手痛いドロー。広島がヤクルト5回戦(マツダスタジアム)で5イニングで得点圏に走者を進めながら、犠飛による1得点に終わった。拙攻続きの展開の中、ヤクルトに先制点… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
情報源: 広島1イニングに3安打でも無得点 拙攻続きドローに佐々岡監督天仰ぐ – プロ野球写真ニュース : 日刊スポーツ
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【ヤクルト】 スアレス 清水 マクガフ 石山
【広島】 床田 中田 塹江 栗林
昨日の朝、カープの不甲斐ない負けを見て、記事にしようと考えていたことがかなりあった。ところがネットが繋がらなくなってしまって大慌て。色々試してみたんだけどもう記事の更新は諦めてあとでゆっくりやろうと。Wi-fiの不具合なんてぇのは大体ルーターを再起動したり、SIMを一回外して入れ替えれば大体OKなんだけど、ここでオッサンはやらかしていた。SIMを外して差し込みなおしの作業をしている時に従業員に声をかけられた。軽く会話をしながら作業再開。その時になんかの拍子でSIMを逆さに差し込んでいた。その向きで何度やっても、そら改善するわけがない。小さい字でSIMの角がかけている方がこっちですよ~と書いてあるのも字が小っちゃくて読む気もしない。だって見えねぇからな。途方に暮れて、ドギつい老眼鏡を引っ張り出してようやく向きが違っていることに気づいた。情けないねぇ。そんなドタバタがございました関係で火曜日の朝に更新した記事他チームは新戦力が続々と復帰。松山昇格に見るカープベンチの戦う姿勢は本当に正しい道なのだろうか??については沢山のコメントを頂ておりましたが、返事がかけずに申し訳ございません。おいおい返事は必ず書かせていただきます。
あと一本が出ないが合言葉??チャンスなのにピンチ!?
まぁそれにしても打てませんなぁ。昨日のゲームも再三チャンスを作りながらも、今や佐々岡監督の口癖にすらなりつつある「あと1本が出ない」が毎日の合言葉みてぇ感じになってきた。困ったもんだよな。
確かにチャンスは作る。そう、作るのよ。選手は必死にやっているのがよくわかる。頑張っているさ。それはみんな理解している。でもチャンスとなると途端にカープの打者たちが「ピンチ」に陥った表情になる。繋ぐというよりは「俺が決めなきゃ」とがけっぷちに立たされているような顔してんだよな。この辺は、この「あと1本が出ない」という魔法の言葉にすっかり洗脳されているような感じだよな。
こうなると打つ方だけでなく、走塁にも焦りが生じる。誠也の4回の走塁なんかもやはり焦りみたいなものをどうしても感じてしまう。まぁあれを「暴走」という同志もいると思うけど、この走塁に関してはチーム方針だと思う。以前にも書いたけど、河田ヘッドの積極的な走塁や守備ってのはまだまだチーム内に浸透しきれていない。もう少し時間がかかると思う。それでも選手はその方針に従って積極的に走っているように思う。まぁこの辺は本当に紙一重。誠也を責めるわけにはいかんだろうねぇ。
こういうムードを吹き飛ばすのはやはり「長打」。「一発」だよな。このチームにはそれがかけているというか、効果的な一発が出ない。この辺は何度も言っているけど、球団の編成、補強の問題。アタクシはそう思うよ。
誠也には打てなくてもミスしても堂々としてほしい
積極的な走塁で三本間でアウトになった誠也。打撃でも6回無死1,2塁のチャンスで三振。ここで誠也が繋いでいれば一気に逆転できたように思う。この三振に打ち取られた誠也の態度、表情を見ているとやはりチームが打てないのは自分の責任と感じているのがよくわかった。それでも誠也は四番、野手のキャプテン。堂々としてほしい。
対戦相手のヤクルトは開幕前の評判は高くなかった。まだカープの方がましといった感じだった。順位予想も最下位が多かったように思う。そして開幕してすぐに青木や内川、カープ戦でよく打つ西田といった選手がゲームに出られなかった。本当なら奈落の底に突き落とされたようにチームがガタガタになるだろう。しかしどうだろう??今季のヤクルトは非常にいい野球をしているように思うし、現にカープはヤクルトに勝てていないよな。このカードの初戦もこれまで勝てていなかった森下相手に食い下がる姿勢や攻撃を見せてくれた。あぁいう諦めずに食い下がる姿勢というがヤクルトナインからヒシヒシと感じとることができた。1試合1試合、必死に戦っている姿勢というのは非常に好感が持てる。カープは阪神の西や秋山といった投手に対峙するともう「どうせ打てない」といった姿にファンの目には映ってしまうよな。それじゃぁダメ。何としてもコイツから点をもぎとるんだ!!という姿勢をチーム全体で出していかなきゃいかんと思う。
そんなヤクルトを引っ張っているのは4番の村上だろう。非常にいいリーダーになるだろうねぇ。もちろんまだ若いから率先してベンチでも声を出しているんだろうけど、大先輩の青木の姿を見ながらリーダーとして着々と成長しているように思う。このゲームはノーヒットだったけど、三振だろうがゲッツーだろうが表情を崩さず堂々としているように思う。
村上よりも年上の誠也だけど、この辺は実践してほしいと思う。このチームは誠也のチーム。誠也がバタバタしていてはみんなに伝染してしまう。本来なら誠也にはキャプテンとかチームリーダーといった役割は性に合わないのだろう。しかし周りは誠也のことをそう考えているわけだからねぇ、やはりここは苦しいだろうけど、バタバタせずに堂々としてほしいもんだよな。まぁ今季、ヤクルトはカープに対してかなり力を入れてきているように思う。まぁ昨季は色々あったからな、その辺も微妙に絡み合っているように思うし、カープ側がちょっとヤクルトを意識しているように思えるけどな。
床田に白星を着けさせてあげたかった
さて、投手の方に目を向けよう。このカード、投手陣はよく頑張っていると思う。森下もこの日登板した床田もしっかりとクオリティスタートで先発の役割をこなしているよな。床田はこの日は非常によかったように思う。球の力もあるし、課題である左打者にもインコースに強い真っすぐを投げられていたし、アウトコースのコントロールも非常によかった。6回の1失点は非常に悔しかっただろうねぇ。開幕して最初の登板は白星を飾ったけど、その後は好投しながらも勝ち星がつかない登板が続いているよな。ここは我慢だろうねぇ。間違いなく昨季よりは成長しているし、これを続けていれば昨季の成績の勝ち負けは逆転するだろう。今季はこの投球を続ければ7,8勝は出来ると思う。まぁ打線次第だけどな。次の登板も楽しみだよな。
カープはもう3連覇時代とは違うチーム
さて、気が進まないけど打線の方に話を戻そう。先ほども書いたようにチャンスが来れば来るほど、カープの打者は「ピンチ」みてぇな感じになる。この辺ね、カープの選手たちがどういう野球で今季は勝っていくのか??今一つピンと来ていないのではないか??そんなふうに思うことがある。ここまでを見ていると明らかに打線は一つの形を意識しすぎているように思う。その形は間違いなく「3連覇時代」なんだろうと。この形をその当時から残っているメンバーが追い求めているような感じがするんだよな。
早くあの時の打線に戻したい。そんな気持ちが打撃に表れているように思う。
アタクシの永遠のヒーロー高橋慶彦さんがYoutubeで活躍しているようだねぇ(笑)。この間の動画では広輔の打撃について熱く語っていた。ひと言で言えば体の開きが改善しない限り難しだろうと。球を引き付けているようで引き付けていない。球がきて慌てて振っているなんてぇ言っていた。引き付けて打つというのを勘違いしているのではないかと。まぁ非常に感覚的な話なんだけど、王さんの現役時代の打撃を例に出してくれて非常によくわかった。まぁ若い人は王さんの現役時代を知らない人も多いだろう。改めて自分たちが歳とったってのがよくわかる(笑)
野村謙二郎さんも解説でカープの打者が「打ちに行っている」より「当てに行っている」ような打撃で始動が早く、体の開きを指摘していた。この辺は結果の出ていない堂林や龍馬にも共通しているとも言っていた。この辺はカープの打者達の「焦り」みたいなものを感じるんだよな。なぜ焦るのか??それは「3連覇時代」のつなげてつなげて大量点、逆転といった派手さが「理想」なんだと思っているんじゃないかと。いわゆる「過去を引きずっている」。そんなふうに見ている。もう今のカープは3連覇時代とは違うんだよと。今カープができる野球ってなんなんだ??一度よーく整理してほしい。そう思うんだよな。
打撃のチームではない。接戦をものにする野球が自分たちの野球と思えばいい
ちょっと精神論っぽくなっちまうけど、アタクシは今季のカープは接戦をものにする野球が一番勝てるように思う。現時点ではね。それは抑えの栗林を筆頭に勝ちパターンの投手が非常に安定している。昨季も中日が6回までリードしたら37連勝なんてぇのがあったけど、中日が昨季Aクラスに入ったのも自分たちの野球を選手が理解していたからのように思うのよ。カープも中盤でリードを奪えば勝てる。そういうパターンを選手が理解してプレーすれば「打たなきゃ」というプレッシャーから少し解放される。「3連覇時代」とは違う野球を目指していけば、自ずとその呪縛がほどかれる。そんな気がしている。そして河田ヘッドが目指している野球がそういう勝ち方をチームが覚えることでその威力が初めて発揮される。そんなふうに思っているから、前回の記事でも「時間がかかる」と書いたのよ。
もちろんファンは3連覇時代のつなげてつなげてドカンというのを求めるのかもしれん。でもファンが求めているのは何といってもカープの勝利なわけで、じゃ、そうすれば自分たちが勝てるのか??と言えば打力を前面に出す阪神のような野球ではなく、少ない得点を守り切り、逃げ切る野球の方が今のカープのメンバーや状況を見る限り、そっちの方が向いているように思うんだよ。
と、なればこのヤクルトとに2試合を見れば、ロースコアの展開には持ち込めているわけで、カープはこういうゲームを取れるようになってくると自ずと貯金が増えて順位も上がってくる。変に3連覇時代の野球をやろうとしているからおかしくなる。今、そこで必死にもがいている。1点取れば勝てる。そういう気持ちで打席に立てばいいように思う。ホント精神論みたいで自分で言っててカッコ悪いとは思うのだが、まずは「こうすれば俺たちは勝てる」というものがチームに浸透していけばアタクシはいい方向に向くように思うねぇ。
さて、今のところはカープは借金こさえそうで持ちこたえている。これを「踏ん張り」と理解するのか「そろそろヤバい」と思ってしまうのか??まぁこれも気持ちの持ちようだろう。今日の先発の遠藤が森下や床田のようにゲームをしっかり作ってくれるのかってのは一抹の不安が残る。そう考えるといよいよ「借金生活」に入りそうに感じてしまうよな。
それでも大瀬良が離脱した直後のゲームでは打線が7点を取った。野球はやってみないとわからないよな。対するヤクルトの先発は金久保。実績はないけど、昨季は一度くらい当たって抑えられた印象がある。何とかしたいよな。
カープ打線が自分たちの打撃復活を追い求めずにチームの勝利の為に何ができるのか??そういう部分が案外いい方向に行くきっかけになるような気がする。今日は何とか取りたい。そんなゲームだよな。執念を見せて欲しい。
コメント
鈴木誠也と西川をスタメンから外すべきなんです。
彼らは何をやらせても現状マイナスでしかありません。
左の外野スタメンが羽月だけになりますけど仕方ないですね。
Mageちゃんさん、こんにちは!
おっしゃられるとおり誠也の中で葛藤するものがあるのでしょうね。普段の振る舞いなんかを見てると本来はリーダー向きではないと思いますが、実際誠也が打てば盛り上がるし回りの期待は許してもらえませんし悩ましいところがありますね。ただ立場が人を育てる例もあるわけですし、そのあたりも含めて僕達も応援していかないといけないのかもしれませんね。