九里 自己最多「背番号」と同じ11勝到達で最多勝のタイトルも視野に。そしてその先にあるものは??

九里 自己最多「背番号」と同じ11勝到達で最多勝のタイトルも視野に。そしてその先にあるものは??

 「中日3-7広島」(6日、バンテリンドーム) 広島の九里亜蓮投手(30)が6回8安打3失点の粘投で、自己最多を更新する11勝目を挙げ、リーグトップタイに並んだ。残り16試合での登板機会は2、3試合。力投を続ける右腕は自身初の最多勝獲得に向けてタイトル争いに身を投じていく。チームは投打がかみ合い、連敗を4で止めた。

情報源: カープ九里 自己最多更新の11勝 「背番号以上は勝てるように」グラブに刺繍

しかし6連勝のあとに4連敗で結局は借金15あたりをウロウロしている。まぁ今季のセ・リーグの下位球団を見るとやはり連勝連敗が目立つ。順位表に動きがあるかなぁと思えば結局はもとに戻る。まぁ残念ながら下位チームはそれぞれに問題を抱えていて結局その問題をシーズン中にクリアにできなかった。中日は得点力不足が叫ばれながらも出ているメンバーは変らず、相変わらず長打はビシエド頼み。DeNAは先発投手の故障が多く、満足にローテーションを組めない。ラミレス時代から機動力を使わなくなったけど、盗塁数は頭打ち。結局は打線の爆発が頼みの綱は変っていない。
カープも長打力不足は解消されず、投手陣もブルペンを中心になかなか固定できなかった。まぁ課題を克服できなければ、順位は上がらない。そういうことだろうねぇ。
課題と言えばカープの投手で一つの課題、数字をクリアした投手がいる。そう、我らが九里亜蓮だよな。

背番号と同じ11勝に到達!!一つの目標をクリア

連敗ストップのミッションを背負ってマウンドに上がったのは九里。前回登板で念願の二けた勝利。ようやく一皮むけた。そんな感じだよな。初回から打線がこれまでやられていた松葉を攻略し、3点をもらってのマウンドになった。まぁリードをもらった分、自分のペースで投げられていたように思うねぇ。
ただ、自身の守備の不味さや打球を手に当てるアクシデントもあり順風満帆ではなかった、それでも6回を3失点。まぁ6回表の2点が非常に大きかったわけだけど、勝てる投手と言うのはこういう巡り合わせにも恵まれるもんだよな。カープにはなかなか勝てない投手がいるよな。森下や玉村なんかは九里が勝てているのをうらやんでいるかもしれん。もちろん相手の先発投手と打線の兼ね合いもあるんだけど、この辺は投球のリズムであったり、投球の内容だったりな、先には絶対に取られない、取られてもここまでなら大丈夫といったインサイドワークも重要なのかもしれん。九里にはそういった経験が森下や玉村よりも豊富だし、先発も中継ぎも経験しているからその辺の投手の気持ちも理解しているだろう。学ぶことは色々あるように思うねぇ。
それとリードでマウンドを降りても、その後ブルペンが守り抜いてくれる場合もあれば、ひっくり返されて白星がすっ飛んでいく場合もある。九里はあまりリリーフがひっくり返されるというのは少ないよな。何が理由ってわけではない。いわゆる「勝ち運」なんだろう。それがイヤなら完投できる投手になること。それを目標にやっていけば周りの目のが「勝たせなきゃ」から「勝てる」に変わってくるんだろうと思うねぇ。

九里は入団時は背番号は12をつけていた。あまり投手の12番というのはいそうでいない。難しい番号だよな。昔は捕手に多かったようなイメージを持っている。11番をつけていたのは福井。楽天に放出後、九里が11をつけることになった。背番号変更にこの背番号くらいは勝てるようにと新たな目標を作り、それを見事に達成できた。また一皮むけたよな。

最多勝も視野に入ってきた!!

九里はこの11勝目でハーラーダービートップに並んだ。こうなると見えてくるのは「最多勝」のタイトルだよな。当然九里にとっては初タイトルになる。ライバルは残りゲームを考えれば11勝で並ぶ投手、そして10勝を挙げている投手になるだろうねぇ。かなり絞られてきているよな。11勝は阪神の青柳、巨人の高橋優貴、そして九里。10勝は中日の柳と阪神の秋山となる。青柳はここの所、白星から遠ざかっているし、髙橋優貴も10勝してから足踏み。先日ようやく11勝目をあげた。ただ今の巨人のチーム状態を考えると白星の上積みは難しいように思える。中日の柳はこのカード初戦で130球の熱投を演じたものの白星がつかない。ゲーム消化が一番早い中日だけに登板チャンスは他よりも少ないだろうねぇ。秋山も10勝しているけど、優勝争いをしている阪神だけに自己の成績よりもチームの優勝へのプレッシャーが強くなってくるだろう。ん~どう見ても九里が一番いいように思うねぇ(笑)。
個人的のはライバルは秋山だと思う。もちろん阪神は優勝争いをしている真っただ中でね、どちらかと言えば個人の成績よりもチームの優勝に比重を置くことになるだろう。首位ヤクルトとの差が1ゲームだから本当に最後の最後までわからない展開だよな。仮にここ数試合でヤクルトが連勝、阪神連敗でゲーム差が4くらいになるとヤクルトにマジック点灯となり残りゲームを残して優勝が決まると個人的には今10勝の秋山が有利なように思える。それはなぜか。
それは阪神は残りゲーム、カープ戦を多く残している。ここがポイントのように思うねぇ。実は秋山は9月28日のカープ戦で投げてから登板がなく9日のヤクルト戦に登板する。その予定ならば中7日で甲子園でカープと、そして中6日でマツダでカープ戦と得意なカープ戦に秋山をぶつけてくる可能性はこれまでの矢野監督の先発ローテのやりくりをみてみれば充分に可能性はあるよな。つまり、九里の最多勝のライバルは対戦相手を考えれば秋山が残りゲーム勝つ可能性が高い。そして九里に最多勝のタイトルを獲得するには、カープ打線が秋山にストップをかけなければ実現しない。ここでは九里の最多勝の為に何とかチームが一つになってほしいよな。

九里が最多勝のタイトルを獲ったその後は…!?

個人的には九里は好きな投手なので何とかタイトルを獲ってほしい。応援したいと思う。ただ、カープファンと言う立場としては、今季九里が最多勝のタイトルを獲れば九里亜蓮と言う投手の価値は爆上がりだろう。そして九里は今季FA権を獲得している。もし九里がFA宣言したら、ひょっとしたら同期の大瀬良よりも欲しいという球団が多いように思うねぇ。
まずは故障の少なさ。タフさだよな。今季はさすがにコロナには勝てなかったけど、入団以来肩ひじの大きな故障はない。ローテに入れば1年間ローテを守ってくれる確率は非常に高い。シーズン中に何度か故障離脱した大瀬良よりもその辺は計算できる投手だよな。
もう一つは先発も中継ぎも両方できるという強味がある。個人的には抑えをやってもいいとさえ思っている。まぁ本人は先発への強いこだわりは持っているようだけど、非常にユーティリティな投手であることは間違いないよな。アタクシが他球団の監督なら間違いなく取ってほしいというだろう。九里の市場価値は非常に高いように思うねぇ。

不良債権化しているFA残留組

カープは選手を一流に育てながらも、資金力不足から他球団に引き抜かれ惨めな想いをしてきた歴史がある。新球場ができ、球場にファンが戻って来てからは過去の苦い経験から最近はFA権を持った選手を何とか残留させることに成功している。助っ人選手もそう。折角活躍した助っ人を連れてきても契約が切れると他球団よりも高い条件を出すことができずに持って行かれたり、カープアカデミーの選手がメジャーに行っちまうケースもあった。ソリアーノ、ラロッカ、シーツ、チェコといった面々がそれにあたる。だからアカデミーの選手を支配下にする場合は「6年契約」がスタンダードになっている。この辺もカープ球団の資金力が上がってきているからできるようになった。ただ、そういった選手たちがその後活躍してくれているのか??カープの勝利に貢献してくれているのか??と言えば決してそうではなく、中には「不良債権」とファンに呼ばれるケースも結構見受けられる。果たして、FA引き留めってのは本当にチームの為になっているのか??そういう疑問もわいてくるよな。もちろん今季は大瀬良、九里と二人のローテ投手が市場に上がる可能性がある。まぁもし市場に出るのであれば他球団移籍はかなりの確率になるだろう。個人的には出たい選手は出した方がいいと思うし、それと同時にカープもFA選手の獲得をやっていけばいい。そうすればファンの見方も変わってくるだろうねぇ。そろそろカープもこうした補強や引き留めもね、変わっていかなきゃいかん時期に来ているように思うねぇ。

栗林も29セーブで新人王に一歩前進。誠也も首位打者爆走中

9回にカープが2点を追加。これで7-3になった。3点差であればセーブシュチュエーションだけど、4点差ついた。この時点で栗林の登板はなし。そう思ったカープファン同志は多かっただろう。なんせ、昨日の今日だからな(笑)。
しかし9回のマウンドにケムナが上がった時に、もしかしたら!?というのはあったように思う。案の定ケムナは1死は取るも連打を食らいピンチに。1死1,2塁とセーブシュチュエーションになったところで栗林がコールされた。まぁケムナはここの所出れば失点する悪循環に入っている。とはいえ、他に投げる投手がいない。悩ましいよな。
栗林のスゴイところはこの場面でも冷静だということ。4点差で1死1,2塁。一発打たれても1点勝っているし、最悪そこから仕切り直してもいい。大事なのはこれ以上ランナーを貯めないこと。できれば三振で2死にこぎつけたい。この辺の頭の整理ができているんだよな。だからピンチの場面でも真ん中の真っすぐをしっかり投げ込める。
仮にこの場面で島内やケムナならボール先行になるだろう。打たせないというよりは「打たれたくない」という感情が先に出てしまって目の前の打者を打ち取ることで手一杯になっちまう。余裕がないんだよな。栗林はそういった心の整理もできる。だからこの場面も栗林のペースで投げて見事に連続三振で仕留めることができるんだよな。これで29セーブ。30セーブに王手をかけた。30セーブすればリーグを代表するクローザーと言えるだろうねぇ。セーブ王のタイトルはスアレスの37だから難しいだろう。でもそれに準ずる成績なら当然新人王も見えてくるよな。
打撃の方ではここの所欠場が続いているけど誠也が首位打者をばく進中。2度目の首位打者に輝く可能性も出てきたよな。
しかし、こうしてみると最多勝争いしている投手がいて、絶対守護神がいる。そして首位打者の選手がいる。いい若手も出てきている。菊池という守備のスーパープレーヤーもいる。それでも借金15を行ったり来たりね、本当に不思議だよな。

まぁこの辺はやはりね、敢えて何度でも言うけど球団とベンチなのよ。まずは球団。まだまだ来季も佐々岡監督という見方はカープファン同志の間でも根強いよな。この辺は順位が確定してからだろう。そして球団がもし佐々岡監督に来季も監督要請するとなれば、それは「来季も補強はしないよ」というサインであることは我々ファンは十分に覚悟しておかなきゃいかんことだと思う。もし勝つために球団が動くのであれば、当然監督交代、戦力補強をやるだろう。監督を変えないのは今の戦力で「佐々岡、やれ」ということなのよ。後は佐々岡監督自身がどう考えるか??まぁそこに掛かってくるだろうねぇ。戦力外通告が他球団よりも遅いのもそのせいだろう。さぁ、一体カープは来季、どんな方向へ向かっていくのか??見ものだよな。

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