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新井カープ天の助け??もあって初勝利!!これでようやく「開幕」。デビッドソンの対応力に注目!!

Mageちゃんの「熱視線」
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 「広島3-0阪神」(6日、マツダスタジアム) 開幕4連敗中だった広島が、六回途中降雨コールドで待望の今季初勝利を挙げた。新井貴浩監督(46)はうれしい監督初白星。初回に秋山翔吾外野手(34)が先制適時打、四回はマット・デビッドソン内野手(32)が2号2ランを放った。開幕からの連敗を止め、マツダスタジアム通算500勝も達成。“メモリアル星”を契機にここから巻き返す。

情報源: 広島・新井監督 初勝利&マツダ500勝!本拠地でWメモリアル 開幕5戦目、雨中の歓喜に「ホッとしました」

昨日の東京はまさに「春の嵐」。雨こそ降らんかったけど、ものすごい風でね、少なからず残っていた桜の花びらも一気に吹き飛んでしまった。やはり桜が散っていく風景というのはまさに「もののあわれ」。日本的な風景の一つだよな。子供たちも新学期で新しいクラスメイトの話や担任の先生の話で盛り上がっていた。これも春の風景だよな。季節が進んでいくのがよくわかる。

進んだといえば、開幕5試合目にしてようやく新井カープが出港した。広島も昨日は春の嵐のように雨が乱れ振っている中でのゲーム。両チームとも非常に難しい戦いだったろうけど、初勝利に向けて一丸となったカープが降雨コールドながらも勝ちをもぎ取った。新井監督もホッと一息だろう。ようやく一歩踏み出せたよな。

曾澤がスタメンマスク・タナキク二遊間復活

個人的にはこのカード頭からメンバーを変えてくると予想していたけど、初戦は開幕カードと同じメンバーがスタメンだっただけに、SNSでも「大丈夫か??」という声が上がっていた。小園以外はヒットが出たのでこの辺でといった感じでこのゲームでは曾澤がスタメンマスク、不調の小園に代わって広輔がショートに入った。久々の「タナキク」だよな。

今季は坂倉がマスクをずっとかぶっていたけど、久々の曾澤を見ているとやはり「違い」が判る。キャッチング一つにしても投手との「間」というかね、投げ急ぎそうになると一息入れたりするあたりはやはり「経験」を感じる。あとで書くけど、遠藤の荒れ球を上手に使って阪神打線に的を絞らせなかったのもさすがと感じた。恐らく坂倉もベンチから曾澤のリードをずっと見ていたことだろう。ベンチから野球を見るのも勉強。今日からまたスタメンだろうけど、この日の休みが体も頭もいい休養になるといいよな。

広輔のスタメンはずっと新井監督の頭の中に入っていたようだねぇ?確かに打撃の状態は近年では一番よさそうだ。なんでも「引っ張り」を意識しているようで、広輔自身も引っ張りは自分の持ち味でもあるし、短所でもあると言っていた。近年の打撃不振はもちろん体調面もあるだろうけど、自身の打撃の短所ばかり気にしていたのかもしれん。その辺が吹っ切れてからよくなったような気もしている。まだまだ老け込む歳じゃないしな、小園にとってまだまだ「越えなければならない壁」として存在感を示して欲しいよな。

二人ともヒットは出なかったけど、十分新井監督初勝利には貢献できただろう。ベテランの力もやはり必要だよな。

秋山は絶好調!!先制タイムリー!!

打線は開幕から湿りがちだけど、秋山だけは絶好調だよな。この日も先制のタイムリーヒット。あわやホームランかという野間の長打をきっかけに野間と秋山の二人で先制劇を演じてくれた。やはり頼りになるよな。

2打席目は逆方向へ強い打球のヒット。この打撃に秋山の好調さがうかがえたように思うねぇ。普通、左打者の逆方向へのヒットというのは「運ぶ」「合わせる」といった打撃が目立つんだけど、この日の秋山は逆方向に強い打球を打とうという意識とスイングがうかがえる。言い方を変えるとすれば「迷いがない」といった方がピンとくるかもしれん。

昨季は体調面もそうだけど、途中加入、それも初めてのセ・リーグということで初見の投手との対戦が多かったと思う。当然、秋山の中にも「迷い」はあったように思うねぇ。

今季はキャンプは初日から参加したし、オープン戦もこなした。万全の準備を整えての開幕ということで自分の力に自信をもって入ってきているように思う。だから迷いがない。本人は向いていないという3番という役割を全うしようと集中できているよな。個人的には1番の方が面白いとは思うけど、こうして先制打を打つのをみると3番もいいかなぁと思う。セ・リーグでも首位打者・最多安打の期待も膨らむ出だしでこれからが楽しみだよな。

遠藤を助ける一発にデビッドソンの「対応力」を見た

試合開始時は出かけていて帰ってきたのが18時15分ごろ。我が家に1台しかないTVは子供たちのチェーンソーマンでふさがっていた。仕方なく「終わったら教えて」と2階で雑用をしていると下の坊主が「パパ!カープ勝ってるよ!」と教えてくれた。スコアを見ると1-0。ここでアタクシは息子に諭した。「いいかい、1-0というスコアでは今のカープの場合勝ってるとは言わんのよ。3-0くらいでようやく勝っている気持ちになる。1-0じゃ逆転されるのが時間の問題だから勝ってるといわんのよ。」と(笑)。ま、あながち言っていることは間違っていないと理解していただけるカープファン同志も多いか思うけど、それじゃぁ困るんだよな(笑)。坊主も「わかった」と納得していたけど。

話を戻そう。まぁそれでも開幕してから勝利がないカープサイドから見れば、やはり1点リードでは心もとない。それとこの天気を考えれば、序盤でなるべくリードを広げて先発の遠藤を援護したいというのは当然あっただろう。そこで非常にいいタイミングで飛び出したのが新助っ人・デビッドソンのツーランだよな。この1発で初勝利をグイっと引き寄せた。カープベンチも盛り上がったことだろう。

打った球はスライダー。完全にタイミングが外れたかと思いきや、デビッドソンはグっと踏みとどまってアジャストしてきた。それをスタンドまで運ぶんだから、凄いパワーだよな。もちろんバットに当たったポイントもしっかり前で打てているからあそこまで飛んだのだろう。

確かに足を高く上げて打つフォームというのはタイミングを外されやすいんだけど、そういう打者ならメジャーで20本以上を続けて打てるわけがない。それなりの引き出しを持ち対応できるからこそ、数字を残せるわけで、この一発はその片鱗を見せられたといった感じだよな。この打撃ができるということは日本の野球にも対応できそうで期待が膨らむよな、

守備ではメジャーでもあまり経験しないバントシフトも無難にこなしていた。こういったデビッドソンの「対応力」をみると今後が楽しみでしかない。頑張ってほしいよな。

遠藤 スライド登板も何のその5回完封も課題を残す

先発は遠藤。本来なら先発6番手にはアンダーソンが控えていたけど、オープン戦の最後の登板はボコボコにやられていて当初から不安視する声はあった。それならと新井監督もオープン戦で好投を続けてきた遠藤のスライド登板を決断したことだろう。

スライド登板の影響かはわからんけど、遠藤の投球も決して褒められるものではなかった。5イニングの内、先頭を出したのが3イニング。それも全部四死球が絡んでとなるんで、大怪我しても仕方ない内容だったと思うねぇ。ただ、真っすぐに力があったので曾澤もそれをうまく利用してカウントを稼いで勝負球は変化球を多投。これで阪神の各打者のタイミングを上手に外していたように思う。それと遠藤の悪い癖といえばすぐにカリカリして自滅するところだよな。この日の投球内容を見ても結構「カリッとポイント」はあったように思うけど、それぞれのピンチを冷静に切り抜けた印象を持った。この辺に成長を感じたねぇ。

遠藤といえば言わずと知れた「佐々岡チルドレン」だよな。入団時は2軍の投手コーチ。遠藤が1軍に上がるようになってからは1軍投手コーチ、監督とある意味ずっと佐々岡監督に面倒を見てもらった。その佐々岡監督が退団し、初めての「佐々岡ロス」となったわけだけど、なんのなんの精神面での成長を見せてくれた。佐々岡さんも目を細めていることだろう。新井監督も遠藤に期待しているようだし、頑張ってほしいよな。

新井カープがようやく第1歩を踏み出した!!大胆な選手起用で旋風を!

正直言って開幕カードがセ・リーグの覇者ヤクルトでよかったさえと思っている。新井監督誕生で沸くカープファンにも、そして選手たちにも本当の今のカープの力というかね、現実を開幕から直視することができたように思う。開幕前の解説者の予想では圧倒的にカープ最下位予想が目立った。やはりそうかと感じたカープファン同志も多かったことだろう。いいんだよ、そこからスタートすればいいのよ。昨季の今頃は開幕から6連勝で少し「勘違い」してしまった側面は否めない。まぁ交流戦でコテンパンにやられてカープの本当の実力を突き付けられたわけだけど、今季はこれを開幕からぶつけられたことは新井カープのためによかったと思っている。

今季は連覇中のヤクルト、そして優勝候補と言われている阪神といきなりぶつかった。新井カープが勝つのは厳しいかなぁと思っていた。その中での1勝、そして新井カープの第1歩を踏み出せたというのは自信になるというよりは、チームが一つになるきっかけになると思っている。降雨コールドだろう勝ちは勝ち。ようやくみんなでつかんだ勝ち。この「勝ち」の意味、重みは難産であったからこそ噛みしめることができるだろう。アタクシはいい一歩を踏み出せたのではないか??そう思っている。

まぁ1勝したからと言ってカープの下馬評が覆るとは思っていない、ただ開幕からメンバーを変えて勝利を手にしたことはこれからみんなで戦っていくぞといういい前例を作れたように思うし、これが自分たちの勝ち方という実感できたのは大きいと思う。だからこそ新井監督には大胆な選手起用で道を切り開いていってほしいよな。キモは交流戦でここを全員で勝ち抜いてセ・リーグに戻ってくれば、見違えるチームになっているだろうとアタクシは勝手にシナリオを描いている(笑)。今季に関して言えば、上位に食い込み優勝争いするにはこの流れしか思いつかない(笑)。だから新井カープの初勝利は難産であればあるほどいいとさえ思っていた。みんなで勝ち取る1勝の重みね、これを忘れず、下馬評におびえることなく、ノビノビとした野球を見せてほしい。それがアタクシは新井監督の野球だと思う。さぁ、今日から巨人戦だよな。大瀬良にはビシッと抑えてもらっていいゲームをしてほしいよな。

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