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末包、ファンの度肝を抜く豪快なプロ1号!!細かいことは気にせず一発狙いで開幕4番を目指せ!!

2022年シーズン
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○…広島のドラフト6位ルーキー末包(大阪ガス)が特大のオープン戦1号2ランを放った。五回2死一塁で、戸田の内角速球を豪快に振り抜くと、打球は逆風を突いて左越えに…

情報源: 広島D6位・末包、特大2ラン「自分に求められているのは長打」

昨日は在宅で仕事をしていたんだけど、オープン戦を観戦してしまうと絶対に終わらないんで、一服ついでにチラチラとみることにした。大瀬良の投球もチラ見できた。小園の積極的な打撃もチラ見。ただ、思わずテレビにかじりついてしまったのはポスト誠也の1番手に躍り出たルーキー末包の豪快な一発。すごかったよな。

ヒットは打てど得点が…のストレスは相変わらず??

昨日がようやくオープン戦開幕ということだけど、それまでも対外試合はあった。勝ったり負けたり、いいところ、悪いところとそれぞれ出たわけだけど、気になっていたのは「得点力」。もちろんまだ主力選手がゲームに出ていないってのもあるんだけど、選手一人一人はヒットを打ったりしていてもそれが「点」にならない。このストレスは相変わらずだなぁと感じたねぇ。一人一人の力というのはアタクシはカープの選手はあると思うんだけど、それが「結果」にならない。投手陣の結果は「0」を重ねることならば、野手陣に求められるのはいかにスコアボードに点を刻むか??ここなんだと思う。3連覇後のカープの野手の課題はまさにここ。ランナー貯めて長打が出ないというのが一番の原因なんだろうと思う。だからアタクシは長打の打てる選手の補強はずっと言ってきた。長打と言えばやはり「助っ人」が手っ取り早い。しかし誠也の39本のホームランが抜けると分かっていても助っ人野手の補強は1人だけだった。それでいいのか??と鼻の穴が膨らんだよ。
今季もまだこの段階だけど、ヒット1本の価値がね、低いなぁと感じていた。無死で出塁してもゲッツーや走塁ミス、後続が続かずに「0」を刻む。もちろん毎度そんなうまくいくとは思っていないけど、点の取り方はヘタクソだなぁと思うねぇ。ヒット1本の価値という角度から見るといかに優勝したヤクルトがいかに価値あるヒットを打っているかがよくわかるデータがある。ヤクルトは昨季の得点625点に対し打ったヒットは1196本。カープは557点に対し1265本のヒットを打っている。これだけでも一目瞭然だよな。単純にヒット数を得点で割るとヤクルトは1.91本。1点取るのにヒット2本もいらない計算になる。この数字の裏には四球獲得の多さだったり、ホームラン、長打が絡んで点を取っているということだよな。カープは2.27本でダントツ最下位の中日の次に効率が悪い。よくチャンスであと1本が…って聞くし、もっと足を絡めてという声もある。でも一番手っ取り早いのは長打。カープが優勝を目指すにはここを補強しなきゃいかん。このブログを読んでいただいているカープファン同志の皆様もアタクシがずっとコレを訴えてきたことはよくご存じでしょう。

末包が度肝を抜く豪快な1発!!そうそう、これがカープに必要なピース

いきなり重い話題から入っちまったけどな、昨日のオープン戦で末包が推定130メートル弾。この一撃はスゴかったよな。打った瞬間、ボールがどこへ行ったのかもわからんような、まるで助っ人が打ったような豪快なホームランだった。
インコースの球を上手にひじを畳んでね、あの打ち方しかスタンドに持っていけない。そんな打ち方だった。そんなに力いっぱい振った印象もない。あれ、おいしい球が来た!!と力が入ると右肩が下がったり、体が開き気味で打つと打球が上がらなかったり、ファールになっちまう。そんな球を末包はしっかりカベを作ってポイントに球が来たら、それを軽く振りぬく打ち方だった。それでもあそこまで飛ばすわけだから、天性のアーチストの素質は持っているんだろうねぇ。
この時期の沖縄は風も強い。打者も守備もこの風に悩まさせる。そんな風の力も気にせずにあそこまで飛ばせる。素晴らしいよな。

1発はゲームの流れ、チームに勢いをもたらす大事な要素

試合展開から見ても非常に効果的な一発だったように思う。0-0でゲーム中盤。先制点が非常に大事になってくる。これまで両軍先発を打ちあぐねての0-0だから、点を取るのに苦労してる展開だよな。
このイニングは2死から宇草がヒット。これもレフトフライが風に押し戻されてポテンと落ちた。決して無風だったわけではない。そして末包が豪快に放り込んで2点先制。巨人の戸田投手側から見れば、2死からの2失点は「やっちゃいけない」ことになる。相手に与えるダメージも大きい。これを一振りで実現できるというのは本当に大きな武器なんだよな。この1発でどちらに転ぶか迷っていた勝負の流れがカープに来た。まぁ本当ならこれをきっかけに打線が爆発してとなれば一番いいけどな、この1発が勝利につながったのは言うまでもない。やはり1発というのはゲームの流れや主導権を握るうえで本当に大事な要素だよな。
昨シーズン、カープは後半に猛烈な勢いで借金を減らした。その要因は何といっても誠也の6試合だったかな??連続ホームランを打ったり一発を量産していた時期と重なる。そういう意味でも4番の一発というは勝利するために必要な要素だよな。

末包、林、マクブルームで誠也の1.5倍は打ってほしい

カープの長打力不足の原因というのはこれまでも書いてきているけど、カープ球団の怠慢以外の何物でもない。3連覇時代からエルドレッドが抜け、丸が抜け、バティスタが抜けとこれだけのホームランは80本くらい減った。点の取り方の効率の悪さはここが抜けても補強をしてこなかったから。最終的にはそれを誠也一人に押し付けてきた格好になった。その押し付けてきた誠也が抜けることになりようやくカープ球団も重い腰を上げた。アタクシは全く納得していないけど、マクブルームを補強、ドラフトでも異例の右の社会人外野手を二人獲得した。その一人が末包なんだけど、まだまだ未知数の部分は多いよな。
昨季は阪神の佐藤輝が開幕から一発を量産するも後半はスタメンから外れるようになった。個人的には今季、昨季より一発が少ないともともとホームランの出づらい甲子園を本拠地にしている阪神は相当苦しいかなぁとみているし、佐藤輝の今後のホームランバッターとしての道も見えてくるように思っている。末包だって開幕してからもプロの壁にぶち当たるだろうねぇ。ただ、あのインコースを打てるとなると各チーム攻略は難しいかもしれん。
どちらにしても誠也が抜ける可能性が非常に高いし、いないものとして考えなきゃいかん。末包には当然その穴を埋めてほしいけど、いきなり39本を求めるのは酷だろう。そうなるとこの39本を何とかみんなでカバーしなきゃいかんと思う。小園だってもっと長打を打ってほしいよな。それと昨季10本塁打を打った林にも期待がかかる。マクブルームは昨季のクロンのような大型扇風機の可能性は捨てきれないけど、こちらにも期待がかかるよな。末包を含めてマクブルーム、林で誠也の1.5倍くらいの一発を打てるようならこれはこれで相手から見れば怖いだろうねぇ。3人で60本。出っ張り引っ込みはあっても総合力でこのくらい打てればいいよな。相手からすれば、どこからでも1発が出る打線という印象になる。3連覇時代に近づくように思うねぇ。

実現なるか!?球団初のルーキー開幕4番

マスコミではすでに球団初のルーキー開幕4番に期待をかける記事がチラホラみられる。まぁ今のカープには4番はコイツというのがない。前回も書いたけど日替わり4番でもいいのでは??という声が出るくらいだから、いい意味で4番は誰でもいいのだろう(笑)。と、なれば末包にはぜひそれを狙ってほしいよな。本人も結果が積み重ねられればそういう形になることへの意識は持っているようだねぇ。「自分に求められているのは長打」と理解しているのもいいと思う。ならばそれを追求して球界を代表するアーチストになってほしいよな。シーズン中打てない時もあるだろう。長打を狙えば三振も増えてこよう。マツダスタジアムのヤジも心に突き刺さってくるだろう。そうなると結果を求めるあまりに小手先の打撃になってしまう選手はたくさんいる。末包にはそうなってほしくないよな。自分に求められているものを追求していけばいいのよ。まぁ社会人の経験があるから世間というものもある程度分かっていると思うし、その中でやっていかなきゃいけないというのも重々承知だろう。あまり心配してはいないけどな、これから始まるプロ野球人生、初志貫徹でカープを代表するスラッガーになってほしいよな。「大空へ向かって打とう!!」尊敬する鈴木誠也の言葉を忘れずにこれからもたくさんのホームランを見せてほしいよな。

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