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辛口コメントで期待の若手に奮起を促す「佐々岡流」は小園を潰してしまうのか?

愛すべき赤ヘル戦士
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奮い立て。みやざきフェニックスリーグ視察を終えた広島佐々岡真司監督(53)が24日、今季3試合出場に終わった小園海斗内野手(20)にハッパを掛けた。小園はフェ… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

情報源: 佐々岡監督が小園をバッサリ「存在感まったくない」 – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ

巷では日本シリーズが盛り下がっているようだねぇ(笑)。3戦目もソフトバンクが完勝で王手。このまま一気にというムードが非常に高まってきたよな。過去にも3連敗後4連勝で逆転日本一のケースはある。ただ、それができるのは本当に底力のあるチームだけだろうねぇ。原監督のタクトさばきでセリーグを制した巨人にはその「底力」という部分は足りないように思う。ここ5年、セ・リーグはみんな「ぶっちぎり」で優勝している。つまりあまり逆境を経験せず、接戦も経験しせずに優勝しているんだよな。カープも含めてこういったリーグ戦をやっているようではなかなか「底力」というのは身につかない。この辺、ペナントの展開もセ・リーグのレベルを落としているように思う。

丸が叩かれ始めてきた。まぁこれも巨人の選手の宿命だよな。そしてセリーグの短期決戦での弱さを最も体現している選手かもしれん。ロッテいっておけばよかったかもな(笑)。
ペナントレースは丸が在籍するチームは5連覇。しかし日本シリーズでカープ時代を含めれば11連敗。日本シリーズでの打撃成績も年々悪くなっている。「逆シリーズ男」なんてぇ言われ始めている。まぁ個人的には巨人はどうなっても構わんが丸はカープで育った選手だから心配よ。頑張ってほしいよな。

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フェニックスリーグも終盤戦。1軍キャンプへラストスパート

フェニックスリーグもいよいよ終盤戦に差し掛かってきたようだねぇ。ここの所は勝ちきれないゲームが続いているようだけど、どちらかと言えば投手で楽しみな選手が色々出てきたよな。今季は秋季キャンプがないだけに1軍キャンプへのアピールの場がこのフェニックスリーグだけ。みんな必死だろう。
早々に1軍キャンプの切符をつかんだ高橋昂也。そして育成契約のコルニエル。これがうまくハマると助っ人補強も打ち止めの可能性もある。そして今季は登板の無かった山口翔も好投したようだ。来季キャンプが楽しみだよな。

野手に目を向けてみると内野陣が元気なようだねぇ?羽月や韮澤といったところがいいアピールをしている。くしくも田中広輔がFAで揺れ動いているけれど、もし移籍となればショートのポジション争いというのが非常に面白くなってくるよな。まぁ誤解してほしくないけど広輔の移籍を望んでいるわけではない。広輔が移籍となればアタクシは間違いなく戦力ダウンになる。そう踏んでいる。なんせ一時的でもセンターラインの弱体化を招くからねぇ。確かに打つ方に関して言えば、物足りなさを感じる同志も多いだろう。アタクシは広輔の打撃に関してはあまり期待をしていないし、こんなものだと思う。それでも守備においてはカープの選手の中では一番信頼できるショートだと思う。
その広輔が仮に移籍を決意するとなれば、その理由として若手の突き上げを実感しているか否かというが大きいだろう。そういった突きあげてくる若手がいれば、カープに残ったとしても出場機会が減る。それなら今の田中広輔を求める球団のラブコールに心揺れ動くだろう。そうなるも当然だと思う。ただ、残念ながら広輔を脅かす存在がいるはずなんだけど、パッとしない。そう、小園海斗だよな。

佐々岡監督に「全く存在感がない」と言わしめるほど「覇気」がないそうな

今季の小園ははっきり言って「成長」を感じさせる場面がなかったと言っていいだろう。シーズン当初は打撃不振。1軍どころの状態ではななかった。終盤に来てファームで成績も向上。1軍昇格となったが出番も少なくノーヒットで再降格。アタクシもたくさんの「伸びてくる選手」を見てきたけど、そういった選手はやはりプレーに勢いがある。そして日に日に進歩しているのをヒシヒシと感じる。今季も1軍で活躍した大盛はその典型。足と小技でかき回す選手かと思いきやホームランも2本だっけ?この辺に「成長の勢い」というのを感じる。
羽月も昇格直後にスタメンで結果を出し、チームを勝利に導いた。ただポジション的には菊池や堂林といったレギュラークラスが元気なので大盛ほど出場機会に恵まれなかった。その鬱憤をこのフェニックスで晴らして再アピール。この辺にも成長の勢いというのを感じるよな。

この大盛も羽月も2018年ドラフトで獲得した選手。大盛は育成だけどな。この年のドラフトで獲得した選手は3,4年後カープの主力になりそうな素材が目白押しだよな。大盛、羽月以外にも2位にはアタクシの推しメンになりつつある島内、3位には主軸の期待がかかる林、5位には抑え候補の期待がかかる田中法。6位にやはりフェニックスでアピールを続ける正髄。7位が羽月。本当に楽しみだよな?ん?1位は誰だ?そう入団時にはカープのショートはこれで10年は安泰とまで言われた小園だよな。その小園が佐々岡監督に「全く存在感がない」とバッサリ切り捨てられた。ちょっと心配だよな。

1年目からの抜擢で将来への期待感が膨らんだ同志は多いだろう。高卒1年目でホームランも4本記録。順調に育てば3年目で広輔を追いやるのではないか?そのアピールの場が2年目の今季と勝手に位置付けていたんだけど、1軍にすら上がれなかった。真相は小園のみ知るのだろうけど、勝手に推測すれば「こんなはずじゃなかった」というのが小園の本音かもしれない。今季はキャンプでは1軍メンバーに選ばれていた。もちろん昨季の成績からすれば、当然の人選だろう。しかし、なかなかゲームでの結果を出せずに開幕1軍とはならなかった。そして3月中旬には女性スキャンダルが報道された。1軍切符を掴めず、そしてプロ野球選手としてその社会的影響の大きさが圧し掛かった。19歳には重たすぎた事件だったかもしれん。まぁそれが今季不振の原因とは思いたくないが野球に集中できる環境ではなかったかもしれんねぇ。

一向に向上しない打撃に焦りも生じただろう。打てなきゃ「他の選手にチャンスを」と2軍首脳陣が考えるのは自然だよな。将来の中心選手という期待があるからゲームは出すけど、こだわりのある「ショート」のポジションもはく奪されサードやったりしたみてぇだねぇ。これも小園には案外、堪えたかもしれん。

プロの世界を少し舐めていたのかもしれない

小園をずっと見ていたわけではない。なのであくまでも推測の域を出ないけど、高卒1年目であれだけ活躍できた。さすが将来のカープを背負って立つ選手とアタクシも唸った。同時に小園も「プロでやれる」という自信を持っただろう。これはこれでいいこと。でも過去何百人もいる「ドラフト1位」選手が必ず一流になるかと言えばそうではないよな。大事なのは「プロに入ってから」。中にはプロの水に合わない選手もいただろう。プロに入って満足してしまう選手もいただろう。最初はゲームに出ることを目標としガムシャラにやったけど、いざレギュラーを取ったら伸び悩む選手もたくさんいる。本当にプロの第一線で活躍するには毎年毎年進化していかなきゃいかんのよ。小園にそういったことはなかったのだろうか?もしかしたらプロでやれる自信と同時に「過信」「驕り」があったのかもしれん。仮にそうなら今季はそういった心構えに対するしっぺ返しが来たシーズンだったのかもねぇ。
もしかしたらファームの首脳陣もそういった小園の内面を見抜いていたのかもしれない。当然そういったレポートは佐々岡監督の耳にも入るだろう。今週から宮崎入りした佐々岡監督も将来の中心選手候補である小園がどんな感じなのか?確認する目的で宮崎入りしたことだろう。そして覇気のないプレーや態度に「存在感が全くない」と切り捨てた。さぁ小園、どうする!?

期待の若手には突き放すのが佐々岡流??

3連覇や黒田さん、新井さんの劇的な復帰によりカープ人気は全国区になった。これは長くカープを応援している身としては本当に喜ばしいこと。ファンの目が増えることによってカープの首脳陣や選手への想いや苦言も多様化してきた。今季、Bクラスという成績に対して佐々岡監督への厳しい意見が多いのも当然だろう。その中に選手を突き放したり、思いやりがないと思われるコメントに対し「選手がクサるのではないか」という意見もSNSなんか見ると散見する。見ていて興味深い。
勝てば選手のお陰、負ければ監督の責任。まぁこれはプロスポーツでは不文律みてぇなもんだよな。それでも、ゲーム後の監督の談話には「あのエラーが痛かった」「投手はもっとしっかり投げないと」なんてぇのをよく見かける。監督も人間。アタクシはあってもいいと思う。そしてそのコメントが単なる監督の敗戦の愚痴と額面通り受け取っていいのか?アタクシはコメントを通しての監督メッセージも込めれれているように思う。それを選手がどう受け止めるか?これは監督ではなく選手が成長して行くうえで、しっかり受け止めなきゃいけないのではないかと思うことがよくある。

話は逸れるけど、野村謙二郎元監督が堂林がブレイクし始めたころ、シーズン中にもかかわらず堂林に30分間ノックを浴びせたエピソードがある。前日堂林が2失策で敗戦の原因を作ってしまった。真夏の炎天下の中、野村監督は堂林を指名練習に参加させた。その時に「はっきり言う。昨日はお前で負けた。残り39試合、あと何試合、お前で勝ったという試合をつくれるか、やってみろ」。と直接喝を入れた。このエピソードで野村謙二郎監督の堂林への想いというのが確実にあったと言えるだろう。この練習は報道陣にも公開された。

しかしこうして選手に直接メッセージを伝える監督というのは稀有な存在だろう。コーチを通して伝えたりする監督の方が多いように思う。また、マスコミへのコメントを通じて選手にメッセージを送る監督も結構多いように思う。その典型はノムさんこと野村克也さんだろう。古田さんは結構マスコミを通してケチョンケチョンに言っていたように思う。星野仙一さんもそのタイプかなぁと。原監督もよくやる手法のように思う。そして佐々岡監督もそういったタイプの監督なんだろうねぇ。特にシーズン中の床田や遠藤といった若手投手への苦言は多かった。「同じことの繰り返し」「1週間何やっていたんだ?」と。その苦言を受け止めたかどうかはわからんけど、シーズン終盤にはこの二人を筆頭に先発投手が長いイニングを投げるようになり、完投もチラホラ出てきた。効果はあったのだろうねぇ。これが佐々岡流なんだろう。

だたしこれがどの選手にも効果があるか?と言えばそうでもないだろう。中にはプライドを傷つけられて腐る選手もいるだろう。必要以上に気にしてしまい、委縮してプレーができなくなる選手もいるかもしれん。SNSで佐々岡監督の苦言に対して批判をする人たちはこうした負の効果を心配する声がほとんどだろう。贔屓の選手が標的になればいい気はしないのも理解できる。
ただ、リーダーとその部下の意思疎通を完璧にやりこなせる人がどれだけいるだろう?大企業の社長だって、大国の大統領だってそれは無理。テロリストのリーダーだって無理な話よ。小さなグループだって学校のクラスだってみんな先生大好きっ!ではないだろうに。リーダーにはリーダーなりの責務と責任がある。この人にこうした役割を期待しているとすれば、リーダーが描くレベルの仕事ができなければ苦言を呈するのは当然だろう。できなければ、別の人間にやってもらう。これもリーダーの決断だと思う。仲良しクラブじゃ勝負事は勝てんからねぇ。佐々岡監督があえて「畑違い」の野手にこうした苦言を呈するのは珍しい。それだけ佐々岡監督は小園に期待しているということ。同じ若手の大盛や羽月と同じではなくもっと上のレベルの選手として小園を扱っている証拠だと思う。それに応えるかどうかは小園次第よ。ダメならプランBを考えるしかない。それをどこで決断するかは監督の仕事だからねぇ。

ドラ6矢野の指名は小園への刺激策か?

今季のドラフトで6位指名に亜細亜大学のショート矢野君を指名した。この指名には「あれ?」と思った同志も多かったのではないだろうか?2年前のドラフトで小園を単独指名。これでカープのショートは安泰と言われた。翌年には同じ高校生のに韮澤を指名。こちらはどちらかというと菊池のあとを見据えての指名だとある程度納得はいった。韮澤以外にも若い内野手は羽月もいるし、曽根もいる。小園も合わせればこの辺で将来の二遊間をという青写真ができた。個人的にはそう感じていた。そこにこうした若手よりも少しお兄さんの大学生ショートを指名した。この意味は何だろうか?と。
確かに矢野くんは非常にいい内野手だと思う。よく6位まで残っていたものだと思う。でもどちらかと言えば、将来の明るい選手にポジションを空けておく傾向の強いカープの編成を考えると矢野君の指名には何か意図があるのでは?そう感じた。
もしかした2年目の小園に思ったほどの「伸び」を感じられなかった。それが矢野くん指名の背景にあるのでは?そんな勘繰りまで頭をよぎった。そうなると小園よ、ウカウカしてられないよと。

来季は広輔を脅かす存在まで上がっていかないと

こうなると小園の尻に火がついた格好になる。小園にとって来季は本当に飛躍しなきゃいかんシーズンになるだろうねぇ。どうだろう?この佐々岡監督のコメントだと1軍キャンプは難しいかもしれない。いや、あえて2軍でスタートさせるのかもしれない。これに小園がどんな反応を示すのか?非常に興味深い。前にも書いたけど、選手にはいろいろなタイプがいる。フェニックスで活躍している若手は泥だらけになりながら必死に上手くなろうとしている。こういう選手は叱咤激励、多少の厳しい言葉に「免疫」がある。どんな言葉も「やらなきゃ」という気持ちに持って行ける。でも子供のころからチヤホヤされてきた選手には結構厳しいかもしれない。さて、小園はどうなのか?1年生から名門報徳学園でレギュラー。ある意味無風の高校時代だったかもしれない。野球生活で初めてぶち当たる「壁」なのかもしれない。まぁそれは小園のみ知ることだろうけどな。
ただ、小園がここを這い上がってくれば、未来は明るいように思う。1日も早く小園がカープ内野陣の輪の中心にいる日を心待ちにしている。それには来季が勝負。佐々岡監督を見返して見ろ!頑張ってほしいよな。

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