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足攻&守り勝ってDeNAを3タテ!!勝ち方のバリエーションが増えてきたのはチームの成長の証!!

強いカープがみたい!
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情報源:ニッカンスポーツコム 【広島】足をからめ主導権握る 新井監督「うちらしい全員野球」貯金5「仕切り直して」交流戦へ
<DeNA2-4広島>◇26日◇横浜

広島が足をからめて主導権を握った。1回に野間の本盗などで2点を先制すると、1点リードの8回には代走羽月の二盗で好機をつくり、石原の適時二塁打で加点。守備でも投手陣を支え、DeNAに毎回安打されながら2失点に抑えた

阪神に連敗して乗り込んできた港町・ヨコハマ。連敗の尾を引きずりながら苦しい戦いを強いられるかと思っていたこの3連戦、そんな心配をよそに連日の延長戦を制し、昨日のゲームも足技、好守、そしてリードされても、追い上げられても跳ね返す「強い野球」をカープは見せてくれたように思う。着実にこのチームは進化していっている。それを実感できた3連戦だったよな。

アドゥワ先制されながらも粘りの投球で5勝目

カープの先発はアドゥワ。これまで4勝をあげている。これまでのお立ち台では先制されてしまうことや味方の得点後に失点してしまう投球に反省のコメントを出してきた。
この日は味方が初回に2点を先制。直後、先頭打者・蛯名に一発を食らう。まぁいつものアドゥワといえばアドゥワだよな(笑)。続く桑原にも2ベース。味方の2点先制をあっという間に吐き出してしまうのか??そんな不安もあったけど、ここからアドゥワの真骨頂。クリーンアップを完ぺきに抑え込んだ。
4回に秋山の犠飛で点差を広げた直後にやはり蛯名にタイムリーを打たれて再び1点差に詰め寄られた。それでも守備に助けられたり、要所を締めて6回を投げ切って5勝目。アドゥワらしい内容だったよな。
個人的にアドゥワは本当に先発らしい先発投手だと思っている。長いイニングを投げるうえで必ず来るであろうピンチを何とか切り抜ける。1点あげてもいいじゃないか、ピンチを背負ってもいいじゃないか、チームが勝てばいいという感じでね、点は上げても同点は許さない、走者を出してもホームは踏ませない。そんな投球ができる投手なんだなぁと思うねぇ。本人はそこまで考えていないだろうけど、アタクシの目から見るとアドゥワには「ゆとり」とか「遊び」があるように感じる。ピンチになろうが、点差を詰められようが冷静に周りを見渡せる、気持ちを落ち着かせる「ゆとり」や「遊び」ね、これ、目いっぱいだと周りが見えなくなったり、力が入ったりという投手はよく見かける。今季先発に回ったアドゥワはそれがない。あまり気持ちを表情に出さない、出すとすればへの字口くらいかねぇ??そういった気持の持ち方でピンチでも粘れてしまう。立派なカープのローテーション投手になったよな。

栗林100セーブを日本人最速タイで樹立

6回までアドゥワが投げ切り、前日ベンチを外れた塹江が7回、8回を矢崎が担いしっかり仕事をしてくれた。最後は栗林がバシッと締めてDeNAを3タテ。このセーブで栗林は100セーブ到達。ソフトバンクの馬原さんと並ぶ日本人最短で記録。大したものだよな。
佐々岡前監督がルーキーイヤーに守護神に抜擢。最初は手探りでこの大役をこなしてきた。昨季はWBCの合宿で故障した影響もあった。決して順調ではなかったけど入団4年目、厳密にいえば3シーズンプラス2か月での100セーブは本当に大したものだよな。順調にいけば今季終わったところで120セーブくらい行く。4年で名球会の条件である250セーブの半分近くまで行けることを考えると油の乗った30代前半で達成できそうな勢いだよな。まぁこれからも体調の変化や好不調の波があることだろう。しっかり乗り切って偉業達成してほしいよな。

足攻・ホームスチールで先制!!

ここの所HRで得点できているカープだけど、このゲームの得点は「足」でもぎ取った。初回先頭の秋山が四球→盗塁。3番野間が1,2塁間を抜けるライト前で先制。その後2死1,3塁から野間がホームスチールを決めた。1塁ランナー小園がスタート、2塁送球と同時に3塁ランナー野間がスタート。DeNA内野陣がバタついている間にホームを陥れた。見事な攻撃だったよな。この辺、若いDeNAの二遊間のスキを突いたといっていいだろうねぇ。先制点は盗塁が絡み、2点目は走塁でもぎ取った。点差を広げる4点目も坂倉が四球。代走で出た羽月がしっかりと盗塁を決めて石原のタイムリーで引き離した。この日の得点は結構「足攻」でもぎ取った点が多いよな。HRとはまた違った味わいを新井カープは見せてくれたよな。

カープはこの3連戦、初戦こそなかったものの土曜日のゲームは矢野の3個盗塁もあり5つの盗塁、昨日のゲームも4つ盗塁を決めている。にわかに「走るチーム」に変わってきた。まぁこの辺は繋いでしか点が取れていなかったものの、HRや長打が出るようになって選手やベンチにも「ゆとり」や「遊び」が生まれてきたからだろう。ベンチも選手も気持ちに少しでもゆとりがあれば、周りもよーく見えてくる。DeNAの若い二遊間を見てダブルスチールを仕掛けてきたあたりにそんなムードがうかがえるよな。ここにきてカープの野球が面白くなってきた。そう感じるカープファン同志は多いだろうねぇ。

目に見えないエラーが少ないカープ内野陣

カープの好調の要因の一つとして「守り」ね、これも大きいと思う。守りの良さを示す指標というのはなかなかないんだけど、失策数でいえば巨人や中日と変わらない。まぁ普通なのだろう。でもこれはエラーの数であって、ここからは守備でどれだけ失点を防げたか??というのは導き出せないし、それを数値化するものはオッサンには難しすぎてよくわからん(笑)。
ただ、菊池や矢野の守備で投手を助けている、失点を防いでいるのはカープファンならよく知っているだろう。この日は菊池がお休みで矢野がセカンド、ショート小園、サードに広輔という布陣。ショートからこの日セカンドに回った矢野は送球エラーをやらかしたけど、直後にスーパープレーで取り返した。6回のピンチで桑原の強烈なライナーを広輔が好捕、アドゥワを救った守備があったよな。

それとカープ内野陣は記録に残らないミス、目に見えないエラーというのが非常に少ないと思う。一番わかりやすいのが「ゲッツー」だと思う。ゲッツー崩れというのはエラーは記録されない。けど、ゲッツーを取れるか取れないか、ランナーがなくなる、チェンジになるのと、ランナーを残して次の打者、それもクリーンアップとなれば失点の可能性は広がるよな。カープはこうしたゲッツーをしっかりとれる。打球によっては難しそうなのも菊池と矢野で何とかしてしまう(笑)そういう守備ね、この辺が投手を助けているし、チームにも元気を与えるよな。目立たないけど案外、こういうところが今のカープの強さの要因のような気がしている。

貯金5 2位で交流戦へ

これで貯金が5になった。いよいよ鬼門の交流戦に突入だよな。個人的には交流戦終わっても勝率5割をキープできていれば十分戦えると踏んでいる。そう考えれば7勝11敗くらいでもいいとさえ思っている。ただ、交流戦は本当に何が起こるかわからんよな。緒方監督5年目のシーズンは貯金14をもって交流戦に挑むもそれをすべて使い果たしてしまった。まぁ悪い例をあげればキリはないけど、この辺は新井監督らしさで乗り切ってほしいよな。昨季も勝率5割で切り抜けているし、それほど心配はしていない。
ただ、初戦がオリックス、その後ソフトバンクと続く。この辺の相手をカープはずっと苦手にしているからな、ここを連敗してしまうと、これを取り返すのに相当のパワーが必要。できれば各カード一つ勝てば御の字くらいのつもりでやってくれればいいかなぁと思うねぇ。

ここにきてカープは非常によくやっていると思う。点を取るのに苦しんだけどその分投手力と守備力で失点は12球団で2番目に少ない。ソフトバンクが102失点、カープは106失点。試合数はそれほど変わらないのでパリーグダントツ首位のチームと引けを取っていない。この辺は自信をもってやってほしいよな。
まぁここの所は交流戦直前にコロナ陽性者が出たりとツイていないシーズンもあった。今季も何事もなく交流戦に入ってほしいし、いつも通りのカープの野球で切り抜けてほしいよな。交流戦でも新井カープの成長をどんどん見せてほしいよな。

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