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ケムナ倍増更改も真のセットアッパーになるために必要なものとは?中村祐、上本は「頑張ったで賞」でアップ更改。今季の年俸アップ組がV奪回のカギになる

愛すべき赤ヘル戦士
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 広島のケムナ誠投手(25)が25日、マツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、850万円増の1600万円でサインした。今季途中から勝利の方程式入りを果たし、プロ初勝利と11ホールドをマークするなど、3年目で飛躍を遂げた。来季は直球の内角攻めを心掛け、フル回転を誓った(金額は推定)。 充実した表情でケムナは今季を振り返った。「納得してサインしました。(球団からは)褒められました。『来年もセットアッパーを目指して頑張ってくれ』と言われました」と、いつもと変わらぬ屈託のない笑みを浮かべた。

情報源: 広島・ケムナ「来年もセットアッパーを」に納得の判 850万円増で内角攻め誓う

日本シリーズ。まぁ大方の予想通りソフトバンクが巨人を2年連続で4タテした。まぁこの辺についてはネタが無くなった時に書こうと思っているけど、完全にセ・リーグのチームがソフトバンクに飲まれている。異次元の世界の野球と対峙しているムードがシリーズを支配していたように思う。まずはこのムードを払しょくすることからやらんといかんよな。巨人頼みのセリーグはやはり考え方を変えなきゃいかんだろう。別に金をかけろというわけではなく、野球の質を変えていかなきゃいかんだろう。それはリーグ全体で打倒パ・リーグという目標を持ってね、これまでのしがらみとくだらない概念を捨ててやらないと。まぁ時間がかかることだと思うけどな。勝手に予想するけど、それに耐えられないのが巨人だと思うし、結局セ・リーグは巨人が動かないとどうしようもないリーグなのよ。巨人がリーグ再編とかまた1リーグ制にするとか言い始まるように思う。本来ならカープの松田オーナーは12球団を見渡しても最古参のオーナー。この人が動かんといかんのかもしれん。まぁ松田オーナーの球団経営を見てると黒字化と自分のチームの収益にしか興味ないだろうから、望みは薄いよな。それなら現場が頑張るしかない。セ6球団でどんなリーグを展開していくのか?自分のところも大事だけど、リーグを盛り上げることも念頭に置いて来期以降やってもらいたいよな。

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ケムナは倍増で来季セットアッパーに期待も改善してほしい大切なこと

さて、カープの契約更改。更改した選手の今季を振り返ってみよう。まずは倍増で更改したケムナ誠。今季は飛躍の年だったよな。
ケムナには佐々岡監督好みの「球の強さ」がある。セットアッパーの資質は十分だろう。この強みを来季はさらに高めてほしいよな。
数字を拾って振り返ってみよう。41試合に登板。プロ初勝利も経験し1勝1敗12HP。防御率は3.88。51イニング投げて三振が55。1イニングで1個以上の三振が取れている。ただ、24の四死球は多いと思うし大事なのはその四球の「出し方」なんだと思う。ここを来季は改善してもらいたいよな。
ケムナの失点パターンは四球から。まぁこれはケムナに限ったことではないよな。問題はその出し方。一つはツーアウト取ってから四球を出し、それが失点につながってしまう。先頭打者に出すようなら恐らく1軍では使えないだろう。ずっと使ってもらっているのは、投手の頭数がいないというのもあるけどな、先頭打者は大丈夫なのよ。だから「安心感」はある程度ある。だからマウンドに送れる。失点はあるかもしれんけど大量点は取られない。そういう安心感だけどな。
そして課題はその四球を出してしまう相手。これはチームを代表する強打者が多い。一発を怖がるがゆえにストライクが入らなくなる。まだまだ自分の球に自信がないのか強打者を迎えると簡単にストレートで四球出したりする。その後長打を浴びて失点。このパターンが目立ったように思う。ここが来季への課題だろうねえ。
ハッキリ言ってケムナの真っすぐをスタンドに放り込むのは大変よ。まずは自分の球に自信を持つことだろうねぇ。強打者を迎えると急にコントロール重視になってしまうのかねぇ?球を置きに行く傾向にあると思う。もともと器用な投手ではないだけにその辺のハートの部分がね、少し弱いのかもしれん。ズバッと3人で片づければ、ケムナの剛球はチームに勇気を与える。ぜひそういう投手になってほしいよな。

不名誉な記録を作るも自分を見失わなかった中村祐。500万円アップで来季は開幕ローテを目指せ!

開幕当初アテにしていた先発陣が今季は故障に泣かされたよな。大瀬良の離脱は本当に痛かった。野村も途中離脱。そして極めつけはジョンソンが未勝利。本来なら投手崩壊でダントツの最下位になってもおかしくなかった。9月の上旬に大瀬良、ジョンソンが続けて登録抹消。そこで先発ローテに入ってきたのが中村祐。よく穴を埋めてくれたよな。成績は3勝4敗だけど防御率は2.31。これが認められて50%アップを勝ち取った。
久々の先発となったヤクルト戦で先頭打者から3者連続で一発を浴びた。次の登板でも先頭打者に一発食らった。まぁもう笑うしかない状況だけど、両ゲームとも「その後」はしっかりした投球をしてくれた。
真っすぐは出ても140km。SNSなんかでは中村祐はプロでは通用しないなんてぇ言う意見も散見したけど、アタクシはそうは思わない。この投手は球持ちが非常いい。なのでスピードガン以上の速さを打者は感じる。そしてスライダーのコントール。低めをしっかりついてくるし、右打者には内から中に入ってくるスライダーもコントロールがいい。かつては「マエケン2世」と言われた素材。マエケンの背中を追っていた時期もあっただろう。真っすぐのスピードを出そうとして本来の自分の投球を見失っているのでは?と感じた時期もあった。この辺背伸びをせず自分の投球を信じて打たれてもそれを貫いた結果がシーズン終盤で安定した投球を見せた要因だろう。本来ならカーブもいい投手。この辺ももっと磨いてもらって来季は開幕ローテで入ってきてほしいし、そろそろ背番号67よりは軽い番号をつけてほしいよな。

野間は打撃優先の外野手争いに敗れたシーズン。河田ヘッド効果でセンターを奪取できるか!?

ダウン組にも触れてみよう。野間だよな。まぁ開幕前からその「伸び悩み」をファンは指摘してだけにある意味「その通り」になってしまったシーズンだった。いい意味で期待を裏切ることができなかった。ダウン更改も仕方ないところだろう。
カープのチーム状況も影響があっただろう。開幕から投手陣が崩壊。どうしてもベンチは「打力優先」のスタメンを組まざるを得なくなった。1点でも多く取って投手陣を助けるためにね。そうなると長打に魅力がある選手を並べざるを得なかった。ピレラや長野がレフトに入るゲームが多かったよな。そしてセンターも「打撃優先」で龍馬が座ることになった。ライトは誠也で鉄板だから野間の入り込む余地がなかったよな。それなら守備固めと代走でという手はあったけど、その役割を上本や曽根が担っている。野間にとっては本当にチャンスが少なかったシーズンだったよな。
龍馬が故障離脱。野間にも十分チャンスがあった。ところが育成から這い上がってきた大盛にセンターを奪われてしまう。ドラフト1位が育成選手に勝てなかった。ショックもあったかもしれんねぇ。ますますライバルが増えてきてしまった。年々若い選手がどんどん入ってくるだけに野間に与えられるチャンスは年々少なくなっていくだろうねぇ。来期が勝負所かもしれん。
カープ外野陣の場合、やはり打たなきゃスタメンは難しい。野間も打撃に力を入れてきた。フォームも試行錯誤しながらも「これ」といったものに巡り合えていない。そんな感じだよな。ひと頃後逆方向に強い打球を心掛けていた時に数字は良かった。良かったけど、逆方向への強い打球がゲッツーになったりした時もあった。この辺、足のある野間がゲッツー打ってちゃダメよと本人も何か違うとまた打撃の考え方を変えてしまったように思う。もう少し極めていれば変わっていかもしれんけどな。
今季から河田コーチがヘッド格で戻ってくる。野間のいいところも悪いところも知っているコーチ。野間を再生してくれるのか?来季に期待したいよな。

これじゃダメだと奮起の上本。「サヨナラ打」効果でアップ更改

今季カープはサヨナラ勝ちが非常に少なかった印象がある。その数少ないサヨナラ勝ちの中でも上本がサヨナラヒットを打ったゲームが非常に印象に残っている。頑張った甲斐があったなと、肩を抱いてあげたい気持ちになった同志も多かったんじゃねぇかねぇ?
これまでの上本は代走要因、内野の守備要因、外野も守ることがあった。いわゆる守りでの「スーパーサブ」。入団以来この域を脱することができなかった。いやいや、その地位で満足していた印象があった。しかし今季の自主トレ、キャンプで「打撃」に力を入れてきた。菊池がポスティングでメジャーへ行った場合、セカンドのポジションを狙える絶好のチャンス。昨シーズンが終わった時点で上本もレギュラー取りを誓っていたのかもしれん。かなり打撃練習を積んでいたよな。
シーズンが始まって菊池を休み休み使うチーム方針で上本のセカンドスタメンのゲームが増えた。これは上本にとってスタメンで出るというのはこれまでにない経験だったよな。そこでスタメンで出る難しさもたくさん感じたことだろう。なんせこれまでの7年のプロ生活で、スタメンは8試合だけ。1年に一度ペースだからな。そら、今季これだけスタメンで出たわけでその難しさや一つ一つのプレーが勝敗に影響してくることを身に染みただろう。
サヨナラ打を打ったゲームも無理な態勢でゲッツー狙うも悪送球。大学の後輩・森下の勝ち星を消してしまった。これまで守備の人がゲームを左右する失策をやってしまった。本当に野球の難しさを体で味わったよな。そしてそのゲームで打った初めてのサヨナラ打。笑顔のチームメイトに囲まれた上本の顔は泣いていた。色々経験したけど、今季スタメンの座を勝ち取るために頑張ってきた打撃が花開いた。頑張りの結果が出た。上本のサヨナラ打で改めて「プロ野球っていいな」と思った。そんな瞬間だった。来期も内野手でいい若い選手が入ってくる。年々厳しい環境になるのは間違いない。それでもチームのムードメーカー。カープに絶対必要な選手だよな。

今季年俸アップ組は来季がその真価を問われる

5位という成績だから、主力組のダウン更改はまぬかれないだろう。まぁ活躍できなかった選手は容赦なくダウンさせた方がいい。それに奮起して来季頑張ってくれればいいのよ。今回のアップ更改をしたケムナ、中村祐、坂倉といった選手は来季の活躍次第で一流になるかどうか大事なシーズンになるし、カープがV奪回するには活躍してもらわなければいかん選手ばかり。もちろんダウンした選手の奮起も大事だけど、今後のカープの骨組みを担う選手ばかりだからな、ケムナにしても坂倉にしても来季のこの時期に再び倍増更改なんてぇなれば、当然カープの順位も上位になっているということだろう。年々新しい選手が出てくる。球団も3連覇戦士に頼る比重をどんどん若い選手に移していかなきゃならんだろう。それができるかどうかが、今後のカープの行く末を決めることになるだろう。そのためにもケムナも坂倉も中村祐も今季以上の成績が残せるように頑張ってほしいよな。もう来季は始まっているよ。

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