佐々岡監督は勝ち方を忘れたのか??不可解継投策のチョンボも栗林大明神に助けられて連敗ストップ

佐々岡監督は勝ち方を忘れたのか??不可解継投策のチョンボも栗林大明神に助けられて連敗ストップ

 「中日3-4広島」(8日、バンテリンドーム) 広島のドラフト1位・栗林良吏投手(24)=トヨタ自動車=が今季初めて八回途中から登板し、終盤のピンチをいずれも無失点で切り抜けた。

情報源: 広島・佐々岡監督「栗林がいてよかった」新人守護神プロ初の回またぎでピンチ2度脱出

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広島東洋カープ
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中日ドラゴンズ
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3

【広島】 ○九里(4勝3敗) 中田 塹江 S栗林(9セーブ)
【中日】 ●福谷(1勝3敗) 福 又吉 祖父江
[本塁打] 羽月1号(広)

GWの影響もあって最近はデーゲームが多いよな。カレンダーは関係ない仕事のアタクシにとってはこの時期はなかなかカープ戦を見るとができない。連勝しているなら見れない悔しさがあるんだけど、連敗していたからねぇ、同志の皆様よりは心の傷がそれほど深くないし、カープを客観視できる部分もある。ただ、いい加減連敗を止めないと交流戦くらいで今シーズン終わっちまう。昨日の中日戦はどうだろう??中日打線はヒットは8本でもカープ投手陣が7つも四球をくれた。にもかかわらず11残塁で3点しか取れなかった。この辺カープ同様打線の弱さが引き立った結果になった。終盤の7,8,9回は点を取られてもおかしくなかった。イヤ、いい方は悪いけど、相手が阪神やDeNAあたりなら一気にひっくり返されてワンサイドになった可能性もある。正直、昨日の勝利は打線の弱い中日だから「勝った」のではなく「勝てた」。そんな印象の方が強いよな。まぁそう印象付けてしまったのは先発の九里が6回でお役御免。2点リードで勝ちパターンのリリーフの使い方ね、ハッキリ言ってこれ間違えていたと思う。そこからリリーフ陣がバタバタしてしまったよな。

久しく勝っていないから監督は勝ち方忘れたのか??

昨日は試合を観られたのは8回表から。それまではスマホで経過を確認していた。7回裏のピンチを塹江がしのいだ時はさすがに吠えたねぇ(笑)。しかしのこの7回のピンチね、これ7回に登板した中田廉がピンチを作ったわけだけど、アタクシは簾は責められないように思う。このピンチを作ったのはまさしく中田廉を7回のマウンドに送ったベンチだと思っている。
2点リードの7回なら誰もが勝ちパターンの投手がマウンドに上がると思っただろう。しかしマウンドに上がったのは中田廉だった。このイニング、マウンドに上がるとしたら誰を想像しただろか??先頭8番の根尾は左打者。福谷は交代だろうから代打。その後は大島⇒京田⇒ガーバーと左が続くわけで左投手の森浦あたりを予想していた同志は多かっただろう。個人的にはこの打線の巡りを考えても塹江を投入してもいいとさえ思った。重苦しい連敗脱出の為には「勝ちに行く」という意思表示をこの継投策で見せなきゃいかんよな。しかしマウンドに上がったのは右の中田廉だった。何かアクシデントがあった以外はこの起用は考えられない。長い連敗で佐々岡監督、勝ち方忘れちゃったかな??苦笑いだよな。

選手の気持ちと出番がハマらないと力は出せないのでは??

長いシーズン連勝連敗は必ずある。連敗が続くと勝ちパターンで投げる投手の間隔がどうしてもあいていしまうよな。調整の意味もかねて負け試合でも勝ちパターンの投手がマウンドに上がるケースがどの球団だってある。しかし勝ちパターンの投手がこういう展開で投げる時、いとも簡単に点を取られたりする。この辺はその投手がマウンドに上がるモチベーションの度合いが大きく影響しているんだろうねぇ。それに当てはめてみれば、2点リードの場面で7回に中田廉がマウンドに上がることに戸惑ったのは簾自身だったろう「えっ!?オレ!?」だったかもしれんし、「オレでいいのか??」といった戸惑いがあったかもしれん。そういう心境で選手をマウンドに上げさせるってのはベンチとしてどうなのかなぁと思うんだよな。中継ぎ投手ってのは出番をある程度想定して準備している。その想定とベンチが決めた出番が一致すると「よっしゃ~!」となる。選手が一番力が発揮できる状況になるだろう。そういったムードを作るのもベンチの仕事だよな。テレビを見ていなかったんでわからんけどバンテリンドームで7回のマウンドに中田廉がコールされた時、少なからずどよめきがあっただろう。そんなところに選手を引っ張り出すベンチね、これはどうかしていると言わざるを得ないよな。

連敗中、何としても勝ちたいという心境がそうさせたのか??

では、なぜ7回に中田廉をチョイスしたのだろうか?左右を考えていなかったとなれば、それを上回るのは「相性」なんだろう。データを拾うことはできないけど、これから繰り出される中日の各打者相手に中田廉が相性がいいというデータに基づいての起用なら無理くり納得できる。でもたぶんそうじゃないような気がしているんだよな。じゃ、アタクシの見立てはどうか??
これは佐々岡監督が各投手に持つ「信頼感」「安心感」「各投手の経験」といった印象が優先されていたように感じてしまった。背景には6連敗がある。栗林までリードを保てば勝てるという自信はある。栗林は絶対守護神だからな。じゃ、7,8回をどうするのか??8回を塹江で行くとなれば、ポイントは7回。ここは若い森浦と大道で乗り切るのがチームとしては一番勢いに乗るだろう。でも佐々岡監督の中にはこの二人にはまだまだ「信頼感」と「安心感」がないのだろう。連勝中やチームの状況がさほど悪くなければ、この二人でとなったのだろうけど、連敗中という背景がこのパターンを崩したように思う。そう考えたら「信頼感」と「安心感」はブルペンの顔ぶれを見たら同じようなモノ。となれば「経験」を優先して中田廉をチョイスしたのではないか??仮にそうであれば、無理くりだけど7回の中田廉の起用はある程度納得は出来る。しかし、佐々岡監督には「それでいいのか??」という不満は残るよな。

こういう時こそ「攻めの継投」で流れを呼び込め

仮にこういった考えで中田廉を起用したのであれば、これはまさに「守りの継投」だろう。この2点を守るためには若さよりも経験を重視した結果になった。でもそれはある意味現場責任者が保身に走った。野球に限らず困った時には経験豊富な者に仕事をさせる職場ってのはなかなか若手が伸びない。でも若手というのは「経験」で見違えるほど成長する。その場を現場の長が保身のために奪ってしまうのは個人的にはやってはいけないことだと思う。
8回塹江、9回栗林と決めている。延長もない。となれば、この7回は投手を何人つぎ込んでも点をやらない。そういう監督の心意気を見せるには絶好の場面だったと思う。一人一殺の継投策となれば、アタクシは8回、9回もすんなりいったように思うねぇ。先頭の根尾には森浦でもいい。いや、上位打線に代打はないだろうから大道でグイグイ押すのもいいだろう。一人でもランナーが出たら森浦の起用もいいし、コルニエルのパワーで押し切るのもいいだろう。どんな組み合わせでもいいからブルペンを総動員してこのイニングを0に抑えるぞ!という起用。「攻めの継投」ね。これで勝てばみんなで連敗を止めたという形になるだろう。佐々岡監督の継投の課題が浮き彫りになったように思うねぇ。

結局は防戦一方のゲーム終盤になってしまった

振り返ってみれば7回からカープ場防戦一方といった展開になった。どうだろう??選手は連敗が止まったというよりは何とか今日は勝てたといった印象の方が色濃く残ったのではないだろうか?これじゃぁ勢いに乗れないよな。やはり「勝ち方」というのは大事なように思う。
個人の名誉の為に書いておくけど、中田廉が悪いということではないのよ。大事なのは7回のマウンドに中田廉が自分が投げて抑えてやるというモチベーションMAXの状態でマウンドに上がれたかということと、チーム全体がこの起用に納得できていたか??が問題なんだよな。その土台ができていないとバタバタする。塹江、栗林を回またぎさせる結果になったわけだから、この継投策は決して成功とは言えないだろうねぇ。まぁどの監督も継投策というのが一番難しいと聞く。投手出身の佐々岡監督ならではの難しさもあるだろう。ただね、打たれたから代える継投ではなく、点を取られないための、チームに勢いがつくための継投策ね、これをやってくれないとチームの浮上は難しいよな。

栗林大明神が監督のチョンボを救ってくれた!石原のリードもキラリ

8回突如塹江がおかしくなった。左打者への外角のコントロールを失った状態になった。捕手の坂倉も守備の悪さを露呈しピンチを広げた。この場面も1死後に木下に四球を与えた時点で代えてよかった。栗林ではなく大道や力でねじ伏せるコルニエルでもよかっただろう。でもベンチは「頼む!塹江」といった感じだったのだろう。この判断の遅さというか危機管理の薄さが塹江の3者連続四球を生んだように思う。満塁になってさぁ大変、ここまで傷口を広げてしまっては栗林田明神様におねげぇするしかない。ベンチが藁にもすがる思いで栗林を投入した。何だよ??それ??今更かよ??といった感じがどうしても残ってしまうよな。栗林投入と同時に捕手も石原に代えた。この捕手交代は良かったように思う。
マウンドに上がった栗林は初球からフォークの連投。パッと出て栗林のフォークを打てるわけがない。代打の井領はバットに当てるのが精いっぱい。ゲッツーでピンチをしのいだ。このフォークを要求しづつけた石原のリードもよかったように思うねぇ。
そして9回。イニングまたぎの難しさが栗林を襲った。先頭の大島がヒット。この場面で大島という選手は本当にいい働きをするなぁと感心した。もう栗林の真っすぐ1本に絞っていた。そしてそれをしっかり仕留める。本当にいい打者だよな。
ここから栗林は突然コントロールが乱れる。オープン戦の最終戦でも見せた不安定さが露呈した形になった。送りバント構えの京田にストライクが入らなくなった。まぁストライクが入らないくなったというよりは栗林がバントさせてたまるか!!といった気持ちが空回りしたようにも見えた。強気な投手だよな。これで無死1,2塁。続く滝野がやはりバントの構え。一気に逆転サヨナラの場面を作る作戦だよな。ここで石原は荒れる栗林をおさえるためにあえて高めの真っすぐを投げさせた。そんな印象を持った。バントをさせないのではなく、バントしても転がせない球種をチョイスしたように思う。高めの真っすぐ、高めから入ってくるフォークと視点を変えた。アタクシはこれがよかったように思う。特に3球目は当ててもファールにしかならないような高めの速球。バントファールなのにバックネットを超えるファールだった。これボール球だよな。送りバントの場合はストライクオンリー。その鉄則を忘れさせるほど滝野にとっては緊張した場面だし、そこに高めの釣り球を要求しカウントを稼いだバッテリーは素晴らしかった。こういう攻めの投球ね、カープには足りないところ。石原のリードというのは今後も楽しみだよな。この滝野を最後は高めから落ちてくるフォークで見逃し三振。このアウトひとつが栗林をよみがえらせたよな。
最後はビシエドを三振、高橋周をセカンドゴロに仕留め連敗脱出。最後のセカンドゴロね、あれ、難しい打球だったように思う。菊池が「冷静」に回り込んで処理してアウトにした。この緊迫した場面、あのゴロを取りに行くとライトへ抜ける可能性も秘めていた。それを菊池は取りに行かずに回り込んで処理したのは個人的には見えないファインプレーだったように思う。この辺には「経験」がモノを言う、そんなプレーだったよな。

佐々岡監督の守りの継投策からピンチの連続だった。この辺はベンチには猛省を促したい。決してみんな佐々岡監督と同じ考えではなかっただろうし、別の投手のチョイスを提案するべきだっただろう。監督への遠慮が最終的には勝ちパターンの投手をイニングまたぎさせる結果になったのは言うまでもないだろう。決していい連敗の止め方ではなかった。それでも今日はまたゲームがある。早く借金完済で虎の尻尾をつかめる距離まで縮めたいよな。

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