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5点差追いつくも4連勝を逃す。ベンチの継投策も問題だけど、もっと問題なのは…!?

Mageちゃんが斬る!
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 「ヤクルト9-5広島」(6日、神宮球場) 広島が今季初の4連勝を逃した。

情報源: 広島が今季初の4連勝逃す 5点差追い付く粘りも、5番手薮田が誤算

神宮球場ってのもハマスタ同様、昔から何が起こるかわからん球場。ジョンソンは相変わらずの乱調で試合序盤で5点失うも中盤で同点に追いついた。本来ならイケイケのはずが追いついたとたん突き放された。取れそうな試合を落としたことで落胆した同志も多いだろうねぇ。

ただ、ある意味この敗戦は必然なところが多く、スコア的には一度追いついたけどすでに序盤で負け試合だった。個人的には敗戦投手は薮田についたけど、本当の敗戦投手はジョンソンだよな。今日はその辺、ツツこうと思うよ。

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ジョンソンに石原を組ませろ!説には反対。その理由は?

このゲームでもジョンソンの内容は「相変わらず」といった感じだねぇ。とにかく初球からストライクが取れない。取れると打者は打ち取るけど、取れないと四球やヒットを打たれる。リズムも悪いしフルカウントが多かったよな。

打者を打ち取るうえで基本は「ストライク先行」なのよ。それができない時点で勝利投手になんかはなれない。そして球に力がない。正直、この調子なら捕手が誰でも結果は同じだろうねぇ。

SNSを見てみると石原をあげてジョンソンと組ませ、それでダメなら本当にジョンソンはダメ。というのを目にする。

確かにジョンソンと石原は「黄金バッテリー」だったよな。ジョンソンがアメリカでプレーするなら連れていきたいというくらい。でも石原はかなりの大ベテラン。開幕はベンチ入りしたけど、その後はファームに行った。当然坂倉や磯村、中村奨と次世代を担う捕手に経験を積ませるため、そして打撃強化のために現布陣を取っている。これは「チームの方針」だよな。

ジョンソン一人の為にそのチーム方針を崩していいのか?あまりにも短絡的なように思う。まぁファンなんてそんなもんと言えばそれまでだけどな。

ジョンソンはもう35歳。日本に来て5,6年経つ。いつまでもわがまま言っていられるキャリアじゃないよな。自身はそれをよく理解しているとは思う。本当に會澤がイヤならそれはプロとしてコーチなり、監督なりに言うべきだと思う。投手陣では一番の年長者なんだから。

それを言わないということはジョンソンなりに會澤とバッテリーを組むことには納得しているのよ。

ただ、傍から見ていると息が合ってないなぁと感じるかもしれん。でもそれは「打たれているから」で會澤のせいじゃないと思う。明らかにジョンソンがきちんと投げられない。そこに尽きるはずなのに、どうもジョンソンを庇う傾向にカープファンの世論は流れているように思う。

結果を見て、あとはベンチが判断すること。坂倉や磯村と組むのもいいだろう。むしろ若い捕手と組ませることでジョンソンに責任感のようなものが芽生えるかもしれん。ジョンソンが自分からサインを出して組み立てるというのもアリだろう。ジョンソンにそれができるのであればね。石原をあげて組ませるよりも、こっちの方がはるかに「チームの為になる」。ジョンソンの為にカープは野球やっているわけではないからねぇ。

少し早い気もするけど、カープ球団的には「石原は今季限りで来季から指導者」という路線に踏み切ったように思う。個人的には石原の経験をもっと1軍で生かせないだろうか?という未練もあるが、カープのは若くていい捕手が沢山いる。後進に道を譲る。石原も「自分よりもチーム」のことを考えているはず。それを今更、「ジョンソンの為に」1軍に上げるってのは石原自身も納得いかないんじゃないかねぇ?あまりにもジョンソンに気を使いすぎるよ。今季1勝もしていない投手にさ。

追いついてからの薮田投入は一番の悪手

打線は良く粘ってくれた。西川や広輔を下げて、左は松ちゃんだけの「準右打線」を組んだ。このオーダーに関しては異論はない。確かにヤクルト先発の高橋は左投手ながら左打者の方が被打率が悪い。そこをあえてこういったオーダーを組んだのは高橋攻略というよりは9連戦に対応したオーダーといった印象を受けた。チームは連勝中だからできたオーダーだと思うよ。たまたま休ませた選手が左打者が多く、代わりが右打者だったということだろうねぇ。

さて、5-5に追いついて7回裏の大事なマウンドにベンチは薮田を上げた。アタクシのTwitterをご覧の同志の中にはアタクシのこの時のつぶやきを目にした方もいるだろう。個人的にはこういう場面で今の薮田は一番投げさせてはいけない投手だと思う。その理由に関してはこちらの記事塹江、見事な火消しで逆転勝利もどうも引っかかるベンチの采配。でご確認いただければと思う。

まぁ先頭の三塁打は誠也のマズい守備もあった。1点は仕方ない。でも、そのあとの2点は防げただろう。薮田はここで止めるという投球ができない。流れのままズルズルいってしまう。我慢できない投手なんだよな。

三塁打を許した井野に対しても早々に2ストライクと追い込んでから苦労したよな。粘られて三塁打を許した。つまり薮田には追い込んでからの決め球がない。よかった時はフォークなんだろうけど、今の薮田のフォークはどこに飛んでいくのかわからない(笑)。となれば真っすぐのきわどいところという選択になる。いや、それしかないのよ。

會澤のリードに苦言を呈する同志もいるだろう。1点を失ってからはまた外一辺倒になった。これをヤクルト打線に狙い打たれた。アタクシの記憶が確かなら外のやや高めの真っすぐね。ここに来るとわかっていればプロは打つ。

結局こうなったのも薮田にはウィニングショットがないから真っすぐの外しかないのよ。打たれた球はみんな真っすぐ。スピードはあるように見えるけど、球に力が入っていない。外の真っすぐ投げるつもりがみんな真ん中に入って打たれている。こういう投手をなぜ、折角追いついた直後に投げさせるのか?ベンチの起用にアタクシは???だった。

9連戦、塹江の登板過多を考慮の上の薮田投入??

ヤクルト戦の初戦ね、同じ7回で同じ薮田がピンチを作った。ここで塹江にスイッチして見事に火消し。昨日も投げているし、9連戦の最初の3連戦。ここで塹江を投入する手もあったけど、ベンチは我慢したよな。これはこれで悪くないと思う。監督の仕事は選手を守るのもその一つ。ここは何とか薮田に頑張ってほしい。これ自体はどのチームにもある話よ。

昨日の阪神VS巨人戦で原監督は野手の増田をマウンドに送ったそうな。それもこれだけ連戦が続く中で、投手を守る意味であえて禁じ手を使った。その批判は甘んじて受けよう。監督としては必要な要素だよな。だから、昨日の佐々岡監督もここの所続く塹江のイニング跨ぎは「今日は封印」といった選択は悪くないだろう。そしてスコアは同点。勝っているならまだしも同点なら塹江は使わないというのもいいだろう。

塹江はそれだけの価値がある。中継ぎの中ではエース格。ご利用は計画的に。というのは正しいと思う。

佐々岡監督はゲーム展開の読みが甘いような気がする

7回薮田登板の理由はそれ以外にもいろいろあると思う。まぁ一番の元凶はジョンソンの早期降板だけど、やはり佐々岡監督の継投策にも問題があるような気がするんだよな。

ジョンソン降板の後を継いだのがケムナ、その後が保っさんだった。かつては抑え候補だった保さんをここで使った。これが響いたように思う。このゲームに勝つとなれば、最後はフランスワだけど、残りの5イニングをどういう形でつないでいくのか?それを考えた場合に保っさんをここで使うのはある意味「この試合、敗戦濃厚」と佐々岡監督が早合点してしまった。そんな印象もあるんだよな。

打順の巡り合わせもあるんだろうけど、このゲーム「ひっくり返して勝つ」プランも片方で持っているのであれば、そして追いついて延長というプランもあるのであれば、保っさんというカードを出すには2イニングくらい早いように思う。むしろ若いケムナや島内に2イニングを託すくらいでないと計算が立たない。そこを一人1イニングのペースで中継ぎを使ってしまったよな。ただ、そういう細かくつないだことで同点に追いつけたという側面はあると思う。

もし、追いついて保っさんというカードが残っていれば当然あの場面でマウンドに上がっただろうねぇ。そう考えると指揮官のゲーム展開の読みと備えがね、甘いというのも結局は敗因の一つになってしまう。アタクシはそう考えるんだけどねぇ。

ジョンソンのうつろな眼が物語るものとは?

まぁとは言えね、こういう継投に入らざるを得なかったのはやはり先発のジョンソンが不甲斐ないからに他ならない。薮田ではなくジョンソンが本質的な負け投手よ。

フジテレビONEでこの試合を観た。地上波では放送がなかったようだねぇ?この放送を観た方は印象に残っていると思うけど、代打を告げられて降板となったジョンソンの表情が映し出された。とてもうつろな眼をしていた。本当に身内に不幸があったのでは?というなんとも寂しげ表情が印象的だったよな。

さて、ジョンソンはこれからどうするのだろうか?やっぱり石原じゃなきゃダメなのか?そうじゃないだろう。

まずは1球1球丁寧にそして、闘争心を持って投げ込んでほしい。そして捕手を、自身が投げる時にエラーをやらかす野手陣を自分が引っ張っていくという気概を見せて欲しい。それが出せなければ終わりよ。

確かに先発ローテに「ジョンソン」の名前があるのは心強い。でもいつまでも「勝てない」投手をローテに置くことは許されない。自分で這い上がってこなきゃいかん。

會澤としっくりいかないのであれば、回避するのも手だけど、もっとコミュニケーションをとってほしい。石原がいいというのは石原の出すサインがジョンソンが投げたい球と一致するからだろう。気持ちよく投げられるから。でも石原はいない。

ならば會澤ともっとコミュニケーションをとって「俺はこうしたいんだ」「俺はこういう場面でこういう球を投げたい」といった自己のプレゼンも必要なのでは?もちろんそれなりのことはやっているだろう。でもプロは結果が全てよ。今以上それ以上にもっと會澤と考え方の理解を深めないと。

それが無理なら若手に受けてもらって自分でサインを出し、投球の組み立てをやってみろと。まぁ 味方のエラーでカリカリ来ているようなら、そんな組み立てなんてできないと思うよ。ならば、捕手をイライラのもとにするのではなく、自分の味方に引き入れんと。そのくらいの努力はせんといつまでも勝てんよ。

カープが上位に上がるためにはジョンソンがローテで勝ってくれることってのは本当に重要な要素だと思う。そのためにはジョンソン自身が何か踏み出さないといかんと思う。アタクシはジョンソンがそれをやってくれると信じて見守ろうと思うよ。下を向かずに頑張ってほしいよな。

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コメント

  1. かずのすけ より:

    Mageちゃんさん、こんにちは。

    今のところカープのリリーフ陣起用は無駄な肩作りを避けるためか、試合展開による臨機応変な対応重視ではなく、事前想定通りで起用している印象ですね。その割を食ってるのが薮田かと。使うタイミングが?になる場面が多い。もしくは我々に反して薮田を高く評価しているのかもしれないですけど。

    • かずのすけさま。
      確かに6連戦が続きますからね、ベンチとしてはブルペンの疲労を最小限に防ぐための対応として考えているのかもしれませんね。

      薮田が投げる時って結構大事な局面の場面が多いのは偶然?(笑)

      いずれにしても薮田が与えられた場面でしっかり答えを出せば問題なんですけどねぇ。困ったもんですなぁ。

      今日から苦手?のマツダスタジアムです。このカードも勝ち越してとにかく勝率五割に近づきたいですねぇ。

      コメント、ありがとうございました。

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