4時間44分の死闘は決着つかず…中継ぎ陣は踏ん張ったけど、最後は全員野球で行きたかった??苦手ヤクルトに爪痕は残せたかな??

4時間44分の死闘は決着つかず…中継ぎ陣は踏ん張ったけど、最後は全員野球で行きたかった??苦手ヤクルトに爪痕は残せたかな??

 「広島5-5ヤクルト」(15日、マツダスタジアム) 最後は代打・中村奨が三飛に倒れ、今季2度目の引き分け。広島・佐々岡監督は「リリーフが本当によく踏ん張ってくれた。プレッシャーがある中でよく投げてくれた」と先発アンダーソンのあと、無失点に抑えたリリーフ陣をたたえた。

情報源: 広島 救援陣0封 塹江から7人奮闘でドロー 佐々岡監督「踏ん張ってくれた」
普通日曜日なら妻と外出して、野球観戦とはいかないんだけど、昨日は妻がコロナワクチン3回目の副反応でダウン。おかげで??4時間44分の死闘を十分堪能できた。まぁこれで勝てばよかったけど、結果はドロー。相手のヤクルトは首位をキープできたし、負けなくてよかったといったところだろう。対するカープにとってこのドローはね、様々な収穫もあったし、采配に疑問も残った。ただね、これまでヤクルトに対してやられていたわけだけど、「そうはいかんよ」という気概を見せてくれたように感じたねぇ。佐々岡監督同様に「勝ちたかった」という気持ちね、これは我々カープファンも同じ。この「勝ちたい」という言葉が佐々岡監督から出たというのがね、アタクシは案外チームを一つにするような気がしている。まぁ8割がた願望だけどな(笑)。

アンダーソン、真っすぐを狙い撃ちされる

先発はアンダーソンとベテランの石川。なんでも石川がカープに長らく勝っていないようだねぇ??ヤクルト黄金期はからっきし打てなかった印象がある。なんとしてでもカープに一泡吹かせたい。そんなマウンドだったろうねぇ。
アンダーソンは前回の初登板でその剛腕ぶりを披露した。ヤクルト打線はその真っすぐに照準を合わせて初回から襲い掛かった。いきなり村上に一発打たれて苦しいマウンドだったよな。この日のアンダーソンは前回の巨人戦とは全く違う投手になっていた。真っすぐに力がなかったよな。キレ、スピード、そしてコントロールね、すべてにおいて前回に比べると2段階くらい低くなっていたように思う。真っすぐ狙いのヤクルト打線と完全に波長が合ってしまった。そんな印象だよな。
巨人打線を抑え込んだ高めの真っすぐに比べると力もなかったし、高さも中途半端。これでは長打を打たれてしまうよな。この異変にバッテリーを組んだ磯村が即反応した。2回以降はカーブやチェンジアップ、スライダーを駆使しして真っすぐは見せ球にした。これによってヤクルト打線が的を絞れなくなったよな。
それでもやはり投球の基本は真っすぐ。これが来ていないとやはり中盤につかまるよな。逆転に成功した直後の6回表、不運な打球が続いてピンチを作った。ここでセーフティスクイズを決められた。まぁね、この辺はヤクルトが上手いなぁと。アンダーソンはキャンプに参加していないし、現状とりあえず投げること優先で調整してきた。アメリカでもセーフティスクイズといった戦術はとってこないだろうから、こうした「守備」の部分に関しては明らかに弱点になっているよな。この辺はさすが故ノムさんの弟子というかね、野球を知っているよな。相手の触れられるとイヤな部分をしっかり突いてくる。さすがだよな。アンダーソンもこの作戦で頭に血が上った(笑)。完全に間に合わないのにホームに送球。ここで落ち着いて打者をアウトにしておけば、逆転されるまでは行かなかったように思うねぇ。ヤクルトベンチはさすがといったところだろう。アンダーソンもこの辺の日本の野球ね、まだまだ勉強していかなきゃいかんだろうねぇ。

中村健がうれしいプロ初HR

話は前後してしまうけど、2点先制された5回裏。中村健にうれしいプロ初ホームランが出た。これで中村健もプロ野球選手になった実感がわいたんじゃないかねぇ??2点差でね、これまで完全にカープ打線は石川の術中にハマってしまっていた。この回は小園がボッテボテのセカンドゴロを内野安打にした。アンダーソンもそうだけど、完全に打ち取った打球がヒットになるってのはイヤなもんなんだよな。カープとしてはこのゲーム初めて訪れたチャンス。モノにしたいよな。
小園が1塁ランナーとして「何かやるよ」というムードを出してくれた。中村健も粘ってフルカウント。ノーアウトだけど、フルカウントなら小園はスタートを早めに切れる。石川はシンカーを投げて内野ゴロを打たせる算段だったろうけど、これが外の高めに。中村健はこの球をしっかり引き付けてはじき返した。小園がスタートを切っているからセカンドがベースカバーに入る。そこにおあつらえ向きに外の球が来た。中村健もしっかり自分の形で打てたと思う。鋭いライナー性の打球そのままライトスタンドに突き刺さった。うれしいプロ初アーチだよな。
まだまだ中村健もプロの投手に合う投手と合わない投手がはっきりしている部分はある。だからインコースの直球にはまだ差し込まれているし、石山には完全に外の出し入れと緩急に翻弄されていた。ただ、色々考えながらプレーしているのはよくわかる。どんどん情報がインプットされていけば、もっと勝負強さを発揮しそうだよな。これからが楽しみな選手だよな。

松っちゃんが大好きなインローを仕留める同点打

6回の3点で2点差をつけられてね、今季も前季もここからヤクルト中継ぎ陣に抑え込まれてそのまま終わるパターンね、前日のゲームそうだったし、ひっくり返されてからの反発力ね、これがヤクルトと中日相手だと弱いのが今季負け越している要因だろうねぇ。しかしこの日のカープは違った。ひっくり返された直後も石山を攻めて代打・松山が同点タイムリー。すごい打球だったよな。あっという間に1塁線を抜けていった。まぁあれは石山のコントロールミスだろうねぇ。なんせ松山が大好きなインコース低めの真っすぐ。ここは松ちゃんのツボなんだよな。あれが落ち来る球ならすくいあげてスタンドに放り込める。ベテランになった松山にとって唯一のホームランが打てるコースに投げちまった。それはヤクルトベンチも知っている情報だろうしな、それを仕留めた松っちゃんも大したものだよ。ここの所、代打での出場になっちまっているけど、改めて存在感を示すことができたよな。

矢崎課長も薮田も頑張った!!中継ぎ陣が奮起!!

両チームとも先発が中盤で捕まり交代。ここからは「継投」勝負になる。こうなると残念ながらヤクルトに分がある。なんといってもリーグNo.1の中継ぎ防御率を誇っているし、逆にカープの中継ぎはワースト。勝負になるかといえば、お先真っ暗なムードだよな。ところがここからカープ中継ぎ陣が踏ん張ってくれた。これはね、自信にしてほしいよな。本来であればカープはホームゲームだから勝ちパの投手をつぎ込んでという継投策に出る。アンダーソンの火消を塹江が担い、7回のマウンドにはなんと矢崎課長。ちょっとびっくりしたよな。矢崎課長もかなり緊張していたように思うし、いつも通り四球でランナーを貯めちまった(笑)助かったのはヤクルトベンチがコントロールに苦しむ矢崎に対して四球で出たランナーを送りバントでアウトを一つくれた。矢崎課長を良く知るカープファンとしてはここでアウト一つくれたのは大きかったように思うねぇ。その後はケムナ、栗林とつないだ。この辺で勝負をつけたかったのがカープサイドの本音だよな。
しかし両チームともあと1本が出ず延長戦へ。こうなるとカープはますます不利な状況に追い込まれてしまう。11回裏には薮田が登板した。薮田ね、非常にテンポがよくなったように思う。ポポーンと2死を取った後荒木に四球。ん~ここなんだよな(笑)。ランナーを出すとこれまでのテンポが失われ、「いつもの薮田」に戻った。続く太田にヒットを打たれてその後盗塁を許して2死2,3塁。ヒット一本で2点入り、とどめを刺されそうな展開だったよな。続く打者は山崎。ボール先行になった。これを歩かせると次は山田。もう生きた心地しねぇよな。フルカウントからの6球目。明らかにボールだと思ったけどな、山崎が手を出してくれた。投ゴロで切り抜けた。よく踏ん張ったよな。本来であれば、役回りとしては出番がない場面だったろう。アンダーソンが予想よりも早く降りたから出番が来たよな。リリーフはランナー出そうがとにかく0で抑えれば合格。矢崎も薮田も自ら作ったピンチに折れずによく頑張ったよな。

広輔がチャンスで3三振…

このゲームを見るとカープ打線はどこからでもチャンスが作れるようになったと感じるねぇ。龍馬は今日は散々だったけどマクブルームもチャンスメイクできるようになっているし、日に日に点が線になりつつあるよな。ただ、この出来上がった線を誰かが点に結び付けなければならない。この役割を担う選手がいかに出てくるかが得点にかかわってくる。このゲームの後半は何度もサヨナラのチャンスはあったけど、最後に返す役割がどうしても広輔になってしまった。このチャンスに広輔は「3三振」という何も生まない結果が続いてしまった。ここがポイントだったように思うねぇ。
最初はサヨナラの場面ではないけど、8回裏。1死から坂倉のツーベース、小園がショートライナー。中村健が申告敬遠で2死1,2塁の場面で広輔。この場面というかね、リリーフ投手というのは三振を取りに行くのが本能というか、三振を取る能力があるから中継ぎ、勝ちパターンに入ってくる。当然、この場面も勝ち越しがかかっているから一番いいのは三振で切り抜けることなんだよな。そうなるとストライクゾーンで三振を取るのも手としてはあるんだけど、いかにボール球を振らせるか??も三振を取るコツというか、方法なんだよな。解説の野村謙二郎さんも広輔はボール球に手を出す傾向があるといっていたし、このイニングの投手は田口。最後は左打者の外角低めからボールになるスライダーね、これで打ち取るために餌をまくような配球だった。まぁこれに広輔はまんまと引っかかってしまったよな。
次のチャンスは10回裏。2死満塁で広輔にまわってきた。投手は直前に助っ人のコールに変わっていた。この場面で出てくるコールの心境を考えだけでこちらまで心臓バクバクだよな。やはり立ち上がりはボール先行になった。この時点でひょっとしたら広輔は「押し出しで行ける」と心が動いていたのかもしれない。3球目の外高めの球を悠々と見逃した。ところが判定は「ストライク」。ここで広輔の心が揺れ動いたように見えたねぇ。押し出し狙いがやはり打たなきゃいかんかとなると打席に入った時の緊張感が追い詰められた感じになったのかもしれん。続く4球目はど真ん中のカットボール。これを広輔は仕留められなかった。こうなるともう焦りしかない。それを見透かしたヤクルトバッテリーはあえてボール球を要求。判定が微妙だった外角高めのコースをあえて「ボール球」で誘ってみた。するとなんと広輔がそれが食いついてきてしまって空振り三振。このたった5球の攻防だけど、広輔の心理がコロコロと変わっていったのが手に取るように分かった。広輔もかなり悔しかっただろうねぇ。

最後は全部選手を使い果たしてもよかったのでは??

昔の人はうまいことを言うよな。「2度あることは3度ある」、「3度目の正直」とね。その言葉通り延長12回裏にまたもやサヨナラのチャンスに広輔にまわってきた。もう12回だからカープの「負け」はなくなったし、その後の守備のことも考えずにすむ。1死1,2塁のチャンス。8番に広輔、9番にターリーだからここは代打。できれば広輔の打順で決めたいよな。ただ、アタクシは広輔に代打だろうと思っていた。すでにチャンスを2度つぶしているし、その内容があまりよくない。もう3度目の正直だけど、広輔の心理状態を考えるとおそらくだけど、なんでも手を出してしまうような気がしていた。ベンチに残っていたのは末包と中村奨。アタクシは末包で行ってもよかったように思うねぇ。仮に末包だとゲッツーがある。このゲッツー回避を考えて広輔を送ったのかもしれん。いやいや、そんなマイナス思考じゃダメだろう。ベンチは果敢に攻めていってほしかったように思うねぇ。もうこの打席の広輔は完全にマクガフのペースに初球からハマってしまったように思う。もうマクガフのカットボールや落ちる球、なんだろう?スプリット系の球ね、これみんなワンバウンドしそうなボール球にもかかわらず全部バットが出てしまう。落ち着いていなかったよな。最後はこの打席で初めてきた真っすぐを振り遅れるような空振り三振。1死だからな、せめてランナーを動かす仕事はしてほしかったよな。

正直、ここまで中継ぎ陣が頑張った。何度も何度もお互いチャンスを逃したけど、その裏返しとして両チームの中継ぎが踏ん張ったともいえる。佐々岡監督が「勝ちたかった」と言うように、このゲームは何としてでも勝ちたかった。しかし結果はドロー。ドローでもね、アタクシは最後に「やり尽くした」という気持ちが残れば勝ちに等しいと思う。でも、この広輔の打席だけは「やり残した」ように思うし、それがどうも引っかかるんだよな。これまでチャンスをつぶしてきた広輔に賭けるのはかっこいいかもしれん。男気なのかもしれん。いやいや監督はそれじゃぁダメよ。ここでハッタリでもいいから末包のような体のデカイ選手の方が何かの可能性を感じる。満塁ホームランを打ったルーキー。これが打てば波にも乗れる。アタクシならこの日の広輔よりも若い力に賭けるねぇ。まぁ色々相性とかこちらで分からんこともあるのだろうけどね、どうせなら広輔の所で末包、最後は中村奨で選手を使い果たしてね、やり切った感でドローで終わるのもよかったように思うねぇ。カープファン同志の皆さんはどうでしょうかねぇ??

それでも苦手ヤクルト相手に爪痕は残せたのでは??

このドロー、ヤクルトサイドにしてみれば、首位を守ったし、首位攻防で一つも負けなかった。よかったんだろうと思う。ただね、昨季もカープに大きく勝ち越しているわけだけど、高津監督からしてみるとこれまでのカープとは違ってきている。そんな風に感じさせるゲーム内容だったように思うねぇ。若い中村健が一発、主力の菊池のタイムリー、そしてベテラン松山のタイムリーと若手からベテランまで一丸となってチームとして成長している印象を持ったように思う。それと、ズルズルと崩れていく中継ぎね、これも踏ん張った。苦手、昨季の日本一のチーム、そして今季も首位のヤクルトに食い下がったゲームがようやくできるようになった。アタクシは案外このゲームを境にカープはヤクルトといいゲームをするように思う。このカードの初戦だって、傍から見ると「首位攻防戦」にふさわしいいいゲームだった。なんとなくだけど、アタクシはこのカードの2試合でね、ヤクルトに「カープは侮れない」という爪痕を残せた。そんな気がするねぇ。そして何よりも佐々岡監督の「勝ちかった」という言葉ね、これを選手たちがどう感じるか??化学反応が起こりそうな気がするねぇ。明日から巨人、中日と6連戦やって交流戦。いい形で入っていきたいよな。

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