはあと2回かな?来週の巨人戦と再来週のヤクルト戦。この2試合で勝てば待望の二けた勝利。二けた勝てば、また更なる自信が深まるだろう。

本来なら、推しメンの九里が勝ったとなれば、沢山書きたいところだけど、ゲームを見てないんでこの辺にしておこう(笑)

二死満塁で村上切りの塹江。やはり基本は真っ向勝負

さて九里の8勝目をアシストしたのが8回二死満塁で村上をフルカウントから三振に仕留めた塹江。忘れちゃいかんよな。

入団して初めての勝ちパターンの中継ぎとしてのシーズンだったよな。かなり疲れもあるだろう。

開幕してからは中継ぎで実績を重ね、勝ちパターン崩壊の中で唯一言っていいほど、使える投手だった。佐々岡監督がこの左腕に頼らざるを得ない期間が結構長かったよな。

塹江もそれに一生懸命応え続けてきた。しかしやはり疲れも夏場に出たよな。ここに来て精彩を欠いた投球が続いてしまった。

佐々岡監督もその内容と疲れも考慮して、本来なら塹江の場面でもケムナを起用したりして少し意識的に間隔をあけていたようにも思う。まぁその辺は塹江自身にも気持ちは伝わっていだろう。

8回2死満塁のピンチ。打者は村上。怖ぇよな。そしてカウントはフルカウント。ヒットを打たれれば九里の勝ちも消えてしまう可能性もある。

ここで塹江は真っすぐを投げ込んできた。まぁ塹江と言えばスライダー。村上は甘く入ってきた「ストライクゾーン」のスライダーだけを狙っていたようだねぇ。そこに意に反しての真っすぐがズバン。スライダー狙いの村上の方がやや「弱気」だったのかもしれんねぇ。

やはりリリーフ投手というのは苦しくなればなるほど「真っ向勝負」。これが大事。よくぞ監督の期待に応えてくれたよな。

打てないながらも地味~な勝ち方は悪くない

打てなくても投手が踏ん張っているから連敗しない

まぁそれにしても先週の阪神戦あたりから点が入らんよな。見ている方は盛り上がりに欠けてつまらんかもしれん。それでも点が入らんでも連敗はしていない。投手が非常にここに来て「踏ん張り」を見せてくれているよな。

この日の九里はもちろん、スミ1で4連勝は逃したものの中村祐もしっかりしているし、森下は文句ねぇだろう?ここの所先発がゲームをしっかり作ってくれているよな。やはり野球は投手。点を取られなければ負けない。先発がゲームを作れば連敗しない。

大瀬良、野村、ジョンソンがいない先発陣でシーズン終盤に来て、若い先発陣が結果を出し始めてきた。これは非常にいいことだと思う。それぞれの投手が来季にこれをつなげられるか?この秋のキャンプは若い先発陣にとって大事にキャンプになりそうだよな。

昭和のカープっぽい野球も悪くない

ここの所のカープの勝ちゲームはロースコアが目立つようになってきた。確かに2日分3日分打って勝つのは痛快でいいけど、たまたま感が満載で「強さ」は感じられない。やはりロースコアでしのいでしのいで、相手からすれば届きそうで届かない。こういう野球には相手から見ても「強さ」を感じる。こういう野球が少しずつだけどできている。

まぁ佐々岡監督からしてみれば、こういう勝ちを積み重ねていくというのが理想なのだろう。そう考えると少しずつだけど、投手陣に佐々岡イズムが浸透してきているのかもしれん。まぁ反佐々岡政権の同志からしてみると聞きたくない話かもしれんけどな(笑)。まぁいいじゃない、勝てばさ。

そしてこうしてみると佐々岡監督がやりたい野球というのは第1次黄金期の昭和のカープね、こういう勝ち方のチームを目指しているのかなぁと。そんな気がしてきた。

昨今はどうしても打高投低の野球になっているのは否めない。ある意味佐々岡監督のやろうとしている野球で勝つのは茨の道かもしれん。ただ、これがハマるとかなり強いチームになるだろうねぇ。

ただ、これをやろうとするのであれば、まだまだ戦力的には問題が多い。この日の塹江のように左殺しのスペシャリストは絶対に2枚は必要だし、接戦でも盗塁を決められるような仕事人も欲しい。また重要な局面で一発の打てる選手も欲しい。堂林のサードや松山のファーストのような守備の穴も塞がなけれならんだろうねぇ。やることはいっぱいある。

裏を返せば、この戦力では佐々岡監督の守り勝つ野球は出来ないということ。強いカープを復活させるには球団がやらなきゃいかんことは沢山ある。しっかりやってほしいもんだよな

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