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延長戦を何とか勝ちきって7連勝!!この3連戦の巨人はカープの「いつか見た姿」

Mageちゃんの「熱視線」
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 広島の松山竜平外野手(35)が、延長10回にサヨナラ打を放ち、引き分けを挟んで7連勝となった。

情報源: 【広島】松山のサヨナラ打で7連勝「最後にサヨナラヒットを打てて本当に最高」

巨人との最後の3連戦。2勝1分で勝ち越した。最後は延長10回、満塁から松ちゃんのサヨナラタイムリー。こういう場面での松ちゃんは頼りになるよな。

これで7連勝。借金が「3」まで減って4位DeNAと0.5ゲーム差まで詰め寄った。Bクラスが確定しているけど、最後の最後まで頑張って少しでも上の順位でフィニッシュしてほしいよな。

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「アツ力」でもぎ取った「アツ」の同点タイムリー

薮田が勝ち投手になるには「6回」をいかに踏ん張るか

この3連戦は初戦の菊池の同点ホームランから、カープが主導権を握りながら進められたような気がする。優勝した巨人相手にこういう3連戦ができるというのは、いいことだと思う。まぁ巨人の状態はあまりよくないけどな。

この日も2回に先制、3回に長野の2試合連続ホームランで加点。決してコントロールのよくない薮田を後押しした。ただ、薮田なだけに、このままでは終わらんと思ったけどな。

その薮田は5回を投げ終えた。これで勝ち投手の権利が手に入った。でも勝ち投手になるには次の6回というのがどの投手も鬼門というかね、ここで捕まる、白星を手放すパターンが多い。

その6回。先頭の吉川にヒットを許した。この時点で薮田も「白星」を守りに行ったように思う。続く坂本は2000安打まであと3本。普段の坂本とは違ってプレッシャーがかかっているだろう。早めに追い込んでおけばボール球でも振ってくれる。そんな状態だったように思う。

ところがこの坂本に対してボール3。これがいかん。無死1塁から歩かせるわけにはいかんよな。となれば「ストライク」を投げるしかない。坂本にとってはこれほどありがたい状況はなかっただろう。おまけに薮田にはタイミングを外す球を持ち合わせていない。真っすぐ系のストライクだけを坂本は狙っておけばいいからねぇ。

まぁそこに本当に坂本にとってはありがたい「ホームランボール」が来た。2000安打を打つ選手。いや、このペースなら3000安打打ったっておかしくない。そんな打者に対してあまりに甘すぎる球。そら、打たれるわな。

薮田は今季久々に白星を手にしたし、今季は何度もチャンスをもらいながらも上手くいかず、シーズン後半になってようやくローテで数試合投げることができた。来季へ向けて希望が持てるシーズンだったと思う。もし、来季も先発でとなれば、やはりこの6回が課題。15勝した年のように「カウントを取れる球」ね、あの時は少しだけ落ちるフォークがよかったけど、そういう球をしっかり磨いてほしいよな。がんばれ、薮田。

これで同点に追いつかれた。

塹江は昨季に戻ってしまったような荒れた投球で勝ち越される

7回のマウンドに上がったのは塹江。久々の登板だよな。塹江の出番を奪ったのは紛れもなく先発陣の踏ん張り。ただ間隔があきすぎたのかもしれん。とにかく荒れていたよな。

それでもトントンとツーアウトをとった。ここでまたもや坂本。この坂本に四球を出してから様子がおかしくなった。

岡本、丸に連続タイムリーを打たれた。それも岡本は1ボール2ストライクから、丸は2ストライクから。追い込んでいたのにもったいないよな。恐らくだけど、これ以上四球を出したくないという心理が働いたのかもしれん。球に力がなかった。この辺は、塹江の来季への課題だろうねぇ。一つは右打者に対してのクロスファイヤーの精度。打者が手が出ないにもかかわらず、ストライクにならない。それともう一つ変化球が欲しい。真っすぐとスライダーのコンビネーションが主体だからな、何かタイミングを外す球が欲しいよな。

今季の塹江は大ブレークした。来季は疲れもあるかもしれん。でも今季の活躍はしっかりと自信にしなきゃいかん。来季、今季以上の数字を出すための課題も見えてきただろう。オフは体を休めつつも来季への準備もしっかりやってほしいよな。

ゲーム終盤はチーム、球場一帯になって巨人に圧力

2点リードした巨人はここで自慢の左腕2枚を繰り出してきた。カープは今季この二人に抑え込まれて反撃の芽を摘まれてきた。苦々しい相手だよな。7回大江には抑え込まれたけど、8回。これまで全く打てなかった高梨がマウンドに上がった。カープファンとしては顔も見たくない投手だよな。

その高梨、正直って前回見た時に比べるとやはり疲れなのか球が来てなかった。広輔に四球を与えたところから明らかにおかしいと感じた。

ランナー一人置いて誠也。この辺からマツダスタジアムが盛り上がってきた。まだまだ満員ということではないけど、スタジアムからの「圧」が高梨に襲い掛かった。

誠也にはストレートの四球。そして龍馬にはなんとデッドボール。さぁ 盛り上がってまいりました!って感じになったよな。ここで高梨にはかなりの「圧」がかかってきた。

続く會澤。カープの「アツ」だよな。気合満々の打席、非常に集中していたように思うけど、力も入っていた(笑)。高梨も圧力を感じたに違いない。そしてマツダスタジアムも歓声はなくても拍手の音がどんどん大きくなってきた。いい感じだよな。

早々に追い込まれてしまった。3球目、恐らくだけど、巨人バッテリーは内野ゴロを打たせてゲッツーで切り抜ける算段でいただろう。その種まきとして、インコースひざ元へ投げ、打者の足を動かせて外の真っすぐか3球目と同じコースでスライダーといったシナリオだっただろう。

その種をまくはずのインコース低めがベースの上に来た。高低としてはボールなんだろうけど、2球目のストレートと同じような軌道で入ってきた。會澤も素直にバットが出た。思いきり振れたよな。

球が低かった分ゴロになった。あら、ゲッツーと思いきや、バックホーム態勢に備えていたサード岡本が前に出ていたのが幸いした。岡本が横っ飛びも届かず2点タイムリー。強振した分打球が速かった。色々な条件がカープにとって吉と出たよな。この辺はアツの気合満々の圧力、3連覇時代に相手チームを悩ましたマツダスタジアムの応援の「圧」で高梨を攻略できた。カープらしい点の取り方だったように思う。

この日の巨人の負け方は今季何度も見たカープの姿に似ている

この3連戦、どうだろう?連覇を果たした巨人の「強さ」というのを感じなかったのはアタクシだけかねぇ?まぁチーム状態は下降気味とは言え、少し野球の質が落ちてきたように思う。それは「失点の仕方」だよな。

この8回の同点も3四死球がきっかけだし、延長10回もベンチの指示で申告敬遠が2つあったとしてもこのイニングも3四球。3つ目の申告敬遠は1,2塁の場面で會澤を嫌ってあえて満塁にした。まぁその後、左の松ちゃんに打たれるというね、ちょっとベンチもチグハグな印象を持った。

まぁこれだけ四球が絡めば0で抑えるのはかなり難しい。巨人投手陣もここに来て打ち込まれる場面が多いし、そのきっかけになる四球が目立つよな。

まぁ巨人の心配なんかしたってしょうがないんだけど、この姿は夏場、投手の低迷に嘆いていたカープの姿に似ている。やはり野球は投手がしっかり勝負して動かしていくことの大切さというかね、あの原監督をもってしてでも四球連発されてはお手上げなんだなぁと、まぁだから野球は面白いんだけどな。

来季へ向けて楽しみが増えてきた7連勝

さて、ここの選手をもう少し見てみよう。まずはケムナがプロ初勝利。よかったよな。こういう記録が残るというのはやはりうれしい。中継ぎ投手ならなおさらだよな。

ケムナも佐々岡チルドレンと言っていいだろう。そして1軍で投げることによって一番成長した中継ぎ投手だろうねぇ。

とにかく真っすぐがえげつない。そして時折混ぜるカーブね、これがいい。しっかり勝利の方程式に入れるようになったよな。将来的には先発なのだろうか?わからんけど、プロ初勝利でまず第一歩だよな。これからも白星を積み重ねられるよう頑張ってほしいよな。

長野も2試合連発でその存在感を示している。ようやく長野らしいプレーをこの夏場から見られるようになった。長野が来てくれて心強いと感じることができるようになった。やはり長野が巨人戦で打ってくれると、なんとなく巨人にダメージを与えているようで、心地いい(笑)。年齢的にも年々厳しくなるけど、来季も1番長野の場面が増えてくるといいよな。

サヨナラヒットを打った松ちゃん。くしくも同期入団、同学年の小窪が現役続行の為、自由契約になった。寂しいよな。その小窪に捧げるサヨナラヒットだったのかねぇ?

松ちゃんも年齢的なことを考えると来季はスタメンの場面が減ることも考えられる。確かに勝負強い打撃は魅力だけど、ホームランということを考えるとやはり物足りなさは否めない。恐らく来季は助っ人とのポジション争いになるだろうねぇ。

そんなことを考えるのも今季が終わりに近づいている証拠。残り3試合。ここに来て7連勝だからな、残り全部勝って10連勝で締めくくりたいよな。今季はうつむくカープファンが多かっただろう。せめて来季へ大きな希望を置き土産にいい形でシーズンを終えて欲しいよな。

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