野球は主力が活躍すれば勝つもんよ。大瀬良に3か月ぶりの白星!!4点差で栗林投入は正しかった??それとも…!?


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 「広島6-2中日」(12日、マツダスタジアム) 広島が中日に快勝し、5位に浮上した。0-1の初回無死満塁から鈴木誠が逆転の3点適時二塁打。大瀬良は7回7安打2失点で3勝目を挙げた。4点リードの八回はコルニエル、九回は守護神・栗林が8日のDeNA戦以来、3試合ぶりに登板して試合を締めた。試合後の、佐々岡監督の主な一問一答は以下の通り。

情報源: 広島5位浮上 佐々岡監督「1試合1試合集中して勝って借金をゼロに」
[ytmr_bb_scoreboard fsize=”1.2″ width=”900px” tm1=”中日ドラゴンズ” tm2=”広島東洋カープ” scr1=”1/0/0/1/0/0/0/0/0″ scr2=”4/0/0/0/0/2/0/0/X”]
【中日】 ●大野雄(3勝7敗) ロドリゲス 田島 橋本 佐藤
【広島】 ○大瀬良(3勝3敗) コルニエル 栗林

プロ野球ってのはね、アマチュアと違って面白いなぁと思うのは選手の年齢層の広さね、とにかくガムシャラにプレーする若手、ここぞという代打で出てきて勝負強さを発揮するベテラン打者、150kmを連続して投げられる若手剛腕投手もいれば、いかに球を早く見せる工夫を凝らして生き残っていくベテラン投手もいる。
ゲーム展開によっては若手の活躍、ベテランの勝負強さなどで勝利をもぎ取るゲームはあるだろう。また年俸が1000万円満たないながらも活躍する若手もいれば、高年俸をもらいながら働かない主力選手もいる。別にわざと働かないわけではないだろう。体調、体力面、調子、フォーム改造が仇になったり、勤続疲労や選手としてのピークを過ぎてしまったなど、理由は様々だろう。そういう選手の成長からピークを迎え、やがて衰えてユニフォームを脱ぐところまで見届けられるのもプロ野球の良さ。選手一人一人のドラマが見られるのも一つの魅力だろうねぇ。まぁファンはあぁだこうだ言うけどな、不調、不振の理由は当人だけが知っている。このブログにも様々なご意見をいただくけど、それが真実なのかどうかってのはわからんし、アタクシもそれを間に受けることはしない。ただ一つだけ言えることは高年俸もらっている選手が額面通りの活躍をすれば大体勝つもんよ。カープが昨日まで最下位に喘いでいたのは間違いなく主力が力を出し切れていないから。だから若い玉村や大道、栗林といったルーキーや若い投手が活躍しているし、なくてはならない戦力になった。野手でも林、小園、坂倉がクリーンアップを打ったりした。本来ならそこに座るはずの選手がベンチに座っている。プロは実力の世界。仕方ないと言えば仕方ない。昨日のゲームのヒーローは投打のキャプテンだった。投のキャプテン大瀬良は故障もあったけど、今季まだ2勝。3か月勝っていない。これではチームも乗ってこれない。打のキャプテン誠也も6月まではパッとしなかった。交流戦を大きく負け越した借金が今も重くのしかかっているいるけど、この二人がもっと活躍していたらこの位置にはいないだろう。前半戦最後のカードでこの二人がヒーローインタビューを受けた。誠也はこの二人のヒロインは今季はないかもなんてぇ言っていたし、大瀬良はやはり勝てていない心労もあったのだろう。ガリガリと言われていたよな(笑)。ようやく肩の荷も下りただろう。いい形で大瀬良は前半を締めくくれた。1か月の休み期間でしっかり立て直して欲しいよな。

大瀬良、かわす投球から攻めの投球への変貌で7回を投げ切った??

その大瀬良の投球を振り返ってみよう。立ち上がりから京田にスリーベース、内野ゴロの間にアッという間に先制を許した。まぁ展開上ね、初回無死3塁じゃぁ1点は覚悟しなきゃいかん。勝てない投手はここから立ち直れずグダグダになるケースが多い。まずここを1点で済ますことができたというのが大きかったよな。その裏に4連打+松ちゃんのタイムリーで4点を取ってひっくり返す。しかし大瀬良がピリッとしなかった。2回、4回と先頭打者を「ヒット」で出した。それでも4回の犠牲フライのみで7回を投げ切った。このポイントの4回ね、ここを境に大瀬良のピッチングが変貌したように思う。この4回のピンチを1点のみで切り抜けたところで大瀬良は何かを思い出した。そんな気がしている。

正直4回までの大瀬良は非常に頼りない内容だったよな。コントロールが上手くいかないのは誰が見ても解った。と、なれば変化球で逃げる、かわす投球に終始していたよな。この日はカットボールのキレがよかったお陰で何とか前半は誤魔化せた。この日の解説の山内さんが非常にいいことを言っていた。「逃げる投球をすれば、いずれ「捕まる」」と。攻めて攻めて最後は逃げるなら理解できるけど、逃げていれば最後まで逃げ切れることはない」といった趣旨の解説をしていた。やはり投手は攻めの投球を基本にしなきゃいかん。それを大瀬良は4回の投球で思い出したように思う。ポイントは阿部の犠牲フライを打った打席だったように思う。これまではスライダーやカット、シュートといった球を繰り出して連打を浴びた。ランナー1,3塁の場面で阿部を迎えて投じた球は全て直球系。最後はいい当たりをされたけどセンター正面のライナー。これが犠牲フライになったけど、これで2死1塁。この阿部に対してもかわす投球をしていたら、アタクシはこの回で大瀬良は打ち込まれたような気がしている。この阿部に対して真っすぐ勝負で傷口を最小限にできたことで何か投球の基本を思い出した。そんな気がしている。これを期に大瀬良はポイント、ポイントで攻めの投球を見せてくれた。5回も2死から根尾が出塁、打者は大島。ここで大島に繋がれてビシエドを迎えるのは嫌だよな。ここで大瀬良は大島に対して真っすぐで3球勝負。見事に3球三振で仕留めた。仕上げの7回は連打を浴びた後に真っすぐで押しまくった。この辺の投球を見ていると大瀬良は何かを思い出してくれた。そんな気がしている。後半戦が楽しみだよな。

誠也は打棒復活!!そして負けん気の強さも復活??

立ち上がりからグダグダだった投手のキャプテンを助けたのは野手のキャプテン誠也だよな。中日先発大野の立ち上がりを見事に先頭打者から攻め立てて4番が仕上げた。まぁまさか大野からいきなり3連打なんてぇのは基本あり得ない。まぁ3本打っても点が入らないのはまさにカープクオリティなんだけどね、無死満塁は点が入らないなんてぇの野球でよくあること。ここで誠也が三振、坂倉ゲッツーなんてぇ結果だってあり得る。そういう意味で大野から1イニングで4本目のヒットを打った誠也の打席は非常に大きかったと思う。これぞ4番の仕事といった感じだよな。その後の松ちゃんのタイムリーも非常に貴重だった。松ちゃんが下位にいるというのも相手からするとイヤだろうねぇ。打線の妙というかね、いい仕上げをしてくれたよな。
7月に入って誠也の打率が上がってきた。7月は打率.417。ホームランも出るようになってきた。それと同時にムクムクと出てきたのは「負けず嫌い」の誠也。すでに猛打賞を決めた7回。田嶋のスライダーに反応してしまい3球三振。ベンチに戻る誠也から自分に対しての悔しさがムクムクと湧き上がってきた。今にもバットをへし折るんじゃないか??そんな勢いだったよな。今季は不振の時期が続いたけど、こうした誠也の負けず嫌いも影を潜めていたように思う。打撃の調子も上がってきたけど、誠也は「誰も満足していない」と言っている。それほどに責任を感じているのだろう。もう残り打席を全部打つ。そんな気持ちでプレーしてくれているよな。だから一つのアウトも許せないのだろう。これこそ鈴木誠也よ。こら、オールスター、五輪と活躍しそうなムードが出てきたよな。

我慢比べに勝ったカープベンチ

ゲームの方は初回にカープ打線が爆発したけど、その後中日先発の大野がエースの意地を見せた。両軍エースの投げ合い!?と思った。中日打線も大瀬良を捕まえられそうで捕まえられない。この辺は両軍ベンチの「我慢比べ」のような展開になった。投球内容は初回をのぞけば大野は完璧だっただけに、先に折れるのはカープベンチかなぁと見ていた。ところが中日ベンチは大野を4回で「諦めた」。この交代がアタクシはゲームを動かしたように思うねぇ。最終的には立ち上がりからフラフラだった大瀬良が7回を投げ切ったわけだから、この我慢比べはカープベンチの勝ちと言っていいだろう。まぁ色々両軍とも事情はあるだろうけど、中日にロングリリーフができるロドリゲスがいただけに、先に中日が降りた。まぁそれがいい方向に行かなかったわけだから、与田、佐々岡同期監督対決は佐々岡監督に軍配だよな。

セーブがつかない4点差で栗林登板をどう考える??

ヤクルト戦で栗林を温存して負けたゲームがあった。
栗林温存でサヨナラ負け…大事なのは指揮官の「勝つ」という執念。何としてでも勝つという気持ちがファンに伝わってこないんだよな
温存して逃げ切れば、こういった議論にはならなかったけど、見事にひっくり返されたからな、頭にきたカープファン同志も多かっただろう。特にこれまでの栗林の使い方ね、「そういう使い方」をするから大事なところで登板回避しなきゃならんのよというご意見が多かった。「そういう使い方」は簡単に言えば「セーブのつかない場面」。例えば4点差以上の登板や、同点、引き分け狙いの展開での登板がそれにあたるだろう。栗林の今季は33試合登板で17セーブ。ということは登板の半分はセーブに関係していない。単純計算だけどな、これがイカンだろうというカープファン同志は多いんだよな。
アタクシは9回で打ち切りというルールなら、引き分け狙いの登板は十分にあっていいと思う。負けがつくよりははるかにいい。ただ、点差がある場面での登板は基本ないほうがいいと思う。さて、カープファン同志の皆様、昨日のセーブがつかない場面での栗林の起用、どうお考えですかな??

楽な場面を無難に投げる投手がいない??

なぜカープベンチは点差がありながらも栗林を登板させるのか??これはベンチの考えというよりはカープ投手陣の編成に問題があるような気がしている。
栗林が今季初めて、そしてここまでで唯一失点を許しているゲームがある。そう、最大9点差ありながらも8回9回の2イニングで8点取られて、最後は栗林投入もその栗林が初失点を喫したゲーム。ハマスタでのDeNA戦だよな。まぁ7回終わって9点差なら、さすがに投手コーチも「栗林、上がっていいよ」となる。それがあれよあれよと失点し、急遽仕事になった。気の毒だよな。このきっかけを作ったのは9回に登板した高橋樹の乱調だよな。普通、この時点で8点差。自分の投球をすれば大体抑えられるもののそれができない。それができない「何か」がカープ投手陣に足りない部分なんだろう。
これを昨日のゲームでシュミレーションしてみよう。9回裏4点差。あなたなら誰を登板させますか??一度失敗しているけどフランスワですか??ヤクルト戦の2戦目5点差で登板した森浦ですか??それともビハンドで投げる投手ですか??ケムナ??島内??ちょっと頼りないよな。あの高橋樹もベンチにいた。アタクシなら過去が過去だけに高橋樹は使わんねぇ。こういう場面に向いていないように思うからねぇ。
この辺の投手起用が上手いなぁと感じた歴代の監督では中日の黄金時代を築いた落合さんと森さんのコンビね、岩瀬さんを無駄遣いせずにこういう展開で投げる投手をきちんと作っていたように思うねぇ。アタクシの記憶が正しければ、ここで投げさせるのは勝ち負け微妙な展開で投げる中継ぎ。勝ちパターン、接戦の6,7回で投げる投手。これができる人だと思う。このポジションで投げる投手の登板数が多いのもこういう場面でも仕事があるからなんだろう。3連覇時代で言えば、1年目はヘーゲンズ、2年目は今村、3年目は一岡。今のカープにはこの役割を担う投手がいない。ヘーゲンズは先発もやりながら最後は中継ぎに行って50試合登板、今村は2017年シーズン68試合に登板、一岡も2017年、18年と59試合登板とね、この辺の投手がカープには今、いないんだよな。ここを投げる役割は恐らく森浦、今後はケムナに担ってもらえればいいんだろうけど、残念ながらこの辺には「経験」がない。ないから点差を開いた場面でも怖さがあるし、現に森浦も東京ドームでの巨人戦で6点差を一時追いつかれるきっかけを作った「前科」がある。もう少し経験を積んでからと言うことになるだろうねぇ。ケムナも昨季ようやく出てきた投手で、今季は出だし躓いている。まだまだ安定感はないよな。つまりカープには、この部分を担う投手がいないのよ。逆転負けが多いのもこのピースがいないからというのもあるだろう。投手陣の編成ね、ここが弱いから4点差でも栗林なのよ。仕方ないように思う。ここを助っ人投手に担ってもらえればいいんだけど、バードは完全にワンポイントタイプ。ネバラスカスはどこへ行ったんだい??

この日の4点差でコルニエル⇒栗林は正しい??

では、昨日のゲームでの栗林投入は正解??間違い??どうですかな??アタクシは正解だと思う。インタビューで佐々岡監督は最初から決めていたとコメントしていたように、この日は必ず取りたいゲームなのよ。大瀬良、九里、森下で連勝を狙ってのカードだからな、この3連戦は栗林3連投させるくらいのつもりでいるのだろう。この辺の考えについては昨日の記事でも書いている。
9連戦中の恵みの雨??前半ラスト3試合は3本柱の登板。今欲しいのは「攻めの姿勢」と「早めの仕掛け」そして3本柱での「連勝」
今、カープに欲しいのは「連勝」なのよ。連勝して前半戦を終わりたい。その指揮官の気持ちがしっかりチームに浸透しているように思う。佐々岡監督にしては珍しく、チームを同じ方向に向けているように思う。ヤクルト戦の栗林温存で負けたことで逆にチームが一つになった??かもしれん(笑)。
今、大事なのは連勝すること、勝ち癖を作ること。いい形で前半を終えること。ならば点差が何点あろうと7,8回はコルニエルとフランスワ、最後は栗林という形にこだわる必要もある。ここに点差なんかは関係ない。今は「形」を作って連勝することなんだろうねぇ。
さぁて、今日は九里が先発だ。前回はDeNAの一発攻勢に沈んだけど、ひと頃の不調からは抜け出せているように思う。前半最後の登板で気合を入れて欲しいよな。相手は福谷。昨季はじぇんじぇん打てなかった投手だけど、今季はあまり調子はよくないようだねぇ。カープ打線も今季は打てているよな。福谷に対して.341打っている。昨日のゲームのように立ち上がりから攻め立てたいよな。今日勝てば4月以来の3連勝だ。とにかく、前半残り全部勝つ。このミッションは何とかクリアしてほしいよな。

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Mageちゃん

magechan.com

 東京生まれの東京育ち。なぜか広島東洋カープに魅せられファン歴もうすぐ50年のカープ応援ブログ「Mageちゃんの鯉恋日記」を運営しています。「強いカープが見たい!!」をコンセプトにゲームの感想、勝てば大絶賛、負ければ…それはお楽しみということでぜひ足を運んでみてください!!

野球は主力が活躍すれば勝つもんよ。大瀬良に3か月ぶりの白星!!4点差で栗林投入は正しかった??それとも…!?」への1件のフィードバック

  1. お忙しい中、カープファンの為にいつもありがとうございます
    好みもあると思うんですがMageさんの視点が他のブロガーの方達より1番的を得ててコメント書きたい気持ちにさせて貰います。
    私もしつこく批判してきたかわす配球、投球!
    最近変わって来たと思いませんか?
    結果は最悪になったオースティンへの高めの球。
    エルドレッドやクロンになら分かる高めの釣り球を
    全くタイプが違うオースティンに要求しました。
    今までのボール球は殆ど外よりに構えてました。
    そして、三球三振やツーストライク後のファール等々
    明らかに増えてます。
    コーチからの指示なのか?若い捕手陣と投手達が話し合ったのか?どうなんでしょうね?(笑。
    それでも大瀬良の内容にはまだエースとしての自覚が足りないと思ってます。どうしても内角の球が中に入って来る確率高いです。なので死球も少ない。当てろとは言わないけど三振が取れない投手の生命線は内角のえぐりですが野村、大瀬良、遠藤は出来ないんですよね(^^;;そこそこコントロール良いのにえぐりは出来ない。そりゃあ安定しませんよ!會澤が復帰する前に若い捕手陣が攻めの配球で投手陣を導いてくれれば後半戦に期待持てます!後、誠也のバット折りそうな感じはずっとです。中田翔と一緒で私は嫌というか情け無く感じてます。過去、そんなタイプの4番打者がいましたか?岡本、村上はどっしりしてます。そんな姿を晒すなら当てに行かず迷わず振れ、三振しても堂々と返って来いと思います。

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